名古屋大学教育学部附属中・高等学校
教科での学びと探究学習とを繋ぐ2つのプログラム(データサイエンス(DS)講座, データプロジェクト)が4月からスタートしました。DS講座では、データを用いて本校と全国運動能力の比較や社会活動の影響などについて検証しました。そこから発展して、「ハンドボール投げ」の動作分析を行い、「意識するだけですぐに記録が伸びそうなポイント」についてまとめ、効果検証を行いました。
データプロジェクトは、愛知県で唯一のスキー場である茶臼山高原を題材に「オフシーズンの目玉となる植物を提案しよう」といった具体的な課外に長期間で取り組んでいます。6月に温度センサーをスキー場に設置し、9月に温度ログデータを回収し、地質を測る合宿を行いました。また、スキー場を訪れて8〜10月の現在の目玉である「サンパチェンス」の集客力を肌で感じ、現在の資源を生かした提案も同時に目指すこととしました。データと、実際に5感から得られる情報とのズレを体感し、そのズレを踏まえながら次の一手を考えていくリアルなデータ活用体験を通じ、データ活用の楽しさを実感している様子が見られました。
| 学校名 | 名古屋大学教育学部附属中・高等学校 |
|---|---|
| テーマ |
データ・ドリブン思考波及モデルの形成 〜 SSDSEを用いた演習と実践的なデータ分析PBLの実践 〜 |
| 都道府県 | 愛知県 |
| 学校ホームページ | https://highschl.educa.nagoya-u.ac.jp/ |








