足利市立富田中学校

 本研究では、地球規模におけるエネルギー問題の解決に向けて、「問題発見・解決能力の育成」を目指した理科と英語科との教科横断的なカリキュラム・マネジメントに取り組んでいる。また、ある特定の事象の課題解決に向けて、複数領域による見方・考え方を働かせて学習活動を展開していく過程の中で、各教科間における見方・考え方には、双方向的な教科横断性が必然的に生じる、という仮説を立てた。
 ◯【英語科】領域における≪課題設定と動機づけ≫
 身近に起こる地球環境問題の深刻な現状を認識し、エネルギー資源と利用方法における課題について考えた。
 ◯【理科】領域における≪課題解決に向けた協調学習≫
 エキスパート学習法を通して、各発電方法におけるメリット・デメリットを調べている。また、ジグソー学習法、クロストークの展開の中で、様々な視点に立って考え、課題解決に向けた自分の考えをまとめている。
 ◯今後の取組について≪表現と発信≫
 英語科領域に戻り、自分の意思を国際社会に向けて発信する方法を考えていく。
 (前年度も同様のスケジュールで実践に取り組んでいるため、そこでの改善点を今年度の実践に活かしていきたい。)
 ※「必然的な教科横断性」の根拠については、今後データをまとめるうえで精査していく

学校名 足利市立富田中学校
テーマ 未来の地球におけるエネルギー問題について考える協調学習
~英語科との教科横断的なカリキュラム・マネジメントの視点から~
都道府県 栃木県
学校ホームページ http://tomitajh.ashi-s.ed.jp/