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理科教育助成

2018年度

No.研究テーマ学校・所属機関推薦教育委員会成果
報告書
助成額
(万円)
1 ICTを活用した対話を通して、深い学びの実現を目指した授業の実践 三浦市立名向小学校 三浦市 70
微視的現象が多い理科では、想像することが苦手な児童にとって、理解しにくい。またこのような児童は、授業での考えの交流に参加することも難しい。そこで、想像しやすくし、対話を活発に行うために、ICT機器を活用する。動画やイメージ図を用いて、微視的現象などを可視化することで、事象を想像しやすくする。そうすることで、事象の予想をしやすく、学習の見通しをもてるようになることを期待している。さらに、考えをもつことで、授業内の対話も活発になり、深い学びへとつながっていくと考えている。実験や授業の対話の様子を映像で記録し、学習を振り返る場面で見せることで、より理科への学習の深まりや、関心・意欲が高くなっていくだろう。ICT機器を活用することで、想像力をはたらかせ、対話を活性化し、深い学びを実現する。そして、理科への関心・意欲を高めていく。
2 観察・実験などの直接体験を通して主体的な学びを育む授業づくり 葉山町立葉山中学校 葉山町 70
本校理科では観察・実験等の直接体験をもとに生徒間で学び思考しあいながら、技能や知識を獲得、活かして未来を生き抜いていくたくましい生徒を育てる一助としたいと考えている。その過程で生徒の深い学びが実現、継続されていくことが重要であり、そのための授業の構築の方法を突き詰めていきたい。そのために生徒が実際の体験から思考し、自主的に学ぶことができる環境を整えていきたい。まずは季節などによって再現性が低い生物分野等を科学部の活動と絡めながら整備していこうと考えている。また、地域の特性を生かした教材や情報を使って授業に幅と深みを持たせていくとともに、生徒の関心・意欲を喚起し、地域を理解してともに育つ生徒を育てたい。その中で地域という身近なモデルから未来を具体的に考え、行動できる生徒を育成したい。
3 ともに学びをたのしむ ~実感をもとに、対話で深まる理科・生活科~ 海老名市立柏ケ谷小学校 海老名市 70
本校の児童が苦手に感じていることや自信のない部分を高め、学びをたのしむことができるようになることをねらいとし、さらに本校の児童のよさである好奇心や意欲が最も高まる実験や観察などの実感を伴った学習活動をより充実させ、対話につなげることで学びを深めようと考え、テーマを設定した。仮説として、児童の伝えたい・知りたいという思いが強まることで対話が生まれ、対話により考えをまとめたり、広げたりすることによって、学びが深まる楽しさを感じる児童が育つだろうと考えた。また、児童自身の問題の見出しから始まる学びの過程を設定することで、児童の主体的な問題解決が促され、学ぶ喜び楽しさ、達成感や自己肯定感など、学びで得たものや成長を次の学習に生かすことができるようになるだろうとも考えた。そのために、実感をもとにした対話で学習を進め、経験や既習とつなげて深めるための教材開発や指導の工夫を行うこと等を計画している。
4 プログラミング教育を核とした3つの思考力(プログラミング的・科学的・論理的思考力)の育成 愛川町立中津第二小学校 愛川町 70
AIなどがもたらす第4次産業革命時代を生き抜く子どもたちの思考力を高めるために、プログラミング的思考力・科学的思考力・論理的思考力の3つの育成を図る。具体的手立てとして産学連携によるプログラミング教育をアンプラグド型・ビジュアル型・フィジカル型に分類し子どもの発達段階に応じて実践する。また、タブレットパソコンを活用した生活科・理科の授業、さらには「中二小思考ツール」の活用により、科学的思考力と論理的思考力を高める。
5 ものづくりを楽しもう-学んだことを生かして- 清川村立緑小学校 清川村 70
本校は、県内唯一の村の自然豊かな山間部にあり、全校児童数は、133名と少ない。子ども達は、学習に対して興味・関心を持ち、課題に意欲的に取り組む児童が多い。しかし、理科の学習においては、予想や考察など思考を伴う学習を苦手としている児童も多い。また、今の子ども達に共通している生活経験の不足や問題を解決する力が足りないなどの現状も見受けられる。そこで、「ものづくりに関わる学習」を充実させることにより、楽しく学びながら学んだ知識や技能をものづくりに生かすことで、学んだことがより確実に定着したり、深まったりするであろうと考え、「ものづくりを楽しもう-学んだことを生かして-」というテーマを設定した。また、本校の校内研究では、「わかる楽しさ、できる喜び」というテーマのもと「学び合いの授業」の研究を進めている。ものづくりにおいて、よりよいものをつくることを目指して、ペアやグループ、クラスで「学び合う」という要素も大切にしていきたい。
6 人や自然とのつながりを深めながら、進んで追究する子をめざして 平塚市立金田小学校 平塚市 70
本校は、学校の周りに田畑が広がり、自然豊かな環境で子どもたちは生活をしている。校地の隣には、学校の田畑があり、米作りや野菜づくりにも取り組んでいる。また、校地や周りの田畑、用水路には様々な生物も生息しており、それら生物に興味をもつ子も多い。このような環境を生かし、身近にある植物や生物に焦点を当て、児童の興味や疑問を大切にしながら、進んで追究していく姿をめざして実践を積み重ねていく。
7 一人ひとりの学びの可能性を引き出す授業づくり~タブレット端末を利用した授業実践~ 大磯町立国府中学校 大磯町 70
"これまで県推進事業の「かながわ学びづくり推進地域研究」を受託し、生徒同士が互いに学び合い、高め合う土台となる学びの視点を取り入れた授業づくりに取り組んできた。授業研究会や全体研究会を重ねていく中で、小グループ活動を実践して互いに聴き合う活動を大切にするなど、教師主導の授業から生徒主体の授業への転換を進めている。本校では、PowerPointのスライドを積極的に活用した授業を試みている。理科では、実験やまとめなど多くの場面で、事象を視覚化させることで、授業内容について生徒の理解を深めることができ、ICT機器の積極的な活用が生徒の理解・能力の向上に効果的だと考えている。ICT活用には生徒一人ひとりの知識・理解を深めることで、思考力向上に大きな可能性があると言えるが、その一方で学校現場の現状はICT機器の活用はあくまで教師主導のものであり、情報伝達の手段としての活用に留まるという課題がある。そこで、本校の研究テーマを「一人ひとりの学びの可能性を引き出す授業づくり」と設定し、生徒自身が授業内にタブレット端末をはじめとしたICT機器を使用することで、実験や観察を静止画や動画で再現し、理解を深めるだけでなく、グループで話し合った内容をまとめ、さらに他のグループと共有する等コミュニケーションツールとして効果的な手法となると考えた。以上のことから、タブレット端末を有効活用することで、知識を習得することに意識した授業ではなく、生徒主体の授業の実現を目指していきたい。
8 生徒の科学的な思考力を伸ばすための授業の工夫 小田原市立鴨宮中学校 小田原市 70
「生徒の科学的な思考力を伸ばすための授業の工夫」を主題に据えて、支援教育の視点も含めてICTを活用した教育は有効な手段になり得ると考えた。例えば思考に必要な情報を提示する手段として、また、生徒の思考を共有化する手段として、実験の考察を深める手段として、お互いの思考を進化・発展させる手段として、大変手軽に用いることが可能であると考えた。これらの有効活用により、当初のテーマに迫るとともに、支援教育の立場からも効果的な活用を目指したい。<br />
9 データを活用して自分の考えを深め創造することのできる生徒の育成~ICT機器を活用した対話的学習~ 箱根町立箱根中学校 箱根町 70
本校の校内研究の主題『主体的に学ぶ生徒の育成~思わず考えたくなる授業をめざして~』の派生として、教科書に書かれている内容を理解する受け身な授業からの脱却をめざし、思わず考えたくなるような自然事象を提示し、すすんで考える楽しさを味わわせ、事実を的確に把握して分析・解釈し、自分の創造力も働かせながら周囲と共働作業を通して答えを導き出す学習過程を開発しようと考え本テーマを設定した。そこで具体的な事実を得る手立てとして一番大切なのはいうまでもなく観察・実験のデータである。しかし中学生の観察・実験では得られる事実にも限りがある。そこで、今回チャンスをいただいたので、タブレット機による検索を観察・実験に組み入れ、補助的にデータを補完する事も関心を高め、より正確な分析・解釈につなげる手立てになると考え、サブテーマにICT機器の活用を設定した。
10 つながりを生かして学びを深める子ども 横浜市立井土ケ谷小学校 横浜市 70
本校では、マクロなつながりとミクロなつながりという二つのつながりを定義している。マクロなつながりとは、子どもが学習前後のつながりをメタ認知し、次の学習に生かすつながりであり、ミクロなつながりとは、エマージェンスによって学級の知を生み出すつながりである。子どもがつながりを生かして学びを深めることができるように、子どもとともに授業デザインを行い、二つのつながりに対してそれぞれ手立てを講じたい。そこで、教師が子どものもつつながりを想定して授業デザインを行えるように「つながりシート」を開発した。つながりシートを使って子どもの実態や学習する内容を把握すれば、子どもとともに柔軟な授業デザインを行うことができると考えられる。また、つながりシートを作成することで教師の授業デザインを可視化することができるため、授業研究での教師同士のつながりも活性化されることが考えられる。このように、つながりの力を教育に取り入れることによって、子どもと教師の双方が成長できるような研究を行うこととした。
11 児童の科学的な思考力・判断力・表現力の育成を目指して 横浜市立秋葉小学校 横浜市 70
本校はiPad先行導入校として、情報教育の研究に取り組んでいる。また、前年度の学力学習状況調査から、「思考・表現」の力に課題があることが分かった。これまでの本校の取り組み、及び児童の実態を整理したところ、「児童の科学的な思考力・判断力・表現力の育成」が必要であると考えられる。そのためには、体験活動及び言語活動の充実が有効である。一人ひとりが実験・観察を行うことで全員が直接体験をし、その実験結果を共有したり、考察を話し合ったりすることで、主体的・対話的な深い学びが実現し、児童一人ひとりの思考力・判断力・表現力の育成につながると考えられる。しかし、現時点で本校は、一人一実験の環境整備がまだ十分に進んでおらず、児童一人ひとりに体験活動が保障されていない。また、上記で述べたプログラミング教育の環境整備も進めていきたいと考える。
12 自然に親しみ,豊かな学びを創る子どもの育成 横浜市小学校理科研究会 横浜市 70
本研究会は、横浜市の小学校の教員の有志の集まりです。4~6年の学年部会と、物理・化学・生物・地学の専門部会、さらに基礎実験観察研究部会・副校長部会で構成されています。「自然に親しみ、豊かな学びを作る子供の育成」のテーマに向け、理科学習の教材研究・問題解決学習のあり方を研究してきました。今年度から、2020年の新学習指導要領で新しく入ってきた内容の単元開発・教材開発にも取り組んでいきます。
13 「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善の推進 川崎市立中学校教育研究会理科部会 観察・実験推進委員会 川崎市 70
川崎市立中学校教育研究会理科部会では、近年、教師の世代交代が急激に進んでいます。団塊の世代の先生方が大量に退職し、新規採用教員の数が急激に増え、5年未満の教員が半数を超えて、10年未満の教員が7割近くを占める状況にあり、教師の世代間のバランスが激変しています。ベテラン教員と若手教員のつながりが断絶することで、二歩も三歩も後退した教育活動になってしまいます。川崎市がこれまで培ってきた理科教育の水準を維持するための教員側の指導体制の強化や教員研修が急務です。そこで、これまでの観察・実験推進員会が積み上げてきた蓄積と、理科教育の中核を担うCST(コア・サイエンスティーチャー)一人一人の個性や専門性を活かし、「温故知新」を合言葉に、互いに教え合い、協働する場を作り、市内の理科教育の底上げと発展に力を尽くすことで、各学校の子どもたちの「主体的・対話的で深い学び」につながると考えております。
14 見通しとふり返りに視点をおいた理科における思考力の育成 川崎市立東菅小学校 川崎市 70
2020年度より全面実施される新学習指導要領の中の新単元を中心に、これから求められる資質・能力のつながりを考えた授業づくりと教材開発を行っていく。「主体的、対話的な深い学び」にしていくためには、子ども自らが問題発見し解決していく問題解決に力を育成していくことが重要になる。問題解決の力を中心とした資質・能力を育成していく授業、教材、環境整備について研究を進める。
15 主体的に関わり、互いに学び深め合う子供の育成 相模原市立相原小学校 相模原市 70
本校が生活科・理科の研究をスタートさせてから8年。「子供の「?」を「!」へ高める生活科・理科教育の充実」を主題とし、本テーマを副題として研究を進めてきた。そして、平成28年度より、問題解決に向かって関わり合いである集団の学びを通して、この学びを高め合っていく授業づくりを目指して「主体的で対話的な深い学び」の授業研究を行っている。生活科・理科の問題解決の学習は定着し、友だちと関わり合いながら自分の考えを深めようとする姿が見られるようになった。継続してきた研究の成果として、子供たちの主体的に学ぶ力はついてきたものの、子供たち同士が議論していく「対話的な深い学び」までは至らなかった。そこで昨年度より本テーマを研究主題として、「生活科・理科教育を中心とした対話的で深い学びと評価の在り方」を副主題として研究を進めてきた。一人一人の研究授業で「主体的な学び、対話的な学び、深い学び、評価の工夫」の4観点を参観の視点として、具体的な子供たちの姿や教師の手立て等を授業後協議を主体とした授業改善の研究を進めている。
16 児童の主体的な学びを引き出す授業づくり~授業改善と学力向上~ 横須賀市立大塚台小学校 横須賀市 70
理科・生活科の学習を通して、児童が主体的に学ぶ力を身に付け、何事にも意欲的に課題をもって取り組み、疑問をしっかりと課題解決していける児童の育成をめざす。そのためにも生活経験や、様々な事象を多面的にとらえていけるような授業のあり方を考えていく必要性を研究とし、子どもたちの学びの姿から考えていく。また、主体的な学びを積み重ねていくことで、学力向上につながると考えこの視点からも分析していく。
17 地域の自然を生かした理科授業の創造 行橋市立中京中学校 福岡県 70
本校では、総合的な学習の時間を活用し、地域の自然、歴史、文化の3つを調べるグループに分かれて、活動を行った。自然グループは、中京中前の用水路の調査を行った。その調査の中で、数多くの生物を採集することができた。その生物の中には、絶滅危惧種に指定されている生物を採集することができた。自然グループ以外の生徒が、用水路の調査をして自分たちも調べてみたいという声が多くあがった。また、「なぜ絶滅危惧種に指定されている生物が生息しているのか?」という疑問をもっていた。しかし、時間的な制限もあり、総合的な学習の時間で、この疑問を解決できる取り組みができなかった。そこで、用水路の生物、環境を調査し、そこに生息する生物を含めた生態系の因果関係を考えることを通して、生物がお互いに関わり合いながら地域の自然と一体となって構成し、全体としてつりあいが保たれていることを理解させたい。さらに、自然に対する畏敬の念を育てたいと考えた。
18 自然事象に主体的かわり、問題解決を図る児童の育成~ 深い学びを生み出す、単元構成の工夫通して~ 田川市立弓削田小学校 福岡県 70
本年度、本校を会場に「平成30年度第56回福岡県小学校理科教育研究大会並びに平成30年度筑豊地区小学校理科教育研究大会」を開催いたします。大会主題を「グローバル社会を生き抜く、心豊かな人間を育てる理科教育」研究主題を「自然事象に主体的にかかわり、問題解決を図る児童の育成」として、現在研究を進めています。実験・観察やデジタルコンテンツを活用し、子どもが実感を伴いながら問題解決を図る理科学習指導の在り方について研究を推進しています。
19 わかる・できるを実感する子どもを育てる理科学習指導 広川町立中広川小学校 福岡県 70
本校は、校内研修として「分かる・できるを実感する子どもを育てる学習指導」を研究主題にあげ、ユニバーサルデザインの視点に基づく授業づくりを行っている。理科では、問題解決の過程で、ICT機器を使って撮影した観察や実験結果の動画や画像を用いて可視化し、「観る⇒記録する⇒伝える⇒比べる」活動をペアやグループでシェアすることで「わかる・できる」を実感できる子どもを育てることをねらいとする。そのために、理科の1単位時間の学習において、以下のような手立てを講じ、仮説に基づいた検証授業を行う。(1)焦点化活動(しかけ1)を位置づける。・導入・展開前半で、教師が支援現象を可視化して提示したり、比較・分類したりするしかけを位置づけた活動(焦点化活動)を位置づける。(2)共有化活動(しかけ2)を位置づける。・観察の結果をタブレット端末などのICT機器で動画や写真で撮影させ、繰り返し再生しながらグループで「観る⇒記録する⇒伝える⇒比べる」活動(共有化活動)を仕組む。
20 一人一実験によって、生徒が自ら学ぼうとする意欲をはぐくむ授業の実践 福岡市立平尾中学校 福岡市 70
一人一実験の実験観察を取り組む環境を整えることにより、生徒全員が積極的に自分で実験観察を行わないと実験観察が進まない環と理解させる。次に実験観察に消極的だった生徒を自分から能動的に実験観察に取り組ませ、本来の実験観察をしながら感じる科学の楽しさや面白さ、奥深さを体感させたいと考える。生徒全員が目をキラキラと輝かせながら、実際に一人ひとりが実験器具に触れ、自分で結果や観察をまとめ、記録していく本来の姿を目標に、これからの授業実践に邁進していきたい。基本的には各学校では3~4人1グループが一般的であるため、実験セットは10セット程度が学校には常備されているが、一人一実験の実現のためには、4倍の数の実験セットを購入する必要がある。今回の日産財団の教育助成を活用させていただき、一人一実験の実現をさせたく、助成のお願いをさせていただきたい。
21 自ら為すことのできる子どもを育てる~考と習慣を養成する科学教育 ~ 北九州市立木屋瀬小学校 北九州市 70
木屋瀬小校区の歴史を紐解くと、伝統を重んじる中にも革新的に切り開こうとする文化の土壌が見えてくる。長崎街道の宿場町として栄えた木屋瀬地区は、当時鎖国で誰も知ることのできなかった西洋の文化を、長崎からの旅客との出会いを通して、知ることのできた地である。そんな木屋瀬宿の人々の中で育まれたのは、異国の文化を自分の目で見て、考え、自国の文化に取り入れる創造力である。日本のペスタロッチと呼ばれた木屋瀬小輩出の教育者、野口援太郎の著書(昭和13年)「先づ教育を革新せよ~日本国民に告ぐ~」で、「自ら為す」自由な教育を主張した野口援太郎の言葉は、とても斬新で現代でも少しの古臭さも感じられない。本校では、木屋瀬の先人である、教育家野口援太郎の教えに倣い、木屋瀬ならではの、木屋瀬にしかできない、革新的な科学教育を行うことにしたのである。野口援太郎は、何事も自己の力によりて為すためには、「考と習慣」を養成することが必要と述べている。では、考と習慣とは何か。「考」とは、自己の力で問題を見出し、問題を解決する力である。「習慣」とは、問題を解決する力を身に付け、日常的に何事も自己の力で為そうとする主体的な態度である。学んだことは認知して終わりではなく、新たな「おや、なぜ」が出てきて続くのである。そうした学びを継続する態度が習慣なのである。このように、主体的に問題解決を行う「考」と、日常的に問題解決を為す「習慣」を養成する科学教育を通して、「自ら為すことのできる子ども」を育成する木屋瀬ならではの革新的な教育に取り組むことにしたのである。
22 理科学習×プログラミング学習 ~思考力を伸ばす学習指導法の創造~ 北九州市立熊西小学校 北九州市 70
平成28年12月の中央教育審議会答申を受け,平成29年3月に,新学習指導要領が告示された。答申では,学校教育で育てたい子どもたちの姿として,①主体的に学びに向かい人生を切り拓く,②対話や議論を通じて多様な人々と協働していく,③試行錯誤しながら問題の発見・解決を繰り返し,新たな価値を創造していくという3つの在り方を挙げている。その実現のためには,子どもたちが学習内容を人生や社会の在り方と結びつけて深く理解し,これからの時代を切り拓く資質・能力を身に付け,生涯にわたって能動的に学び続けることができるような授業改善の活性化とカリキュラム・マネジメントが重要である。本研究では,新学習指導要領に示された「主体的・対話的で深い学び」に不可欠な「思考力」に焦点を当て,それを伸ばすために,理科学習とプログラミング学習の関連を図りながら新しいカリキュラムの創造を目指すものである。
23 身近な自然環境への理解と保全活動に向けて 鹿沼市立粟野中学校 栃木県 70
生徒が、身のまわりの豊かな自然環境を生かして、生命や環境に関する学習を通して、自ら問題や課題を設定し、探究活動を行う。そのような学習を通して、生命の大切さや環境問題に対して正しく理解し、積極的に関わろうとすることにつなげたい。また、様々な取り組みを通して、生徒の社会性の伸長を図り、これからの新しい社会でも通用する能力の育成につなげる活動になっている。
24 一人一人が生き生きと学び、どの子も「分かる」を実感できる理科授業の在り方 栃木市立栃木中央小学校 栃木県 70
「一人一人が生き生きと学び、どの子も『分かる』を実感できる理科授業の在り方~かかわりあいの中で学ぶ、ユニバーサルデザインの視点を当てた授業実践を通して~」というテーマのもと、「安心・自信・意欲」のある学級づくり、子どもたちの特性や困り感を知るためのアセスメントと、それに基づく授業実践、そして教室をはじめとする環境整備、教材開発を行うことで、子どもたちが理科授業を通して、どの子も「分かる」を実感できることを目指したい。また、研究教科である国語との「カリキュラム・マネジメント」や、理科学習につながる生活科の学習との関連を図ることなどに取り組みたい。
25 科学的な見方や考え方を育むプログラミング的思考の育成 佐野市立出流原小学校 栃木県 70
プロブラミング教育の実践化にあたり、カリキュラムの作成と教材の取組が急務となっている。しかし、どのように取り組んでいくかについて、各校が模索し苦慮している状況である。そこで、本校では、理科「ものづくり」単元や生活科「ロボットつくり」単元に焦点を当て、プログラミング的思考力の育成に取り組もうと考えた。また、本校では、これまで、インクルーシブ教育の研究校として、安心して学べる学級づくり(他者を認める学級)と分かりやすい授業づくりの2点から、対話的で深い学びに繋がる実践をしてきた。本研究では、学習の過程において、児童が試行錯誤を十分行う時間を確保し、話し合い活動を段階的に取り入れながら、実際に、プログラミング活動をしながら、ものづくりを行っていく。この一連の作業は、まさに、プログラミング的思考を養うものであり、、科学的な思考力や判断力も培われると考えている。
26 身近な自然に主体的に向き合い、理科の有用性を実感し生かす子どもの育成 足利市立桜小学校 栃木県 70
本校は、昨年度より、理科教育を学校の研究課題とし、『「科学の心で自然を見つめ、未来を作る理科学習」~身近な自然、理科の有用性を実感し、共有できる授業展開の工夫』というテーマのもと研究を行ってきた。昨年度は、年間3回の理科の研究授業の実践と研究討議を積み重ね、問題解決の過程を意識した学習の進め方や教材教具の工夫などに重点を置いて研究に取り組んできた。今年度は、研究を通して育てたい子どもの姿をより具体的に捉えるため、テーマの後段部分を見直し、「~身近な自然に主体的に向き合い、理科の有用性を実感し生かす子どもの育成」を新たなテーマとして設定した。既習の知識や技能を基礎に、体験を通して得たことを理科と関連づけて考え、様々な場面で活用したり、友だちと伝え合ったりする中で、物事を多面的多角的に捉える見方・考え方の育成を目指すことをねらいとし、本研究のテーマに迫りたいと考え、研究を進めている。
27 理科の学習において、主体的・協働的に課題解決に取り組む子の育成 足利市立毛野南小学校 栃木県 70
本校では、学校課題を「自分の思いを進んで伝え合い、学び合う児童の育成」として、各種の教育活動に学び合い学習を取り入れた教育活動を推進してきた。このことにより、子どもたちの学校生活への満足度がとても高く、学習面でも各種の調査結果において学習内容の定着に一定の成果を上げることが出来た。しかしながら、結果を細かく見ていくと、特に理科における観察実験の技能や視覚的に捉えにくい分野での定着が低いことが分かった。このことから、子どもたちの興味関心を高め、意欲的に学習に取り組めるように、観察実験における個別化や学区内の素材を関係機関や団体と連携をして教材化したり、ICT機器を活用して可視化を行ったりするなどしていく。
28 主体的に学ぶ児童の育成をめざして~教材の出会いと話し合いの工夫を通して~ 二本松市立小浜小学校 二本松市 70
本校は「主体的に学ぶ児童」の育成を目指している。「理科」の学習おいては、児童の興味・関心を高めながら主体性を引き出していく。興味・関心の高まりだけに終わることなく、主体的に学ぶ姿が学習の最後まで続いていくよう、授業の過程において、見通しをもったり、互いの考えを交流したりするなど探究的な学習を、授業実践のなかで進めていく。具体的には、以下の3つの仮説を検証していく。①教材との出会いを工夫すれば、課題に対する探究的な意欲が高まる児童が育つであろう。②目的意識を高める計画や見通しがもてれば、自ら問題解決を図ろうとする児童が育つであろう。③思考が深まる話し合いの場を充実させれば、お互いの考えを交流し理解しようとする児童が育つであろう。以上の3つの場面の中で、ICT機器等を活用しながら、より効果的な指導方法について研究を進めていく。
29 科学的な思考力・判断力・表現力を育てる授業の在り方 田村市立常葉中学校 田村市 70
実験や観察を行う理科授業において操作性に優れたタブレット端末を活用し、静止画や動画で撮影した実験の様子を見ながら観察・記録させる活動を行わせたり、生徒やグループの考察結果を提示し全体で共有することで、結果を分析したり、より総合的に考察を深めたりすることができると考える。生徒の思考力・判断力、表現力の育成のために、タブレット端末や情報通信ネットワークなどの情報手段を活用できる環境を整え、これらを適切に活用した学習活動の充実を図ることが必要である。生徒が主体的に考え、見いだした情報を活用し他者と協働しながら、主体的・対話的で深い学びへとつなげるとともに、授業の中で様々な形でICT機器を活用した分かる授業実践を行うことで、主体的な学びを促しながら、互いに学び合う生徒を育成していきたいと考える。
30 自分の考えをもち、ともにかかわり合い、高め合う児童の育成 ~主体的に問題を解決する力を育てる~ 塙町立塙小学校 塙町 70
研究テーマを「自分の考えをもち、ともかかわり合い、高め合う児童の育成」と設定した。特に、理科の学習では、児童自らが自然の事物・現象から問題を見いだし、友達とかかわり合いながら、主体的に問題を解決していく力を育てることに重点を置いて、研究に取り組んでいく。5・6年理科の授業研究を通して「主体的に問題を解決する力の育成」「タブレット端末等ICT機器の活用」の視点から、授業実践を積み重ねていくとともに、ICT機器活用の研修についても進めていきたいと考える。
31 ESD~自然・暮らし・技術のつながりに気づき、考えを重ね、行動する学び 会津若松市立川南小学校 会津若松市 70
川南小学校は長くESDに取り組み、平成26年度にユネスコスクールに認定された。ESDの軸に環境学習を据えているが、その豊かな体験活動と、理科・生活科等の学びとをより適切に結び付け、自然・暮らし・技術のつながりに気づき、考えを重ね、行動する学びをめざす。≪自然のつながりに視点を置く取り組み≫学校林を含め身近で豊かな生態系を学びの場として適切に設けることで、季節と共に変化する自然の姿や命の関わり合いに気づき、自然のつながりについて考えを重ね、自らの行動を判断する力を育む。≪暮らしのつながりに視点を置く取り組み≫生き物の観察や栽培・森林保全体験と、自然環境の学習や間伐材工作とを適切に関連させることで、自然生態系と人の暮らしの関係に気づき、持続的な保護と利用の両面について考えを重ね、自らの行動を判断する力を育む。≪技術のつながりに視点を置く取り組み≫伝統的な技術や、高度高齢化の中で持続的な環境を築くためのICT技術について、利便性と危険性に気づき、活用のあり方について考えを重ね、自らの行動を判断する力を育む。
32 ICT機器を活用し科学的思考力の向上を目指した教科横断的な指導方法の工夫 只見町立只見中学校 只見町 70
生徒の思考力・表現力を効果的に育成するために、以下の取り組みを実施していく。・タブレット端末の活用による思考力・表現力の育成:基本となっているノートやプリントを使った筆記での表現や、口頭発表での表現で生徒の表現力を育成してきたが、この方法では様々な個性をもつ生徒の表現力の育成には対応することは難しいと考える。そこで「タブレット端末の活用」を通し、文章を筆記するだけでなく、アプリなどの活用により、図やモデルでの表現を通して、多様な表現方法を学ばせ、思考力や表現力の育成を図る。また、実験の様子を画像や動画として保存することにより、一過性であった実験の経験を後々の授業でも振り返ることができるようになり、知識技能の定着の面でも有効であると考える。授業の中での発言が苦手な生徒の意見の吸い上げや、共有にも有効であると考える。・教科横断的な指導による思考力・表現力の育成:理科の課題に対してその授業の中のみで、思考と表現をすることは理科的な思考力・表現力を育むことはできるがその力は限定的であり、日常生活の中では活かしにくいものであると考える。そこで、共通のテーマについて複数の教科の視点からアプローチすることにより、1つの教科の中だけの限られた思考ではなく、多面的で深い思考を身に付けることができると考える。このように複数教科との連携を通して、思考力・表現力の育成を目指す。記述のとおり、本研究では「考える生徒」を育成するために、日常生活の中で活きる「思考力・表現力の育成」を図ることを狙いとしている。
33 共に学び合える授業 相馬市立桜丘小学校 相馬市 70
桜丘小学校では,「共に学び合える授業の創造」をテーマに,子どもが主体となった協同的な学びを展開する中で,授業研究を通して授業改善を行う。授業を大切にし,「授業で勝負!」「1人の100歩より,100人の1歩」」を合い言葉として,これまで共同研究を子なってきた。この学習過程において,「聞き合い,伝え合い,高め合う児童の姿」を求めていきたい。「聞き合い,伝え合い」とは,「自ら学ぶ力」や「他者から学ぶ力」であり,「高め合う」とは「他者と共に学んでいく力」である。しかし限られた授業時間では,実験結果を有効に整理したり,学び合う環境にたどりつくまでに時間がかかってしまったりすることが多く,操作性に優れたタブレット端末や実物投影機を活用することが効果的であると考えられる。また,理解の定着を図るために,効果的なデジタル教材の活用もあわせて取り入れていきたい。
34 理科の見方・考え方を働かせ、問題解決の力を育てる理科学習指導の工夫 いわき市立平第二小学校 いわき市 70
本校においては、限られた環境の中、これまでも子どもたちが主体的に問題解決活動に取り組み、観察や実験に意欲的に取り組んでいる様子が多くみられた。課題としては、これらの問題解決の力を育成していくうえで欠かせない、「協動して新しい価値を生む力」があげられる。これは、どの教科においても当てはまることであるが、特に理科教育においては、自分で考えたことを表現し、自らの考えを大切にしながらも、他者の考えや意見を受け入れ、様々な視点から自らの考えを柔軟に見直し、その妥当性を検討しようとする態度を身につけさせたい。その上で、他者と協動して課題解決を図っていく力を育てていきたいと考える。
35 自然の事物・現象に進んで関わり、科学的な見方・考え方を育成する理科授業の実践 いわき市立好間中学校 いわき市 70
本校生徒の課題は次の2点である。①理科を学ぶことに対する関心・意欲や意義・有用性に関する認識について、肯定的な回答の割合が低い状況にあること。②「観察・実験の結果などを整理・分析した上で、解釈・考察し、説明すること」等の資質・能力にも課題が見られること。こうした現状を踏まえて、研究テーマ「自然の事物・現象に進んで関わり、科学的な見方・考え方を育成する理科授業の実践」を設定した。今回の研究では、「協働学習」「ICT機器(iPad )の活用」の視点から、理科を学ぶことに対する関心・意欲・有用性に関する認識を向上させ、科学的な「見方・考え方」の育成を図っていく。

