桂川町立桂川小学校
本校では、思考力・判断力・表現力の育成を目指し、全ての教科において授業の基本の進め方を「桂川スタンダード」として統一して授業実践を進めている。理科においては、「授業スタンダード」に基づき、次のような学習を展開している。
①疑問や前時の振り返りをもとに、児童自身が「学習のめあて」をつくる。
②予想や仮説をたて、見通しをもって観察・実験をする。
③予想や仮説と観察・実験結果を比べ、どのようなことがいえるのか考察する。
④ICT機器の活用を通して、考えを交流・比較・関連付けし、考察を再考する。
⑤まとめと振り返りを行い、次時の課題を見つける。
これらの一連の流れが、理科の見方・考え方を働かせ、思考力・判断力・表現力を育成していくと考える。例えば、5年生の「魚のたんじょう」では、メダカの卵の実物を見て、卵の中はどうなっているのかという疑問から、仮説をたてた上で、デジタル顕微鏡を使って卵の成長過程を観察することを通して、生き物の成長の仕組みを学んだ。また、6年生の「電気と私たちのくらし」では、プログラミングソフトを活用し、仮説と実験を繰り返し、試行錯誤を重ねながら、論理的な思考力を身につけた。
学校名 | 桂川町立桂川小学校 |
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テーマ | 理科における思考力・判断力・表現力の育成 ~ICT を活用した「桂川小授業スタンダード」に基づく問題解決型の授業づくり~ |
都道府県 | 福岡県 |
学校ホームページ | http://www.town.keisen.fukuoka.jp/kosodate/school/keisen_es.php |