成城学園初等学校

 日本が抱えるエネルギー面などの社会問題を子どもたちと話し合い、子どもたちと「未来の理想の車」について話し合いをした。子どもたちからは様々な価値のある車が提案され、設計図を描き車づくりに励んでいる。以下で一部を紹介する(1129日までの様子)。

 センサー車で事故を減らしたり、自動でライトをつけたり消したりをしようとしているチームは、micro:bitでプログラミングをしながら車を制御し試行錯誤をしている。できるだけ小さい車に価値があると考えたチームは、より小さい車のほうがエネルギー消費は少なくなると仮説を立て車を製作し、自分たちの仮説を検証している。洪水時などの災害時にいち早く現場に迎えるようにと水陸両用車を製作しているチームは、水中用と陸用の動力の違いに苦戦しながら試行錯誤を重ねている。渋滞を回避し、目的地にいち早く到着できる空飛ぶ車を考えたチームは、プロペラを取り付けたが、重くてうまくいかずヘリウムガスを使って実験中である。

 本実践は3クラスで行うが、一クラスずつ時期をずらして単元を実施し研究を深めていく予定である。最初のクラスでは、1126日に外部に開かれた公開授業研究会を行い単元構想や授業のデザイン、評価方法などについて様々なご意見を頂いた。この意見をもとに残りの2クラスについて実践を重ねる予定である。

学校名

成城学園初等学校

テーマ 「プロジェクト解決ハイブリッドカー」から新たな価値を創造できる子を育てる
都道府県 東京都
学校ホームページ https://www.seijogakuen.ed.jp/shoto/

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