2017年度

No.研究テーマ学校・所属機関推薦教育委員会成果
報告書
助成額
(万円)
1 科学を学ぶ意義や有用性を実感する生徒を育てる理科授業の創造 福津市立福間中学校 福津市 70
現行学習指導要領中学校理科の改訂にあたっての基本的な考え方の一つとして「科学を学ぶ意義や有用性を実感させ、科学への関心を高めることが示された。このことについて、科学技術が日常生活や社会を豊かにしていることや安全性の向上に役立っていること、理科で学習することが様々な職業と関係していることなど、日常生活や社会との関連を重視して理科授業の改善が求められている。そこで、本研究においては、めざす生徒の姿に迫るために、「自然災害」や「科学技術の利用」の学習を中心に、情報を他者と共有しながら、対話や議論を通じて協働的問題解決を図る学習過程の在り方を究明したい。そのためには、電子黒板(大型テレビ)を活用した教師や生徒によるプレゼンテーション活動が効果的であると考える。
2 園芸を通して豊かな心を育む 認定こども園 伊勢原幼稚園 伊勢原市 70
花や野菜を育て慈しむ事で、小さな命の営みや不思議さを体験し人間の努力だけでは成し遂げられない自然の力に触れて欲しい。という願いから今回のテーマを設定しました。<br />本園は、園庭の片隅に小さな畑があり、今までもトマトやキュウリを育て子供たちの手で収穫しみんなで分け合っていただく事を行ってきました。採りたての野菜をいただくことで苦手な野菜に挑戦する姿を見ることが出来、食育の面でも良いきっかけになっていました。<br />この機会に畑のスペースを広げ、2年間の栽培カリキュラムを作成したいと考えております。種まき、発芽、花や実がなる様子を楽しんで観察していきたいと思います。また収穫した野菜を用いて子供たちの手で料理をしたり、摘んだ花で布や羊毛を染色したり、押し花をしたりなどの作品作りの楽しさも味わいたいと考えています。<br />人の土台が育つ幼児期にこの経験を通して私たちの周りにある自然の恵みに気づき、大切にする心、感謝する気持ちが育まれますようにと願いつつ取り組んでいきたいと思います。<br />
3 つながり合い、高め合う子どもの育成~自然に親しみ、自然的事象を観察する活動をとおして~ 西郷村立米小学校 西郷村 70
研究テーマである「つながり合い、高め合う子どもの育成~自然に親しみ、自然的事象を観察する活動をとおして~」に迫るため、ビオトープの自然的事象の観察活動の活性化に努める。また、本研究をとおして目指す子ども像①進んで学ぶ子ども(ビオトープの自然的事象を理科の見方・考え方の視点で観察し、自分なりの考えを持ち、それを表現し合う活動をとおして、理科学習への興味・関心を高めることができる子ども。)②思いやりのある子ども(ビオトープの自然的事象の観察をとおした気付きの互いの良さを認め合い、それぞれの良さを生かしながら、より良いまとめをしていこうとする子ども。)③自然を大切にする子ども(ビオトープに親しむ活動をとおして、自然に親しむ楽しさを味わい、自然や生命を大切にしようとすることができる子ども。)の具現を図る。さらに、一連の活動をカリキュラムマネジメントとして、学校教育活動全体の活性化につなげる。
4 学ぶ喜びを見いだす子~主体的・対話的に学び合うことを通して、考える力・表現する力を育てる~ 綾瀬市立綾瀬小学校 綾瀬市 70
1、仮説<br /> 魅力ある課題設定と、学び合う集団づくりによって、主体的・対話的な学びが生まれる。その学び合いの中で、児童は考える力・表現する力を育むことができる。<br />2、考える力・表現する力を育てる授業展開の工夫<br /> 授業を構成する三つの段階を本校では「出会う」[考える・学び合う」「振り返る」と名付け、その一つひとつに指導の重点を設ける。<br />①出会う⇒『魅力ある課題設定』<br /> 児童の興味・関心を引き、自らが問題を発見できるような課題提示の工夫。<br />②考える・学び合う⇒「主体的・対話的な学び」<br /> 課題解決の過程を楽しむことができる実験や観察を取り入れる。また、児童自らが学び合う活動を重視し、考える力・表現する力を高める工夫をする。<br />③振り返る⇒「学び合う集団づくり」<br /> 誰のどんな考えとどのように擦り合わせて、どんな学びをしたのか振り返りをさせる。
5 ESDの視点の獲得につながる、「日常」をサイクルに取り入れた問題解決学習 横浜市立南本宿小学校 横浜市 70
本研究のねらいは、テーマにもあるように、日常を出発点として理科の学習を組み立て、探究の過程で得られた知識や理論を再び日常に還すという「サイクル」を意識することにある。その中で特に重視したいのは、合意形成に基づいた「最適解」を学級における理論とし、「ESD」の視点で捉え直して身近な生活環境に当てはめて考えるという点である。より具体的な研究仮説を「日常における興味・関心を出発点として問題を作り、それを追究する過程で行った実験や観察の結果から合意形成によって構築した理論を、自分たちの生活環境に適用し、その価値や有用性を確かめる学習をサイクルとして行えば、子どもたちはESDの視点をもって環境に働きかける力を身に付けることができるだろう。」と設定し、それを4つの場に分けて検証することにしている。ICT機器や思考ツールなども活用することで、すべての子どもたちがESDに関わる思考力・実践力が身に付けられるようにしたい。
6 科学の心で自然を見つめ,未来をつくる理科学習 栃木県小学校教育研究会宇都宮支部理科支部部会 宇都宮市 70
「科学の心で自然を見つめ,未来をつくる理科学習」を研究主題に掲げ,「科学的な見方・考え方」を働かせるための学習活動を展開するにはどうしたらいいか,対話的で深い学びの充実を図るにはどうしたらよいか等について研究し,成果や課題について明らかにしていきたい。また,研究の成果を市町内の教員全体に発信していくことで,宇都宮市・上三川町の理科教育についての基盤をさらにしっかりとしたものにしていきたい。
7 「考える力」を確かに育てる生活単元・生活科・理科の学習指導法の研究 福岡市立笹丘小学校 福岡市 70
単元の中心となる「科学のきまり」に最初に出会わせ、そのきまりを繰り返し確かめたり、そのきまりを使って自ら問題を作り解決したりする活動を単元の中に設定することで、学習内容の定着が図られるとともに、自ら問題解決できる力が身に付き、子どもたちの「考える力」が育つ。
8 納得のいく考えをつくる理科学習指導法の研究 福岡市小学校理科研究会 福岡市 70
福岡市小学校理科研究会では,これまでの研究から,問題を教師側が設定していること,実験道具や実験方法を教師側が準備していること,45分間の中に全ての問題解決活動を仕組もうとすることで子どもの素朴な考えを多く拾えなかったことなど,問題解決の過程は踏んでいるものの,子ども自ら発想した問題解決でない場合が多く,本当の意味で主体的な問題解決の活動ができていたのかという課題があった。そこで,自ら考えた実験で問題解決を行うことで,子どもたちが自分の実験に責任を持ち,主体的に活動できると考え,子どもの既有の考えから始める問題解決学習を行い,その自分の確かめた結果に対する考察を話し合うことで,より納得のいく考えをつくることができるのではないかと主題を「納得のいく考えをつくる理科学習指導法の研究」とし研究を進めている。
9 「主体的・対話的で深い学び」を実践する理科学習~ICTを生かし、科学的に解決する力の育成を目指して~ 平塚市立神田小学校 平塚市 70
導入部から振り返りまでの学習の各場面で、全ての児童が主体的に、また対話的に学習と向き合い、学びを深めていくためのICTの活用の仕方を研究する。<br />
1 導入:児童が自然の事物・現象に向き合い、自ら学習課題を見出すための事象提示の工夫を探る。<br />
 (1)タブレット等を使用し、文字情報だけでなく、視聴覚にうったえる臨場感。<br />
 (2)課題を見出すまで何度も見られる再現性。<br />
 (3)見出した課題の児童間での共有。<br />
2 展開 すべての児童が、進んで課題を解決できるための支援方法を探る。<br />
 (1)児童の予期せぬ要望にICT機器で応え、児童の発想を大切にしていくことで、学習意欲を継続。使用した情報を必要なときに提示し、いつでも課題を再確認。<br />
 (2)話し合いの場面では、ICT機器を活用し、互いの考えをより分かりやすく伝え合うことで、学び合いの活性化。<br />
3 まとめ 学びを確かなものにするための振り返りのあり方を探る。<br />
 (1)実験等、学習過程の再現。<br />
 (2)思考過程の視覚化。<br />
 (3)上記2点を生かした自己評価。
10 ICT機器やロボット教材を用いて行う科学教室(プログラミング教育) 大和市プログラミング教育推進委員会 大和市 70
子どもたちが理科や科学の楽しさを体感し、科学的な考え方や想像力を育つことを目的として、小学生から中学生を対象とした「子ども科学教室」を実施する。その一つとして、小中学校で行われるプログラミング教育に対応した、体験プログラムを企画し、実施する。<br />
11 学ぶ喜びを味わい,確かな力を育てる指導法の研究 福岡市立香椎小学校 福岡市 70
本校はこれまで5年間にわたって,ものづくりを理科,生活科,生活単元学習,自立活動の中核に位置付けた実践を行ってきた。ものづくりは次期学習指導要領においても,「A物質とエネルギー」領域において,行う種類の数が明記されるなど,これから社会に求められている子どもの育成に重要な役割を果たすと考える。以上のことから本校のこれまでの積み重ねを活かし,より汎用性のあるものづくりの研究を行えるよう,「活用の段階におけるものづくり」と副主題を焦点化し,子どもが学ぶ喜びを味わい,子どもの確かな力を育てることができるよう研究を行っていく。
12 「21世紀グローバル社会に必要な豊かに学び合う力の育成」 横浜市立白幡小学校 横浜市 70
これまでの研究から、思考力・判断力・表現力の育成のためには、児童の協働学習を基盤として問題点を発見したりグループでコミュニケ-ションしたりしながら解法を共有し、知を再構築していくプロセスを重視していくことや、教科横断的な論理的思考の語彙やプロセスに焦点を当てて実践研究をしていく必要性が明らかになった。<br />研究主題の実現に向けて、目標を二つ設定する。一つ目は、児童自身が既習の力を想起し、目標設定の中で具体的な評価規準を意識し、学び方や考え方をメタ認知していけるようにするため、指導方法等の工夫改善に関する授業力向上を図る実践研究である。二つ目は、教科横断的な論理的思考力や表現力が、教科等の間でどのような連携等が行えるのかを実践研究し、自主的学習力の能力を育成、活用するカリキュラムの開発である。この二点を研究の軸とし、21世紀グローバル社会に必要な豊かに学び合う力を育んでいきたいと考える。<br />
13 主体的に学び、よく考え課題解決ができる児童の育成~理科を軸に、書くことを通して~ 下野市立祇園小学校 下野市 70
本研究では、「主体的に学び、よく考えて課題解決ができる児童の育成」を目指し、理科を軸に書くことを通して目指す児童像「主体的に学ぶ子ども、よく考えて課題を解決する子ども」に迫りたい。本研究では、教師の理科における指導力向上を、一つのアプローチとして行う。具体的には、楽しく、わかる授業に改善できるよう、教師への実技研修等を充実させる。実技研修では、実験のやり方、薬品の調整、実験器具の操作方法はもちろん、ICT(タブレット等)についても使い方や、より先進的な活用の仕方などの内容を扱う。また、「書くこと」を通して論理的表現力を伸ばすことを二つ目のアプローチとする。本校では、表現することに重点を置くことで思考力も高まると考えている。そこで、事実と意見を区別して書かせたり、根拠を明らかにした論理的文章を書かせたりするなどの「書く活動」を通して、論理的表現力を伸ばす研究を行い、最終的に児童の思考力を高めることにつなげていきたい。
14 問題解決の活動を主体的に行う子どもの育成 ~発見をつないでいく理科授業の展開~ 宇都宮大学教育学部附属小学校 宇都宮市 70
問題解決の活動に取り組んでいく中で養われる力が科学的思考力であることから,問題解決の活動に対して主体的に取り組めるようにする動機付けは必要不可欠である。そこで,問題解決の活動に対して主体的に取り組めるようにする動機付けの手立てについて研究していきたいと考え,「問題解決の活動を主体的に行う子どもの育成 ~発見をつないでいく理科授業の展開~」とテーマを設定し,研究を行う。<br />次の2つを研究仮説とし,実践的に検証していく。<br />①驚きやずれが多くある教材・教具を使うことができれば,子ども自らが,より多くの発見をできるようになるだろう。<br />②活動の様子や観察・実験の結果を記録したり使用したりできるタブレット端末を活用することができれば,子ども自らが,発見をつないでいくことができるだろう。
15 主体的に考え、主体的に学ぶ子どもの育成 いわき市立小名浜東小学校 いわき市 70
本県では、児童に、確かね学力を身につけさせることが大きな課題であり、大きな責務でもある。<br />学力調査等の結果から考察すると、小中学校においては、より組織的・計画的に授業を実施しなければならない状況である。<br />本校では、さまざまな授業を通し、児童の科学的な思考能力が向上することを願っており、また、アクティブ・ラーニングの推進、課題探求型学習の確立、主体的に学ぶ児童の育成を目指している。<br />研究の期間は、平成30~31年度であり、まず、身につけなければならない基礎・基本を明確にし、学習の展開「気づき→考え→発展する」を考慮した授業を進め、学習活動の中では、発問・板書の工夫を行ったり、学びの質を高める教材開発を行ったりして授業力向上にも努める。
16 科学的な思考力を育てる授業の在り方 ~タブレット端末等のICT機器を活用した学び合いを通して~ いわき市立桶売中学校 いわき市 70
タブレット端末等のICT機器を活用し、同期型Computer Supported Collaborative Learning(以下 同期型CSCL)で生徒の思考を可視化することで、「学び合い」が深まり言語活動の充実が図ることができると同時に、ICT機器を活用しながら科学に関する様々な情報を得ることにより、科学的思考力の育成を図る。
17 理科における思考力・判断力・表現力を伸ばす授業の在り方 いわき市立小名浜第三小学校 いわき市 70
2020年より新学習指導要領が始まるにあたり、「主体的・対話的で深い学び」をポイントに授業を作っていくことが大切になる。そのなかで、思考力・判断力・表現力の育成に重点を置いて、本校では研究を進めていきたい。では、これらの力を育成するために大事なことは何かを考えた時、児童の「思考の可視化」ではないかと考える。友達はどのような考えを持っているのか、どのように考えが作られているのか等を見える形にして比較検討することで、児童はお互いの考えの共通点や相違点に気づき、それについて主体的に思考力を働かせ、対話的な活動が展開されるのではないだろうか。また、自分の考えをよりわかりやすく相手に伝えるために映像や写真を効果的に利用することで、判断力や表現力の育成も図ることができるのではないだろうか。この「思考の可視化」を理科教育でタブレットを活用して実現したい。
18 実験・観察に係る教師の技能向上への支援 南足柄市教育研究所 南足柄市教育研究会小学校理科部会 南足柄市 70
現在、南足柄市では、理科支援員のサポートを受けながら実験技能の向上を積み重ねている。しかし、支援員のサポートなしに実験が充実した授業を行えるように独り立ちしていくことを考えたとき、「実験の仕方がわかる手立ての提供」の必要がある。かつてのように、校内に理科について詳しいベテラン教員がいれば、すぐにその人に尋ねれば教えてもらえた環境であったが、そのような環境が失われつつあるのが現状である。<br />そこで、理科支援員の授業での児童への提示の様子、実験器具の取り扱い方、実験器具のメンテナンスの仕方等を市内6校でその都度撮影し、市で提供されているサーバーに映像データを整理して保存することにより、わからない実験や機器操作等がある場合にはいつでも参照できる環境を構築していく。<br /> この取り組みの直接的なねらいは、<br /> ①教師の理科授業の分からないをなくす<br /> ②教師が授業で進んで実験を実施する<br /> ③実験を楽しむ児童が増える<br /> ④理科が大好きな児童が増える<br />と考える。
19 つなぐをキーワードにした科学的思考力の育成~小中一貫教育とICT機器の活用を通して~ 檜枝岐村立檜枝岐中学校 檜枝岐村 70
本校は、「15歳の春」(中学を卒業)を迎えると、生徒たちは高校進学のため親元を離れ他地区への転出するため、9年間の中で小中の職員が連携し、系統づけていくことが、これからの社会を生き抜く児童生徒の育成のために必要不可欠であると考え、小中一貫教育を推進してきた。また、これからの予測困難な変化の激しい社会で、自らが自立して、主体的に社会に関わることができる力を育てていくために、日々の授業において、判断の根拠や自分の考えを述べたり、実験結果を分析して解釈考察し説明したりすることが重要になってくる。そのためには、何より日々の授業で学ぶことの楽しさや意義を実感させていくことを大切にしながら、新指導要領の改訂にもかかすことのできない「思考力・判断力、表現力の育成」に着目し研究を進めていく。
20 確かな学力の定着を図る授業の工夫と学びの習慣を育てる教育活動の工夫 鏡石町立鏡石中学校 鏡石町 70
本校では「確かな学力の定着を図る授業の工夫と学びの習慣を育てる教育活動の工夫」を校内研修の主題として掲げ、各教科で研究を進めている。本校の理科部会として「確かな学力」を自然事象の中に自ら疑問をもち、それを主体的に追究する能力と捉え、研究を進めている。その一助としてICT機器を用いたいと考えている。具体的には動画や写真を用いて自然事象に対する生徒の興味・関心を高める、アプリケーションを用いての自然事象の概念を形成する、主体的に追究するツールとしてICT機器の活用力を高めるなどを考えている。また、どのようにICT機器を活用していくかやアクティブ・ラーニングなどについて先進校から学び、本校の生徒に還元することで生徒の主体的な課題追究や学び合いを支援したいと考えている。1つの単元や、1つの学年にとらわれず、継続性・系統性をもって学習に取り組めるような指導法を確立していきたい。 
21 問題を解決する力を育む理科授業 ~主体的・協働的な学びを通して~ 川崎市立小学校理科教育研究会 川崎市 70
問題を解決する力や問題を解決しようとする態度を育てることが、理科教育の目標である。そういったものを育むことをゴールに見据えた、主体的・協働的な学びの積み重ねが、将来の未知なる状況を乗り越え、困難な問題をも解決していくために必要な力になっていくと考える。<br />そこで、今年度から主題を「問題を解決する力を育む理科授業」、副題を「主体的・協働的な学びを通して」と設定し、研究をスタートさせた。<br />子どもが単に問題解決のステップを踏むのではなく、主体的・協働的に学ぶことを通してそれらを育んでいけるようにするためには、どのような理科授業を展開していけばよいのかを明らかにすべく、研究実践を重ねていく。
22 タブレット端末を用いた顕微鏡の有効性 三浦市立初声中学校 三浦市 70
従来の顕微鏡は、顕微鏡で観察したいものを見つけることに時間がかかり、観察したり、描写したりするのに1時間の授業では時間が足りないこともあった。また、観察したいものが動き回るものであれば、見つけられたとしても、詳しく観察することが難しく、観察するに至らないことも多くあった。<br />本研究では、タブレット端末を顕微鏡として用いて観察を行う有効性を探る。動画や静止画を撮影することにより、観察を容易にするだけでなく、まとめや振り返りの場面でも活用を図っていきたい。そして、全体共有の場面などでも使用し、より深い気づきにつなげていきたい。<br />従来の顕微鏡は微生物を観察する際、1人ずつ鏡筒をのぞき込まなければならず、教員と生徒や生徒同士が同じ観察ポイントを捉えられているのか確認できなかった。また、各自1台の顕微鏡では、観察したいものを見つけるのに時間がかかり、台数が多いため教員の手が足りず、対応しきれなかった。一方で、顕微鏡の台数を減らすとピントを合わせる作業はやりやすくなるが、1台の顕微鏡を何人かで共用するため、観察したり、描写したりするのに1時間の授業では時間が足りないこともあった。<br />パソコンやテレビにつながる顕微鏡もあるが、高価なため教室に1台程度しかないこと、大まかな形をとらえることはできるが、細かいところを観察するには難しいこと、拡大されたもので動物のような動き回るものは見つけたとしても観察することが難しいことなどが課題であった。<br /><br />このような課題を解決するために、観察の補助的な役割としてタブレット端末を用いたい。具体的な方法としては、動画や静止画を撮影することにより、観察を容易にするだけでなく、まとめや振り返りの場面でも活用を図っていきたい。静止画は拡大がしやすいので細かいところの観察ができるようになる。また、動画を撮影し停止させることで、動いている観察したいものを、簡単に観察することができる。さらに、動画や静止画は保存することができるので、全体共有の場面などでも使用し、より深い気づきにつなげていきたい。
23 気付きを意識した環境・授業づくり~自ら伝えあい学びあう子どもの姿をめざして~ 秦野市立東小学校 秦野市 70
生活の中での体験と学習での学びを結び付け、自らが興味関心をもって科学的に思考を深めていくきっかけ、気づくということに注目していきたい。<br />深い学びにつなげるうえで、友だちと自分の考えやイメージの相違点に気づくことは重要です。これは、思考という部分だけでなく普段の生活の中での変化に気づくこととも関わりが深いと考え調べていこうと考えた。
24 主体的に学び、自ら実践しようとする児童の育成を目指した環境教育 北九州市立曽根東小学校 北九州市 70
西日本有数の干潟である「曽根干潟」を校区に有する本校では、長年環境教育に力を入れてきた。干潟に生息するカブトガニの他、干潟に注ぐ貫川やクリークにも多くの希少生物が棲んでいる。校内のビオトープでは、毎年多数のヤゴが羽化したり、カエルが産卵したりするなど、児童の身近に豊かな環境が広がっている。<br />本校では、これらを生かし、①「人・もの・こと」を中心に据えた主体的な体験活動を取り入れた指導の工夫②一人一人の思考を可視化しながら協働的に学ぶ方法の工夫③獲得すべき資質・能力を発達の段階に応じて教科横断的に整理しながら行う評価の工夫 の三点を研究の着眼点とする。<br />探究的な環境教育を通して、科学が好きな子どもを育成したい。そして、環境に対する感受性や見方・考え方を深めながら、自分のまちに、「誇り」や「愛着」をもち、自分たちのまちづくりに自発的に関わりたいという「シビックプライド」の醸成に力を注いでいきたい。<br />
25 持続可能性の教育と研究方法のあり方について ~カリキュラムマネジメントのPDCA~ 横浜市立三保小学校 横浜市 70
ESDを本校学校経営の中核ととらえ、これまでの本校の取り組みを整理し教科横断的な視点でカリキュラムマネジメントを進める。また環境やキャリアなどの教育課題をクロスカリキュラムにより整理し、全教科等において授業実践を進め「持続可能性の教育」として再構築していく。研究の大きな柱としては以下の2点である。<br />①授業研究・校内研修等を充実させる教育課程の整備及び「持続可能性の教育」を中心としたカリキュラムマネジメントを継続的に進め、どこの学校でも取り組める標準的な年間計画を作成する。<br />②校内研究を持続可能なものとするため、研究推進と併せて「教職員の働き方改革校」を進め、ワーク・ライフ・バランスを実現する。<br />
26 思考を整理し、主体的に観察実験に取り組み、結果を協働して分析し、課題解決を図ることができる生徒の育成 栃木県立佐野高等学校附属中学校 佐野市 70
ICT機器を使用し、観察・実験の方法や手順を共通理解することでより正確な実験を行う。さらに、能動的な実験への参加と、持ち寄った詳細なデータを互いに検討、推論することにより思考力、表現力、新たな課題の発見力の育成を目指す。同時にコミュニケーション能力も高めるために効果的な学習方法の研究を行う。
27 小中連携の良さを生かした理科教育への取り組み 南足柄市教育研究所 南足柄市教育研究会中学校理科部会 南足柄市 70
理科における科学的思考力・表現力の育成の視点から、言語活動の充実において小中連携を生かすことにより、生徒自身の発想を生かし、仲間の考えを受け入れ、自分たち自身で新たな知識を生み出していく学びのスタイルを構築していくことをねらいとする。そのために、小学校における言語活動のあり方を授業参観や研究会などを通して集約し、中学校での授業実践を行っていく。
28 主体的・協働的に問題解決できる生徒を育成する理科学習指導法の研究 ~ICT機器の効果的な活用を通して~ 小郡市立三国中学校 小郡市 70
本年度4月の全国学力実態調査の結果から,本校生徒の理科における習熟度状況として,知識・理解については概ね良好であるが,科学的思考や表現において課題があることがわかりました。普段の授業においても,観察や実験などの実技や活動は積極的に行うが,結果を分析、解釈をして考察をする場面においては、消極的になる生徒が多く,単に他者の意見に同調したり、教師による解答を待ったりする姿があります。そこで、今回の御社の助成事業の恩恵を受けて、タブレットや顕微鏡などのICT機器を授業の中で効果的に活用することで,一人ひとりの生徒が主体的に考察したり,小集団や全体での交流活動の場において,お互いの考えをすり合わせたりすることでさらに思考が深まるようにすることをねらいとしています。そのようにして主体的・協働的に問題解決を図ることで,科学的な思考力を向上させることができるのではないかと考え,本研究に取り組んでいく所存です。何卒ご支援よろしくお願いいたします。
29 自らかかわり 分かりやすく表現し 考えを高める子 川崎市立菅小学校 川崎市 70
川崎では、キャリア在り方生き方教育をスタートした。本校でも、これまで実践してきた様々な活動を見直し、改めて子どもたちに身に付けさせたい力を「基礎的・汎用的能力」の4つの能力を参考に設定した。子どもたちに身に付けさせたい力を育成するために、子ども自身が問題を設定し、その解決をしていくといった「問題解決」のプロセスに沿った授業を展開していく。観察・実験したことをありのまま見た事実を記録し、自分の考えをもつ根拠とする。比べることは、思考の基礎的な力である。学習の様々な場面で取り入れる。子どもたちの問題意識や興味・関心を高めることで、問題解決の学習を充実させる。
30 子どもが科学的なものの見方・考え方を深める理科学習指導の展開 中間市立中間北小学校 中間市 70
本校は、「水資源教育」や「緑の少年団活動」などを中核とした環境教育にも取り組んでいる。生活科では「ネイチャーゲーム」を取り入れ、理科の学習では栽培・観察など「実体験」活動を重視した取り組みをしている。しかし、「ICT環境の整備」が十分ではない。理科室も時代に応じた環境に整えていく必要がある。理科室のICT環境を整え、本校理科教育の充実を図るため、本研究に取り組むこととした。研究のねらいは、子どもたちに科学的な見方・考え方を育てるため「実体験」とICT機器活用による「視覚体験」に基づいた言語交流活動を位置づけた理科学習のありかたを究明することである。<br />
31 問い続け、生き抜く力を磨き高める科学教育の推進 福島市立三河台小学校 福島市 70
本校では、長年にわたり科学教育の研究を継続してきた。これまでの研究の成果と課題を明確にし、理科・生活科の授業において教科横断的な単元構想を工夫していけば、問いを持ち続けながら共働的な学習によって問題を解決し、思考力・判断力・表現力等の資質・能力を育成できるのではないかと考えた。この資質・能力は福島の復興の担い手としての資質・能力に結び付くであろう。<br />研究内容としては、3本の矢(①理科・生活科の授業の充実、②科学への興味・関心を高めるプロジェクトの推進、③科学教育ネットワークの構築)を柱として手立てを講じていく。<br />この3本の矢を強固にし、生き抜く力を身に付けた児童を育成していきたいと考えた。
32 響き合い高め合う授業づくり ~主体的・協働的に学び合う児童の育成~ 相模原市立淵野辺小学校 相模原市 70
児童の主体的で協働的な学びを育むために、理科・生活科・生活単元学習を中心とした授業づくりの研究に取り組んでいる。児童の学習意欲を高めるために、自然事象との出会わせ方を工夫し、児童の疑問を引き出すようにする。こうして生まれた問題を解決するために、仮説→実験→考察という科学的な手続きを繰り返し、児童の思考に沿った追究活動を進めている。また、児童の協働性を高めるために、学級での人間関係づくりや対話的な活動を重視し、様々な場面で取り組んでいる。<br />教師の若返りが進む中で、校内研究の時間を教師が成長する機会ととらえ、教師も互いに協働する中で、授業力・教師力を磨いている。<br />なお、本校は、平成28年度から3年間、相模原市教育委員会「特色ある学校教育研究事業」の委託校として研究指定を受けている。
33 生徒の潜在的な力を引き出す、他者との協同に基づく授業の創造 横須賀市中学校理科研究会 横須賀市 70
本研究会では全体のテーマを「生徒の潜在的な力を引き出す、他者との協働に基づく授業の創造」とした。また、1.科学的な見方や考え方を養い、学び合い深め合う授業<教育課程>、2.他者との協働を通して科学概念を形成する授業<学習指導法>、3.基礎・基本を活用して、身近な自然現象を探求する力を育む授業<観察・実験>、4.協働した学習における適正な評価法を取り入れた授業<学習評価>の四つの小テーマを設定し、それぞれにグループで研究活動に取り組み、「自然事象に積極的に関わり、疑問や問題を自らの知識や経験を基に思考を展開するとともに、なかまと協力しながら探求する生徒」の育成を目指している。
34 知識・技能を活用し、科学的な思考力、表現力を高める学習活動の工夫 南相馬市立石神中学校 南相馬市 70
本研究は、タブレット端末等のICT機器を活用することが効果的であると考える。研究は、視点を3つあげ研究していく。視点1は、「科学的な思考力、表現力を高めるための観察実験の前後における言語活動の工夫である。視点2は、テーマを設定して検証し、レポートを作成したり、発表、討論したり、日常生活や社会で活用できる学習活動の工夫である。視点3は、生徒が自己の高まりを実感できる指導の工夫である。この3つの視点をもとに、タブレット端末等のICT機器を効果的に活用することにより、知識・技能を活用し、科学的な思考力、表現力を高めることができると考える。
35 見通しをもった観察、実験を行い、自然事象を科学的に探究する資質・能力の育成を図る中学校理科学習 北九州市中学校理科教育研究会 北九州市 70
 新中学校理科学習指導要領は、生徒に対して「育成を目指す資質・能力」を明らかにし、その資質・能力をはぐくみ、予測困難なこれからの社会の変化に主体的に関わり、感性を豊かに働かせながら、どのように社会や人生を豊かなものにしていくかを自ら考え、自らの可能性を発揮し、よりよい社会と幸福な人生の創り手となれるような「確かな学力」、すなわち「生きる力」を身に付けさせようとしている。<br /> 中学校理科における各単元や1時間の授業の中で、生徒に対して「育成を目指す資質・能力」を明らかにしつつ、これまでの本市中学校理科教育研究会の研究の成果を生かして、深い教材研究や授業案検討、授業実践研究などに基づき、生徒に見通しをもった観察、実験を行わせ、自然事象を科学的に探究する見方や考え方、実験の技能などをはぐくむ授業実践を行うことは、若い理科教員が増えている市内の理科教員全体の授業実践力の向上のみならず、新中学校理科学習指導要領の実施に向けて価値あることだと考える。

