川崎市立下沼部小学校

 本校は理科生活科の授業研究を通して、主体的な問題解決の力と考えをもって他者と対話することにより、解決の質を高める力を育成しています。この度、11月17日に開催された第56回全国小学校理科研究協議会研究大会神奈川大会にて、発表校3校のうち1校として、全国の先生方に向けて授業公開という形で成果を報告する機会に恵まれました。

 例えば4年生では「雨水のゆくえと地面のようす」と「自然のなかの水のすがた」の単元をつなげることで、自然界を巡る水の様子を、空間的な見方を働かせ、また広げながら追求していく児童の姿が見られました。またGIGA端末を活用し多様な学び合いの手段を許容することで、より多くの児童が活躍したり、自分の考えと友達の考えを比べて自己調整を行ったりする場面が見られました。他にも5年生の「流れる水のはたらき」では、河川の映像をVR機器で視聴することで、児童がより空間的な見方を働かせることができ、話し合いが深まりました。大会後に頂いた感想では、「研究主題に迫るために、どの授業でも手立てを工夫し、学校全体で子どもを育もうとする素晴らしい実践」など嬉しいお言葉をたくさんいただくことができました。

学校名 川崎市立下沼部小学校
テーマ 主体的に動き出し、共に学びをつくりあげる子の育成
ー科学の“め”を育てる生活科・理科授業ー
都道府県 神奈川県
学校ホームページ https://kawasaki-edu.jp/2/204simonumabe/

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