広島市立倉掛小学校

 倉掛小学校は、広島市の中心部から北に10kmほど離れた大きな団地の中にあります。団地の横を流れる川には、まだ、わずかにホタルが舞い、周辺の山からは、クワガタやカブトムシも飛んで来ることがあります。学区の自然にも子どもたちに目を向けてほしいと願って、里山の自然を中心とした総合的な学習の時間に取り組んでいます。

 左の写真は、飼育小屋にネットを張ったカブトムシ小屋の11月のようすです。4月のモンシロチョウに始まり、年間を通した昆虫の飼育に取り組んでいます。地域の農家の方に堆肥の中にいたカブトムシの幼虫をいただき、グループごとに育て、7月に羽化した成虫を小屋の中に放しました。今は、マットの中で2世が育っています。シイタケの原木栽培も開始しました。今年も菌を植え、古くなったホダ木は産卵木として活用する計画です。

 右の写真は、隣町でキノコの菌床栽培をしている業者の方に教えていただいているときのものです。シイタケの菌床栽培にも挑戦し、廃菌床を利用したマットでも、幼虫を育て始めました。

学校名 広島市立倉掛小学校
テーマ 里山の自然を起点に環境を考える子どもたちの育成をめざして
都道府県 広島県
学校ホームページ https://cms.edu.city.hiroshima.jp/weblog/index.php?id=e0978

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