2016年度

No.研究テーマ学校・所属機関推薦教育委員会成果
報告書
助成額
(万円)
1 思考力・判断力・表現力等を高める授業への改善~子どもが問い続ける理科の授業~ 天栄村立広戸小学校 福島県 60
子どもが問いを解決するとより深い問いが新たに生まれる。子どもが問い続ける理科の指導を行うことによって,思考力・判断力・表現力が育まれ,科学的な見方・考え方も養うことができる。子どもが問いを見いだすために,いろいろな事物や事象を改めて見せたり,主体的に問題を追究させたり,より深く考えたりする場を設定するようにしたいと考えた。
2 協同的に思考を広げながら、課題を解決する理科授業 いわき市立平第四小学校 いわき市 60
授業の中で児童同士の対話的な活動を取り入れ、協働的に思考を広げたり、深めたりできるように工夫するとともに、ICT等の教育機器の整備を図り、観察・実験結果を全員が一覧できるようにして情報の共有化を図り、協働的に実験・観察の結果を整理分析し、適切に考察できるような理科授業を構築する。<br />
3 課題の発見・解決に向けた主体的・協働的な学びができる授業のあり方 横浜市立鴨居中学校 横浜市 60
本校では、「基礎基本の充実」をテーマに研究を行ってきた。そのために、各教科で、単元の導入部分について試行錯誤を重ねてきている。単元の導入の仕方によって、生徒の学習意欲が決まってくることがあるので、効果的な導入について、教科横断で検討する機会も設けている。その中で、ICT機器を利用して、視覚的・聴覚的に生徒の心を刺激し、学習意欲の向上を促す取り組みが必要であるという意見が多い。<br />また、基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させることで、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等を育んでいかなければならないと考え、上記のようなテーマを設定し、研究を行うこととした。<br />
4 自然に親しみ、豊かな学びを創る子どもの育成 横浜市小学校理科研究会 横浜市 60
学習指導要領の改訂への対応した新教育課程モデルを開発し、質の高い理科授業が市内小学校実施される基盤をつくり、理科学習を楽しみにする子どもをより多く育成できるようにする。<br />「基礎実験観察研究研修部会」等の実技研修や研究部会の実施内容の質の充実を目指す教材等の支援を行い、横浜市の小学校教員の理科指導力の向上を図り、理科学習を楽しみにする子どもをより多く育成する授業を実施するようにする。
5 理科におけるアクティブ・ラーニング 横浜市立三ツ沢小学校 横浜市 60
理科におけるアクティブ・ラーニングを求め、主体的、協同的な深い学びの在り方について、授業を通して次の三点から具体的方策を探る。<br />☆驚きがいっぱい、子どもが主体的に自然に働きかける「質の高い体験」<br />☆深い学びを創る、「考えを深め合う場」<br />☆見通しからの考察、子どもの科学の世界を大切に育む「問題解決のプロセス」<br />
6 サイエンスコミュニケーションによる理数教育の授業デザイン 下野市立古山小学校 栃木県 60
本研究では,理数教育に重点を置いた,サイエンスコミュニケーションによる自ら思考し表現する力を高める授業デザインにより,科学に興味をもちながら,他者との関わりを積極的に行うことができる子どもたちを育てることをねらいとする。
7 主体的に学ぶ生活科・理科学習の指導 ~活動構成と交流活動の工夫を通して~ 福岡市立香椎東小学校 福岡市 60
本校はこれまでに,「主体的に事象とかかわり学ぶ生活科・理科学習」として,主体性を重視する研究を行ってきた。事象提示を工夫し問題解決力を高めたり,単元構成の工夫について研究を行ってきた。さらに,主体的,対話的な学習を重視し問題解決能力を高めようとしている。特に,子どもたち自身が考えを出し合う活動を工夫することで協働的な学習を行い,多様な情報を得ることができ,一人では解決できない困難な問題を解決することができたり,新たな考えや関係性や差異を見いだすことができている。今後も研究を深めていきたい。
8 ICTを活用した環境教育の推進 鹿沼市立加蘇中学校 栃木県 60
加蘇中学校では、総合的な学習の時間において、「加蘇地区の環境」をテーマとした研究を10年ほど続けている。生徒は自分たちの住む加蘇地区の環境について詳しく知ること、加蘇地区の環境を美しく保つことを目標として活動し、調査結果は毎年理科展に出展している。<br />現在、これらの活動は、総合的な学習の時間にのみとどまっており、生徒全体での調査内容の共有には至っていない。<br />そこで、理科の授業における環境教育の実践として、タブレット端末を使用した環境教育を行い、地域の環境への興味をもたせ、環境に対する知識を深めさせたい。<br />また、本校は学校課題『共に学び合い、考え合う生徒の育成』に取り組んでいる。この学び合う授業を通して自分の意見を言い、他の人の意見を真剣に聞く、その中で自己の考えを修正、深化させていけるものと考えている。授業においてもこの学び合いを生かしていくことが大切であるので、本研究においても取り入れていくことは有効である。今回、特にタブレット端末を購入し、総合的な学習の時間において各班で調べ学習等を行わせ、学び合い学習につなげたい。<br />
9 科学的な思考力・表現力を育成する理科・生活科学習指導-伝え合い・高め合う言語活動の工夫を通して- 行橋市立今川小学校 福岡県 60
科学的な思考力・表現力を育成する理科学習指導<br />~タブレット端末等ICT機器を活用した伝え合い・高め合う言語活動の工夫を通して~<br />【研究のねらい】<br />理科学習において、科学的な思考力・表現力を育てるため、互いの考えを伝え合い、自らの考えや集団の考えを発展させ科学的な見方・考え方を培う言語活動の在り方を究明する。また、タブレット端末をはじめとする様々なICT機器を活用し、観察・実験の結果を整理し考察する学習活動、科学的な概念を使用して考えたり説明したりする学習活動等の伝え合い・高め合う言語活動の充実を図る。<br />【目指す子ども像】<br />・根拠に基づいて予想や仮説を立てさせることにより、論理的な考え方ができる子ども。<br />・事実と考えを区別させることにより、思考が整理され、事実に裏付けられた説得力のある表現で考えを表すことができる子ども。<br />・複数の事実から一般化を図らせることにより、規則や定理についての見方や考え方を明確にもつことができる子ども。<br />
10 情報活用能力における思考力・判断力・表現力を身に付けさせる授業づくり~知識構成型ジグソー法とプログラミング学習を通して~ 飯塚市立飯塚東小学校 福岡県 60
本研究は,ICT機器の効果的な活用を通して,自らの課題を持ち,対話しながら思考を深める理科学習指導の在り方を探求するものである。グローバル化が急速に進む社会の中で,これからの社会を生きる資質や能力を育むために,主体的・共働的に学びを通して,思考を深め解決していく力を身に付けていくことが急務であると考える。本校では,知識構成型ジグソー法による協調学習の授業づくりを進めている。学習過程の中に,ICTを活用する場面を位置付けることで,対話を通した思考の深まりがあると考える。具体的には,エキスパート活動の段階では,資料提示にタブレット等の機器を利用し,課題に対する問題意識や興味関心を持たせる。次の段階であるジグソー活動では,ICT機器を利用し,エキスパート活動で明らかになった情報を比較・統合させていく。クロストークの段階では,児童の考えを深化・発展させるための手立てとしてICT機器を活用する。その中で,ICT機器をどの段階で活用することが有効かどうかを検証していく。
11 自分らしさを生かして表現できる子 ~自分の考えをもち、思考を深める言語活動を通して~ 座間市立栗原小学校 座間市 60
今まで取り組んできた校内研究を生かして、児童の表現力を育成し、児童が理科に興味をもって学習するために、様々な環境を整えていく必要がある。実験や観察、調べ学習などが効率的にできるよう、実験器具やタブレット端末を充実させ、児童の学習に役立てていきたい。
12 キャリア教育の視点で改善する理科の授業の在り方~タブレット端末を活用した「課題対応能力」の育成を通して~ 棚倉町立棚倉中学校 福島県 60
棚倉町教育委員会では、キャリア教育に取り組んで4年目となる。本校でも、その視点での授業改善に取り組み、成果を挙げてきた。本助成では、具体的にキャリア教育における「課題対応能力」の育成に視点を当て、タブレット端末等を活用して、生徒の課題解決能力や情報リテラシー、コミュニケーションスキル等の育成を目指す研究に取り組むものである。
13 ICTを活用し、科学的思考力を高め学ぶ意欲につなげる理科指導 伊勢原市立伊勢原中学校 伊勢原市 60
伊勢原市中学校教育研究会理科部会では、「身近な発見から科学の楽しさを見出し、学ぶ意欲につなげる理科指導」を目標に研究を行っている。普段の生活の中で得られる「日常知」を授業内で用いることにより、生徒が「学習知(学校知)」を有意味なものとしてとらえ、科学的な概念の「有用性」や「必要性」を理解し、学習意欲が向上すると考え、授業研究を行っている。<br /> これまでの授業研究の中で、「再現性の限界」と「情報共有」という課題が見えてきた。これらの課題を解決するために、以下のような視点で研究に取り組んでいきたい。<br />①ICTを活用し、疑似体験や情報共有、身近な事象の数値化などを行い、生徒の理解を深め、科学的な事象や理科の学習への関心意欲を高める。<br />②実験結果の共有を通して実験レポートや授業ノートの内容を深めさせ、科学的思考力を高める。
14 理科授業におけるいわきの中学校教員の指導力向上を図る授業支援事業 いわき中学校理科同好会 いわき市 60
児童生徒の学ぶ環境や専門的な学習の機会を充実させるために教師の指導力向上、実践力向上が求められている。いわき市総合教育センター主催の「教師力アップセミナー」とタイアップし「理科実験講座」を実施する。これにより授業の進め方や実験・観察技能の習得の場、教材開発の場を提供し、授業実践上の支援を行えるようにする。教員の資質向上・指導力向上につながることにより、多くの子どもが科学へ興味・関心を持ち、理科好きな子どもの育成を図ることを目的とする。
15 科学的な思考力・表現力を育成する生活科・理科授業~親和的な集団を生かした主体的・対話的で深い学びを目指して~ 下郷町立江川小学校 福島県 60
本校は自然豊かな地域にある小規模校で、素直で素朴な子どもが多い。理科が好きな子どもも多いが、科学的な思考や判断、表現する力が十分でなく、全国学力テストの結果において「活用型」の問題に苦戦している。そこで、親和的な集団という良さを生かすことで、科学的な思考力・表現力を高めていきたいと考え、「問いづり」「思考する場づくり」「学びの価値づけ」という3つの視点のもと、「科学的な思考力・表現力を育成する生活科・理科授業~親和的な集団を生かした学び合いを通して~」というテーマで研究を進めていくこととした。
16 地域の生物を用いた教育実践 小田原市立白山中学校 小田原市 60
小田原市には現在絶滅危惧種に指定されている酒匂川水系メダカ(小田原メダカ)が生息している。生息環境の変化やヒメダカとの交雑により純系種は激減しているにも関わらず、メダカは種類による形態的特徴の変異が乏しいため絶滅の危険性を生徒が感じ難いという課題がある。そこで本校では小田原メダカを題材にした教材開発を行い、遺伝子の多様性や生息域外保全の重要性に着目し、生徒の科学的に探求する能力の育成を目指す。また、郷土の生態系の理解や保全の重要性について生徒が考える機会を与えたい。<br />
17 学び合い、高め合う授業の創造 会津若松市立謹教小学校 福島県 60
本校では,「伝え合う場」を学習の効果的な場面に位置付け,「思考力・判断力・表現力等」の育成を目指した実践研究を行ってきた。理科研究部においても,目指す子ども像を「課題解決の過程を通して自分の考えをもち,友だちとの協働的な追究活動の中で,伝え合ったり話し合ったりすることで学び合い,科学的な見方や考え方ができる子ども」とし研究を進めている。<br /> 目指す子ども像を達成するための手立てには,①子どもたちが課題を見い出すための工夫,②協働的な思考を促す言語活動の充実,③学びの高まりを実感する振り返りの工夫の3つの視点を基本にして,授業に組み入れながら進めている。
18 自然への興味を高め、その思いや感動を豊かに表現できる児童の育成~理科や生活科における自然との触れ合う実体験を通して~ 伊達市立伊達小学校 福島県 60
子どもは、本来自然の中で様々な体験を通じ、五感を磨き、生命尊重・自然保護などの道徳性、さらには健全な体を作っていくのが望ましい。しかし、本校のまわりには自然と触れ合える里山や小川などがない。だから、本研究においては、学校が、少しでも、自然に触れ合える場を設定することで、自然への興味を高め、その思いや感動を豊かに表現できる子どもの姿を求めていきたい。
19 科学的な思考力・判断力を高める理科学習指導の工夫 いわき市立小名浜第一小学校 いわき市 60
本研究では、これまでの研究の成果を生かして、「科学的判断力」をさらに高めていく上で必要な、「事象提示」「予想を立てる場面における言語活動」「観察・実験の仕方」「考察する場面における言語活動」などを見直し、科学的な思考力・判断力を高める理科学習指導の工夫について探っていきたい。
20 「自ら学ぶ意欲を高め,科学的な思考力・表現力を育成する理科教育」~主体的・対話的で深い学びを目指す理科授業~ 川崎市立中学校教育研究会理科部会 川崎市 60
「自ら学ぶ意欲を高め、科学的な思考力・表現力を育成する理科教育」~主体的・対話的で深い学びを目指す理科授業~として、4つの研究推進委員会で次のようなことを狙いとして研究に取り組みたい。<br />⑦狙い<br />○教育課程:科学を探究する資質や能力と態度を育成する教育課程の編成<br />○環境教育:理科を学ぶ有用性を高める授業<br />○観察・実験:自ら学ぶ意欲を育て、感動を味わうことのできる教材の研究と発信<br />○指導・評価:主体的・対話的に学ぶ楽しさ・わかる喜びを味わう学習の指導と評価<br />これら4つの研究推進委員会の研究と授業実践を通して、生徒の主体性や科学的な思考力・表現力を高めたり、学びを深めたりする。<br />
21 意欲をもって探究活動に取り組み、学びを深めさせる工夫 いわき市立内郷第一中学校 いわき市 60
『意欲をもって探究活動に取り組み、学びを深めさせる工夫』をテーマとし、理科の授業において、探究活動や協働的な学習に積極的に取り組ませ、学びを深めさせる実践研究を進める。
22 自然を愛し,自然の事物・現象に主体的に関わる子どもの育成~生活科・理科を中核とした教科等横断的カリキュラムを通して~ 福岡市立有住小学校 福岡市 60
身近な自然環境である学校ビオトープを足場として繰り返し関わりながら問題解決の方法を教え,自力解決できる学びを支援する学習指導方法は,主体的な問題解決の能力や自然を愛する心情を育て,実感を伴った理解を図りながら科学的な見方や考え方を育てる上で意義深い。学校ビオトープを学びの場として、これからの時代に求められ力「何を知っているか,何ができるか(知識・技能)」「知っていること・できることをどう使うか(思考力・判断力・表現力)」「どのように社会・世界と関わり,よりよい人生を送るか(人間性や学びに向かう力)」を育んでいく。
23 みて、きいて、考えて、話して、楽しむ理科学習の充実! いわき市立高坂小学校 いわき市 60
子どもたちは自然の事物現象が好きである。私たち教師が、自然の事物現象との出会いを演出し、目の前の事物現象に今までもっていなかった意味や価値を見いだす学習を展開しなくてはいけない。こんな体験をしている子どもは自然の事物現象へのすばらしさや尊厳、価値をもつことができるからである。そんな子どもを育てる授業を充実させたい。
24 小規模校におけるアクティブラーニングを具現化する視点についての事例的研究 三浦市立剣崎小学校 三浦市 60
電子黒板を活用した理科授業デザインの構想し、授業実践に取り組む。具体的には、電子黒板を使用して、この思考の表現をサポートしながら、話し合いの質の向上を目指すとともに、個々の知識の再構成を促しながら、主体的・協働的な理科授業の具現化を図る。
25 科学的な思考力・表現力が身についた人材の育成~アクティブ・ラーニング型授業を通して~ 北九州市立板櫃中学校 北九州市 60
本助成を通し、理科の授業において、焦点を二つにおいて行っていく。まず、科学技術、自然科学を学ぶ意義や有用性を実感し、生徒一人一人が興味・関心をもって学習に取り組む姿勢を育てることである。もう一つは、課題の発見・解決に向けた主体的・協働的な学びを深めるために、予想を立てる場面、観察・実験結果から考察を行う場面等で小集団による話し合い活動を積極的に行うことで「表現力」「思考力」「協働性」を育てることである。この二つの焦点を重視していき、科学的な思考力・表現力が身についた人材を育成していこうと考え、実践を行っていく。
26 ICTを活用した科学的な思考力・表現力の育成~実体験をもとにした探求活動を通して~ 栃木県立矢板東高等学校附属中学校 栃木県 60
理科の授業での実験を、今よりもじっくり検証したり、文章やグラフと同様に伝達手段の一つとして、タブレット端末のような記録・再生が容易にでき、学級全体でも情報を共有しやすい機器を使用し、科学的な思考力・判断力の育成に役立てたい。
27 科学的な見方や考え方を身につけさせるための授業の改善・充実~アクティブ・ラーニングを活用して~ 宇都宮東高等学校附属中学校 栃木県 60
全校生を対象に、理科と総合的な学習を中心に、アクティブ・ラーニングを積極的に活用し、確かな学力及び科学的な見方や考え方を身につけさせるための授業の改善・充実を図っていく。
28 事実をもとに考え、説明できる子どもの育成 ~「見る」から始まる「考える」理科学習の創造~ 北九州市立藤松小学校 北九州市 60
本研究では,「事実をもとに考え,説明できる子どもの育成~『見る』から始まる『考える』理科学習の創造~」のテーマのもと,自然の事物・現象を「見る」ことに焦点を当て,自ら自然事象に関わり,自分の目で見て,自分の頭で考え,自分の言葉で説明でできる資質・能力や,事実をもとに,謙虚に,柔軟に,誠実に考える豊かな人間性を備えた子どもの育成を目指して実践を行う。<br />そのための具体的着眼として,次の3つの工夫を行う。<br />【着眼1】子どもの見方を高める単元構成の工夫<br />【着眼2】地域素材や新しい素材を生かした教材開発と提示方法の工夫<br />【着眼3】「見る」と「考える」をつなぎ,科学的な見方・考え方を高める教師の問いの工夫<br />上記の手立てを講じることで,事実をもとに考え,科学的な見方・考え方が高まり,自分の考えを説明できる子どもを育成することができると考える。<br />以上のように,1年次では単元構成の工夫や新しい教材の開発,提示方法の工夫により「見る活動」を充実させることで,「観察の基盤」づくりを通じて子どもが「目的」「視点」「規準」をもって見方を高めることができるようにする。<br />2年次では,「思考の基盤」づくりを通じて子どもの考え方を高める指導のあり方について明らかにする。
29 自然の事物・現象に主体的に関わり、探求する能力をはぐくむ理科教育 横浜市中学校教育研究会理科部会 横浜市 60
情報化やグローバル化など急激な社会変化の中でも、未来の作り手となるために必要な知識や力を確実に備えることが求められていて、それを支える人材の育成が重要であり、理科教育の充実が必要である。そして、子どもたちが自然の事物・現象に進んで関わり、その中で、理科としての見方・考え方を培ったり、「何ができるようなるか」「何を学ぶか「どのように学ぶか」といった理科で育てる資質や能力を、探求的な活動の中で育んだりすることが重要である。<br />そこで、自然の事物・現象に主体的に関わり、探求する中で科学的な思考力や豊かな表現を育てることのできる授業展開や教材開発、教育評価のあり方など指導法を研究すること。さらに、それらの成果を市内の理科教員、特に若手教員に伝達する研修会を開催すること。また、教員自身が実際の自然にふれることができる自然観察会など実施することなどを通じて、理科教員の授業力、指導力の向上に取り組んでいきたいと考える。<br />
30 論理的思考をもとにした科学的表現力の育成~習得・活用・探究の一体化~ 平塚市立旭陵中学校 平塚市 60
本研究では、論理的思考力をもとにした科学的表現力の育成を行うことを目標とし、めあてや評価を明確にした上で、人(個人、グループ等の活動等)、環境(授業規律や実験設備等)、ツール(実験器具やレポート、ICT等)を十分に活かし、習得した知識を生徒自身が活用し科学的に表現できるような授業展開を行う。目標達成の方法として興味関心を高める教材づくりに努めること、観察・実験またはものづくり等の体験活動により探究心を高めること、生徒自らが習得した知識を活用し予想や考察を導き他者と共有すること等があげられる。<br /> 目指す子ども像は「論理的に思考し、科学的に表現できる子ども」であり、そのために「わかりやすい授業・引き付けられる魅力のある授業」を展開する。具体的な方法として、論理的に思考したことを表現できる授業の展開を行うために「習得」「活用」「探究」を一体化させた授業を展開する。
31 問題を科学的に解決する力育む理科学習~考察場面における話し合い活動の工夫を通して~ 大牟田市立天の原小学校 福岡県 60
「水から自然に働きかけ、科学的な見方・考え方を深める子ども」の育成を目指し、下記のような仮説と検証方法を設定し検証を行うものである。<br />【仮説】<br />1科学的な見方・考え方を深めるための教材開発<br />2科学的な見方や考え方を深めるための説明活動を位置づけた単元構成<br />3科学的な見方や考え方を深める支援の工夫<br />【検証方法】<br />1知識・技能面:テストや学習時の発言内容、観察・実験場面での技術の習得状況から<br />2科学的思考面:整理、考察段階でのノートの記述や発言内容、結論を導き出す段階での集団思考における発言内容から<br />3手立ての有効性:検証授業の実施、分析、考察から
32 人生を主体的に切り開くための学びに向けて~ICTを活用し、理科好きの子どもたちの裾野を広げる学習の展開~ 秦野市立鶴巻中学校 奏野市 60
現在の日本の理科教育は、世界的に見ても学力はトップレベルにあるにもかかわらず学習に対する意欲は低く、理科の学習意義を見出せず、理科自体が好きでない生徒が多い。特に中学校では小学校と比べて深刻な状況である。<br />そこで、理科好きの生徒を増やしていくとともに、学習した知識を今後の生活に役立てようとする意欲や考え方を養い、社会や他者と協働し合いながら、人生を主体的に切り開く力を育成していく学習の展開方法を見つけていきたい。その学習方法の一例としては、ICTを活用した教育方法が挙げられる。ICTを活用した授業は、様々な教育機関の研究によって学習意欲の向上に有効であることは実証されている。ICTなどを有効に活用しながら、テーマ達成に向けた学習の展開方法を確立していきたい。
33 みんなの理科フェスティバル ~発表機会集約による交流と共有~ 横須賀市自然・人文博物館 横須賀市 60
子どもたちの科学的探究について、そのきっかけや自己点検、成果発表を通じたコミュニケーションの機会となる「横須賀みんなの理科フェスティバル」を開催する。これまで博物館を含め市教委の個別の機関が主催していた理科研究や理科工作の展示、市民の科学的探究活動の成果発表などを一堂に会し、つくってもち帰れるワークショップや市内のSSH指定高校の研究発表、市役所や近隣大学の理科関係の講演会とも連携して開催する。子どもが大人の論理的な思考に学び、大人が子どもの純粋な疑問にハッとさせられるように、様々な世代や研究主体が相互に刺激を受けながら学びを深める、理科を通じたコミュニケーションの場を地域に創成する。こうした成果物や発表の様子は、市内公立小中学校用に運営されている教育ネットワークシステムを通じ、画像や動画コンテンツとしてイベント後も授業で活用できるようにする。
34 レッツ! トライ! ESD! ~地域環境を活かした ESD の実践~ 相模原市立青根小学校 相模原市 60
青根小学校は、周囲を山林と畑に囲まれた自然豊かな環境にある。10年以上前から「地域とともに生きる学校」として地域の持続可能性と真摯に向き合い、関わり合ってESD(持続可能な開発のための教育)を行ってきた。・平成25年度環境省「持続可能な地域づくりを担う人材育成事業」で神奈川県代表の実証校、その実践が「地域版ESD環境教育プログラム」ガイドブックに掲載。・平成25年度全日本学校関係緑化コンクールの学校林等活動の部準特選(国土緑化推進機構会長賞)を受賞。・平成27年度に特色ある教育実践校として第30回時事通信社「教育奨励賞」を受賞。これまで、本校の研究は少人数の良さを活かして、確かな学力「聴いて、考えて、つなげる学び」を育んできた。そのために、様々な場面で「聴く」「書く」「自分の言葉で伝える」「つなげる」活動を取り入れ、思考・判断力・表現する力を向上させ、多様な見方や多様に考える力を伸ばす研究に取り組んできた。一定の成果は得られているが、子どもたちの活動に取り組む意欲や問題解決の学びの様子を見取っていくと、自ら進んで積極的に取り組むというところに課題がある。「自分の思いを自分の言葉で伝える」という視点は大切にしながらも、今まで取り組んできた様々な活動を、ESDの観点から整理し、生活科、理科、総合的な学習の時間を通して、より一層子どもたちにとって「実感と納得のある学びとなる授業」、子どもたちの「科学的な思考・表現力を向上させる授業」をめざして、地域環境を活かしたESDの研究を取り組んでいきたい。
35 地域の自然と関わる体験を通して自然を愛する心情を育てる荻野の教育 厚木市立荻野小学校 厚木市 60
本校の学区は、荻野川の流域、鳶尾山のふもとにあり、豊かな自然環境に恵まれた地域である。学区の中心を流れる荻野川は、カワセミなどの多くの野鳥が見られる清流で、周辺の田畑を潤すとともに、一帯に自然豊かな景観を作り出している。本校の教育活動は、このような地域の特色と利点を生かし、地域の人材とともにこれを教育資源として活用し、生活科や理科、総合的な学習等において、観察や体験の活動を積極的に取り入れている。助成金を活用して、外部人材活用や観察・実験機材の拡充を図り、生活科や理科、総合的な学習の時間の授業を充実させることにより、自然に親しみ愛着を持つ心情をより一層育てたい。さらに、各学齢に応じ、課題や問題を見つけ出すことができれば、興味・関心をかき立てることができ、主体的・意欲的な解決への道筋がつけられ、自然の事象についての理解を深めるとともに科学的思考力の育成も図られるのではないかと期待している。

