潮来市立延方小学校

延方小学校での取材

小学校で理科を習う3年生から6年生までが、各学年の学習内容を活かしながらも、おなじ教材でおなじ目的のもと取り組みをおこない、子どもたちの主体的な科学的思考力の育成をはかった学校があります。茨城県潮来市立延方小学校は、「車づくり」を学習に取り入れ、レース競争やスーパーカーづくり、さらにモーターショーを通じて、子どもたちの学習への主体性、科学的思考力、コミュニケーション力などを育成してきました。同校は、日産財団の理科教育助成を活用したこの研究「科学的思考力の育成を図る理科・総合的な学習の時間の学習指導 ~車づくりを共通課題とした学習指導の工夫を通して~」により、2025年度理科教育賞の優秀賞を受賞しました。研究を主導した窪谷理先生は、子どもたちが「ときめき」をもって学ぶことを重視したと振り返ります。校長の高岡成郎先生は、競争を取り入れたことや、4学年にわたる系統だった授業をおこなったことの意義を強調します。

 

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