船橋市立大穴小学校

5年「電流のはたらき」において主として下記の実践を行った。

1 自己調整力ルーブリック

 本単元では、自己調整力育成のためにルーブリックを作成した。ルーブリックは3つの場面と3つの段階をマトリックスに表し、計9つの学習状況を示した。児童は毎時間、その中からめあてとふり返りを選んだ。

 ルーブリックは低位の児童にとっては選ぶだけでもよく、中位の児童には、より具体的に実験を考えたり、振り返りを書いたりするためのツールとなり、全員が自己調整する機会を得ることができるツールとなった。

 一方で、「次はレベル2を目指したい」といった振り返りに対して、なぜそこまで辿り着かなかったのか、どうしたら辿り着くのかという、理由と改善点を考えさせながら学びの自己調整を促す必要がある。

 

2 自分で実験用具を選ぶ

 本単元では、実験に必要な用具を児童自身で考えて実験に取り組んだ。自分達が行おうとする実験に何がいくつ必要か考えることで、目的や、条件制御を意識して実験に取り組む様子が見られた。実践には、多くの用具が必要になるが、電磁石をいくつも用意することで可能となった。

学校名 船橋市立大穴小学校
テーマ

ルーブリック表による自己評価を通じて自己調整能力を高める理科授業

都道府県 千葉県
学校ホームページ https://www.city.funabashi.lg.jp/gakkou/0001/ooana-e/
2025年

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