2015年度

No.研究テーマ学校・所属機関推薦教育委員会成果
報告書
助成額
(万円)
1 一人ひとりに確かな学力を育むユニバーサルデザインの視点を取り入れた授業づくり 座間市立東中学校 座間市 60
 すべての子どもがわかる喜びを実感できるために、配慮を要する子どもには「ないと困る支援」、他の子どもにも「有効な支援」を、学級の実態、教科の特性、指導場面などに合わせて工夫した授業づくりや環境づくりを目指していく。また、すべての子どもにとっての「わかる、できる」授業を目指し、ユニバーサルデザインの視点を取り入れた授業づくりに全職員で取り組み、本助成事業では、理科教育を通した実践として研究していく。
2 子ども主体で問題解決ができる理科授業 宇都宮大学教育学部附属小学校 栃木県 60
 問題解決の過程に子ども主体で取り組めるようにしたいと考え「子ども主体で問題解決ができる理科授業」を研究テーマに設定した。<br /> この研究の柱は三つある。一つ目は,問題を見出し,仮説を設定する活動の充実である。二つ目は設定した仮説を検証する活動の充実である。三つ目は,観察・実験結果を根拠に考察する活動の充実である。<br /> 子どもたち一人一人が科学的なものの見方・考え方で身の回りの自然事象をとらえ,科学的に学び続ける楽しさや大切さが分かる授業の在り方について研究を深めていきたい。
3 ICTを活用した科学的な思考力・表現力の育成 鹿沼市立上南摩小学校 栃木県 60
 豊かな自然環境の中に立地する学校の特色を生かし、平成22年度から森林環境学習を実施しており、児童の自然への興味・関心は高く、知識も豊かである。<br /> そこで、自然環境に恵まれた立地と児童の興味・関心の高さ、豊かな知識をベースにICTの有効活用により科学的な思考力・表現力の更なる育成を図りたい。内容としては、①現在所有しているタブレット端末を校庭や校外に持ち出し、図鑑機能を使用して観察時に調べたり記録したりすること ②その記録をもとに考察し、話し合い活動を通して考えを深めること ③観察・実験や考察から導いた結論をテレビ会議等で他校の児童や博物館などと交流することの3点を考えている。<br /> 自然と豊かにかかわり自然を愛する心を育てる中で、科学的な見方や考え方をもつことができる児童の育成を目指す。
4 ホンモノに触れる学習を通して、科学を自ら学ぼうとする意欲を育てる授業の実践を目指す 福岡市立横手中学校 福岡市 60
3年間の理科学習の中で、どの分野においても「ホンモノに触れる体験」が、重要であることは間違いないが、一番難しい単元としては「地球と宇宙」の単元である。関東近郊の学校のように「JAXA」の施設が身近にあるのではないため、「宇宙のホンモノ」を実感させられることが、公立の中学校だけでは難しいのは明らかである。<br /> 日産財団のお力をお借りし、少しずつかもしれないが、九州の地において、「宇宙のホンモノ」に触れる機会を生徒たちに持たせたいというねらいがある。宇宙科学博物館やJAXA種子島宇宙センター宇宙航空研究開発機構で学ぶ予定である。
5 科学的な思考力の育成を目ざした授業の展開 栃木県小学校教育研究会 宇都宮支部理科支部部会 栃木県 60
科学的な思考力を育成するために,協同的な学習の場面を工夫・改善し,科学的に考え結論を導き出すことの有効性を感じられるようにしたり,普段から自然事象に対して科学的に考えられるような意識を高めたりすることを目標にし,単元や授業の問題解決場面において,効果的な教材や方法を研究する。<br />本研究は単一校で行うのではなく,宇都宮の小学校理科研究団体として研究を深め,また,若手教員を積極的に取り込むことで,市内76全小学校に還元することで市全体の理科教育力を高めることを意図している。
6 納得のいく考えをつくる理科学習指導法の研究 福岡市小学校理科研究会 福岡市 60
       納得のいく考えをつくる理科学習指導法の研究<br />   ~子どもの素朴な概念を生かした問題解決学習の工夫を通して~<br /><br />福岡市小学校理科研究会では,「納得のいく考えをつくる理科学習指導法の研究」を研究主題とし,公開授業と実験講習会を二本柱とした福岡市小学校理科研究大会を開催する。この大会では,福岡市の先生方が公開授業を参観することにより,学習指導の展開を構想できるようにすると共に,実験講習会を通して,授業に役立つ教材・教具の工夫の紹介し,具体的な形で参加者の授業力を向上させることをねらいにしている。このような取り組みを行うことで,理科の学力低下や理科離れ等の現状を改善し,理科好きの子どもを育成したいと考えている。
7 共に学ぶ楽しさに触れながら、汎用的な能力を育成する理科学習 横浜市立白幡小学校 横浜市 60
本校では、子どもが主体的に学習し、各教科等を貫く能力を習得し、活用することで学力の向上を目指している。<br />そこで、「共に学ぶ楽しさに触れながら、汎用的な能力を育成する理科学習」というテーマを設定した。予想と考察の場面での言語活動を重視し、体験したことをしっかり表現できるようにしていく。<br />予想の立て方、考察の書き方、グループでの話し合いの仕方を指導して、単元の途中や単元の終わりに振り返る時間を設定し、次の学習への課題をもてるようにしていく。<br />予想では、生活経験だけでなく、学習経験をもとに考えを構築できるように、学習履歴を活用していく。<br />考察は、予想と照らし合わせながら「結果から言えること」「なぜその結果になったのか」「予想の振り返り」「疑問」「結論」に分けて書き、結果をもとにした考察していく。<br />そうすることで、科学的な見方や考え方を身に付け、それを他教科にも活用していくことを目指している。
8 自然に興味・関心を持ち続け、主体的に追究する生活科・理科学習の在り方 遠賀町立島門小学校 福岡県 60
 児童が自然に対して興味・関心を持ち、主体的に学習活動を行うことができるように、言語活動モデルをもとにした理科学習における言語活動プランを作成するとともに、新たな見方、考え方を促すピンポイント発問を位置づける。<br /> また、教員の理科指導力向上に向け、構造的な板書を中心とした授業研究を行う。
9 わくわくビオトープ~校内ビオトープから自然との出合わせ方を工夫する~ 横浜市立鳥が丘小学校 横浜市 60
理科に興味をもつ児童が多い中、住宅街という立地から自然に触れる機会を十分にもつことができないという現状の改善のため、身近に多様な生物を観察できるように校内のビオトープや花壇などの整備を行ったり水田を設置したりした。普段からたくさんの動植物にふれることで、理科や生物への関心が高まったり、生物多様性の良さを実感したりすることをねらいとする。また、学習を生かして、地域や地球全体の環境についても考えるきっかけとなればと考えている。
10 科学的な思考力を高める理科学習指導の工夫 いわき市立湯本第一小学校 いわき市 60
理科学習の今日的な課題として、多くの児童は、理科(観察・実験)は好きだが、それらが将来どのように役立つのか、身の回りにどのように活用されるのかを実感できていない。また、実験や観察のねらいにあった計画や準備、結果が出るまでの家庭の説明、結果から科学的な根拠を持って考察することが苦手である。<br /> そこで、観察や実験の知識や技能だけでなく、科学的な思考力や表現力を高めるために「事象提示の工夫」「学び合い活動の工夫」「発展的・補充的な学習の工夫」を1単位時間、単元全体を通して実施していくことにより、児童の言語活動が充実し、科学的梨効力や判断力、表現力が身につくと考える。
11 科学的な思考力を育てる理科学習指導 糸島市立加布里小学校 福岡県 60
 現代の学校教育では、思考力や判断力、表現力等の資質・能力を育成するための指導方法の改善をすることが強く求められている。特に、我が国の科学技術の面での進歩を支えていくためには、科学的な思考力を育成することが重要となる。そこで、本研究では、子どもの科学的な思考力を育てるために、理科学習指導における言語活動の在り方を究明することを狙っている。本研究は、理科の問題解決を(問題把握)→(解決の見通し)→(観察・実験)→(結果の考察)→(まとめ)の過程で構成し、その中で、(解決の見通し)と(結果の考察)の場における言語活動を工夫するものである。具体的な手だてとして次の2点を考えている。<br />  ①表現・交流・再表現という構成を位置づけた言語活動<br />  ②事象に対する考えをもたせるための教材化の工夫
12 理科におけるユニバーサルデザインとアクティブラーニングの融合 横須賀市立公郷中学校 横須賀市 60
本校は、以前、生徒指導の問題から授業に落ち着いて取り組めない環境にあった。その打開策として、どの生徒でも授業が分かるようにするために、ユニバーサルデザインを取り入れ、いつでも同じような授業環境を提供することで、生徒が落ち着いて授業に取り組めるようになってきた。一方、未だ学力に課題のある生徒も少なくない。中学校の理科は学習範囲が広いこともあり、新たなことを授業で学習しても、その定着を図る時間的な余裕が少ないことから、この視点での指導方法の改善が必要と考えている。以上より、特にアクティブラーニングやICTを取り入れつつ学力向上を目指すこととした。狙いは次のとおりである。<br />・興味関心を学力の源ととらえ、身の回りの事象とも関連付ける。<br />・基礎基本の学習内容を繰り返し、定着率の向上を目指す。<br />・話形を徹底的に習得させ、科学的思考へつながる手段を身につけさせる。
13 自然を読み解く表現と学び合い 横浜市立井土ヶ谷小学校 横浜市 60
 子どもたちが主人公として学習に取り組むための手立てとして「自然を読み解く力を育てる表現と学び合い」というテーマに沿って研究を行っている。今子どもたちに求められている資質・能力、キーコンピテンシーなどの獲得の土台となる表現力・思考力の育成につながる子どもの学びを研究することで授業改善を行っている。
14 10分間で描く観察画の指導法と教材提示方法の開発 厚木市立戸室小学校 厚木市 60
理科や生活科の学習で行われる観察画は、短時間で上手に描かせることが難しい。児童の観察する力が弱いことや観察対象が立体であることが原因である。<br />そこで、デジタルカメラなどで撮影した画像を利用することを考えた。画像を模写するように観察画を描かせれば、上手に、素早く描くことができると考えたのである。描く手順やルールを提示し、10分間で観察画を完成させる指導法を確立したい。<br />一方、観察画を描かせるためには観察する対象を用意することになるが、これが非常に難しい。昆虫の観察などでは、小さいことや、動き回ることや、児童の人数分用意できないために、観察画を描かせることは難しい。しかし現代のデジタルカメラを代表とするデジタル機器を利用すれば、今までは観察できなかったようなものを児童に提示できるはずである。様々な可能性を探り、より生き生きとした観察画を描くことができるように、実用的な教材提示方法を開発していきたい。
15 理科授業における小学校教員の指導力の向上を図る授業支援事業 いわき理科教育研究会 いわき市 60
 本事業は、「子どもの科学への興味関心を高める授業を実践する教師」を目指すことを目的としている。<br /> 本市内の教員を対象に研修会を実施し、基礎的実験操作や発展的な実験などの研修を通して主体的・協働的に取り組ませるための指導方法と学習方法の提供をすることにより、教師の理科学習における指導力向上を支援する。合わせて、本研究会員の指導力向上にもつなげる。<br /> また、地域に根ざした理科教育の推進と地域リソースの発掘・活用のために、積極的に関係機関との連携を図っていく。<br /> これらのことを実践することによって教師の指導力を向上させることが、理科好きな子ども達を育成していくことにつながると考える。
16 生徒一人一人が意欲をもって探究し、学び合い、表現できる指導法の工夫 いわき市立藤間中学校 いわき市 60
『わくわくする気持ち』を持続させ、生徒一人一人が科学の有用性を実感することから探究し、互いの考えを尊重しながら学び合い、自分の考えを表現できる生徒の育成に努めていくため、次のことについての研究実践を進めていく。<br /> 1 生徒に意欲をもたせ、持続させるための工夫<br /> 2 生徒が科学の有用性を実感し、探究するための学習活動の工夫<br /> 3 生徒が主体的に学び合うための指導法の工夫<br /> 4 生徒が自分の考えを表現するための工夫
17 意欲をもって主体的に取り組み、互いに学び合う子どもの育成 横浜市立戸塚小学校 横浜市 60
子どもが意欲をもって主体的に取り組み、互いに学び合うことかできるように、(導入)興味・関心を高める→(自力解決)課題を追究する→(共同思考)考えを深める、の3段階における支援について研究する。①導入部では、強い問題意識や興味・関心を持たせるための事象提示の工夫を試みる。②自力解決では、一人ひとりに行きわたるように、実験・観察器具を準備し、誰もが自分ごととして課題を追究できるような学習展開を組み立てる。直接操作する機会を増やすことで、学習意欲を継続させる。③共同思考では、OHCを活用し、聞き手を意識した発表のしかたを工夫することで、互いに学び合う姿勢を育てる。考えを深めた結果を次時や次単元にも生かせるように、また、自己評価力を高められるように、ノート指導やワークシートの吟味も丁寧に行う。等の方法で検証を試みる。
18 PDCAサイクルを基盤とした自律型ロボットプログラミング学習の試み 北九州市立祝町小学校 北九州市 60
現代社会は情報にあふれ、その進化の速さは目を見張るものがある。私たちの生活の中にも直感的な操作によって扱えるスマートフォンやタブレット、家庭向けの「ロボット」などが浸透してきており、すでに珍しいものでなくなってきている。反面、子どものころから慣れ親しんできているせいか、科学的に深く考える機会を奪ってしまっているようにも思われる。今回の試みでは、計画-実行-評価―改善の繰り返しいわゆるPDCAサイクルによって学習を展開しながら、子どもたちの科学的思考能力が向上する授業の開発に努めていく。ロボットという具体物を通して楽しくプログラミングを学び、ものづくりを交えながら学習を展開していく中で、子どもたちがお互いに自分の考えを出し合って交流し、試行錯誤しながら、よりよい考えを創造していくことによって「自ら学び考える」「積極的に交流し合う」「豊かな表現をする」子ども達を育てていくものである。
19 主体的に自然事象にかかわり、科学的な思考力を育てる授業の在り方 いわき市立好間第二小学校 いわき市 60
小学校理科において、児童が自然の事象・現象と積極的にかかわり、既習事項や生活体験と関連づけながら問題を見出し、見通しをもって調べ、問題を解決する活動をとおして科学的な見方や考え方を身につけることが重要である。そこで、本校ではテーマを「主体的に自然事象にかかわり、科学的な思考力を育てる授業の在り方」とし、2つのアプローチを行う。一つ目は、体験活動の充実である。理科の中核である観察や実験をはじめ、導入時での自然事象との出会いにおいて、ICT教育機器を活用し、体験活動の充実を図る。二つ目は、言語活動の充実である。友達と観察や実験の考察を話し合うことで思考力は育成される。その際、ICT教育機器を活用し、顕微鏡で発見した微生物等をワイヤレス顕微鏡カメラでタブレット等に映し出すなど、観察や実験の様子を伝え、話し合いの充実を図る。こうしたICT教育機器を活用した「体験活動の充実」と「言語活動の充実」を図り、テーマに迫っていく。
20 発表・討論を取り入れた学習指導の工夫 いわき市立湯本第一中学校 いわき市 60
 次世代をたくましく切り開く人間を育成するために、論理的・科学的な思考力の育成やプレゼンテーション能力の育成は重要な課題である。本校では、数学・理科に対する苦手意識の克服も期待して、根拠をもとにして筋道を立てて説明・発表する機会や、討論を通して意見形成を深めていく学習を全教科で意図的に設定する。論理的に対話を進めたり、練り上げた意見を取り入れてレポートを作成する学習を進める過程で、論理的・科学的な思考の育成を図りたい。
21 科学の心で自然を見つめ、未来をつくる理科学習 栃木県小学校教育研究会 足利支部理科部会 栃木県 60
 栃木県小学校教育研究会理科部会は、平成27年度より研究主題を「科学の心で自然を見つめ、未来をつくる理科学習」とした。この県のテーマを受けて、栃木県小学校教育研究会足利支部理科部会は、市内の児童の実態に鑑み、サブテーマを「自分の思いや考えを伝え合うことができる子の育成」と設定した。今後、児童の科学的な思考力や表現力の育成を目指すために、「児童の知的好奇心を抱かせるための導入の工夫」、「一人一実験の場とその教材の研究」、「思考を深めるために協働的に問題解決に取り組む授業の工夫」、「観察・実験の結果から得た自分の考えを表現し、伝え合う授業の工夫」について、研究を推進していくこととした。
22 見通しをもって観察、実験を行い、思考・表現しながら科学的な見方や考え方を深める理科学習 北九州市小学校理科教育研究会 北九州市 60
 北九州市小学校理科教育研究会は今年度182名の会員から成り、大きく5つの部である「総務部」「実技研修部」「研究紀要部」「実践研究部」「教育課程研究部」で組織されている。実践内容としては①各地区で取り組む実践研究の活動②教育センターで行う実験・実技研修会③実践発表や講演会などを計画した宿泊研修④北九州市小学校理科教育研究大会に向けての研修と協力などがある。平成28年度は、4つの実践を組織的に取組み、各地区ごとに実践結果を残していく。29年度は、1年目の反省点をアンケート結果から把握し、2年目の実践に結び付けていく。
23 地域の自然や人と関わる中で、主体的に学ぶESDの推進 秦野市立南小学校 奏野市 60
 本校は、環境教育を推進するための良い環境を有している。しかし、その中にあっても、子どもたちは日常的に川で遊んだり生き物と触れ合ったりする遊びを経験しているわけではない。むしろ、自然離れが進んでいると言える。<br /> そこで、現在行われている「点」としての環境教育が「線」となり、子どもたちが主体的に環境について学び、さらには持続可能な社会を創造する主体者としての資質を培うために、小学校におけるESDの在り方について実践を通して研究したいと考えた。また、地域の環境を考え、実践している方々に教えていただくことで地域や秦野市への愛着も育てていきたい。<br /> 本研究の推進により、子どもたちが、地域に愛着をもち地域の人たちの願いや実践を学ぶこと、そして、小さいけれど立派な一市民としてどのように生活していくかを考え実践することで、自分たちの未来を創造する資質が養われることを目指している。
24 自ら自然にはたらきかけ,感じ,考え,実感できる理科学習の充実  南相馬市立太田小学校 福島県 60
太田小学校は平成28年度より理科の研究を行う。体験活動や言語活動を充実させ,実験観察の結果を整理し,科学的な概念を使用して考えたり説明したりすることで,児童の科学的思考能力を高める実践を行っていく。「導入部分において、児童の興味関心を十分に高めれば、単元を通して自主性を持って学習に取り組むことができるだろう。」「体験活動を適切に行うことで、児童の科学的思考を高めることができるであろう。」「言葉を統一し言語活動に取り組むことで、児童の科学的思考を高めることができるであろう。」以上3つの仮説を立てて取り組む。
25 主体的に学び続ける生徒を育む理科学習指導の展開 大刀洗町立大刀洗中学校 福岡県 60
 生徒は、理科の授業を受ける前においても、日常生活の中で得た経験や知識を構成していくことで、自然現象に対するそれぞれの見方や考え方を持っている。<br /> ところが、肉眼で見ることのできない微視的な事象については、日常生活における経験や知識が少ない生徒が多いため、生徒が実際に顕微鏡などを用いて観察したり、教師が準備した資料を見たりすることで、「不思議だな」「面白いな」「どうしてこのようになっているのだろう」などと、興味・関心が高まることが期待できる。<br /> そこで、単元や一単位時間の導入時や展開時において、肉眼では見ることができない微視的な事象を生徒に観察させたり、教師が提示したりする活動を取り入れた学習をしくみ、その有効性について検証する。
26 確かな学力を身につける子どもの育成 平塚市立南原小学校 平塚市 60
本校では、学校経営の重点に『確かな学力の定着』を位置づけており、その中で「思考力・判断力・表現力」の育成を掲げ、学校研究では目指す子ども像を「確かな学力を身につける子ども」としている。<br />研究仮説を「探究的・協同的な学びを充実させることで、確かな学力を身につける子どもの育成ができるだろう」と設定し、その内容を「探究的な学び」と「協同的な学び」とし、年間を通して「自ら考え表現する授業づくり」に取り組んでいく。<br />この中で、理科や生活科の天体や天気、動植物に関わる単元で、「タブレット型端末」をいかにして使用すれば「探究的な学び」や「協同的な学び」を高めることができるか、さらに、子どもの「表現力の育成」を行うことができるかを探っていく。
27 科学的思考能力が向上する指導方法の工夫と実践~ICT機器の活用をとおして~ 相馬市立向陽中学校 福島県 60
 科学を学ぶ楽しさや有用性を実感することは「なぜ、どうして」と考えを深めるきっかけとなる。また、観察、実験の技能、結果を分析・解釈する力は考えを深めるためには欠かせない。それらが十分に生徒に備わっていれば、教師が用意したものだけでなく、生徒自らが問題を見いだし、解釈する活動へとつなげることができる。日常生活や社会にかかわりのある科学的な事象を取り扱い、見通しや実証性、再現性、客観性を伴った体験を充実させた授業を実践することで、生徒の探求する力を高めることができるよう取り組んでいく。
28 アクティブ・ラーニングによる理科好きな生徒を育てる授業 浪江町立浪江中学校 福島県 60
 中学生の理科離れが叫ばれるようになって久しいが,本校の生徒にも避難生活による科学的な生活体験の不足,科学的に思考する事への苦手意識など多くの解決すべき課題が存在する。それらの課題を解決するために,本研究では科学的好奇心を喚起し,生徒が主体的に学び合う「アクティブ・ラーニング」の実践を通し,「分かる」「楽しい」授業の創造をテーマとして掲げることとした。<br /> また,「課題を見いだす」「実験・観察をする」「実験結果を処理・分析する」「多様な思考に触れ深める」など科学的な学習の過程を補助するツールとしてICT 機器を導入し,学習の活性化を図ると共に,「まとめる」「話し合う」「発表する」「練り上げる」などの言語活動を充実させ,科学的概念を使用して考えたり説明したりする「科学的思考の楽しさ」を体験できるような実践につなげていく。
29 自己実現していく子どもの育成 相模原市立上溝南小学校 相模原市 60
 自己肯定感、自己有用感が低く、自分に対して自信が持てない状況にある児童を解消すべく、平成27年度から研究テーマを「自己実現していく児童の育成」とし、課題に対して主体的に挑戦し、解決しようとする児童の育成を目指している。また、サブタイトルを「自己・他者・もの、こととの対話がある授業を通して」とし、理科授業において、「もの、こととの対話」では、自然事象・現象や実験結果等と正対し、問題を見出し、働きかけることができること、「他者との対話」では、仮説や考察等の場面で仲間の考えを受け入れ、批評的に判断したり問い返したりできること、「自己との対話」では、仮説や考察等を自分なりに考えたり、振り返ったりして自分の変容を実感できることを目指す子どもの姿として描き授業改善に取り組んでいる。<br /> なお、本校は、平成27年度から3年間、相模原市教育委員会「特色ある学校教育研究事業」の委託校として研究指定を受けている。
30 児童が意欲的に取り組む理科指導 伊勢原市立竹園小学校 伊勢原市 60
 本校では、理科学習を通して、自然のもつ不思議さや面白さに気付き、自然を愛する心情を育てるとともに、問題を発見する力、見通しをもって観察、実験する力、データを整理し考察して表現する力を児童につけさせたいと考え、次のような目標を立てて理科指導に臨んでいく。<br />○自然に親しみ、自然を愛する心情を育て、児童が主体的に問題を見いだす学習活動を重視する。<br />○実験や観察、体験的な活動を重視し、児童の知的好奇心を高め実感を伴う理解を図る。<br />○児童が、見通しを持った観察、実験などを行い、自然の事物・現象と科学的にかかわる中で、自ら問題をとらえ課題を解決する能力や態度を育成する。<br />○児童が観察、実験の結果を整理し、考察、表現できる活動を重視し、コミュニケーション能力を育成する。
31 子どものおもいに寄り添った主体的な問題解決の授業づくり 横須賀市立野比小学校 横須賀市 60
 現代はコンピュータが普及し、同時にインターネットに加えて、プロジェクタや、デジタルカメラ、各種ソフトなどICT関連の機器が幅広く使用されている。本校でも様々な教科等において、コンピュータ教室のみならず普通教室での活用を推進している。特に理科・生活科の授業における効果的なICT活用の促進を図るため、子どもたちの学習場面の活用、そのための教員向けに研修も実施し、子どもたちが学習に意欲的に取り組むことができる環境を目指している。授業づくりとそのための環境を整備し、テーマを具現化するための授業研究を進めていきたいと考える。

2014年度

No.研究テーマ学校・所属機関推薦教育委員会成果
報告書
助成額
(万円)
1 心豊かに生き生きと活動する子をめざして 座間市立相武台東小学校 座間市 70
本校がこれまで行ってきた豊かな言語能力の育成、コミュニケーション能力の育成、人間関係を作りの研究を継続しながら、科学的思考力の育成をめざした授業作りに向け研究を進める。現学習指導要領の改訂のポイントでもある「理数教育の充実」を受け、子どもが生き生きと活動できるより良い授業作りをめざす。そのために、ICT環境の充実や参考図書の充実を掲げ、研究を進めていく。
2 科学的に思考し、表現する力を育てる理科・生活科学習指導の研究<br />~思考・表現の『すべ』の活用を位置づけた学習過程の工夫~ 苅田町立片島小学校 福岡県 70
本校では、長年、理科教育の研究を進めています。昨年度まで言語活動の充実を通して、①少人数を生かして一人一実験を実施することにより主体的に課題解決に取り組む姿が見られた。②実験結果を表やグラフなどに表すなど表現の仕方を工夫することにより実験結果を明確にとらえることができた。③実験結果についてその根拠や理由を考察することで思考力や判断力を身につけることができたなどの成果が見られた。<br /> 来年度から、こうした成果を生かしつつ、引き続き、言語活動を学習指導過程に位置づけ、児童の視点や興味・感心をより意識したものづくり、発展的な学習を重視していくとともに、それらの知識や技能を活用したり、自分の考えを相手に伝えたりするための『すべ』を児童に会得させていくことで、より主体的な学習を促進し、思考力、表現力、判断力を育てることを目指したいと考えている。
3 豊郷地域学校園の地域人材を生かした理科教育の推進<br />~科学や技術を実生活に活かせる生徒の育成を目指して~ 宇都宮市立豊郷中学校 栃木県 70
 宇都宮市は、「魅力ある学校づくり地域協議会」をいち早くすべての校区で立ち上げ、中学校区ごとの地域学校園において小中一貫教育も積極的に進めている。常に先進的な教育実践を進めている宇都宮市の中にあっても、本校はモデル校として他の学校園を常にリードしてきた。こうした取り組みを実践できるのは、豊郷地域の恵まれた文化的環境がある。取り組みを継続、発展させていくためには、地域連携プランとして学校全体・地域全体で取り組んでいくことが必要である。大学等と互いにウィンウィンの関係となるためには、どのような交流がよいのかも含めて研究を進めていきたいと考えている。この関係がスムーズに動きだしたとき、生徒は科学や先端技術を身近なものとして感じるとともに、自分たちの生活と深く係りあっていることを理解し、積極的に科学と生活について考えることができるようになるのではないだろうか。
4 科学的な思考力を育てる授業の在り方<br />~タブレット端末等のICT機器の活用と言語活動の充実を通して~ 下野市立石橋北小学校 栃木県 70
「科学的な思考力を育てる授業の在り方~タブレット端末等のICT機器の活用と言語活動の充実を通して~」という研究テーマで、児童の思考力・判断力、表現力の育成につとめている。<br /> 方法としては、現行の指導要領の重点としてあげられている「言語活動の充実」が有効である。児童たちが実験結果やその考察を話し合うことによって、個々の考えを補充・深化・発展させることが期待できる。ただ、限られた時間の授業では実験した事象を見過ごしてしまい、観察や考察が不十分な場合がある。そんなときは、操作性に優れたタブレット端末を活用し、静止画や動画で撮影した実験の様子を見て「観点を示し観察・記録させる」活動(書く言語活動)が効果的と考える。
5 ふるさとの自然の良さに気付き、主体的に自然を見つめ、感じ、考え、実感する理科学習 ~「実感を伴った理解」を図る理科の授業づくり~ 那須郡那珂川町立馬頭小学校 栃木県 70
自然環境に恵まれているにも関わらず、ふるさとの自然の良さに触れたり、感じ取ったりすることが少なくなってきている。生活科や理科の学習を通して、自分たちを育んでいる自然に対する興味・関心を高め、科学的な思考力を育成する。そして、自然の法則や精妙な事象について知る活動を通して、改めて自然のすばらしさ、郷土のすばらしさを実感させる。その活動を通して自尊感情を高め、情緒豊かな人格の育成と自然と共生していこうとする児童を育成していきたい。
6 理科・生活科授業を通して行う人間関係づくり <br />~誰とでも 「自然」について考え 語り合うことが好きな子どもたちの育成~ 栃木市立栃木第四小学校 栃木県 70
子どもたちが理科・生活科の授業を通して「自然」という本物にこだわりながらICT機器などを仲立ちとして「思考」し、自らの考えを「語り合う」ことから「理解する」喜びを分かち合う学びを行い、その学びを通じて子どもたち同士の人間関係をより良くしていくような実践を行いたいと考える。<br /> そのために、授業における「バリアフリー」「アクセシビリティ」について考え、「ユニバーサルデザイン化された授業づくり」を行い、子どもたちにとっての学級・授業=「ノーマライゼーション」となることを目指したい。<br />
7 学ぶ喜びを味わい,確かな力が育つ指導法の研究~ものづくりを通したクリエイティブラーニング~ 福岡市立香椎小学校 福岡市 70
本校では生活科・理科・特別支援教育において,ものづくりを単元学習に効果的に位置づけ,学ぶ喜びを味わわせるとともに教科の特質に応じた確かな力を身につけさせていきたいと考え,本テーマを設定した。<br /> ものづくりは,基本的に3段階で学習を構成している。<br /> つくるものを決める「であう」段階・つくってはためしよりよいものにつくりあげる「さぐる」段階・つくったものを交流し気づきやきまりを確かめる「いかす」段階である。ものづくりでは,子どもの生活経験や学習経験,活動に関する技能ばかりでなく,道具を使って切ったりつないだりする巧緻性も大切な要素である。<br />   子ども自身が手を動かし,つくり,試し,完成に至るものづくりには,「できた」「やった」という達成感や成就感を味あわせたり,しくみを体験的に理解してきまりや気づきを認識させたりすることができ,楽しみながら確かな力を培うことができると考える。
8 自然の事物・現象に主体的に関わり、探求する能力を育む理科教育 横浜市中学校教育研究会理科部会 横浜市 70
調和のとれた豊かな未来を創造していくため、科学技術の更なる発展・成熟が求められている。そのためには、それを支える人材の育成が重要であり、理科教育の充実が必要である。一方で、横浜市中学校理科の教員は、この数年間に、約4割を5年未満の先生方が占めるようになってきており指導力の低下など課題がある。また、生徒たちは、恵まれた物質社会の中で、仮想的な体験をはしているが、実際の生物にふれたり、現地に赴いて岩石や地層を調べたりするなどの、自然にふれる場面は非常に少なくなってきている。そこで、自然の事物・現象に主体的に関わり、探求する中で科学的な思考力を育む授業展開や教材開発、指導法を研究すること。さらに、それらの成果を市内の理科教員、特に若手教員に伝達する研修会を開催すること。また、教員自身が実際の自然にふれることができる自然観察会など実施することを通じて、理科教員の授業力、指導力の向上に取り組んでいきたい。<br />
9 持続可能な社会づくりを担う児童の育成 ~ESD の研究と実践~ 横浜市立三保小学校 横浜市 70
本校は市民の森・自然公園など豊かな緑や水田に囲まれ、近隣には森の間を抜けるように鶴見川の支流である河川が流れている。ここには横浜市内では絶滅が危惧されている魚類や昆虫類が生息しており、都市自然と地域の住環境の見事なバランスが取られている地域である。このような地域において、再生可能なエネルギーの活用をはじめ環境保全への取り組みは、子どもたちにとっても重要な学習課題となっており、豊かな地域自然をいかに学習材として活用できるか検討を進めてきた。ここでは地域にある多様な自然と直接関わり、体験を通した学習活動を展開することで、持続可能な社会の形成者としてふさわしい資質や価値観をもった児童の育成が期待できる。そこで、「持続可能な社会づくりを担う児童の育成 」をテーマに、ESD(持続可能な発展のための教育)の研究と実践に取り組んでいる。特に、環境科学の基礎ともなる理科学習等の教科教育と、環境教育等の学習を整理し、クロスカリキュラムによる単元開発を進めていきたい。
10 学ぶ喜びを実感できる授業づくり ~「つなげて考える授業」の実践~ 福島市立岡山小学校 福島県 40
東日本大震災以降,本校に限らず,各学校では児童の生徒指導上の諸問題や個別に支援を要する児童への対応など,解決しなければならない喫緊の課題が増加している。しかし,こういった状況だからこそ,学校の解決すべき課題の解決に向け,生徒指導の機能を生かした教育活動を推進していかなければならない。<br />そのために本校では,一人ひとりの児童のよさを生かし,互いに認め合い高め合えるような授業実践を通して学ぶ喜びを感得させていく事が私たちのなすべき事であるという共通認識のもと,教育実践にあたることが肝要と考えている。その際,本校の強みである長年積み重ねてきた理科教育の実践をより確かなものにしていくことを大切にしながら,充実した授業づくりに取り組んでいきたい。その一環として,震災以降,あまり手を加えることなく経過してしまった校舎内外の理科的な環境の再構築をすすめることも推進していかなければならない。そのことが,児童は勿論,指導にたずさわる教員にとっても,新たな一歩を踏み出すチャンスになるものと思っている。<br />
11 児童が主体的に取り組む理科学習指導法 <br />~自然を愛し科学的な考え方のできる児童を育てる~ 伊勢原市立桜台小学校 伊勢原市 70
 本校児童は、自然の事物や現象について、発見したり問題意識をもったりする生活体験が少ない傾向にある。そこで、児童が自然に関心・興味をもち、主体的に問題を見出し、問題解決力や表現力を育成することのできる理科学習指導法を研究する。<br /> 目指す児童像「自然を愛し、科学的な考え方のできる児童」に迫るため、教材開発、単元計画、学習活動、評価方法、支援方法を工夫する。特に単元計画の工夫においては、学校行事や他教科との関連に配慮して横断的な教育課程を工夫し、児童が実生活と関連づけながら意欲的に学べるようにしたい。また学習活動の工夫においては、デジタル機器を利用して、グループでの話し合いや発表を効率的で活発な活動にさせたいと考えている。<br /> 全学年で生活科・理科の授業実践を工夫する中で、児童に問題解決力や表現力を身に付けさせるとともに、主体的な取り組みを促す理科指導法を確立させたい。<br />
12 科学的思考力を育てる理科教育 秦野市立東中学校 奏野市 70
本校は、理科教育に力を入れており、現在までにエネルギー教育実践校や、エネルギー教育モデル校に指定され、実験を通して考える理科教育や情報から自分の考えを持つ教育実践を行ってきた。しかし、子どもたちの授業に対する「教わる」意識はなかなか変わらない。そこで、今まで培った理科教育の実践を生かし、実験の少人数化による実験内容の充実と学び合い学習実践から、科学的思考力を育てる教育の実践、さらに学習指導要領にも書かれている「ものづくり」により、理科学習の成果と日常の生活とのかかわりを理解する理科教育の実践を行う。
13 自然の良さを感じ、考える力を育む生活単元・生活科・理科の学習指導法の研究 福岡市立笹丘小学校 福岡市 70
子どもに「考える力」を育むためには,理科の問題解決の過程を大切にした学習を構成することが適していると考える。そこで,問題解決の過程を重視した授業の展開を工夫していくこと,学習過程の中で効果的に交流活動を仕組むことを大切にし,研究する。また,子どもが自然の良さを感じるためには,理科の授業だけではなく,身近な自然への興味・関心を高める工夫や子どもへ働きかける学習環境づくりを行ったりすることも必要である。
14 自分事として問題を解決するための科学的な思考力の育成 いわき市立田人小学校 いわき市 40
 東日本大震災等の問題に直面する経験をした本県(福島県)だからこそ、子どもたちが10年、20年後に自ら見いだす問題を自分事としてとらえ、論理的に思考しながら、解決に向かっていく力を理科の授業ではぐくむべきではないかと考える。<br /> 子どもたちが問題を解決しようとする過程の中で、特に「予想・仮説」を立てる場面や「観察・実験の結果」を考察する場面において、一人一人の目に見えにくい思考や内面の変容を顕在化できるような手立てを講じることで、子どもたちの科学的な思考力をはぐくんでいきたい。
15 ロボット製作のものづくりや問題解決学習を通して科学的な興味・関心を高める学習指導 北九州市立東朽網小学校 北九州市 70
ロボット導入のものづくりによって、科学の実感を伴った理解と生活への結びつきを深める学習活動を展開し、科学への理解を促し、科学技術の重要性を伝える。また、テーマをもってチームで問題を解決していく科学プログラムによって科学的な見方・考え方を体験の中で身につけさせ、思考力、実行力を高め、理科を追究する楽しさを提供する。
16 自ら考え、共に解決する楽しさのある授業をめざして 横浜市立元街小学校 横浜市 70
本校ではこれまで、算数科(平成23年度~平成25年度)で、子どもが自ら考え、共に解決する楽しさのある授業づくりについて研究を進めてきた。これまでに身に付いた算数科学習の問題解決学習の成果をベースに、一人ひとりがより問題意識をもって学習に取り組むことで、子どもが学ぶ楽しみを感じることができるであろうと考えている。そのために学校や学校周辺の環境を生かし、身近な生活環境に目を向けて、自然事象から子どもが問題(疑問)を見出し、予想を立てて観察・実験し、結果の整理から考察し、結論に結ぶという問題解決能力の向上がなされるように、また、更なる教師の指導力向上を目指し、理科と生活科の授業を中心に研究を進めていく。
17 一人ひとりが自分のよさを生かし、互いにかかわり高めあいながら自分の生き方を切り拓いていく子どもの育成をめざして ~めざす子どもの姿に近づくための支援の在り方~ 横浜市立権太坂小学校 横浜市 70
児童が興味・関心をもって取り組むことのできるように教材や学習環境、児童の思考の流れを大切にした学習展開などを工夫し、児童が自分の考えを豊かに表現できるように見取り、評価し支援することで、主体的に問題解決をしようとする児童の育成につながるのではないかと考える。そのために、①実験器具や材料、観察の対象となる動植物などを整備し、児童の意欲的な学習を引き出す。②児童が疑問に思ったことや分かったことを大切にして学習展開を組み立て、観察や実験の場では「比較する」「関係付ける」「条件に目を向ける」「推論する」など、学年に応じた力を十分育てることができるように学習展開を工夫する。③科学的な体験や自然体験から感じ取ったことを表現する機会を積み重ね、実験の結果を正確に記述し、論理的な思考につなげることができるように、ノートの整理の仕方を指導したり、ワークシートの形式を工夫したりする。等の方法で検証を試みる。
18 主体的に環境やエネルギー問題について探究する能力を育む理科の工夫 いわき市立小名浜第一中学校 いわき市 40
 東日本大震災以降、福島県では環境やエネルギーについて関心が高まっている。本校では環境やエネルギーの教育を通じて科学技術と環境について関心を深めさせるとともに、観察、実験を行い、その結果を思考し、探求し、発表する力の育成を図りたい。また、教師のICTの技術を高めることも目的としたい。<br />
19 自然の不思議に気づき、主体的に学び、実感できる授業の工夫 いわき市立御厩小学校 いわき市 40
 理科授業の基本にかえって考えると、まず、自然事象の不思議さに子どもが気づくことが大切である。その気づきによって、児童の発達段階に応じた疑問が生じ、その子なりの疑問を解決するために、児童が主体的に予想を立てて観察や実験を行うようになる。そして、さまざまな結果の分析及び整理する活動から、考察し結論に結びつけるという一連の問題解決的な学習が展開されるのである。<br /> このような理科の学び方を身につけていくとともに、自然の不思議さの追究、実証性・再現性・客観性という科学的な見方や考え方も同時に育成していけるような、観察・実験活動、言語活動を取り入れた授業展開を通し、児童の科学的な思考能力がさらに向上することを願っている。       <br /> そのために、外部人材活用、地域との連携等を通して、魅力ある教育活動を展開し、理科好きの児童の育成、主体的に学ぶ児童の育成を目指していきたい。<br /> 本年度は、まず、身につけなければならない基礎・基本を明確にし、学習の展開「気づき→考え→発展する」を考慮した授業を進めている。学習活動の中では、発問・板書の工夫を図り、同時に、学びの質を高める教材開発をながら、教師の授業力向上にも努めている。<br />
20 科学的な判断力を身に付けた子どもを育てる理科学習指導の工夫 いわき市立小名浜第一小学校 いわき市 40
 本校では、「科学的な判断力を身につけた子どもを育てる理科学習指導の工夫」というテーマのもと、子どもが事象に対して自分なりの見方や考え方を既有しているという考え方に立ち、その見方や考え方をもとに、より発展的で科学的に妥当な知識として獲得できるようにし、さらに、その知識を活用して新たな学習に生かすことができるよう子どもに寄り添った学習指導を工夫していく。<br /> 研究推進にあたっては、授業づくりの視点「①自然に対する関心・意欲を高め、問題意識がもてる教材開発、②児童の素朴な見方や考え方を少しずつ科学的なものに変容させるため、見通しをもてる観察、実験を計画する授業構想の工夫、③体験や生活と関連させた実感を伴った言語活動の位置付け、④学年を通した系統性のある支援の工夫」を設定し、これらの視点から授業を検証し、「科学的な判断力を身に付けた子ども」の育成を目指す。
21 科学分野で活躍する人材となることを目指す生徒の育成 ~ものづくりを通してその意欲を高める~ いわき市立中央台南中学校 いわき市 40
いわき市では,東日本大震災からの復興に絡み,浮体式洋上ウインドファームの実証研究事業が進められている。また,東京電力・福島第一原子力発電所事故の早期収束と廃炉作業に向けた,ロボットの研究・開発が急務として求められている状況がある。<br />本校では,科学部が中心となり,ものづくりや科学分野に関心の高い生徒が,福島工業高等専門学校主催の福島県中学生ロボット競技会(ロボコン)に出場している。<br />本校の教育目標にある,「知性あふれる生徒」の育成を目指すためにも,生徒が物事の課題を自ら見出し,それを解決する手立てを考えて実行する過程を経させることで,科学的思考力に基づいた問題解決能力を養わせたいと考える。<br />これまでの科学部のロボコン出場の活動を充実させるとともに,ロボット製作の過程や機械技術産業の企業視察などを通して,生徒にものづくりの魅力や必要性を実感させ,「科学分野で活躍したい」という意欲を高めさせたい。<br />
22 理科の系統性を生かし、実感を伴った学びを目指す理科学習 南会津町立荒海中学校 福島県 40
 学習指導要領に明示された、小学校及び中学校を通した「エネルギー」、「粒子」、「生命」、「地球」を柱とした内容の系統性を生かした指導を行う。<br /> 特に「粒子」に関して、今まで学習した内容をどのようにとらえているかを生徒一人一人に意識させて、自然事象から自ら課題を見出し、自分なりの予想や仮説を持ち、今までの学習と関連させて考察する実感を伴った学びを目指す。<br /> 福島県教育委員会が平成26年に作成した「理科学習指導プラン」に基づき、中学1年と中学校2年で「粒子」に関する授業を行う。<br /> 科学的な見方・考え方が育成された姿として、仮説、予想、考察を統一的な根拠をもって答えることができ、また、粒子のモデルを使って科学的に説明できる生徒の育成を目指す。<br />
23 学び合い、高め合う授業の創造 会津若松市立謹教小学校 福島県 40
 本校では、教科・領域の特性を生かした「言語活動」を一手段として、「思考力・判断力・表現力等」を育成する実践研究を行ってきた。理科研究部においても、目指す子ども像を「日常生活の経験や既習事項を事物・現象と関連づけながら思考するとともに、友だちとの協同的な追究活動の中で、自分の考えを表現し、科学的な見方や考え方ができる子ども」とし研究を進めている。<br /> 目指す子ども像を達成するための手立てには、①学習課題を把握する活動②見出した問題に対して予想や仮説を持つ活動③事物・現象との関わりを深めるための表現活動④自他の考えを伝えあう活動⑤獲得した知識を日常生活の中で活用したり、分析・判断したりする活動等5つの視点を基本にして、授業に組み入れながら進めている。
24 自然に働きかけ,創造性を培う子どもを育てる理科教育 ~「見通す活動」と「吟味する活動」との関連を通して~ みやま市立清水小学校 福岡県 70
 理科教育改善の基本方針として,「児童の科学的な見方や考え方を一層深めるための,観察・実験の結果を整理し考察し表現する学習活動の重視」が挙げられている。そこで,理科の目標を具現化し,科学的な思考力を育成するために以下の観点から実践を行い、仮説を検証する。<br />① 児童の問題意識と追究意欲を生み出す教材の開発と,出会わせ方の工夫<br />② 問題解決の力を高める,8つのステップを明確にした学習活動の構成<br />③ 予想・仮説とつなげた考察活動と,結論を導き出す交流活動を位置づけた学習展開の工夫<br />④ 児童が主体的に活動し,科学的な思考力を高めるための支援の工夫<br /> 
25 子どもの自然事象への感性を育てる理科学習指導 横須賀市立坂本中学校 横須賀市 70
『理科嫌い』や『理科離れ』と言われて久しい。本実践ではその原因の一つとして幼少期の自然とふれあう体験の不足にあるのではないかと考えた。幸いにも本校には学校林や広い校地など豊かな自然資源を持っている。それを活用して、自然とふれあい、自然の不思議さを体感できるようすることを中心に、校内の自然資源の整備、校内の自然資源を活用した、小学校と連携した活動、カリキュラムの工夫、理科室を理科の情報発信とする、などの取り組みを行って予定である。
26 自然を愛し、生命あるものを尊ぶ心を育てる体験活動の創造 ~東っ子ビオトープ・プロジェクト(H.B.P)を通して~ 嘉麻市立稲築東小学校 福岡県 70
 本校は、緑豊かな自然の中に位置する。しかしながら、以外にも「河川」がなく、直に自然に親しむ体験の「質」や「機会」としてはやや不十分である。そのため、「自然や環境を守る」「動植物を保護する」などの考えや心情に欠ける。現在、理科教育が求めることは、児童をより実感を伴った理解へと導くこと、学校はそのための「機会」「内容」を整えていくことなどである。そこで、今回「東っ子ビオトープ・プロジェクト(H.B.P)」を立ち上げた。校舎中庭に児童や保護者の手でビオトープを製作し、「自然体験活動の充実」「野外での発見や気付きを学習に生かす」等を展開していく。本活動により、児童の「課題解決力」や「自然や環境の保護・保全」「動植物の保護」への考えや心情を喚起し、「自然を愛し、生命あるものを尊ぶ心」を育てていきたい。
27 自ら自然にはたらきかけ新たな知を創り出す理科学習 横須賀市小学校理科研究会 横須賀市 70
(1)研究の視点 <br /> 本研究会では「問題解決の活動を通して、獲得すべき基礎的、基本的な知識や技能が実感を伴った理解へと深めていくために、テーマに迫るため3つの柱と視点を設定した。<br />① 実体験を重視した身近な自然現象との出会い<br />  ・ 子どもの発達の段階を考慮するような事象との出会いを設定<br />  ・ 学習内容に即した教材開発<br />② 問題解決学習の追究を行う<br />・ 興味関心願いを引き出す事象提示や素朴概念とのずれを生みだす指導方 法の工夫<br />・ 他者の事象の解釈とのずれを表出させ学習問題の共有化 <br />・ 解決の見通しをもたせた観察・実験<br />・ 結果から考察を行い結論導出<br />・ 以上の問題解決学習を通して「新たな知を創り出す」子どもの姿を検証<br />③ 生活への帰着<br />・ 学習内容を一般化<br />・ 獲得した知の活用により、身近な自然現象を科学的に解釈<br />・ 素朴概念を科学的な自然観の変容<br />(2) 検証方法と授業実践を通して、子どもの変容から検証する。「一人ひとりの児童がどのような知や力をどのようにつくりあげていったのか」を見取る方法として、目標分析表を活用していくことも考えていく。<br />  ① 目標分析表の活用・・・指導と児童の問題意識のプロセス<br /> ・問題意識を持ったとこの現れ・知の獲得へ向かう思考の流れ<br /> ・新たな知を獲得したときの流れ<br /> ・生活への帰着への表れ <br /> このような研究主題のもと、子ども自身が必然性を持った観察・実験などを行うことによって、自分で問題を見いだし自発的に新たな知を創り上げる方法を獲得しながら、自分自身の知識を創り上げていく児童の育成を目指したい。 そこで、本研究会では、新採用教諭が増える中で、理科教育の基礎基本について、授業を通して語り合いながら、子ども主体の理科学習のあり方や指導法について実践的かつ系統的に研究に取り組みたいと考えた。<br />
28 持続可能な社会づくりに貢献できる人材の育成 須賀川市立白方小学校 福島県 40
 本校はユネスコスクールとして、環境教育を中心に、「地域に根ざし未来を見つめる教育」を推進している。そのために、地域の「ひと・もの・こと」を活かして、各学年の縦のつながりばかりではなく、各教科等の「横のつながり」を意識した、教育活動全体でESDを推進するための指導計画(「ESDカレンダー」)を作成する。また、それに基づいた「関心の喚起→理解の深化→参加する態度や問題解決能力の育成」という一連の過程を通じて、児童に「体系的な思考力」を育み、「具体的な行動」を促す教育活動を展開する。これにより、さまざまなつながりを認識し、行動を広げることから児童の積極性を高め、持続可能な社会づくりに貢献できる人材を育成することを目指す。
29 ものづくりを通して、生徒の創造意欲を高め、科学的思考力の向上をめざす指導の工夫 平塚市立中学校教育研究会技術科部会 平塚市 70
本研究会は、ものづくりを通して、協調性や主体性を身につけ、達成感を味わうとともに、生徒の意欲を引き出す指導の工夫について研究を重ねている。その一つとして「中学生創造ものづくり教育フェア」に積極的に参加することで、生徒が創造する楽しさに触れる機会を増やしたいと考えている。<br />コンテストにむけて、生徒たちは、それぞれのアイデアの実現に向けた計画をたてて、何が必要か、何が課題かを見出していく。そして、仲間とともにその課題を解決する方法を考えたり、調べたりして推測・検証しながら活動を進めていく。このような体験的な学習の中でこそ、課題解決に向けて進んでいく力や、科学的思考力が育ち、将来にいかせる豊かな能力が培われると考えている。<br />取り組みを授業で紹介し、知識や技術を活用してアイデアを実現していく魅力を伝えることにより、多くの生徒の科学的思考力や創造し工夫する能力の向上につなげたい。<br />
30 主体的な探究活動を通して、科学的な思考力・表現力を育てる学習活動の創造 北九州市立企救中学校 北九州市 70
現在の日本は、高齢化社会、地球温暖化、エネルギー問題等の様々な問題を抱えている。これらの課題と向き合い、豊かな社会を創造していくためには、科学技術の更なる発展が求められる。このことを踏まえ、理科教育において自然の素晴らしさに驚き、その変容を理解しながら、科学的知識を活かして課題を明確にしながら、証拠に基づいて結論を導き出し、自ら意思決定をするための資質や能力を育成していかなければならない。そこで本助成の研究では、理科の授業において、生徒が明確な問題意識をもって主体的に取り組む学習活動を通して「表現力」に焦点をあてる。また、身近なものを用いたり、生活との関わりを考えたりする実験を行うことで、実感をともなった理解を図り、「思考力」を育成するとともに、理科を学ぶ意義や有用性を実感させる。
31 問題解決能力と自然を愛する心情を育てる学習環境の創造 厚木市立上荻野小学校 厚木市 70
 本校では学校に隣接した自然林(ぼうけんのもりと呼んでいる)等、恵まれた自然環境を生かして特色ある教育活動を展開している。<br /> しかし、施設・設備の経年劣化やサルの被害など教育活動を推進していく上での課題も多くなってきている。<br /> そこで、児童が安全に自然と関わりながら活動ができるよう環境を整備するとともに、新たな教育活動を創造していくことが本研究の主眼である。
32 科学的思考力を育てる学習指導 白河市立白河第二中学校 福島県 40
 科学的思考力を身につけるためには、科学的体験の場面における一連の探究活動に必要な<資質>や<能力>の育成が必要であり、その実践的研究を以下の項目で行う。<br />1《自然(科学的)事象》認知の場面 2《知的好奇心》を持つ場面 3《学習課題又は仮説》設定の場面 4《予想・見通し》を立てる場面 5《観察・実験》の計画を立てる場面 6《観察・実験》を実施する場面 7《科学的データ》獲得の場面 8《科学的な考察》実施の場面 9《まとめ・表現》活動の場面<br />

