第11回 理科教育賞 受賞者一覧

選考委員長
長谷部 伸治

日産財団では、理科教育助成において多大な成果をあげ、かつ 成果の波及効果が期待できる研究実践に取組んだ助成校・団体を「理科教育賞」に選定し、その中でも特に優れたものに、「大賞」を授与している。

本年度は、2021.1.12022.12.312年間に助成を受けた2020年度理科教育助成校・団体が提出した中間報告書と成果報告書を選考委員が評価し、5月の選考委員会において、神奈川県15校、福岡県6校、栃木県3校、福島県8校、合計32校の中から、第11回理科教育賞大賞候補として4校を選定した。

そして、2023728日大賞候補4件の成果発表を受けて、1件を理科教育賞大賞に、3件を理科教育賞に選定した。

また、選考委員会が選んだ理科教育賞候補4校を除く助成校の成果は、ポスターセッションで報告された。このポスターセッションにおいて、全助成校教員や関係者のウェブ投票により、『第11回理科教育賞 ポスターセッション賞』を選定した。

 

大賞福岡県 北九州市立湯川小学校

自ら学び、問い続け、変わる自分を楽しむ子どもを育む学習指導

理科教育賞 栃木県 足利市立梁田小学校

理科の見方・考え方を育むICTの活用
~子ども同士をつなぎ高め合える学習指導を基盤に~

理科教育賞 福島県 いわき市立渡辺小学校

自然の事物・現象から見出した問題を主体的に解決し、自然のすばらしさや命の尊さを表現できる子どもの育成

理科教育賞 神奈川県 横浜市立神奈川小学校

子どもが自分の問いをもち、探究することを楽しんだり、やりがいを味わったりする理科学習

理科教育賞ポスターセッション賞神奈川県 横浜市立榎が丘小学校

○豊かなかかわり合いを通して、主体的に学びを深めようとする子どもの育成
~子どもが目を輝かせる授業の実現をめざして~

理科教育賞ポスターセッション賞福岡県 飯塚市立上穂波小学校

自ら課題をみつけ、主体的に考え、友だちと共に高め合う子どもを育てる理科学習指導
~試行と観察・実験、分析・考察の行き戻りを活性化するICTの効果的な活用を通して~