愛川町立菅原小学校

 昨年度より、本校の研究テーマである「学ぶ楽しさや良さに気付き、自ら学ぼうとする子の育成」に向け、STEAM教育に重点を置きながら、1・2年生は生活科、3年生から6年生は総合的な学習の時間を中心に研究に取り組んでおり、各学年が、STEAM教育を意識した様々な活動に取り組む中で、「問題発見・解決能力」「情報活用能力」「言語能力」の育成を目指しているところである。
 具体的な取組として、2年生は「1年生とのなかよし会」をゴールに設定し、「いつもとちがう しゃぼん玉あそび」について考えることをテーマとした。伝える相手を意識することで、児童が没頭して活動に取り組み、児童が没頭して試行錯誤を繰り返していた。また、イメージマップやクラゲチャート等の思考ツールを活用することで、思考を視覚化することにも取り組んだ。
 3年生は、地域をテーマに「愛川町すてき発見たい!」を学習課題として学びを深め、地域の良さを見つけたり実際にインタビューしたりして学習活動に取り組んでいる。調べてわかったことや、現状と課題等について、ICT機器を活用しながらクラゲチャートにまとめ、国語科や図画工作科などの教科とも関連付けながら研究に取り組んでいる。
 加えて、学校全体で教員がSTEAM教育について学びを深めるため、東京学芸大学の金子嘉宏教授を招聘し、STEAM教育と総合的な学習の時間との違いを学んだり、各学年の実践をよりよくするための具体的なアドバイスをいただいたりし、研究を進めている。

学校名 愛川町立菅原小学校
テーマ 『協働的な課題解決学習』を通して、「言語能力」「情報活用能力」「問題発見・解決能力」を育成する
都道府県 神奈川県
学校ホームページ http://www.aikawa-edu.jp/sch/sugawara-es/

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