2013年度

No.研究テーマ学校・所属機関推薦教育委員会成果
報告書
助成額
(万円)
1 納得のいく考えをつくる理科学習指導法の研究 福岡市小学校理科研究会 福岡市 70
福岡市小学校理科研究大会では、「納得のいく考えをつくる理科学習指導法の研究」を究明し、教師の指導力の向上を目指すための公開授業と実験講習会を開催する。この大会は、福岡市の先生方が公開授業を参観することにより、学習指導の展開を構想できるようにすると共に、実験講習会を開催し、授業に役立つ教材・教具の工夫の紹介し、具体的な形で参加者の授業力を向上させることをねらいにしている。このような取組を行うことで、理科の学力低下や理科離れ等の現状を改善し、理科好きの子どもの育成したいと考えている。
2 自ら学び行動する子の育成~理科・生活科を通して~ 座間市立ひばりが丘小学校 座間市 70
 これまで全教科で取り組んできた「聴いて、考えて、つなげる授業づくり」の研究で培ってきた能力を土台にして、科学的思考力の育成に向けて理科・生活科の校内研究を進めることとなった。<br /> 1つ目として、児童が「知りたい」と思うような問題(課題)を提示し、十分なひとり学習の時間を確保する。それをもとに話し合う中で科学的思考力を培うことができると仮定した。<br /> 2つ目は、教師がノートや机間指導を通して児童の思考を丁寧に見取り、それを活用した話し合い活動をする。児童が考えを深めるために、話し合いの場での言語活動の工夫を考えていき、考えをつなげる授業を行うことで内容を深めていくことができると考える。また、教師の関わり方の工夫から、児童の思考を深めつつ、科学的思考を高めるための研究を進めていく。
3 体験を通して科学的な思考力・表現力を養う理科学習指導 横須賀市立大楠中学校 横須賀市 70
中学校3年生の単元『生命の連続性』で行われる遺伝の授業において、黒い体色のメダカと赤い体色のメダカをかけ合わせた子や孫を育てる中で、メンデル遺伝のしくみについて考えさせたい。小学校で一度触れたことのある身近なメダカを1年間飼育するという体験を通じて、課題により大きな関心を持ち、意欲的に考え、自分の意見を発信できる授業を作りたい。また、生き物を育てるという経験を通して命の大切さについて改めて考えさせたい。そのためにも水温と光の量を調節し、1年間という短い期間で取り組めるメダカの飼育方法と生徒が意欲的に考え、発信できる環境をつくる授業方法を確立し、科学的な思考力・表現力を高める一つの大きな教材としたい。
4 響き合い深めあう 学びを拓く授業の創造 横須賀市中学校教育研究会理科部会 横須賀市 70
1.「科学的な思考力・判断力・表現力を高める理科学習指導」の先進校を視察し、授業実践とその理論的な背景等を学ぶ。<br />2.指導計画(指導案)づくりと授業実践を行い、授業づくりのポイントを焦点化する。<br />(1)科学的な思考力・判断力・表現力を高める教育課程(単元の構成)の工夫。<br />(2)科学的な思考力・判断力・表現力を高める学習指導(言語活動)の工夫。<br />(3)科学的な思考力・判断力・表現力を高める教材開発(視点の明確化)。<br /> ①粒子概念を想起しやすい素材や器具(電磁調理器等)の開発。<br /> ②天体の空間概念を想起しやすい視聴覚機器(デジカメ・ビデオカメラ等)  の開発。<br /> ③教室内に無線LAN環境を構築し、タブレットPC等を用いて効率的な情報交  換(共有)を行う事が出来る学習環境整備。<br /> ④遺伝の学習におけるメダカ等の生物教材を活用し、単元を見通して問い  が連続発展するような教材づくり。<br />(4)科学的な思考力・判断力・表現力を高める学習評価。<br /> 
5 科学・技術分野で活躍する人材の育成を目指す理科教育 北九州市立松ヶ江中学校 北九州市 70
 わが国は、科学技術立国である。グローバル化する世界の中において、将来も、わが国の繁栄、発展を維持するためには、常に最先端の科学技術や自然科学の研究を行い、最高の成果を上げなければならない。そのためには、それを担う人材の育成が急務である。 <br /> ところが、それを担う人材は、短期間で育成できない。将来を見据えて学校教育を通して人材を育成することが求められている。<br /> しかし、中学生では、「将来、理科の勉強を生かした仕事をしたい」を理科学習の目的としている割合は低い。このような状況を改善し、人材の育成を図るために中学生にどのような理科教育が必要かを考えなければならない。<br /> そこで、「科学・技術分野で活躍する人材の育成を目指す理科教育」をテーマとして、教師の教材開発、授業づくり、生徒の研究活動、科学者・技術者の出前授業・講演会等を行い、それらの成果を検証することで、中学生に必要な理科教育の在り方を試みることにした。<br />
6 子どもの豊かな表現を引き出す授業づくり 横浜市立下郷小学校 横浜市 70
本校では、これまで子どもが自分なりの考えを「伝え合う」ことを通して、学びを深めていくことを研究の柱に据えてきた。今年度から生活科・理科を中心に研究を進めていく。教師が「問題解決の過程を大切にした意図的な単元計画を検討」、「基礎・基本の知識・技能の定着に向けた教材研究」、「子どもの思考力・表現力・判断力を高める手立て」などを意識することを通して、子どもが豊かな表現ができる授業づくりを展開していく。
7 「予想から考察まで」 ー追究活動をデザインするー 宇都宮市小学校教育研究会理科部会 栃木県 70
「予想から考察まで」  -追究活動をデザインする-<br />本研究は、宇都宮市内80校の理科教員の代表者で組織する研究部を中心にした実践研究であり、市内の理科教育の向上を図ろうとするものである。<br />具体的には、課題の把握から自分の予想を立て、観察・実験しその結果について考察していくまでの一連の活動を「追究活動」として、活動最後の考察が深まり,納得して自分の科学的な知識を更新していけるようにするための「追究活動」のあり方を実践的に明らかにしていくことを目的としている。 <br />特に,考察の必要性があるような観察・実験活動の展開の工夫や活動の見通しを持てる予想を重要視した「追究活動」を仮に二つのタイプに分類しその効果を明らかにしようと考えている。 <br />このような一連の活動を総合的にデザインしていける指導者のカリキュラム開発力を育てていくことで、市内の児童の科学的、論理的に問題を解決していく力も育成されるものと期待している。<br />
8 持続可能な社会を実現する環境教育 鹿沼市立東中学校 栃木県 70
3.11の東日本大震災以降、エネルギーに対する国民の考え方が大きく変化した。地下資源を大量に消費する社会から、持続可能なエネルギーを利用する循環型社会に変化するときである。そのような時代にあり、持続可能な社会づくりに貢献できる人材を育成することが求められている。<br />そこで、3年間の理科のカリキュラムを『環境とエネルギー』という立場から作り直すとともに、発達段階に応じた『知る→考える→行動する』を導入する。さらに、理科の場だけでなく、総合的な学習の時間さらに生徒会活動とも関連を図りながら持続可能な社会づくりに貢献できる人材育成をめざす。<br />さらに、タブレットを導入し、学び合う授業づくりの研究も進めていく。
9 自然を読み解く力を育てる表現と学び合い 横浜市立井土ヶ谷小学校 横浜市 70
個の学び、集団の学びを繰り返す、問題解決の過程を重視した理科授業を展開する。予想場面での対話を通した実験の構想、実験での視点の絞り込み、考察場面前の結果の整理、分析について焦点をあてた研究を行う。子どもの見方や考え方は授業のなかでどのように変容するのか。それにあわせて、子どもが協同的な学びを行うための支援はどうあるべきなのかについて子どもの表現をもとに追究をしていく。
10 自然に親しみ、豊かな学びを創る子どもの育成 横浜市小学校理科研究会 横浜市 70
 横浜市小学校理科研究会では、全市の小学校で理科教育に進んで取り組もうとする教師たちが、子どもの自然に対する素朴な見方や考え方、連続性や計画性のある問題解決を大切にして、子どもの学びを見つめながら実践し、成果を挙げてきている。そこで、新指導要領の実践や今日的課題への対応を考え、「自然に親しみ、豊かな学びを創りだす子どもの育成」を研究のテーマとして研究を続けている。<br />自然に親しむ中で、自ら問題を見いだし追究する資質・能力を育み、価値あるものを創りつづける営みを楽しむ子どもを育成することと、それを支える教師力の育成をねらっている。<br />
11 生徒たちの科学的思考力の向上のための新教授法 矢板市立矢板中学校 栃木県 70
 理科への興味を高め、科学的な考え方やものの見方を育成することは、科学技術創造立国の基盤として、重要である。理科が暗記ではなく、学ぶことの楽しさを伝えるために、「表現する」ことを重視した授業を行った。<br /> 絵やイラストを使い、目には「見えない」ものや現象について自分の考えを、モデル化したり、擬人化することで、表現させ、相手に伝えることで、考えを深めることにつなげる。さらに、そこから、自分の考えとなる仮説を確かめるための探究活動へとつなげていく授業のための単元構成や、教材開発を研究していく。その研究の成果を広く中学校教育に広めていくことで、多くの子どもたちが科学的な考え方やものの見方ができるようになり、本当の理科の楽しさを実感できるようにする。
12 主体的に自然現象を探究する能力をはぐくむ理科指導法の工夫 いわき市立藤間中学校 いわき市 40
本校は、東日本大震災で校舎等の建物被害を受けただけでなく、隣接する海岸からの高波により防潮堤の崩壊、家屋の倒壊など大きな被害や犠牲をはらった地域である。同時に、放射線量も敷地内で比較的高い場所があり、敷地内の除染を行った後も放射線に対して不安をもつ生徒、保護者が存在する。<br />そこで本校では、望ましい自然観をはぐくむことを最終的な目的とし、身近な自然に対する正しい知識を身に付けさせるため、観察、実験を重視し結果から得られた情報を「分析」し「解釈」し「表現」することができる生徒を育成することを中心に研究を進めている。本年度は、生徒の知的好奇心を高める教材の開発と、分析・解釈・表現すべてのもととなる言語活動に焦点をあて「主体的に自然現象を探究する能力をはぐくむ理科指導法の工夫」という研究主題で研究を進めていく。<br /><br />
13 体験から学ぼう ~さつきが丘 夢の森 プロジェクト~ 鹿沼市立さつきが丘小学校 栃木県 70
 本校は校内に多種・多数の樹木を観察できる観察園を有しているが,震災後表土の流失等もあり,児童が身近に自然を感じたり,じっくりとその変化や生態系の移り変わりを観察したりすることができずにいた。そこで,校庭の森林環境を整備するとともに,児童が身近な動植物を通して自然の生態系に触れ,生命の尊さを実感しながら主体的に環境に関わることができるようビオトープを設置する。 <br /> また,児童が自分自身の気づきをもとに主体的に観察対象と関わることで,児童の科学的思考・表現の能力を伸ばすことができるよう,自然観察の視点を明確化したワークシートを開発したり,ビオトープの設置からその後の生態系の変化を継続的に観察し,そこに生息する動植物の変化から,動植物にとって望ましい自然環境とは何かを考えることを通して児童の科学的思考の育成を図る。
14 科学的な見方や考え方とその基礎を育てる生活科・理科学習指導法 福岡市立四箇田小学校 福岡市 70
科学的な見方や考え方とその基礎を育てる生活科・理科学習指導法という主題のもと、子ども自らが問題解決をおこなう過程において、事象のもつおもしろさや不思議さ、きまりや性質を実感する学習活動を工夫し、実感を伴った気づきや理解を導けば、それを見直したり考察したりして、子どもの科学的な見方や考え方を育むことができると考えている。
15 異年齢間の関わり合いの活動を通した理科学習 秦野市立本町小学校 奏野市 70
新学習要領のなかでも重視される、言語活動の充実を、理科の学習の中で異年齢交流を取り入れることで目指していきたい。観察やものづくりを共に行う中で相手意識をもって話す聞く活動をおこない、それぞれの発達段階に応じた言語活動の機会を設定していく。異年齢間では言葉遣いや説明の仕方を意識して工夫する必要がある。それらの豊富な言語経験がコミュニケーション能力を高める有用な活動になるのである。
16 自ら自然にはたらきかけ,感じ,考え,実感できる理科学習の充実~言語活動の充実を図り,科学的な思考力や表現力を高める理科学習~ 南相馬市立上真野小学校 福島県 40
 子どもの理科学習に対する意欲は他教科に比べて高いが,それが大切だという意識は低い。また,理科学習の基盤である自然体験や生活体験が乏しく,基礎的な知識理解が身についておらず,科学的な思考力・表現力も十分ではない。<br /> このような課題を踏まえ,生涯にわたって科学に関心を持ち続けられるようにするために,本校では,問題解決の能力を育てながら,言語活動の充実を図り,科学的な思考力・判断力・表現力を育成していきたいと考える。
17 科学的思考能力が向上する指導方法の工夫と実践 相馬市立向陽中学校 福島県 40
 「目的意識をもって観察、実験等を行い、得た結果を分析して解釈し、表現する力をはぐくむ」という視点を揚げ、直接体験に基づいた結果を分析して解釈する力や、自らの考えを導き出し、表現する力をはぐくむことができる授業の在り方について実践研究を行うことを通して、科学的思考能力の向上を図る。
18 子どもの自然環境へのかかわり 学校法人長塚学園 伊勢原八雲幼稚園 伊勢原市 70
近年、子どもたちの自然環境へのかかわりの低下のため、園庭に大きな土山を作り、子どもたちがいつでも土に触れたり、山を上り下りするなど全身を使って、より身近に自然を感じられたり、その素材を使って子どもたちが十分に遊びこむことができるような環境を作りたいと考えている。また、既成の遊具では体験できないことが自然環境にはあると考え、子どもたちが想像し、工夫し、見立てることで自然環境は子どもたち一人ひとりにとって違う遊び場となるだろう。
19 ものづくりを通してのエネルギー学習 新地町立尚英中学校 福島県 40
理科と総合的な学習の時間を活用して、「ものづくりを通してのエネルギー教育」を実践する。水力発電装置や新エネルギーに関する教材をグループあるいは個人ごとにアイデアを生かして自作させる。これにより、思考力、判断力が向上するとともに原理について実感を伴った理解が促され、科学リテラシーを育むことができると考える。また、実践してきたことを自らの言葉でプレゼンテーションさせることで表現力も身につけさせたい。本実践により、本校の課題である思考力、判断力、表現力等の活用力を向上させることができると考える。
20 科学的な粒子の概念形成をめざす理科学習の研究~モデルと交流活動の工夫を通して~ 宇美町立宇美南中学校 福岡県 70
巨視的な化学的な事物・現象を目に見えない原子,分子,イオンの概念から説明できる生徒を育成するために①化学的な事物・現象を微視的な視点で想起できるような観察、実験を開発する。②他者の考えから自分の考えを付加修正する交流活動を通して、実験結果を分析する授業を構築する。
21 久留米の理科教育の課題を踏まえた学習指導法の展開 久留米市教育センター 福岡県 70
 久留米の理科教育の課題は,(1)身の回りの事象や日常生活との出合わせ方を工夫し,児童生徒が、興味・感心をもつ【学ぶ意欲】(2)観察・実験の結果を整理し考察し表現できる【科学的思考・表現】(3)実感を伴った理解【知識・技能】を図っていくことである。 <br /> これらを踏まえた研究の仮説として,理科学習の問題解決過程において,① ねらいに応じた問題解決過程の構築 ② 学ぶ意欲を高める出会わせ方の工夫 ③ 科学的な思考・表現を高める活動構成の工夫 ④ 日常生活の事象を科学的な言葉や概念を使用して考えたり,説明したりする指導の充実の4つの手立てを行えば,子どもは,学ぶ意欲,知識・技能,科学的思考・表現の3つを高めることができると考えた。これらの手立ての有効性を、先進校視察や授業改善のポイントの明確化、検証授業等から検証する。
22 主体的に問題解決する子どもの育成-体験し、発見する喜びを味わう 理科・生活科学習- 厚木市立毛利台小学校 厚木市 70
 本校の子どもたちは、理科や生活科について大多数が「好き」と答える。しかし、授業中やふだんの生活の様子を見ていると、中には生き物や植物の好き嫌いに個人差があったり、知識はあっても生活経験と結びついていなかったりという傾向が、低学年から見られる。また、高学年になるにつれて、実験は好きでも受け身になってしまう児童が少なくないという問題も見えてきた。毛利台小学校児童の全体の傾向として、学習に真面目に取り組むものの、今ひとつ主体性に欠けるという実態が明らかになった。<br /> 学習指導要領で示されている理科の目標も、子ども自ら問題解決する力をつけるようにとうたわれている。生活科でも、「気づき」の質を高めて理科につなげていくことが求められている。それら教科の目標を達成するために、子どもたちが体験を通して発見する(生活科では「気づく」)ことを重視して実践を重ねたいと考えた。実感を伴った理解をすることのできるような体験を工夫すれば、子どもの豊かな発見につながり、活動の過程で主体性も育つものと考える。<br /> また、地域の環境を生かした学習づくりの推進として、近くを流れる「恩曽川」をテーマにした学習や、里山である「三つ矢の森」の有効活用も行っているところである。理科が好きな児童の育成をめざして、環境づくりが大切と考えている。ハード面・ソフト面において、環境を整えていきたい。<br /> 以上のような、教科の目標・児童の実態をもとにした育てたい児童像をめざして、「主体的に問題解決する子どもの育成-体験し、発見する喜びを味わう 理科・生活科学習-」というテーマを設定した。このテーマに向かって、教材・教具を含めた環境整備と授業実践、及び教師の研修を進めていきたい。<br />
23 思考力・判断力・表現力をはぐくむ理科学習指導 芦屋町立山鹿小学校 福岡県 70
子どもが主体的に自然事象にかかわり、思考力・判断力・表現力をはぐくむために、ICTを効果的に活用した理科学習を推進していく。具体的には、ICTを活用した授業を次の2つの着眼をもとに実践する。①ICTを活用した学習活動や学習過程の位置付け(導入段階:電子黒板による動画の活用、展開段階:観察・実験でのタブレットの活用、終末段階:結果の整理、まとめ、説明等 ②理科機器とICT機器を用いた表現活動の工夫(自分の考えをレポート等でまとめる場面、お互いの考えを説明し合う場面)<br /> 授業実践を踏まえ、ICTを活用した授業と思考力・判断力・表現力の高まりとの関係について検証する。
24 児童が積極的に自然と関わり自然を愛する心情を育てる環境づくり 平塚市立大原小学校 平塚市 70
 本校は、市民の憩いの場である平塚市総合公園に隣接し、生活科や理科学習で年間を通して公園を利用できる恵まれた環境にある。一方、学区のほとんどが住宅地で、田はなく、畑地がわずかに見られるにすぎない。自分で畑を耕したり、種まきや苗植えをして育てたりといった農業体験ができる児童は少ない。<br /> そこで、校地内の田「大原たんぼ」の改修工事を中心に学習園の環境を整備し、児童が進んで体験活動を行うことができるようにする。児童が主体的に、継続的に自然環境に向き合うことで、友達と共に学び、課題を解決しようとする探究的な学習活動を展開し、科学的な思考力や表現力を育んでいく。校地内の自然環境の整備を進めることで、総合公園等の身近な自然環境への関心やかかわり方にも積極さが加わり、自然事象についてのより深い理解と愛情が得られることを期待している。<br />
25 放射線の影響と対応について実感を伴った学習ができる授業実践 富岡第一中学校 福島県 40
 本校は福島第一原子力発電所の事故による全町避難のため、避難先の仮の施設での学校運営を余儀なくされている。本来の施設設備を使えず、教材教具も未だ十分とはいえない状況に加え、放射能への懸念から直接的な自然体験も極めて少なくなっている。そのような環境におかれた子どもたちに福島県の現実を正しく理解させ、特に放射性物質や放射線についての正しい知識を身に付けさせ、自ら判断し行動できる生徒を育成していくことは、復興を進める上で重要なことであると考える。<br /> そこで、理科の授業の中に放射線教育を位置づけ、目に見えない放射線の影響と対応について実感を伴った理解を図る教材や指導法を開発するとともに、生徒に正しい知識をもとに自ら判断し行動できる力をはぐくむ授業実践を行っていきたいと考えている。
26 科学的創造力を育成する教育活動の工夫 楢葉町立楢葉中学校 福島県 40
大震災・原発事故に伴い仮設校舎で、教材・教具等の不足する中で教育活動を行っている。知的好奇心を高め、科学的に探求する力をはぐくむため、理科教育と技術科のものづくりの2点から研究実践を推進する。理科の授業においては、興味関心を喚起する事象を提示したり、実物に触れる実体験を数多く経験させる。また、技術科のものづくりの分野においては、問題解決に向けた試行錯誤の体験を通して、ものづくりの楽しさや達成感を味わわせたいと考える。
27 ふるさとに学び、ふるさとを愛し、ふるさとを創る子どもの育成 北九州市立すがお小学校 北九州市 70
本校の研究は、「志を育てる未来志向型ふるさと教育」を推進し、『ふるさとに学び、ふるさとを愛し、ふるさとを創る子ども』を育成するものである。生活科・総合的な学習の時間の研究実践を行い、地域の「ひと・もの・こと」を活かした単元を開発し、「かかわり」「つながり」に視点を当てた探究的な学習活動を仕組んでいる。すがおカリキュラムプランをもとに学校・家庭・地域が一体となって「人づくり・地域づくり・未来づくり」という三つの柱で醸成し、ふるさとを愛し未来を担う子どもを育成している。
28 自然や友だちとの関わりの中で科学的な知を創造する子どもを育てる理科教育 いわき市立久之浜第二小学校 いわき市 40
 久之浜第二小学校の周辺には『フタバスズキリュウ』の化石が発見された路頭があり、夜間には降るような星空が観察できる自然豊かな教育環境である。その豊かな自然環境を生かし、子どもが主体的に問題解決的学習に取り組むことで科学的な知を創り上げていく理科授業を志向する。<br /> 以上のことから、研究テーマを「自然や友だちとの関わりの中で科学的な知を創造する子どもを育てる理科教育」と設定し、次の2点を研究の手だてとして実践に取り組んでいく。<br />(1)問題解決の過程を大切にし、子どもの問題解決能力を育てる。<br /> 子どもの素朴な見方・考え方を出発点とし、その再構築を促すような問題解決的学習を繰り返し行うことで、子どもが支援を受けずに学習できる割合を増加させていく。<br />(2)環境や授業以外の場で子どもの科学的リテラシーを育てる。<br /> 子どもが理科を好きになる、自然に対する感性を育てる環境構成や教育活動を工夫する。<br />
29 データ処理を中心として科学的思考力の向上を図る指導法の工夫 いわき市立湯本第三中学校 いわき市 40
 新学習指導要領からも考えられるように、理科教育の充実が望まれている。その中でも、科学的思考能力を育てていくことが大きな目的であると考える。しかし、本校においては、言語活動や数学が苦手であるのが現状で、観察・実験が単なる活動になっている。<br /> そこで、理科学習において、1.好奇心を高める教材の開発、2.科学的思考能力を高める学習活動、3.データ処理・分析方法の工夫、4.表現能力の育成の4つを意識した授業実践を行うことで科学的思考能力を向上させたいと考えている。その際に、データの処理や分析の工夫に重点を置き、計算能力の向上を図るとともに、データを扱うことのおもしろさを見いださせたり疑問を持たせたりし、科学的思考能力から結論を引き出すことを考えている。<br />
30 自然を探求することにより、生徒の心の育成を図る理科の学習指導 いわき市立湯本第二中学校 いわき市 40
 QUテストの結果から得られた学級内の人間関係や個性の特徴などのデータを理科の授業中の指導に生かしていく。要するに、授業中の学習形態、グループ編成の資料に活用し、学力向上に結びつける教授法の開発を中心に取り組んでいく。<br /> また、自然や生物についての学習を進めることで、自然への畏怖や生命に対する畏敬の念に気づかせ、発展して他人に対する思いやりなどの生徒の心の育成も図る。<br /> 授業中の研究活動については、昨年度から取り組んでいる互見授業を活用する。(週1時間お互いに、共通に他人の授業を参観する時間を確保している。小中学校間でも、月に3日確保している。「各月1、2、3日」)互見授業で、QUテストの結果分析から練り上げた授業を他の教員が参観することにより、検証しながら、改善を図っていく。
31 学び合いを通して科学的な見方や考え方を高める理科学習 いわき市立錦東小学校 いわき市 40
 東日本大震災によって本校沿岸地区は津波による大きな被害を受けた。また、原発事故による除染活動は、本校周辺の生態系にも影響を及ぼしはじめている。児童を取り巻く毎日の生活自体も震災前とは違う状況の中にあると言わざるを得ない。<br /> このような中、児童が多様な科学的体験を行い、それを通して科学技術に対する正しい知識を持ち、科学への興味関心を高めることは本校において特に重要である。<br /> そこで、本校では、「児童が対象と豊かにかかわることのできる教材の開発と提示の工夫」「観察・実験における学び合いの工夫」「理科に親しむ理科室および展示コーナーの工夫」を手立てとして、主体的に学ぶ児童を育成するとともに、科学的な関心を高め、科学的なものの見方や考え方を養いたいと考えている。
32 科学的に考え問題解決に取り組む子を目指して~自然に親しみ ともに関わりあう活動を通して~ 相模原市立青葉小学校 相模原市 70
 平成25年度から、相模原市の3年間の「特色ある学校作り研究」の指定を受け、生活科・理科を中心に研究に取り組み始めている。住宅地にある学校ではあるが、敷地内に約10aの農園(今年度から一部を水田)を持ち年間を通じて栽培活動に力を入れている。中庭には水生植物園・飼育小屋・昆虫館・温室があり、自然環境を整え子どもたちの体験活動を豊かにしたいと考えている。創立36年目を迎え、一戸建ての住宅地が多く立ち並ぶ閑静な地域内にある学校である。本校は生活科・理科教育においても 友達との話し合い・伝え合い経験が、確かな考えや認識の創造に深まりを持つようにし、問題意識を持ち続け主体的に追究する子どもを育てることんに大きな目標を持っている。これからも限られた自然環境を有効に活用しながら、追究活動に意欲的に動き出す子どもが育つような研究を進めていきたいと考えている。<br />

