川崎市立三田小学校
本研究は、6年生のプログラミング学習において個別最適な学びを実現し、児童のプログラミング的思考を高めることで問題解決能力を育むことを目的としています。児童1人に対して1台のロボット(micro:bit用ロボットカーCutebot V3)と1台の学習用PC端末(Chromebook)を使用し、児童1人1人の関心に基づいた課題設定(自分が作ってみたいロボット・プログラミングの作成)に向けて、自己の力で思考していく授業を展開しました。授業では、時間をかけながらも粘り強く、トライアンドエラーを繰り返しながら、より効率的で正確なプログラムを自己の力で作り上げていく児童の姿が見られました。
それぞれのロボット・プログラミングが完成した後には、クラスで発表会を行い、互いの工夫や発見、努力したこと等について共有しました。誕生日を祝うロボット、鬼ごっこをするロボット、物を運ぶロボット等、多様なアイデアが披露されました。また、理科の「発電と電気の利用」の学習と関連づけ、自分が考案したロボットについて、エネルギー資源を有効に利用しているか(電気の節約を意識した環境にやさしいプログラムになっているか)についても自己評価させました。
| 学校名 | 川崎市立三田小学校 |
|---|---|
| テーマ |
ロボットプログラミングを用いたSTEAM教育と個別最適な学び ~プログラミング的思考を育てる理科教育~ |
| 都道府県 | 神奈川県 |
| 学校ホームページ | https://kawasaki-edu.jp/2/412mita/ |








