東大阪市立弥刀中学校

 本校においては申請時の内容をより具体化していく中で、「理科・技術・美術の教科横断型PBL ~東大阪ミトナリエを開催しよう!~」というテーマで10月より実践を行っている。

 理科においてオームの法則をはじめとする電気分野の各種法則を使った回路設計・制作、技術においてマイクロビットによるプログラミング、美術においてランプシェードの制作を行っている。

 生徒たちはLEDの順方向電圧も考慮し必要な抵抗値を考えて、LED電飾回路を設計する過程で理科で学んだ内容を活用していく。これにより単なる計算問題のイメージがある2年生の電気分野が、自分たちが考えたことを実現するために必要であることを体感できる。

 イルミネーションの制作にあたっては、大阪工業大学の学生にも協力してもらい現在も制作中であるが、今後は12月中旬に各グループが制作したイルミネーションに関する発表活動を通して、理科的な計算要素はもちろん、自分たちがイルミネーションに込めた思いなども表現する機会も創出する。

 また、1226日に新型コロナウイルス感染拡大により沈んだ人々の心を元気にするために「東大阪ミトナリエ」を開催し、生徒だけでなく保護者・地域にも呼びかけ、生徒自身が取り組みを発表・展示する予定である。

 なお、217日には本校で実践報告会を企画し、また今回ご協力いただいている大阪工業大学教授・上田悦子氏による「STEAM教育がめざすもの」というテーマで講演を行ってもらい、この取り組みを広く東大阪市全体に発信する。

学校名

東大阪市立弥刀中学校

テーマ

理科・技術の電気分野の教科横断型授業実践

~オームの法則とmicro:bit~

都道府県 大阪府
学校ホームページ https://school.higashiosaka-osk.ed.jp/mito-j/

前の記事

小田原市立片浦小学校