2012年度

No.研究テーマ学校・所属機関推薦教育委員会成果
報告書
助成額
(万円)
1 子どもが自らの科学概念をつくるために必要な力を育てる理科授業 宇都宮大学教育学部附属小学校 栃木県 70
 「子どもが自らの科学概念をつくるために必要な力を育てる理科授業」をテーマとして,身に付けた自然事象についての基本的な見方や考え方,知識,技能を構成し,自らの科学概念を形成するために必要な思考力,判断力,表現力を育てている。研究内容は三つあり,一つ目は,科学概念を形成する見方や考え方,知識,技能を定着させる教材開発と学習活動の工夫,二つ目は,思考を広げ深め,科学的に判断する力を高めるための表現についての,内容と方法の工夫,三つ目は,子どもにとって目的意識や学ぶ意欲を高める学習課題を設定したり,課題解決の過程を自ら評価して新たな学ぶ意欲につなげたりする活動の工夫である。研究の成果については,本校の初等教育公開研究発表会での公開授業や授業研究会で紹介していきたいと考えている。
2 身近な素材を活用した教材開発 座間市中学校教育研究会理科部会 座間市 70
本部会では、ここ数年身近な教材(地域教材)開発と、その教材を活用した授業研究を行ってきた。今まで研究してきたことの延長として、より身近な教材を活用することにより、生徒一人ひとりに実験・観察の結果を分析、解釈する学習活動ができるような教材開発について研究を続けている。<br />例として、地域の火山灰層のはぎ取り標本を数年にわたって作成した。また、昨年の神奈川県中学校理科研究大会では、缶詰(水煮)のアサリの解剖やペットボトルを材料とした前線モデル、小型模型を使った金星の満ち欠けモデルなどを発表した。<br />平成27年度には、同大会において授業研究発表を控えており、このテーマでの研究を色々な領域に広げていく予定である。<br />身近な素材を活用した教材開発は、普段の授業にも手軽に生かすことのできるものであり、今後も授業で十分に活用していきたい。 
3 ものづくりの学習を通して自らの力で判断し表現する力を育成する 下野市立祇園小学校 栃木県 70
「ものづくりにかかわる学習」を通して,知的好奇心・探究心をもって主体的に学ぶ力を身につけさせるとともに,試行錯誤しながら自らの力で考え判断し表現する力を育成し,社会の変化に対応し行動できる児童を育てたい。<br /> これは,本校の学校課題である「自ら考え解決する子どもの育成~言語活動を通して論理的思考力を高める~」(生活科・理科学習を中心に)にもつながるものである。また,「ものづくりに関する基礎的な知識及び技能」や「課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力」を養い,科学や技術への興味・関心を高めることも目的とする。<br />
4 理科が好きな子どもを育てるものづくり 栃木市立三鴨小学校 栃木県 70
理科教育において、体験不足を補うようなものづくりや自然遊びを進めることで、科学的な事象にふれさせ、興味関心を高めることは、子どもたちの思考力や判断力、実戦力を高める上で有効だと思われる。また、幼い頃の楽しかった経験は、将来の理科好きな大人を育てる基礎となるだろう。日本は資源が乏しい島国である。その少ない資源を有効利用したり、製品に付加価値を付けて世界に発信したりしていくためにも、理系の人材育成が急務である。さらに、長じて理科嫌いにしないためにも、ものづくりや自然遊びを通して、科学にふれあうことの楽しさを味わわせ、大人になってからも科学的な話題に関心をもつ人をつくりたい。
5 自然に親しみ、自ら考える力を育む総合的な学習の時間 嘉麻市立上山田小学校 福岡県 70
   自然に親しみ、自ら考える力を育む総合的な学習の時間<br />     ~山田の自然環境を守るプロジェクトを通して~<br /> 子どもたちの今日的課題の一つに「体験不足」があげられている。本校の子どもたちも身近に自然があるにもかかわらず、山や川で遊んだり生き物と接したりする体験がほとんどなく、身のまわりの事象に興味関心を持ち、自ら課題を発見したり、解決したりする力が育っていない実態がある。<br /> そこで、「総合的な学習の時間」において、「山田の自然環境を守るプロジェクト」を作成し、自然体験や地域の人々との交流体験などの実体験を取り入れた教育活動を展開していった。<br /> このことは、子どもたちが自ら考え、表現する力や科学的なものの見方・考え方を高めることができるだけでなく、地域の人・こと・ものとの関わりの中で、他人への思いやりやふるさとを大切にする心を養うことができる。
6 自ら活動し、考え、表現する生活科・理科・生活単元学習 福岡市立東若久小学校 福岡市 70
 科学的な概念の獲得には自ら考え活動する理科学習が求められる。しかしながら主体的問題解決学習を謳いながらも実際には、教師が実験の準備をしたり実験方法を説明したりする学習が多く見られる。真に主体的な問題解決学習は「自分自身の問題を自分の考えた方法で調べて、自分なりの結論を出す。」という学習だと考える。そのためには、子どもが要求する実験器具類をその場で即座に提供しなければならない。本研究ではそれができる理科室の環境を整え、子ども自ら把握した問題を自ら考えた方法で追究し、得られた結果に自ら考察を加え、結論を導き出し、それを表現できる真に主体的な問題解決学習を目指している。<br /> 研究の成果は市教委推進事業や市内理科研究校の合同研究会等で全市に発信していきたいと考えている。
7 自分の考えをもち 表現する児童の育成 横須賀市立豊島小学校 横須賀市 70
 本校は、一昨年度まで「コミュニケーション能力の育成」というテーマで国語の校内研究を進めてきた。本年度は、前年度までに培ってきた能力を土台にして、「自分の考えをもち、それを表現できる児童の育成」をテーマに理科の校内研究を進めることとなった。1つ目として、児童が自分考えを持つためには、児童自ら「知りたい」「調べてみたい」と思わせる必然性のある学びが必要である。その「知りたい」ことが問題となり,それを解決する中で考えを深めていけると仮定した。2つ目は、児童の考えが深まりを知るために、教師が児童の様子を丁寧に見取るための工夫を考えていく。また、その見取りを次の授業へ生かせるような授業展開も研究していく。3つ目は、児童が考えを深めるために、話し合う場で言語活動の工夫を考えていく。
8 子どもの科学的な見方や考え方を育てる理科学習指導法の研究 福岡市立有住小学校 福岡市 70
理科学習とは,学ぶ対象の【自然事象】と,それを学ぶ方法の「観察・実験」の2つがある問題解決の活動である。そして,「観察・実験」は,【自然事象】を理解できるようにする手段でもあり,実感をともなった理解をするための目的でもある。つまり,子どもの科学的な見方や考え方を育てる理科学習指導法とは,教師が,子どもに,【自然事象】が理解できるような「観察・実験」を手段・目的として教えることで,自ら【自然事象】に働きかける『学び』を子どもに身につかせていくことである。 <br /> 研究の仮説として、1単位時間の問題解決の過程において,<br /> ① 観察・実験の内容・方法から予想を立てる「見通す」活動を行い,<br /> ② 自力解決ができるよう「個別」活動を支援し,<br /> ③ 予想と結果からわかったことを考察する「振り返る」活動をさせれば,予想と結果を結びつけて考えるようになり,子どもの科学的な見方や考え方を育てることができると考えた。
9 自然と自らかかわり、科学的に考えを深め合う学習の創造 横浜市立三ツ沢小学校 横浜市 70
 三ツ沢のまちは横浜の市街地にあって、多くの自然を見つけることができ、四季折々の動植物の様子を観察することができる。そうした環境の中で、子どもたちは、自然に対して素直に驚いたり、それを伝えたり記録したりする姿が多く見られる。一方で、豊かな環境にあっても、その価値を感じたり理解したり、自分から疑問をもって追究したりする場面が少ないということが言える。このような実態を受け、子どもの学びの中で表裏一体である「体験」と「言語」を大切にしていく。<br /> 学習において言語は体験があって初めて成り立つ。また体験は言語がなければ学習にはつながらない。そこで、「自然とかかわる」「言語でかかわる」をキーワードにして、研究を行なっていくこととする。「自然と自らかかわり、科学的に考えを深め合う学習の創造」というテーマの前段には「自然とかかわる」、後段には「言語でかかわる」の意味が込められている。<br />
10 生徒の知的好奇心を引き出し、科学的に探究する能力の基礎と態度をはぐくむ理科学習指導 北九州市立浅川中学校 北九州市 70
 本校生徒たちの多くは、基本的な生活習慣がおおむね身に付いており、学習活動へも熱心に取り組む姿勢がみられる。理科の授業においても、観察や実験を丁寧に行い、実験器具等も大切に扱うことができる。ただし、結果を知識として得ることが目的となり、実験方法を自ら積極的に工夫したり、得られた事実に基づく自分の考えを積極的に発表しようとしたりする姿勢を身に付けることは課題である。そこで、本校理科教育研究推進に当たって、生徒の科学への知的好奇心を引き出す教材教具の工夫を図るとともに、小学校で身に着けてきた問題解決の能力を駆使しながら、目的意識をもって観察、実験を行い、結果を分析し、解釈し、自らの考えを表現していく探究の過程を一層重視する指導の工夫を行っていく。以上の工夫を通して、生徒の変容を見取り、探究する能力の基礎と態度の高まりをとらえていきたいと考えている。
11 自らの生き方を切り拓く力の育成 横浜市立中川小学校 横浜市 70
 今年度は問題解決能力の育成に焦点を当てていく。研究主題として「自らの生き方を切り拓く力の育成」を掲げ、研究を進める。さらに、学校支援ボランティアや企業、地域との関わりを生かし、キャリア教育につなげるためにも「中川のまちの中で、学びをつくり続けていく子」をサブテーマとする。<br /> 子どもが自分なりの問題をもち、解決していくことを繰り返しながら、知識や思考が深化したり広がったりすると、子どもは成就感を伴って身近な自然事象を実感することができる。この成就感は学びを推進するエネルギーとなり、自分で未来を切り拓く力につながっていく。子どもが学び合いをしながらつくっていく科学を大切にし、「自己決定力」の育成につながる理科教育を、発信していきたい。
12 地域と連携し、生徒たちの科学的思考に基づく言語活動の充実を目指す 横浜市立都岡中学校 横浜市 70
地域と連携し、生徒たちの科学的思考に基づく言語活動の充実を目指し、<br />①言語活動、コミュニケーション力の充実を、理科を活用し日常生活に生かす。<br />②小中一貫教育で科学的思考の充実を図る。<br />③本物に触れる体験による驚きと発見で科学への関心・意欲を高める。<br />この3つの狙い、本物に触れ、知る喜びを味わうことで、理科や科学に興味・関心を持ち自分の考えを発表できる子どもを育てる教育方法の研究を行う。<br />
13 多様な見方や考え方をすることで、自分を豊かに表現する子の育成 横浜市立西が岡小学校 横浜市 70
「自分を豊かに表現する子どもの姿」とは『学習活動を通して、自分の考えや思いを表現し、積極的にコミュニケーションを図ろうとする子』と考える。理科の学習内容に関わる表現力、すなわち「科学的な表現力」ここでは「思考した内容を言語、図、グラフ、表等を用いて他者に伝える能力である。ノートの活用や話し合い活動によって、実験結果や考察を言語化する活動を通して「何が分かったか」「どうしてそうなったか」等、断片的な知識から総合的な理解へと深めていく。論理的な表現によって科学的な思考も高めていきたい。学び合いを通して理解が深まることによって、友だちと関わり合うことのよさを知り、積極的に人と関わろうとする子どもを育てていきたい。
14 小学生向け展示教材キット「よこすかの自然」の開発と製作 横須賀市自然・人文博物館 横須賀市 70
博物館の重要な役割に学校との連携が挙げられ,学習指導要領によっても博物館を利用した理科の学習が推奨されているが,現在の横須賀市自然・人文博物館の展示は広く一般市民を対象としており,学校教育用に製作されるものではないため,小学生が来館者の中でもっとも多いにも関わらず,小学生には難解な説明が多く含まれている.そこで,当館で展示されている「横須賀の自然」を,小学生向けに改良し,学校においても楽しく学べる展示教材キット(身近な自然写真ビデオ図鑑を含む)を作る.また,この展示を通じ,横須賀の自然に親しむとともに,これをきっかけに博物館に繰り返し来館し,博物館を利用する機会が増え,博物館を利用した学習が身につくことが期待される.そのため,①小学生とくに低学年向けに触れる展示,②地域の身近な自然の教材キットの製作,③展示物クイズシートの製作,④身近な自然写真・ビデオ図鑑の製作,⑤教科書関連展示を周知するリーフレットの製作を行う.
15 もの・こと・言葉で実証しながら、主体的に問題解決に取り組む子 横浜市立立野小学校 横浜市 70
もの・こと・言葉で実証しながら、主体的に取り組む子の育成を目指す理科学習<br />私たちの暮らしを取り巻く社会は、価値観の多様化、情報化、国際化、高齢化などといった変化が見られる。このような社会の中で育つ子どもにおいては、今日的な課題を「自分ごと」としてとらえ、人との関係性を深め、自ら社会に働きかけるようにしていくことが必要である。しかし現状では、子どもたちが自分を取り巻く社会の問題や政治に対して自分とのかかわりでとらえられない姿が多く見られる。本校でも、同じようなことが言える。子どもたちは社会とのかかわりが希薄になり、たくさんの人にもまれることやそこから学ぶ機会が少なくなってきていると考えられる。このような子どもたちが、自分の力で問題を乗り越え、他者とともに自らを輝かせて生きていけるようになるための「生きる力」を育む必要がある。<br />本校では、「子どもはよりよく生きていこうとする存在である」という子ども観に立ち、子ども自らが、自分の生き方を見つめ、人の生き方に学び、よりよく生きていこうとする営みを大切にしている。このような営みを「自分づくり」ととらえ、子ども一人一人が、今ある自分に自信をもちながら、更に伸びようとしていく姿に寄り添い、支えていくことを大切にしている。そして、全ての教育活動で「自分づくり」をすすめることを目指している。「自分づくり」をすすめていくことで、子ども一人一人が自らの力を生かし、自分を輝かせながら「生きる力」を育むことができると考える。<br />
16 地球に優しく、自然に優しく、人にも優しく  秦野市立渋沢中学校 奏野市 70
最近、よく「環境にやさしい……」「地球にやさしい……」という言葉をよく耳にすることがある。テレビやマスコミの影響もあるが、環境問題について生徒の興味・関心は大きいと考えられる。生徒の中には、環境問題についてもっとわかりやすく、正しいことを知りたい、自分たちでできることはないかと考えている生徒も少なくない。自分たちの身近なところから、環境のことを科学的に調査し、自然と人間との関係を正しく理解し、自分たちが生活しているということがどういうことなのかを知り、環境にやさしい世界と日本をつくるために今自分たちができることは何なのか。これからどのようなことをしていけばいいのかなどを考え、実践していけるような活動を計画したいと考えた。<br />
17 人と自然とのふれあいを通してより良い人間関係を築く理科教育 厚木市立相川小学校 厚木市 70
 相川小学校は、自然豊かな教育環境に恵まれた全校児童181名の少人数の学校である。児童の自主性や実践力、人間関係力を育てるために相川冒険隊(全校縦割り班・異年齢集団)の活動を重点とし、様々な教育活動を実践している。自然環境に対して興味・関心をもち、環境問題を通して、子どもたちの科学的思考能力の向上と好ましい人間関係づくりに努めている。
18 みんなで守ろう!わたしたちの命・豊田 平塚市立豊田小学校 平塚市 70
 豊田小学校は県内でも有数の稲作地域の中にあり、学校周辺には田畑が広がっている。その中で本校は地域から7畝(約700㎡)もの水田と、併せて1反(約1000㎡)の畑をお借りしている。水田では5学年を中心に水田の管理にも携わり、全校で田植え・稲刈り・餅つきを行っている。この中で米づくりには多くの手間と、多くの人の協力、そして自然の豊かさが必要であることを学んできている。また畑ではサツマイモやソバを栽培する中で、地域の人の支えや、昔の人の知恵を学んできている。こうした一連の学習は、本校の柱でもある環境教育に位置づけ、長年継続してきた。さらに昨年の東日本大震災を受け、本校では「児童自らが命を守るために教育活動で何ができるか」と考えてきた。その中で、環境教育で培ってきた力を「命を守る学習」という視点で再構成すると共に、新たに「豊田小の防災・減災を考え、よりよい避難所としての機能を高めること」を児童自らが考えていく学習を加えていきたいと考えた。今回の助成は、この教育活動を支える様々な条件整備に活用していきたい。
19 科学的に思考し、表現する力を育てる理科・生活科学習指導の研究 苅田町立片島小学校 福岡県 70
 本校は平成21年度より、科学的な思考力及び表現力の育成に注目し、言語活動を位置づけた学習指導過程の研究を進めてきました。少人数を生かして一人一実験を実施したり、実験結果をその根拠や理由を明確にしながら考察したりすることにより、意欲的に課題解決に取り組み、思考力や判断力を身につけた子どもの育成等の成果を得てきた。<br /> こうした成果を生かしつつ、引き続き、言語活動を学習指導過程に位置づけ、①生活科学習をおいて科学的な思考・表現の能力の素地をいかに育成するか、②理科学習において、仮説と結果をいかに考察し実感を伴った理解を促すかに焦点をあて研究を進めたい。そして、研究成果を研究発表会等により広く発信したいと考えている。<br />
20 自然環境の保全と科学技術の利用について 伊勢原市中学校教育研究会 理科部会 伊勢原市 70
平成24年度より、改訂された中学校学習指導要領が全面実施となった。今回の改訂では、①「科学に関する基本的概念の一層の定着」②「科学的な見方や考え方、総合的なものの見方の育成」③「科学的な思考力・表現力の育成」④「科学を学ぶことの意義や有用性の実感」⑤「科学的な体験、自然体験の充実」等が理科の基本的な考え方として示された。改訂内容を踏まえた理科教育の推進を図るため、市内各中学校は、年間指導計画の作成、指導法の工夫、教材教具の工夫と充実を進めている。また、各校との連携を図り、授業改善の研究や情報交換を行っている。今回の助成で市内各中学校の教材教具の充実を図り、生徒の意欲を高め、科学的な見方や考え方をもとに、思考力・表現力を育成する授業の研究を進めていきたいと考えている。
21 子どもが自らの考えを創る理科授業の創造 北九州市立鞘ヶ谷小学校 北九州市 70
 本校では理科学習における問題解決の主体は子どもととらえ、子どもが獲得した知識や技能を活用して、自然や日常生活の中で、適用したり、分析・判断したり、科学的に考察したりして自ら問題解決をしていく児童の育成に視点をあて、子どもと教師がつくる理科学習の在り方について研究を進めている。理科の学習過程に応じた明確な手立てを位置づけた「鞘ヶ谷小理科授業モデル」(問題解決のプロセス・単元構成の工夫)を開発し、日々の授業の中で実践すれば、子どもは自然事象に対する意欲を高め、実感を伴いながら理解するとともに、科学的な見方や考え方を身に付けることができると考えている。そこで、研究の着眼点を①「事象提示の工夫」②「観察・実験の指導の工夫」③「考えを深める指導」の3つにしぼって研究を進める。
22 自然事象に働きかけ,創造性を培う子どもを育てる理科教育 大川市立大野島小学校 福岡県 70
 これまで理科教育では、「自然事象との出あわせ方」,「確証・反証を生かした観察・実験」。さらに,「生活に生かす物づくり」など活動をどのように構成するか研究が行われてきた。最近では、問題解決の過程に言語活動の充実を図り自然事象のきまりを見出すことをねらいとして研究を進めてきている。本研究では、それらの研究の成果を生かし、なかなか科学的な考えに変わらない子どもが持っている素朴な考えをより科学的に妥当な考えに高めていくことをねらいとした研究である。そこで、これまで行ってきた自然事象のきまりを見出す活動にとどまらずさらに、自然事象の意味を解釈したり適用したりする活動位置づけ学習活動をを行うものである。
23 響き合い、高め合う授業づくり 相模原市立淵野辺小学校 相模原市 70
理科・生活科の授業研究を中心に取り組む。研究の中心として取り組む理科環境の整備や先進校の情報収集を進め、授業実践研究を基本に行っていく。具体的には、次の3点を主な実践内容とする。<br />1.理科(中高学年)を中心に、生活科(低学年)からのつながりも大切にし  ながら、全学年で授業研究に取り組む。<br />2.「思考力」「判断力」「表現力」育成のため伝え合う活動の充実を図 る。<br />  ・事実等を正確に理解し、他者にわかりやすく伝える。<br />  ・考えを伝え合うことで、自分の考えや集団の考えを発展させる。<br />  ・自分たちの生活や地域の出来事を身近な人々と伝え合う。<br />3.先進校の優れた実践に学び、授業の計画、実践、評価、再設計を繰り返し、授業改善を図る。<br />

