北九州市立熊西小学校

　本校では、デザイン思考で創造できる子どもの育成を目指してSTEAM教育を実践している。

　６月までに、役立つビオトープの具体について探究した。北九州市にある「響灘ビオトープ」に話を伺いに行ったり、ミニビオトープコーナーを作って実際に生き物が住むことができるのかを調査したりして、役立つビオトープ案を形にした。その中から、生き物のためのビオトープや、生き物採集をしたい人のためのビオトープ、夏でも涼みたい人のためのビオトープなど、様々なアイデアがチームごとに提案された。

　７月は各チームが全校児童に対してチームで考えたビオトープ案のプレゼンテーションを行なった。投票数の多かったアイデアを基にビオトープを造り変えることが決まっている。

　１０月より水生生物を観察できるように、コンクリート池内にある土砂や雑草を除去した。また、涼むことができるように日陰となるガゼボや噴水を設置した。　今後は今造成中のビオトープづくりを続け、２月中旬に完成を予定している。