新渡戸文化小学校
本当の学ぶことの意味と価値に気付く教育活動 〜SDGs を問題に設定する理科教育〜
本助成の申請時には、水の循環を中心にSDGsの問題を自分ごととして捉える理科のプロジェクト学習を計画していた。しかし、子どもたちの興味関心や外部連携の機会が広がったことから、学年で重視している「自分らしさの探究」と結びつけながら、より身近で行動に移しやすいテーマとして「エシカル」「ゴミ問題」を切り口とした学習へ発展させている。
現在はエシカル協会と連携し、ゴミの捉え方を転換する「ゴミチェンプロジェクト」に取り組んでいる。校内で出たゴミを使って遊具やオブジェを制作する活動を行い、ゴミ=不要物という固定観念を揺さぶる学びを実施した。その後、エシカルリーダーから与えられたミッションに基づき、ゴミ問題の調べ学習を進めている。元なでしこジャパン選手から話を伺う機会や、12月にはサッカー場でフィールド調査を予定するなど、社会と接続した学習へ広がっている。
また、表現力と探究の統合を目指し、自分らしさを抽象的に描くアート作品(40cmキャンバス)を制作した経験を基盤として、今後はゴミ問題への気づきをアートで社会に発信する活動へと展開していく予定である。これらの学びを通して、子どもたちが自ら課題に向き合い、社会を変える一歩を踏み出す力の育成を目指していく。
| 学校名 | 新渡戸文化小学校 |
|---|---|
| テーマ | 「本当の学ぶことの意味と価値に気付く教育活動 〜SDGs を問題に設定する理科教育〜」 |
| 都道府県 | 東京都 |
| 学校ホームページ | https://www.el.nitobebunka.ac.jp/ |