2011年度

No.研究テーマ学校・所属機関推薦教育委員会成果
報告書
助成額
(万円)
1 地域保全に着目した授業の創造と「やなぜっこグリーン広場」の活用 宇都宮市立簗瀬小学校 栃木県 70
本校では,テーマをもとに「環境問題を理解し,自ら進んで関わろうとする児童の育成」「生命を尊重する心の育成」「問題意識を持ち,探究・思考し解決しようとする児童の育成」を目指している。そのために学校内にある「やなぜっこグリーン広場」や近くを流れる田川を利用して,体験学習を行う。実際に目で見て手で触れ,自分の力で調べ考え解決する学習を取り入れていきたい。ソーラー電池を利用し,池の水を循環した川の設置や雨水の再利用で環境に目を向けさせる。パソコンとの高速通信可能な温度・湿度・気圧計の設置で常時気象を測定し,環境に関心を持たせる。クラブ活動では,近くの田川の水質や生き物の生態を調べ,皆に発信する。校内の落ち葉の堆肥化,全校生による「やなぜっこグリーン広場」の利用,動植物の飼育栽培等の学習も行う。
2 科学的な思考力を高める理科学習指導 朝倉市立甘木小学校 福岡県 70
現在、全国学力テストに理科が加わることで小中学校の理科授業が注目されている。その中では、科学的な知識や実験・観察の技能が問われると、同時に、科学的な思考・判断力が問われることとなる。また、日常の理科授業をどのように進めればいいかが分からなくなっているのが現状である。本校は、科学的な思考力に注目し、観察・実験を重視した言語活動を中心に研究を進めている。理科授業の基本にかえって、自然事象から子どもが問題(疑問)を見出し、予想を立てて観察・実験し、結果の整理から考察し、結論に結ぶという問題解決過程を重視して理科授業を組み立てるようにしている。その中で、実証性、再現性、客観性という科学的な見方や考え方で観察・実験活動、言語・交流活動等が展開できるようにしたい。本校の研究をホームページに掲載したり、研究冊子で紹介したりして、北筑後地区の理科教育先進校として福岡県の理科教育の発展に資するようにしたい。
3 岡崎の四季 ~生命尊重の心を育む環境教育の推進~ 平塚市立岡崎小学校 平塚市 70
 本校は、平塚市の北西部の髙台に位置し、過去に岡崎城という城下町跡を有した、百年を超える歴史を積み重ねた小学校である。周りは、四季折々の自然に恵まれた地である。本校には、33年前に造られた池があるが、この池を整備し、学習に生かせる環境教育ゾーンとして活用して、いのちあるものに触れさせ環境について学ぶ教育を進めていこうと考える。池の復活は、いのちの根源に通じる。これを命題に、「いのちの教育」を常に見据えた活動が大切であると捉えた。いのちの宝物が、この池にはたくさんあったのではないか?この池を創った先人の想いも、この、いのちの育みにあったのではないか?この池の復活、すなわち環境教育ゾーンの池に鯉が泳ぎ、庭園に虫が帰り、児童が集い、学ぶ場になることが、本校に毎日通う子供達の新たな楽しみと学びの一つになってくれるものと確信じている。
4 環境との共生をめざす教育課程 志免町立志免東小学校 福岡県 70
本校地域、子どもの実態から、本校区の「もの・こと・ひと」のよさを子ども自身の主体的な学びによって捉えさせ志免町に愛着を持たせたいと考える。そのために総合的な学習の時間を中心に身近な地域を教材化し、子どもたちが進んで関われる活動構成を工夫していくこととする。3年生単元『大好き、私たちのすむ志免町』では、宇美川のよさの住民聞き取り調査・宇美川に棲む生き物調査、町施設の役割、竪坑櫓の歴史聞き取り調査を行う。5年生単元『われら志免町環境調査隊』では、町内ごみ量調査、宇美川や本校ビオトープの水質調査、地域に生育している植物種類調査を行う。さらに、町環境課アドバイザーから自分たちの主張について助言を受け、発表内容をまとめる。その後、地域や保護者の方々を対象にした発表会を開催し、環境保全意識高揚啓発にあたる。
5 理科好きな児童の育成と教員の理科指導力の向上を図る 真岡市立長田小学校 栃木県 70
テーマ:理科好きな児童の育成と教員の理科指導力の向上を図る~校内研究を通して~<br />学校紹介 <br /> 春には桜が咲き乱れ、新緑つつまれる。夏には、学校林でカブトムシが自然発生するなど、自然にふれあう機会が多い。縦割り班を編制し1年生から6年生までが1つのグループとなり、草花の栽培に取り組んでいる。このような取り組みを通して、意識せずとも四季折々の変化を感じ取ることができる環境である。<br /><br />研究の概要 ~生活科と理科において~<br />○学校課題として全職員で研究に取り組む。<br /> ・校内研究授業<br /> ・日常的情報交換、ブロック内の情報交換<br /> ・研究成果の共有化<br />○外部講師を招聘し、研修会の開催<br /> ・実験、実習に関する研修<br /> ・指導法に関する研修<br /> ・環境を整える研修<br /> ・科学教育センターとの連携<br />
6 ロボット教材を活用しての理科教育 厚木市立三田小学校 厚木市 70
 小学校において理科離れが取り上げられている昨今、本校においても、児童に身近な事象から理科に興味・関心を持ってもらうための環境整備が必要であると考えた。その一環として、本校では神奈川工科大学との連携を図り、実験講座等に積極的に参加してきた。その中で、児童の興味・関心が高かったものの一つがレゴマインドストームを活用してのロボットの製作である。その経緯から、4年前よりロボットクラブを立ち上げ、活動を行っている。主な活動は、レゴマインドストームを活用したロボットの製作とパソコンを使ってのプログラミングである。クラブ活動は、児童にとって普段の授業では学ぶことのできない、ものづくりを体験する時間となっている。また、プログラミングを行う際には、直面する課題を解決するために、子どもたちが試行錯誤をする場面も多々見られ、科学的な思考力の高まりにつながり、理科好きな子どもたちの育成へつながると考えている。
7 ICTを活用した学びの場としての教室づくり 座間市立相模野小学校 座間市 70
理科離れに対する深刻化が言われて久しいが、実際子どもたちは生活の中で、実験や実体験を通して自然や科学の面白さを実感し、創造性を培っていく経験をすることが難しくなっている。そこで、校内に理科を身近に感じ、興味・関心を持つことができる環境を意図的に仕組んでいく必要があると考えた。理科室に、自由に触ることができる資料を展示すること。また、理科室と各教室にプロジェクターや実物投影機等のICT機器を常設し、学習環境づくりを進めることによって、理科に対する興味・関心を喚起し、本校の理科教育の充実を図っていきたいと考えている。<br />
8 子どもたちの発達に応じた里山環境づくりを通して、人間力の育成を図る 日光市立落合中学校 栃木県 70
 本校には、敷地内に広大な林を有し、創立以来多くの生徒、教師、及び地域住民が環境整備と林間における学習活動を続けてきた。その中で、環境教育の重要性が叫ばれている今、その一環として持続可能な社会の実現に向けての教育活動と、学校、家庭、地域の連携活動の拠点として、落合中が誇れる緑が丘(落合中の林をそう呼ぶ)を整備・活用していくこととした。活動の大きな柱は、①日本人が弥生時代から続けてきた里山づくりを振り返りつつ、里山の重要性と持続可能な社会に貢献できる生徒の育成 ②公民館を巻き込んだ学校支援地域本部事業を活用した学校、地域、家庭の連携を通して多くの人との関わりによるコミュニケーション能力の育成と地域の人々・地域の自然を愛する心を育てる教育活動の展開 である。そのような総合的人間力の育成を目指し、緑が丘活動を展開することとした。
9 学びあう喜びを実感する生活科・理科学習 福岡市立香椎東小学校 福岡市 70
 昨年度までの研究で,国語科で培った「話す」「聞く」技能をもとに,他教科でも自分の考えを伝えて学ぶ楽しさを感じるようになった。<br /> しかし,子どもが自分の考えをはっきりともてていなかったり,自分の考えと比較しながら聞くまでにいたっていなかったりしている。また,問題や課題を解決したという実感を十分もてていないという実態が見えてきた。そこで,対象と十分かかわる中で課題や問題を見付け,観点を明確にしたうえでさらに対象と関わらせる。このような学習過程をとることで,自分の考えが明確になり友達との交流も明確なものになるだけでなく,課題や問題と解決したという実感を十分味わうことができるようになると考える。さらに,一連の学習を通して,友達とともに主体的に学ぶ喜びを感じ,確かな学力の向上につながると考える。<br />
10 自然を調べるよさを味わう生活科・理科学習 福岡市小学校理科研究会(福岡市立香椎小学校内) 福岡市 70
 福岡市小学校理科研究会では,年に1度,福岡市小学校理科教育研究大会を企画し,自然を調べるよさを味わわせる学習指導のあり方を究明し,教師の指導力の向上をめざすための「公開授業と実験講習会」を開催している。<br /> この大会は,福岡市の先生方が公開授業を参観することにより,学習指導の展開を構築できるようにするとともに,実験講習会を開催することで「明日からの授業」に直ちに役立つ教材・教具を配布し,参加者全員の授業力を具体的な形で向上させようというねらいをもつ研究大会である。指導者である教師自身がものづくりをすることにより,理科の楽しさを体験できる点が他の研究大会とは異なっている。<br /> このような取組を行うことで,会員及び参加者が,理科教育で問題視されている「学力低下」や「理科離れ」の現状を改善し,理科好きの子どもを育成したいという強い意志をさらに高めていくことができると考える。
11 児童が積極的に自然にふれることができる環境整備 横須賀市立浦郷小学校 横須賀市 70
校内に水田と畑を新設し,児童が積極的に米作り,野菜や草花などの栽培活動に親しみ,それらをより身近に感じられるようにしていく。全校で取り組む栽培活動を中心とし,そこから生まれる「気づき」や「困り」から,探求的な学習活動を展開し、児童の科学的な思考力・表現力を育んでいく。<br /> 物を大切にし,生産することの喜びを味わわせるという観点からも,水田・畑の設置をきっかけに,さらに様々な環境教育への興味・関心を深めさせていきたい。そして,新設される田や畑を,本校の環境教育のシンボルとしていきたい。<br />
12 ロボット製作を通して、「ものづくり」への興味・関心を高める実践 横須賀市技術・家庭科研究会 横須賀市 70
 現在の小中学校の教育内容においては、子どもたちが「ものづくり」を学習できる時間は、非常に少なくなっています。そのため、横須賀市は、将来、自立的に生きる力を身につけて、科学技術の発展に貢献できる人材を育成することを目指して、「ものづくり」の経験の場を増やすために、過去12年間、「創造アイディアロボットコンテスト」を実施してきました。さらに、ロボコンを多くの生徒に体験してもらうために、夏休みに「ロボコン講習会」を実施しています。<br /> 横須賀市では、勝利至上主義ではなく、プレゼンテーションまで想定したロボットづくりを目指しています。自分の作ったロボットに「愛情」を持ち、自分の言葉でロボットの良さを「語る」ことができる子どもの成長を重点に置いています。そして、実践の結果をまとめたものを配布するなど、「ものづくり」のレベルが高められるように、ロボット製作の情報を発信していきます。<br /> 
13 自然との関わりを通して、環境問題に主体的に取り組む児童の育成 伊勢原市立大田小学校 伊勢原市 70
 本校は、周囲に水田が広がっている。農道があり、彼岸花が咲くなど自然豊かである。東側には、南北に渋田川が流れ、その土手の芝桜は観光名所になっている。学区には「あやめの里」という観光名所もある。<br /> 本地区の豊かな自然を生かした環境教育を進め、多くの児童に「豊かな感性」と「自然との共生の意識」を育てたい。<br />○保護者や地域の方々の協力を得て、様々な体験学習を取り入れたい。<br />○教師の指導力を向上させる授業モデルや教材開発に取り組みたい。<br />
14 自然に親しみ、豊かな学びを創っていく子どもの育成 横浜市小学校理科研究会 横浜市 70
横浜市小学校理科研究会では、全市の小学校で理科教育に進んで取り組もうとする教師たちが、子どもの自然に対する素朴な見方や考え方、連続性や計画性のある問題解決を大切にして、子どもの学びを見つめながら実践し、成果を挙げてきている。そこで、新指導要領の実施や今日的課題への対応を考え、本年度は「自然に親しみ、豊かな学びを創りだす子どもの育成」を研究のテーマとすることとした。<br />自然に親しむ中で、自ら問題を見いだし追究する資質・能力を育み、価値あるものを創りつづける営みを楽しむ子どもを育成することと、それを支える教師力の育成をねらっている。<br />そこで、これまでの成果を生かして研究主題に迫るために、子どもが自然の中から自ら問題を見いだし、見通しをもって実験・観察したことをもとに言語活動を伴ったり学び合いを活かしたりして考察し、実感を伴った理解ができる単元の開発に努め、問題解決についての資質・能力や自然に対する心情を培っていきたい。また、問題解決の過程を明確にし、発問や板書、ノート指導、個への支援など、指導法の改善についても実践を通して実証的な研究を進める。<br />
15 豊かな表現力を育む理科教育を実践するための授業力の向上 横浜市立中学校教育研究会理科部会 横浜市 70
経験豊富な先生方の授業や教材開発における工夫やノウハウを若い先生方に伝えるべく、研修会を実施していくとともに、授業研究や研究授業を通してお互いの授業力の向上をめざせるよう、研究部を中心に活発な研究と発表を行う。<br />また平成25年度の神奈川県公立中学校教育研究会理科部会横浜地区研究大会にてその成果を発表する。
16 自然に親しみ、体験を通して持続可能な社会を構築するための基礎を学ぶ 横浜市立三保小学校 横浜市 70
 理科学習の始まりは、子どもが自然の事物・現象に関心や意欲をもってかかわることにより、自ら問題<br />を見出し、学習活動の基盤を構築することである。子どもが自然の事物・現象に関心意欲を高めつ<br />つ、問題意識を醸成に意図的な活動を工夫することが大切である。地域の自然に恵まれた本校にお<br />いて、その環境を利用した体験活動を学習に取り入れることで、子どもたちの科学的知識や環境問題<br />への関心を高め、科学的な知識の深まりを期待できると考えている。<br /><br />1年生から6年生までの自然と親しむことができる体験的な学習は、科学的知識の関心の高まりとな<br />り知識習得の必要性と続く。こうして自然循環をとらえ、自分たちの生活にどうつなげられるかを考えら<br />れる子どもへの成長へと生かしていけると考える。<br />自然循環の捉えから、子どもたちが「生命」の大切さを知る。それを校地内の自然園やビオトープ作り<br />のような具体的な表現ができる方向性を考えたい。<br /><br />
17 自ら学び、考える子どもの育成 横浜市立笠間小学校 横浜市 70
 基礎的・基本的な学力の定着とともに、思考力・判断力・表現力の育成が求められている今、教科や総合的な学習の時間における問題解決学習は、自ら考え、行動する力を培い、主体的に生きる力を育成する上で重要である。課題の設定や追究活動に主体的に取り組む活動を通して、学び方を学び、社会の変化に対して主体的に対応する資質や能力を身に付けさせたい。<br /> しかし、現実には、「指示待ち」な子が多く、「自ら学ぶ」ような主体的な授業にはなかなかなっていかない。また、「理科が苦手」という教員や経験の浅い教員が多く、指導法に不安があったり、わからなかったりという事情もある。<br /> 本校では、観察・実験・栽培・飼育・ものづくりを通して、子どもが主体的な問題解決学習を進めていけるような単元をつくり、指導のための手立てと支援を明らかにする。
18 持続可能な社会の構築を目指し、考え、行動する児童の育成―創造的なものづくり活動を通して- 上三川町立本郷北小学校 栃木県 70
環境にかかわる学習を中心にして、ものづくりにかかわる学習や生き方にかかわる学習と有機的な関連を図りながら学習を進めることで、「環境、ものづくりに関する基礎的な知識及び技能」「課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力」「環境に働きかける実践力」を養い、持続可能な社会の構築を目指し、考え、行動する児童の育成を図る。
19 価値ある体験を生み出す、地域の自然を生かした環境学習 相模原市立麻溝小学校 相模原市 70
 本校の学区は、文化的にも自然的にも環境に恵まれている。生活科、理科、総合的な学習の時間などで、これらの自然環境に関わる時、児童は目を輝かせながら活動をする。本校の学区にある自然環境をより効果的に活用するためには、これまで行われてきた活動が児童にとって「価値ある体験」であるかどうか再度見直す必要がある。「価値ある体験」とは、①児童が楽しみ、主体的に関われる体験。②新たな発見や驚きがある体験。③将来に向けて夢や希望を感じられる体験。であると考える。これまでの体験でも、児童は自然に親しみ活動を楽しんでいるが、「価値ある体験」にまで高めるためには、活動の内容や授業展開を検討する必要がある。そして、「価値ある体験」を積み重ねていった児童は、地域のことをよりよく知ろうとするようになり、地域が好きになり、将来にわたっても地域に関わっていこうとする気持ちを持つようになるだろうと考える。<br />
20 科学的な見方や考え方を養う理科学習指導の研究 岡垣町立山田小学校 福岡県 70
 本校においては、理科学習における科学的思考力の育成に向け、観察・実験を大切にした授業改善を図るとともに、様々な科学体験活動を進めてきた。平成20年度・21年度にはアカデミックフェスタ(科学体験教室)、平成22年度・23年度には科学教室を実施、福岡教育大学理科教育学部講師陣の全面的な支援を受け、20種類を超える科学体験教室を設置するなど、科学的な力の育成に向けた取組を進めた。<br /> 小学校学習指導要領解説理科編では、「理科の学習は、児童の自然についての素朴な考え方を、少しずつ科学的なものに変容させていく営みである。」と述べられている。学習に向かおうとする意欲や、科学的な見方や考え方を養うことは、理科の目標を達成する大切な内容であると同時に、児童が生きる故郷岡垣の自然を守り、より豊かに発展させていくものであると考え、本主題を設定するものである。
21 ものづくりを通して学ぶことのよさを感じ取るロボット教育の実践 北九州市立門司中学校 北九州市 70
 ものづくりや科学技術を学ぶことで、学ぶことのよさを授業を通して体験させるために、ロボットコンテストへの取り組みを設定した。<br /> この取り組みでは、エネルギーの変換方法や力の伝達のしくみを理解させ、製作の中で部品加工や組立て、電気回路の配線・点検方法の技能を身に付け、さらに、より目的に合った動きにするために試行錯誤を繰り返し、工夫・創造する力を身につけさせることがねらいである。<br /> 製作の区切りの場面で課題コンテストを実施し、課題の解決に向けて、ロボットの改善策を考え、改良させるようにする。課題を設定し、コンテストの場面を設定することで、生徒は試行錯誤を繰り返して、改善策を考えることができ、目的のしくみをもったロボットを製作できるようになるだけでなく、課題解決の方法に慣れさせ、技能をより定着させることにつながると考えている。<br />
22 学ぶ楽しさを味わわせることを通して、科学好きな子どもを育てる学習指導 北九州市立藤松小学校 北九州市 70
 理数教育の充実が重要視されている今日の現状を踏まえ、理科・生活科に興味をもち、科学することを楽しむ子どもたちの育成を図りたいと考え、以下の取組を実施する。<br /> まず、実験や観察など体験的な活動を通して問題解決を図り、自ら考え表現し、学ぶ楽しさを味わう理科・生活科学習を創造する。既習内容や生活経験の重視、学習課題を生み、追究意欲を高める事象提示の工夫、共通の言葉(キーワード)の提示と使用、ノート指導の徹底等の着眼に基づいて、全担任が年に1回検証授業を行い、その有効性を探るとともに、有効な手だてについては、日々の普段の授業に取り入れ、授業改善を図る。また、科学に対する興味や関心をさらに高める教科外活動の取組として、植物栽培などの体験活動の充実、昼休みの時間を利用した「ものづくり教室」の実施、環境委員会活動の継続と工夫を行う。
23 一人ひとりが自然環境に関心を持ち、学ぶ意欲を高める学習指導 秦野市中学校理科研究会 奏野市 70
秦野市の中学校全9校で構成されている秦野市中学校理科研究会は、秦野市の中学校理科教育の発展を目指し、新しい教材の開発や生徒の関心を高める授業法などについて毎年研究している。その中で、平成24年度に完全実施される新指導要領では、太陽光など自然エネルギーを利用した発電のしくみや、放射線や地球温暖化など環境問題について学習が追加される。丹沢山地や、その山々から流れる水無川や葛葉川など緑豊かな自然がある秦野市では、市内中学校9校が連携し今まで以上に環境教育に力を入れていきたいと考える。主な活動では、緑のカーテンや節電・節水等の生徒自身が取り組む活動と、教員の指導力向上を目指し、メガソーラーパネルの見学や放射能などに関する講習を受け、知識を広げ、授業法改善に向けて教材や実験などのアイデアを学び、今後の自然環境や科学技術に関する学習などの理科学習に対して生徒の興味関心を高めていきたい。<br />

2010年度

No.研究テーマ学校・所属機関推薦教育委員会成果
報告書
助成額
(万円)
1 子供が理科の学びのよさを感じられる教材の開発と発信 宇都宮大学教育学部附属小学校 栃木県 70
 理科の学習を通して,見通しを持って観察や実験などを行っていけるようにすること,科学的に調べる能力や態度を育てること,科学的な認識の定着を図り,科学的な見方や考え方を養うことは必要なことである。そこで,科学的な見方・考え方を使い,自分の自然事象に対する見方や考え方を持てるようにしたり,日常生活と関連付けて,子供たちの自然を観る目を育てたりしていけるようにしていきたい。そして,将来的に様々な科学に興味を持ち,それを学んだり追究したりすることを楽しめる子供たちを育てていくことが目的である。また,新学習指導要領の内容にそって具体的に以下の3つのことを実践していくことを考えている。1つ目は,教材の工夫を行い,単元の授業の展開の中で扱っていくことである。2つ目は,科学コーナーを設置し,科学に関する情報を子供に向けて発信することである。3つ目としては,実践したことを県内外の学校に紹介し,同じような取り組みを行っていける学校を増やしていくことである。
2 中学校理科につながる科学的な追究の場と体験的な理解の場の工夫 宇都宮市立瑞穂台小学校 栃木県 70
中学校理科での理解を深めるために,小学校理科での科学的な追究場面,また科学的な知識を理解していく場面において,授業の改善を試みた研究である。<br />新学習指導要領では,小中学校で学習内容を2分野に統一するなど今まで以上に小中の一貫した理科教育が意識された内容構成となった。<br />そこで,小学校4年間の理科学習の理解度,および学習記憶の実態から,児童がより効果的に科学に裏づけされた知識を理解していくための授業の方法について見直すことにした。<br />特に本研究では,<br />・科学的・論理的に自然事象について追究していくこと<br />・より合理的な体験活動によって正しい知識を身につけていくこと<br />の2点を「納得と記憶」というキーワードにして授業を行うことで中学校で生きる科学的な知識をしっかり児童が身に付けることを目的としている。<br /><br />The challenge to improve researchable thinking and experiential understanding procedure of the elementary school’s scientific education that can continue to the junior high school’s scientific education.<br />
3 問題解決力を育てる理科学習指導法の改善 筑後市立水田小学校 福岡県 70
 理科離れが問題視される現状の改善や本校の児童に不十分な、問題解決力、科学的思考力を育成するためには、「分かる、できる、楽しい」理科学習指導の充実が必要だと考える。<br /> そこで、「問題解決活動」「自然体験活動」「製作活動」等の体験活動を重視した学習指導方法の工夫改善に取り組む。研究内容としては、学習過程の工夫、学び方の育成計画の作成、教材教具の開発、指導方法の工夫等があげられる。<br /> この実践を通して明らかにする指導方法や児童が身に付けた学び方、問題解決力は、理科学習指導のみならず、他教科の学習指導にも生かすことができると考える。
4 身近な自然にはたらきかけ、命を大切にすることができる児童の育成 厚木市立清水小学校 厚木市 70
「身近な自然にはたらきかけ、命を大切にすることができる児童の育成」をテーマに掲げ、自然の中の命の営みとじっくりと関わる体験をとおして、児童一人ひとりに、命のたくましさや傷つきやすさ、他の命との共生や環境への調和などについての実感や納得を深めさせていきたい。<br /> こうした命についての温もりある学びは、自分自身の命と身の回りの仲間の命の意味や価値を、あらためて考え直す貴重な契機となるはずであり、特に児童期にこそ必要だからである。<br /> 具体的には、1~5年生について、草花や野菜などを、個人やペアで、年間を通じて計画的に栽培する活動を充実する。<br /> また、6年生について、現在、植栽が枯れ、底には厚く泥がたまった状態になっている「いこいの池」というビオトープを、現状の水道水ではなく雨水を上手に活用でできるようにするなどして再生し、下級生が四季を通じて多様な生物とふれあえるような環境の回復を進める。
5 共に新たな知を創り出す理科学習~言語活動の充実と確かな見とり~ 横須賀市小学校理科研究会(横須賀市立明浜小学校内) 横須賀市 70
理科の指導を苦手だと答える教師が少なくない中、児童に科学の不思議さ、巧みさ、おもしろさなどを実感させる学習を推進できるかどうか不安視されている。そこで、本研究会は「授業研究部」が中心となって真の問題解決学習のあり方と実践事例を提供するために研究活動を推進する。また、教師が自然の見方考え方を深める目と心を持っていないことには児童に教えることはできない。そこで「研修部」において地域の自然観察会や教材作成研修会などを開催し「教師にとっても理科を学ぶ楽しさ」を実感してもらえる研修会を開催する。
6 自ら考え表現する子どもを育てる理科・総合的な学習の時間の創造 嘉麻市立下山田小学校 福岡県 70
自ら考え、表現する子どもを育てる理科・総合的な学習の時間の創造<br />~私たちの山田川「出会おう・つながろう・伝えよう」の実践を通して~<br /> 社会の近代化・工業化が著しく進む近年、社会の変化により非都市部の環境も大きく変わってきている。特に、小動物の成育に関する環境の変化は大きく、昔は多かった小動物も近年では減少あるいは絶滅の危機に瀕している状況である。そのような中、本校では「総合的な学習の時間」を核としながら、「理科学習」との関連を図ることを通して、河川環境を中心に、学習を進める取り組みを推進していく。このことにより、児童が身近な環境に関心をもち、川を汚さない・ゴミを捨てない等の道徳的価値観を育むことで、将来の環境保全を担う社会の一員としての自覚をもたせたい。また、このことは、水の事故等にみられる子どもの安全意識を高める上でも価値があると考え本研究に取り組むことにした。<br />
7 地域の漁業協同組合と連携し荒井川の環境を守り郷土愛を育む活動 鹿沼市立加園小学校 栃木県 70
本地区には自然の恵みをもたらす荒井川が流れている。地域の象徴である荒井川のすばらしい環境を実感させたいと考え研究を始めた。荒井川の漁業協同組合と連携し各流域の環境調査をしたり、魚を捕獲し生態を調べたり豊かな自然を十分感じさせる。また校舎内外に魚が生息できる環境を整えいつでも魚と触れ合えるようにする。これらを通して児童に環境保護と郷土愛、他者と共存する大切さを培いたいと考えた。
8 地域とのつながりを大切にした環境教育 上三川町立北小学校 栃木県 70
 地域とのつながりを大切にした活動、自然とのふれあいを意識した活動、環境を意識した活動などを、「地域とのつながりを大切にした環境教育」と言うテーマのもと、地域や環境保護につながっているという意識を持って活動していく。具体的には、米作り体験(籾まき・田植え・稲刈り等)、アルミ缶回収、通学路のゴミ拾い、各学年の農園を利用した栽培活動等を、保護者や学校支援ボランティアの協力を得て、地域ぐるみで活動していく。<br /> 飼育委員会、栽培委員会、美化委員会、環境クラブでは、動植物を大切にしていこうとする活動や、自然や環境を大切にし守っていこうとする活動を展開し、活動内容を学校内、家庭、地域へと発信していく。<br /> これらの活動を支えていく体制づくりとして地域の方々との会議を開き、そのための会場として、余裕教室を整備し、地域に開放することにより地域との活動の拠点として利用していこうと考える。<br />
9 科学的に思考し、表現する力を育てる理科学習指導の研究 苅田町立片島小学校 福岡県 70
 新学習指導要領では、生きる力を育成をめざし、思考力、判断力、表現力を身につけさせるための教育活動の重要性が強調され、特に理数教育の充実が重要視されている。<br /> そこで、児童に、課題解決学習を通して、論理的に思考し、解決していく過程で自分の思いや考えを表現できる力を身につけさせたいと考え、「科学的に思考し、表現する力を育てる理科学習指導」のテーマのもと研究を進めている。<br /> また、「不思議だ」と問題意識を持たせる教材提示の工夫、「なるほど」と追究できる実験教材の工夫、「できた」と実感できる発展教材の工夫をしながら、授業研究を行い、理科学習における言語活動の位置づけ方をまとめ、実践例としてモデル提示したいと考えている。<br /> さらに、研究発表会を開催し、研究の成果を発表するとともに、他の学校へ理科授業のモデル提示や理科学習資料の発信を行う予定である。
10 進んで自然や事象に働きかけ、考えを表現する指導法の研究 福岡市立南片江小学校 福岡市 70
 PISA等の学力調査から思考・判断・表現力等の問題解決能力の育成が求められている。本校の児童は、なかなか自分の考えを表現できないという実態があり、また保護者は、積極的なコミュニケーション力の育成を求めていることが学校教育アンケートからもわかった。<br /> そこで本校は、「進んで自然や事象に働きかけ、考えを表現する指導法の研究」とテーマを設定し、児童の表現力育成を目指すことにした。そのための手立てとして、①児童の実態・意識の流れを大切にした単元構成の工夫、②魅力ある教材・教具の開発、③理科の学習過程に沿った表現パターンの提示、④工夫した学習プリントをもとに表現力の育成をはかる。<br /> 取り組みの成果については、年度当初と年度末に実施するへのアンケート(教師、児童、保護者)結果のデータを数値化して考察し課題改善に向けての取り組みを一層推進する。
11 直接体験における生物教材の利用について 横須賀市立北下浦中学校 横須賀市 70
 中学校理科における生物分野の学習において、直接体験を取り入れた授業を模索し、学習の定着を図るとともに関心意欲を高めて学習の効率化を目指したい。そこで、理科室において特徴的かつ生徒に身近と思われる生物を用意し、飼育栽培しつつ授業内での有効活用を目指している。<br /> 
12 学び合い,高め合い,響き合うエネルギーリテラシーの育成 福岡市立高木小学校 福岡市 70
 本校の5年生は,総合学習として1年間を通して環境エネルギー学習に取り組んでいる。本校学習の第一の特色は,環境エネルギー問題を子ども達が自分の生活の中に見出し,生活の中でできる解決法を見つけていくことである。第二の特色は,自分達の伝えたいことを明確に伝えるために発信の方法を工夫していることである。実験参加型ワークショップ・大型紙芝居など,見た人も実践できるように興味を持って聞いてもらうように工夫をしていく。また更に広く発信するために,学校ホームページの活用も取り入れていく。この発信を通して,全校児童,地域・家庭がエネルギーを大切にする生活スタイルへ変えていくことを目指す。
13 自然と自らかかわり、科学的に考えを深め、表現する子の育成 横浜市立三ツ沢小学校 横浜市 70
 三ツ沢のまちでは、「せせらぎ緑道」や「豊顕寺市民の森」をはじめ、町中にあって豊かな自然を見つけることができる。そのように恵まれた環境を生かし、さまざまな自然にかかわる体験を積み重ねていくことを通して、科学的に思考する態度を学び、自然の大切さ不思議さや面白さを感じ取ってほしいと考える。また、感じ取ったことをもとに、子ども同士自分たちの考えや思いを表現し、語り合う姿を目指している。<br /> 本校では、「自ら自然にかかわり、自然事象に基づいて科学的に思考を深め、表現する子」を目指し具現化するため、校内環境を整備や授業研究を通し、そうした子どもの姿を検証していきたい。
14 自然を読み解く力を育てる表現と学び合い~問い続け、学び続ける子ども~ 横浜市立井土ヶ谷小学校 横浜市 70
子どもたちは、生活のなかで様々な問いをもつ。その問いに、自分なりの予想をもち、その予想をもとに観察したり、詳しく調べてみたりしながら答えを導きだしていく。ときには、間違ったり、上手くいかなかったりすることもあるけれど、何度も何度もあきらめずに、考え直したり、予想を立て直したりしながら、飽くなき探究心で答えを導き出そうとする。答えにたどり着くと、また、次の問いが生まれる。<br />このように、自分で問いをもち、自分の納得のいく答えにたどり着くまで、「問い続け、学び続ける子ども」を本校では大切にしている。そこで、問い続け、学び続ける子どもの姿を育てられるよう、生活科・理科を中心に授業づくりに取り組んでいる。<br />
15 ともにかかわり合いながら、「自分づくり」をすすめていく子の育成 横浜市立立野小学校 横浜市 70
「子どもはよりよく生きていこうとする存在である」という子ども観に立ち、子ども自らが、自分の生き方を見つめ、人の生き方に学び、よりよく生きていこうとする営みを大切にしている。このような営みを「自分づくり」ととらえ、子ども一人一人が、今ある自分に自信をもちながら、更に伸びようとしていく姿に寄り添い、支えていくことを大切にしている。様々な自然事象との出会いを大切にし、子どもが主体的に問題解決の活動を展開できるような理科学習の在り方について考える。
16 地域の自然や環境について感じ、考え、行動できる子どもの育成 横浜市立川井小学校 横浜市 70
 よこはま動物園「ズーラシア」に隣接し、周囲を森に囲まれた恵まれた環境の中で、ホタルの再生や動物園連携、ネイチャーキャンプなど地域のよさを活かした環境教育を行う。傍らに本物の自然があるのに、見ることも触ることもなく、楽しさを知らずに育つ子どもが多い中、学校が、意図的に体験を作り出し、豊かな心と科学の芽を育んでいくのである。地域の自然や環境というよさを活かした教育が、自信をもって考え、行動できる子どもを育てることを実践を通して伝えたいと考えている。
17 自然に親しみ、自分の考えを持ち、進んで学習する子~理科・生活科の学習をとおして~ 座間市立立野台小学校 座間市 70
新学習指導要領においては「生きる力」を育むことが重視されている。こうした中、コミュニケーション能力を高め、自分の考えをしっかり持ち、それらをきちんと表現する力をつけていくことは大変重要である。本校の研究は、特に理科生活科の中で、「課題意識を持たせることや、自分の考え(イメージ、疑問、思い等)を表現させること」に重点的に取り組み、それらの具体的手だてを通し、「自然に親しみ、自分の考えを持ち、すすんで学習する子 ~理科・生活科の学習をとおして~」というテーマに迫っていく。
18 子どもの「?」を「!」へ高める理科教育の充実をめざして 相模原市立相原小学校 相模原市 70
 言語活動の充実と理数教育の充実が、昨今強く求められている。そこで、本校では、理科教育を研究の中心に据え、理科好きの子どもを増やし、思考力や伝え合う力を高めていこうと考えた。教師が理科の授業(構想)力を磨くことで、子どもの学習意欲を高め、自らの課題を解決していく中で、仲間と共に予想しながら実験を行い、その結果から、科学的真理を感動を持って知識としていく、そんな子どもたちを育てたい。<br /> 研究内容は以下の4点である。<br /> ・理科を中心に、生活科からのつながりを大切にした授業研究に取り組   む。<br /> ・「思考力」や「伝え合う力」を育成するために、積極的に言語活動を取  り入れた授業作りに取り組む。<br /> ・児童の実態把握に努め、授業改善を図る。<br /> ・授業研究と共に、授業力を磨くための研修を積極的に行う。
19 一人ひとりが自然に親しみ、学ぶ意欲を高める理科学習 秦野市小学校理科研究会 奏野市 70
秦野市小学校理科研究会では、<br />①児童の願いや思いの重視<br />②問題解決的な学習活動<br />③効果的な学習の場や評価の工夫<br />④安全への配慮<br />以上、4点を活動の観点とし「一人ひとりが自然に親しみ、学ぶ意欲を高める理科学習 ~物質・エネルギー~」と題したテーマで理科学習の研究・授業実践に取り組んでいく。また、研究の成果を秦野市内に在籍する教員全体に広げられるよう、授業実践の公開なども積極的に行っていく。
20 知的財産教育(創造性の教育) 東海大学付属本田記念幼稚園 伊勢原市 70
 近年子どもたちの科学離れが深刻な問題となってきている。今日的な課題は、主体的・独創的思考力の育成こそが学びの原点であり、科学離れを止める手段でもあると考える。思考力の芽生えを育む環境とは「自ら考え、自ら選択し、自ら体験し、自ら伝え合える」ことが重要である。そこで、毎年11月に行っている知的財産教育(=創造性の教育)の『レッツ・サイエンス』の活動を中心に、思考力の芽生えを育む環境づくりや、教師の指導法ついて調査する。
21 ビオトープ作り・ホタル飼育・水を通し身近な自然について考える。 平塚市立富士見小学校 平塚市 70
 本校は町中の学校である。この学校に3年続けてホタルが飛んだ。毎年、9ヶ月間教室で育てたホタルの幼虫を、中庭のビオトープのせせらぎに3月に放流し、5月下旬に飛翔を見ることが出来た。<br /> 2007年より取り組み始めたビオトープ作りは、現在なお完成目指して整備中である。ビオトープの完成は、ホタルの放流ではなく、自生が成ったときであることを目標に学習を継続させたい。目標が達成されたときが、「町中のオアシス・富士見ビオトープ」の本当の完成のときである。
22 主体的に学び、自ら実践しようとする児童の育成を目指した環境教育 北九州市立曽根東小学校 北九州市 70
 西日本有数の干潟である「曽根干潟」を校区に有する本校では、長年環境教育に力を入れてきた。干潟に棲息するカブトガニの他、干潟に注ぐ貫川やクリークにも多くの稀少生物が棲んでいる。これらの生き物の飼育・観察・調査活動を継続し学習を深める一方、児童の発案で始まった干潟の環境を守るための年2回の「曽根干潟クリーン作戦」を17年間続けている。また、数年前からは、自然を守るために自分たちにできる身近なエコを考え実践する「省資源・省エネルギー」の環境教育にも力を入れている。さらに、環境省が進める「学校エコ改修と環境教育事業」の指定を受け、「夏涼しく、冬暖かい、環境に優しい校舎」への大改修も一昨年完成した。今後は、この校舎も学習材として活用しながら、ふるさとである地域を愛し、学校を愛し、将来に渡って環境美化・保全に務めようとする実践的な児童を育成していきたいと考える。
23 学ぼう!探ろう!やってみよう!環境にやさしい活動 北九州市立尾倉中学校 北九州市 70
 「環境モデル都市」北九州市にある中学校として、地域清掃、ペットボトルキャップ回収などの環境ボランティア活動を地域の方々の協力を得ながら推進していく。本校の教育活動全体を通しての環境にかかわる体験活動や問題解決的な学習を通して、生徒の環境に対する豊かな感受性を育てるとともに、生徒の環境に対する認識を深め、よりよい環境保全・改善のために主体的に行動する実践的な態度や能力を育成する。また、本校の取組を諸外国との環境交流を通して発信していく。

2009年度

No.研究テーマ学校・所属機関推薦教育委員会成果
報告書
助成額
(万円)
1 課題意識をもち,自ら考え,追究する児童の育成 宇都宮市立陽東小学校 栃木県 20
 児童は,生活の中で「ふしぎだな」「なぜだろう」と感じることはあっても,それを課題としてとらえ,解決してみようと思ったり,理科の学習と結びつけて考えたりすることは少ない。そこで,自然と主体的に関わったり,日常生活と結びついた直接体験や知的好奇心を触発するような体験活動を豊富に取り入れることで,身近な事象から課題を見つけられるように援助していく。<br /> そのために,教材園・樹木の整備・わかりやすい植物名プレートの設置・身近な科学体験のできる場の設定と学習資料の充実・理科体験コーナーの充実・各階のオープンスペース・各学年のワークスペースで学習内容に合わせた展示・指導計画に基づいた図書館コーナーの設置・ビオトープの新設等を計画した。<br />
2 身の回りの事象を科学の目と手で追究できる子どもの育成 福岡市立笹丘小学校 福岡市 17
 理科離れが指摘されている中,本校では校内研究の教科として理科,生活科を設定し,子ども達に科学のおもしろさ,不思議さを体験させることができる授業の在り方について具体的に研究を進めている。昨年度は市教育委員会指定研究発表会を行い,その成果を発表することができた。本年度も引き続き,理科,生活科の研究を進め,自然事象を科学的に追究していくことができる子どもを育てていきたいと考えている。また,本校では地域の人材を多数。講師として招いてサイエンスフェスタ(理科の祭り)を開催している。理科授業では体験することのできない珍しい実験を数多く行うので,子ども達も楽しみにしている。本年度で5回目を迎えるこの行事を通して開かれた学校づくりを更に進めていきたいと考えている。理科,生活科研究の伝統校としての歴史を守り,研究を更に充実させながら,理科好きな子どもを育てていきたいと考えている。 
3 「遠賀川の自然を守ろう」 嘉麻市立碓井小学校 福岡県 20
自然に接する機会が少なく、身近な生き物と遊んだり、山や川で遊んだりした経験がほとんど無い児童に、地域を流れる遠賀川の自然調査やそこに生息する生き物や魚などを飼育する活動を通して、また、「鮭の回帰」の南限であるこの地域で「鮭のふ化・放流」に挑戦することによって、自然や生き物に興味関心を持ち、ふるさとの環境を守る感性や意識を育てられるようにしたい。<br /> さらに、学校の中庭を活用して、学校ビオトープを作成し、児童が日常的に自然体験が出来る環境作りをすることによって、身近な生き物に接することによって自然科学に興味関心を持つ児童の育成を図りたい。
4 身近な環境に働きかけ、自らが学びを実感する子どもを育てる理科学習指導 大野城市立 大城小学校 福岡県 20
 本校は大野城市の中でも自然環境に恵まれた地域である。子ども達は日常生活の中でも進んでその環境に関わっている姿が見られる。子どもが身近な環境に働きかけることは、自然の不思議さを感じることができる。「大城自然って素晴らしいな」などの感覚的な見方・考え方から、理科の学習を通して「もっと大城の自然を知りたい。」や「大城に対して何かできることはないだろうか。」など、主体的な見方・考え方に高め、身近な環境に進んで関わろうとする姿を目指したい。具体的には、学校や地域にある森や四王寺山などを生かしたり、青少年科学館や福岡教育大学と連携を図ったりして、自然や科学に触れる機会をたくさん設けていく。そして、子ども一人ひとりが、身近な環境(自然事象)に進んで関わり、見つけた課題を主体的に解決していくことを通して、自分の考えを表現させ、交流させ、学習の振り返りさせる学習過程を仕組む。これらの取り組みを通して、自然に対する科学的な見方や考え方を身につけさせていきたい。また、本校は開校以来の理科教育の研究推進校であり、筑紫地区の理科教育の推進に寄与していきたい。<br />
5 調べよう!柏原の自然。 守ろう!柏原の自然環境。 福岡市立柏原小学校 福岡市 21
本校は、福岡市の郊外に位置し、油山の麓でまだまだ自然に恵まれた環境にある。この豊かな自然環境に住む動植物を、子ども達の手で観察・調査・追究させることで、いろいろな動植物がなぜここに住んでいるのか、また、自然の営みの中で、どのような役割を担っているのかを考えさせたい。この活動を通して、自然の巧みさ、生物の逞しさに気づかせ、学校や地域の自然環境を守る事の大切さを感じ、自然環境を守る為に、何が出来るのかを考えさせたい。
6 小学校内にある自然環境整備・自然との関わり合いをとおした感性をはぐくむ総合的な学習の時間 横浜市立別所小学校 横浜市 12
・本校における「別所の森」「別所池」を児童の学習に生かせるための環境整備を中心に行う。<br />・児童が安全に植物・昆虫・鳥・水の中の生き物などとふれあえるような場にする。<br />・「別所の森」「別所池」での生き物探し<br />・「別所池」の水質汚濁に伴う調査活動と修繕
7 学校周辺の自然環境を活用した環境教育への全校的な取り組み 横浜市立矢部小学校 横浜市 10
①学校全体で年間を通じて植物や野菜を栽培する活動に取り組むことによって植物や野菜を育てる喜びを知り、自分の周りの環境に自ら働きかけていこうとする子どもたちを育てる。<br /><br />②谷矢部池公園のメダカ池に棲む固有種のクロメダカの繁殖に取り組むとともに、全校をあげての清掃活動を通して自分たちの手で環境を守ろうとする意識を育てる。<br /><br />③「谷矢部池公園愛護会」や「わかぎの会」のみなさんと竹林を守る活動やホタルの里づくりなどを連携して行うことで、地域の一員として身近な自然を守る活動を継続していくことの大切さを学ぶ。<br />
8 早渕川流域の身近な自然体験活動を通した環境学習 その3 横浜市立中川小学校 横浜市 10
 本校は鶴見川支流の早渕川中流域にある。早渕川は都市河川の典型で両岸はフェンスで囲まれているが、学区内に親水広場が整備され、河川を中心とした環境学習の最適な場所となっている。多くの本校教員がその価値に気づき、さまざまな学習活動の場面で早渕川を使うようになってきた。また、近年、地域の自然環境を知らない親世代の増加も著しい。そこで、地域、保護者との連携で、環境学習の場づくりと、基礎的な自然環境のデータ蓄積を図る研究を進めてきた。一昨年度より受けた助成で,PTAや地域のNPOとの協業による観察会を3年間毎年実施し、各回200名を超える参加があり、本研究の果たす役割はきわめて大きいと考えられる。
9 こども昆虫館、こども水族館の充実 福岡市立 那珂小学校 福岡市 21
 児童が自然に関する理解や観察活動を深めるとともに,児童が自然への愛着を深めることができるよう,こども昆虫館・こども水族館を充実し,ビオトープの整備を行う。<br /> こども昆虫館には昆虫標本コーナーを追加し,こども水族館には大型水槽を1つ追加し,昆虫や魚類の調査・飼育・観察活動が理科の授業カリキュラムのほかに,生活科や総合的な学習の時間,委員会活動などでもさらに有効利用できるような工夫を施す。また,前年度設置できなかったソーラーパネルをビオトープに設置し,水を循環させることで,身近でクリーンなエネルギーの原理や活用方法を知り,エネルギーを大切にしようとする態度も育成したいと考えている。<br />
10 ピカピカ輝く,科学が好きな「さやっ子」を育てる環境教育 北九州市立鞘ヶ谷小学校 北九州市 15
 子どもの日常生活に根ざす環境教育の推進を考え,「ほたる学習」,「星空学習」,「理科学習」について,教育課程の工夫・改善を行なった。<br /> ほたる学習では,一年間にわたり,校内の飼育舎や人工川において,ほたるの飼育を行ないながら,幼虫観察や幼虫の放流を行なったり,えさとなるカワニナの採取をしたり,6月には,保護者も含めて,ほたる観賞会を行なう。星空学習では,日常の観察に加え,星空観望会を開催する。また,環境省のスターウォッチング・ネットワークへの参加も予定している。理科学習では,自然体験を通した交流活動や野菜づくり体験を取り入れたり,言葉の力の獲得に力を入れたりして,理科学習の充実を図る。<br /> このような活動を通して,子どもに新たな考え方や見方ができるようになることの喜びを実感させ,それを生活の中で活用することができるようにさせたいと考えている。
11 地域の自然との関わり合いを通した環境教育 北九州市立湯川小学校 北九州市 15
◇ 地域等の環境調査・保全<br />  1.観察・栽培活動  <br />    ○低学年・・・個人の植木鉢による植物の栽培<br />    ○中学年・・・学年花壇による植物の栽培<br />    ○高学年・・・学年花壇による植物の栽培<br />           学校ビオトープの整備<br />          ※ 委員会活動による「ほたる」の飼育<br />  2.探求・発信活動  <br />    ○3年生・・・校区の自然環境を調査する。<br />    ○4年生・・・3Rについて、自分たちにできることを考え、取り組           む。 地球の温暖化について学ぶ。<br />    ○高学年・・・地域の生き物の生息調査、学校の取組の発信<br />  以上のような活動を、1・2年生は「生活科」、3~6年生は「理科」 「総合的な学習の時間」の中で、単元を設定し、取り組んでいく。<br /><br />
12 児童が興味・関心を持って取り組む理科学習 横須賀市立豊島小学校 横須賀市 35
 新学習指導要領の理科の目標では、「実感を伴った理解」という部分がある。ただの知識として覚えるのではなく、観察・実験など具体的な活動を通して理解していくことである。また、子ども達が自ら問題を見出し、問題解決することを通して得られる理解でもある。そして、理科の学習で学んだことを、実生活に生かすことにより、理科を学ぶことの意義などを実感し、学ぶ意欲や科学への関心を持つことができると考えられる。<br />興味・関心を持って理科学習をすることにより、今後の様々な場面において積極的に関わっていくことができる児童を育成することにつながると考えられる。<br />
13 豊かなかかわりで、自らの自然観を創り出す子どもの育成 横浜市立市沢小学校 横浜市 10
 ここ数年間かけて子どもたちの思いを大切にして子どもたちの表現の場を工夫し、環境作りにも創意工夫を重ねてきた。研究集団としての本校職員の意識も高いレベルのものに変容してきた。市沢小学校における子どもたちの実態を鑑み、理科・生活科の学習を核にしながら心豊かな子どもたちを育成していこうという共通理解を得て全職員で子どもたちの心豊かなかかわりを生かした学びの創出に取り組んでいこうと考えている。<br /> また、市沢小学校らしい創意工夫を生かした学習活動を積極的に展開していくことも必要となる。「学び方」や「ものの考え方」を身に付けたうえで、問題の解決や探究活動に主体的・創造的に取り組む態度を育てていかなければならない。そのために、子どもたちの学びの丁寧なみとり、子どもの実態を鑑みた学習材の開発、様々な学習活動の工夫などの「視点」から、研究主題に迫っていけるように考えている。
14 身近な自然を活用し、持続可能な社会づくりへ参画する態度の育成 横浜国立大学教育人間科学部附属横浜中学校 横浜市 10
2005年度より「ESD(持続発展教育)の10年」の取組が進められてきており、改訂された新しい中学校学習指導要領においても、「自然環境の保全と科学技術の利用のあり方について科学的に考察し、持続可能な社会の社会をつくることが重要であることを認識すること」と指導内容として明確に位置づけられている。そのためには、地域の自然の中から課題を見いだし、解決する体験を積み重ねることが重要と考える。そこで大地のつくりや磯の生物の教材として優れている城ヶ島を教材として活用し、その効果を検証する。
15 曽根干潟に棲むカブトガニやその他の稀少生物の飼育・観察・調査 北九州市立曽根東小学校 北九州市 15
 西日本有数の干潟である「曽根干潟」を校区に有する本校では、長年環境教育に力を入れてきた。干潟に棲息するカブトガニの他、干潟に注ぐ貫川やクリークにも多くの稀少生物が棲んでいる。これらの生き物の飼育・観察・調査活動を継続し学習を深める一方、全校児童で干潟の環境を守るための「曽根干潟クリーン作戦」を年2回実施している。地域の自然に目を向けることによって、ふるさとである地域を愛し、自然を愛し、将来に渡って環境美化・保全に務めようとする実践的な児童を育成していきたいと考える。
16 生活科や理科・総合的な学習への興味・関心及び学習意欲の向上 横浜市立すすき野小学校 横浜市 10
日産科学振興財団「理科・環境教育助成」を受けることになった。学校教育目標にある「知・徳・体・公・開」に基づき、また、今回の助成を受け「知」に関わる幅広い知識を身につけることとした。今回の取組では、本校の環境教育とも関連させ、情報機器・関連資料等も活用しながら環境問題に取り組む。具体的には、○生活科で育てる。1年:アサガオ、2年:ミニトマト○理科・総合的な学習で育てる。3年:オクラ・ホーセンカ、4年:ツルレイシ、5年:イネ(稲作)、6年:ジャガイモ ○日常的に観察カード・記録メモ等に、植物の観察した結果を記録し、自然が日々変化していくことを学習する。また、収穫を通して自然に対する愛着をもったり、委員会活動でビオトープに関わったりして環境教育に興味関心をもち、1年間通して観察した結果を個人やグループで発表し、学習のまとめをする。
17 学び合い,高め合い,響き合うエネルギーリテラシーの育成 福岡市立高木小学校 福岡市 17
 本校の5年生は,総合学習として1年間を通して環境エネルギー学習に取り組んでいる。本校学習の第一の特色は,環境エネルギー問題という大きなテーマを,子ども達が自分たちの生活の中に見出し,生活の中でできる解決法を見つけていくことである。例えば「白の服と黒の服を着て太陽に当たったときの体温の違いはどれだけか」「冷蔵庫の開け閉めによる庫内の温度はどれだけ上がるか」などの実験調査から,「夏に涼しく過ごせる服の色ランキング」「冷蔵庫の温度を上げない工夫」などの解決法を見つけることができる。第二の特色は,自分達の伝えたいことを明確に伝えるために発信の方法を工夫していることである。実験参加型ワークショップ,大型紙芝居など,見た人も実践できるように興味を持って聞いてもらう方法を吟味していく。この発信を通して,全校児童,家庭がエネルギーを大切にする生活スタイルへと変えていくことを目指す。
18 知的な気付きや科学的な見方・考え方を高める生活科・理科学習 福岡市小学校理科研究会(福岡市立若久小学校内) 福岡市 22
福岡市小学校理科研究会では,福岡市小学校理科教育研究大会を企画し,知的な気付きや科学的な見方・考え方を高めるための「公開授業と実験講習会」を開催している。この大会は,福岡市の小学校の先生方が公開授業を参観することにより,学習指導の展開を構想できるようにすると共に,実験講習会を行い明日からの授業づくりに直ちに役立つ教材・教具を配布し,参加者全員の授業力を具体的な形で向上させようというねらいをもった研究大会である。また,指導者である教師自身がこれらを通して理科の楽しさを体験できる点が他の研究大会とは異なっている。
19 自然に関わり確かな考えを創る子どもが育つ理科学習指導 古賀市立小野小学校 福岡県 20
小野小学校は、美しい山並みと一面の田畑が広がる自然豊かな校区にある。本校では、このような豊かな自然と環境を生かした理科学習指導を各学年で行っている。また総合的な学習の時間では、豊かな自然を生かして特色の在る活動を行っている。特に野菜の栽培活動、ホタルの飼育、放流、田植え、稲刈りなどである。このような自然環境と体験活動を生かした理科学習指導を展開することによって、児童の感性を育てるだけでなく、自然の営みを体感させ科学的な見方や考え方を育成するのがねらいである。<br />
20 科学的に思考し、表現する子どもを育てる生活科・理科学習指導法 福岡市立大池小学校 福岡市 21
理科における学力調査の結果において、観察・実験の技能、表現、自然事象についての知識・理解における習得状況に課題が見られた。この課題解決に向けて、生活科・理科において、「継続的な飼育・栽培のなかで考える指導」および「計画的な観察・実験で考える指導」の2点に取り組むことが重要であると考える。学習活動において、顕微鏡の使い方や温度計の見方等の実験器具の基本的な取り扱い方の習熟、基本的な知識・理解の徹底指導を図っていくことが必要であり、基礎的・基本的な知識・技能を習得させ、それを活用させることにより科学的に思考し、表現することができる子どもが育つと考える。<br /> また、本校では、科学することに触れる教育環境づくりにも取り組んでいる。そのために、校舎内では学習の足跡や科学情報の提供、校舎外ではビオトープ・壁面の整備を行い、「科学夢空間大池の創造」にも努めている。
21 自然と豊かにかかわり、環境を大切にしようとする子の育成 平塚市立土屋小学校 平塚市 16
 本校の子どもたちは自然に恵まれた素晴らしい環境で過ごすことができているが、山・川・田・畑・虫・動物などと十分にふれあっている子ばかりではない。<br /> そこで、生活科・総合的な学習の時間を活用して、地域の自然・人などに進んで関わり、様々な体験活動に主体的に取り組むことで環境をいっそう大切にしようとする子を育成したいと思う。
22 自然事象の性質や規則性を活用する子どもを育てる理科学習の展開 うきは市立千年小学校 福岡県 20
 新しい教育の動向を踏まえ、本校児童の課題である「思考力や表現力」「学ぶ意欲」の育成を理科学習指導を中心に取り組む。<br /> 具体的には、<br />・問題解決的な学習の積み上げを図る。<br />・観察・実験の結果を整理し、考察する段階に言語活動を位置づける。<br />・児童の興味・関心、知的好奇心を喚起する、教材の開発を行う。<br />※以上の課題解決のために、教材開発や授業作りの工夫に取り組む。
23 自然との関わりを深めるなかで、豊かな心と健康な体を育む 伊勢原みのり幼稚園 伊勢原市 20
  豊かな心と健康な体を土台とした創造力のある子供の育成を目的に、園舎南側にある柿畑(2862㎡)を、緑地化し広場として活用するため平成20年度に購入した。現在、この広場は、柿の木の周囲への移植と整地が終わり、菜園部分と緑地部分(草地)とに分かれている。<br /> 今後は、この広場を更に緑地化し、季節を感じながらいろいろな活動をとおして子供達の健康な体づくりをすると共に、生き物(昆虫・草花)や食物(野菜)に関心を持ち、生命や食育の大切さを学べるようにしたい。<br />また、教室環境を快適にするため教室の南側に朝顔やゴーヤを植え、花の観賞や野菜の収穫を楽しみながら、植物により風が涼しくなることを知り、植物のありがたさを学べるようにしたい。<br />
24 環境問題について考えよう 北九州市立尾倉中学校 北九州市 15
 学校の自然環境の整備と創造を目指し,学校周辺,皿倉山山頂付近・登山道の清掃活動と学校菜園での野菜の栽培・収穫と調理を地域の方々との協働のもとに行う。<br /> 本校の太陽光発電についての理解を深め,環境について考えるための学習を行い,ペットボトルのキャップの回収,環境保全啓発ポスターを描く。<br /> 北九州市エコタウン,シャボン玉石けん工場を見学し,環境保全のために自分が今からできることを考える。<br /> <br /> 
25 ホタルの舞う里南丘 -ホタルのすみやすい環境を求めて- 北九州市立南丘小学校 北九州市 15
 本校区の小熊野川は「ふるさと生き物百選」で北九州市ただ一つ掲載されたホタルの自生する川として有名である。校区には北九州市立ほたる館があり、ホタルについて学習するには最適の環境にある。このような校区の取組を活用しながら、教育課程(カリキュラム)と施設設備面を充実させ「ホタルの舞う里南丘」と、どの子どももそれを誇りに思うことができるようになるような環境教育の取組を行いたい。そうすることで、子どもに環境を大切にしていこうとする心情や態度を育成すると共に、子どもを地域に根ざした環境保全の実践者へと育てていきたい。
26 自然に親しみ、豊かな学びを創る子どもの育成 横浜市小学校理科研究会(下永谷小学校内) 横浜市 12
横浜市小学校理科研究会では、全市の小学校で理科教育に進んで取り組もうとうする教師たちが、3・4・5・6年の各学年の子どもの学びに合わせて進める学年部会と、物化生地の内容の系統性や教材性から進める専門部会の、全8部会を置き、組織的、協働的に実践研究を進めている。子どもの自然に対する素朴な見方や考え方、連続性や計画性のある問題解決を大切にして、子どもの学びを見つめながら実践し、成果をあげてきている。先行して移行措置が展開される新指導要領をにらみ、教材解釈や新教材への対応を含めて「エネルギー・粒子・生命・地球」の概念の柱を整理したり、それに合った教材やものづくり、情報活用の開発をしたりし、それらを各学校で一般化が図られるような情報として提供できるように努めていく。
27 学校林を里山林へ、その再生の試み 横須賀市立坂本中学校 横須賀市 35
本校の校地には昔からの桜並木や銀杏の大木などの樹木がある。また、湧水の出る沢などをふくんだ学校林があり、このような環境の中、植物相、動物相ともに多様性にとんだ生物が生息している。<br /> この研究を通して、本校の校地における植物の植生や生息する動物などを調査し、ほとんど、手の入っていなかった学校林に手を入れて、里山林を再生し、校地をエコミュージアム化していきたい。<br /> その中で生徒が身近な自然に気付き、それを守っていく心を持つようになることをねらいとしている。また、地域の方々とも連携し、学校と地域をつなぐ架け橋となればと考えている。<br />
28 身近な自然との関わりを通して子どもの感性を育む環境教育 伊勢原市立石田小学校 伊勢原市 10
宅地化により地域の自然環境が失われつつある。子どもの自然との関わりが希薄になっている。そこで、平成21年3月に開校10周年の記念事業として学校にビオトープ池を中心とした「みずべの広場」を作成した。「しあわせの池」「風の丘」「三角芝生(仮称作成中)」から成っている。理科・生活科・総合的な学習の時間中で、子どもの豊かな感性を膨らませ、自然への関心を高め、自然を大切にする心や科学することの楽しさを育成したい。
29 地域の自然を知り、自然のすばらしさを実感しよう 横浜市立原小学校 横浜市 10
 学区には泉川、長屋門、熊野神社・・と自然と歴史(昔のくらし)を伝える環境が存在する。その材を活用し、一人ひとりが課題をもち、今と昔の環境の変化、人々のくらしの変化について調べることを通して、考えたこと感じたことをもとに、今自分にできることを見つけ、取組、伝える活動へとつなげていくのである。その中で、地域の人との関わりも生まれ、自分の住む地域への愛着をもつのである。
30 地球環境にやさしい学校作り 平塚市立港小学校 平塚市 16
 落ち葉を集めての腐葉土作りや、残飯などを混ぜた肥料作りなどの活動から、自分たちの無駄に気づき、ゴミの再利用などの省資源の運動、ひいては地球環境や世界の子どもたちを取り巻く問題へと児童が目を向け、ペットボトルを集めてワクチンを送るという活動へ広がりを見せている。これらの活動を通して、子どもたちの環境意識を高め、将来的には対外的に発信していくことも考えたい。
31 できることからのエコ活動・エコ環境・エコ週間 平塚市立大原小学校 平塚市 16
 環境について、ひとり一人が関心を持ち、意識をし、自分たちの力で地球は守ることができるんだという子供たちを育てたい。<br /> できることからのエコ活動、エコ環境、エコ週間を実施し、小さなことから、身の回りのできることからの活動を推進していく。<br /> 地球の現状を本やビデオで聞かせたり見せたりして、今こそみんなで環境について、地球について考えなければいけないことをこの活動を通して学ばせたい。
32 ICT活用機器を用いた発表力を高める授業方法の確立 横須賀市立大津中学校 横須賀市 35
 実験の結果を考察し、話し合い、発表する力を身につけるために、ICT機器を活用しながら、次の点を重視した授業を行うことにした。<br /> 1つ目は、生徒一人ひとりの実験観察技能を伸ばすこと。実験をすることが目的ではなく、実験から何を発見し見出すことができるかは、スムーズに実験観察ができることが前提となる。2つ目は、デジタルカメラ等を用いて記録した画像や動画などの情報を活用する能力を高めること。スケッチや観察記録だけにとどまらず、何度も再生できる画像データは他者へ事実を伝えるときにも有効であるし、考察を進める上でも非常に効果的である。3つ目は、互いに意見を出し合い考えを深めていく態度を育てること。そのために実物投影機などの機器を活用して、生徒一人ひとりの考えを発表する場面を多く設定し、積極的に問題解決にかかわっていける生徒を育成したい。 
33 科学的な見方・考え方を育てる理科学習指導 中広川小学校 福岡県 20
 本校は、久留米市と八女市の中間に位置し、住宅地と農地の混在した広川町の中心にある。学校周辺は、住宅は増えたもののまだ自然に恵まれ、自然事象に触れられる環境にある。しかし、子どもの生活の様子をみると、テレビ、ゲーム、習い事に時間を費やすことが多く、身近な自然に親しむ機会が少ない現状もある。また、学力調査の結果から理科の学力は全国平均点より少し高いものの、他の教科に比べると、正答率がやや低い傾向にある。そこで、自然事象に主体的にかかわる子どもを育てたい。
34 人と自然にやさしい環境づくり 北九州市立早鞆中学校 北九州市 15
 一昨年度から、生徒会を中心に花咲くまちづくりとこころのふれあいを大切にする活動を行っている。この実践は、校内すべてのプランターが何者かに破壊されたため、悪事は許さないという全生徒の思いの声があがったことをきっかけに開始した平成18年度の取組を継続させてきたものである。具体的には、次の活動を展開している。①生徒自身が、心をこめて愉しんで続けていく一人一鉢のプランター花壇づくり。②中学生から地域へ発信、環境にやさしい花咲くまちづくり。③自分たちの住むまちを、保護者・地域の方々と共にきれいにする地域清掃。これらの環境づくりの取組を通して、生徒たちは、実際に行動を起こすことが、また次の「できること」につながっていくということを実感することができている。そこで、学校やまちを美しく飾る「人と自然にやさしい環境づくり」を今後も継続・発展させていきたい。
35 結果を分析・解釈し、表現する能力を高める教材と指導の工夫 北九州市中学校理科教育研究協議会 北九州市 10
 本市では、これまで中学校理科教育研究サークルに多くの中学校理科教師が参加し、「理科好きな子どもの育成」に資するための教材開発、観察・実験の指導法の研究、自然観察・採集巡検などの研修会を進めてきた。また、一昨年度より、中学校理科教育研究協議会を立ち上げ日産科学振興財団の助成を受け、これまでの本市での研究サークルの研究実践をさらに組織的に充実・発展させることで、教材づくりや指導法の工夫に関する共同研究及び授業実践の成果を全市的に広めてきた。とりわけ本年度は、新学習指導要領移行措置期間に当たり、今回の改訂の趣旨を踏まえ、追加された内容についての教材開発及び科学的な思考力、表現力を高める授業実践を推進していく必要がある。したがって、本市理科教員の教材開発力や指導力を高め、日々の理科授業において生徒が自ら目的意識をもって観察・実験を行い、結果を科学的に分析・解釈し、表現する能力を高める授業を推進していきたいと考える。
36 地域の里地・里山をいかした活動を通して保全をめざす子の育成 秦野市立東小学校 奏野市 10
 東小学校は地域の学校として発足し、今年で136年を迎える。これまで地域に支えられ、地域に応援されて歴史を重ねてきた。自然に恵まれ緑いっぱいの地域である。この地域の自然のよさを知り、護り、広める活動を通して次世代へつなげていきたい。また、児童の体験活動を通して地域の力、先輩方の知恵や技術を学ぶことにより、地域との連携、人とのふれあいを大切に取り組む。こうした活動を通して東地区に愛着を持ち、地域を大切に自然を残していこうとする気持ちを育てる。また、環境コーナーの充実をめざしたい。各学年の活動内容を展示したり発表の機会を設けたりしていく。環境問題に対する興味・関心を高め、地球環境の保全に一人一人が努め、意識の高揚を図っていきたい。
37 科学の楽しさを見出し、知りたいという意欲につながる理科指導 伊勢原市立成瀬中学校 伊勢原市 20
 本校の理科では日頃から実験や観察に積極的に取り組む生徒が多く、授業中の発言なども活発である。その一方で、実際に実験や観察を行うことが難しい題材や抽象的な概念の説明が必要な題材、例えば「金星の運動」「地震や火山の仕組み」などでは、教師の解説が多くなり、生徒の意欲も低下してしまうように感じられる。これは、理科室に十分な視聴覚機材がないため、授業が単調になってしまうことや、現在使用している視聴覚教材が古くなり、内容が教科書と一致していないことなども原因の一つであると考えられる。<br /> そこでより自然事象に対する生徒の関心を深め、意欲を持って理科学習に取り組めるよう、視聴覚教材を活用した学習や書画カメラを活用した観察・実験の指導の工夫・改善に取り組みたい。
38 自然との関わりを通して楽しく豊かに生きる力を育む環境教育 伊勢原市立高部屋小学校 伊勢原市 10
プランターで育てた植物の生命力に関心したり、通学路で見つけた小さな自然に喜んだり、校庭の木々が季節によって変わっていく様子に感心したりする感性を育てる。この環境教育活動を通して、さらに多くの児童が「豊かな感性」と「自然との共生の意識」をもち、自分たちの身近な自然に関わり、活動していけるようにする。
39 環境保全・整備の取組を通して育む豊かな心の教育 座間市立東原小学校 座間市 20
環境学習を切り口として「豊かな心の育成」を目指しての教育活動を展開する。省資源・省エネルギーの面から自然環境を大切にすることを学び、「資源ゴミの分別回収の徹底」「牛乳パックリサイクル」「節電、節水」などに実践的に取り組む。また、花壇整備や掲示板等の壁面装飾、校内清掃活動、校区域クリーン活動等を行い、自然と相対する際のリテラシーを備えた情操の涵養を図る。
40 生き生きと考え自然事象を見つめ、科学的に考え、表現する生活科・理科学習 福岡市立若久小学校 福岡市 21
 生活科・理科の学習において、子どもが生き生きと自然事象を見つめ、科学的に考え、科学的に表現することができるようにするための指導の在り方を究明する。また、特別支援学級の生活単元学習において、子どもが身近なひと・もの・ことに進んでかかわり、一人一人が生き生きと活動するための単元構成の在り方を究明する。
41 循環型社会を目指す環境教育の取り組み 座間市立相武台東小学校 座間市 20
 市の事業「レッツトライひまわり環境ISO」の認定を受け、環境教育に取り組んでいる。プルタブやペットボトルキャップの回収、地域の方と協力してひまわりを育てる等の活動を充実させ、発展できるよう計画している。
42 自ら学ぶ意欲を高め、科学的な見方、考え方を育成する授業の創造 相模原市立向陽小学校 相模原市 20
本校は、相模原市の中心部に位置し、相模原駅を学区に含む市街地にある。自然体験を含め、理科的体験をする機会は少なくなっている。そのため、理科に対して苦手意識を持っている児童が少なくない。そこで、本年度は、いままでの研究の成果を生かしながら「理科、生活科、生活単元」を軸に授業づくりを行っていくこととした。理科の研究に当たって、教職員のアンケートを行ったところ、教職員の理科に対する苦手意識も高く、授業に対して不安を感じていることが分かった。そのため、楽しい理科の授業を行うためには、教職員の研修を充実させるとともに、理科室を充実させる必要があると考えた。また、資料や情報を収集して授業力を高めていきたい。
43 里地里山における「親しむ・調べる・守る」活動の展開 秦野市立渋沢小学校 奏野市 10
活動のねらいとしては、「渋沢小学校の近隣の里地里山を生かした活動や体験を通して、身近な自然環境に関心をもたせる。」「豊かな自然とふれあう中で、里地里山のよさや大切さに気づかせ、守っていこうとする態度を養う。」である。<br />活動内容としては、次のような内容を実施していく。<br />①「生活科や総合的な学習の時間」との関連を図る活動づくり<br />(地域の「ふれあいの里」や学習林である「西端里山林」を生かした活動)<br />・自然とふれあい親しむ活動(「ふれあいの里」に生息する生き物や植物に親しむ活動)<br />・里地里山(「ふれあいの里」「西端里山林」)を生かした自然体験や物づくりなどの活動<br />・植物や生き物などの自然観察、調査、野鳥観察(学区調査)<br />・里地里山地域と湧水との関連調査<br />②里地里山を守るための整備と清掃活動<br />(「ふれあいの里」整備計画・地域ボランティア団体との連携)<br />・ホタルを守る活動(「ふれあいの里」清流整備)<br />・どんぐりの幼木の育成・植樹(学習林で得たドングリの育成)<br />
44 自然と共に生き、より良い環境を作り出す子の育成 横浜市立都田西小学校 横浜市 12
本校では、自然と共生していくことの大切さを子どもたちが感じ取るよう身近な題材に目を向けさせ、学習を進めている。このため、環境学習に必要な施設を整備し、日常的に触れさせ、教材化することで自然とのかかわりを考えさせている。本年度もこれらの学習・活動を継続することにより、意識をより高め自然との共生について考えさせたい。さらに、地域の環境保護団体などとかかわり、まちの美化や川の浄化、蛍の飼育など地域の活動に参加することやごみの更なる分別に取り組むことにより、環境を守ることの意識を高め、行動力を養っていきたいと考えている。
45 市街地の学校の自然を生かした理科学習 厚木市立厚木小学校 厚木市 16
本校は、繁華街の中央に位置しているが、敷地内には樹木も多くあり街中の学校としては自然にめぐまれているといえる。本校における植物や樹木、訪れる昆虫や小鳥などの身近な自然と、子どもちが積極的に関わることが大切であると考える。それが自然に対する思いや理解を深めていく。また同時に身近な自然を子どもたちを取り囲む環境としてとらえることができるであろう。そこに関係する動植物とのつながりを考え、身近な自然や環境と動植物との関係を考えていくことは、子どもたち自身の生活や環境について、考える機会をつくることになるであろう。それらを通して自然に親しみながら、環境を大切にしていく心を育んでいきい。
46 体感することを通して、環境に目を向け自然を愛する心情を育む 横浜市立小田小学校 横浜市 12
 本校では、自分が体験することを通してより身近に環境問題をとらえさせていこうと考えている。教科や行事と関連させて行っている栽培・観察活動では、自然を愛する心情を育むとともに水の大切さを実感したり、調査・探究活動では、風力発電機やソーラーパネルを活用しながら自然の力の偉大さを学びながら地球温暖化について考えさせたりしている。さらに、実践活動では、エコライフチェックシートを使い実際に自分が省エネ活動をすすめながら快適に暮らすための生活の工夫が行えるような地球環境にやさしくできる子どもに育ってほしいと願っている。
47 育てよう子どもたちの自然を見つめる目、科学を追求する目 厚木市立厚木第二小学校 厚木市 16
本校の周辺は、駅の近くということもあり、自然が少なく、児童が自然とふれあう機会を持ちづらい。また、マンションに住む児童も多く、放課後も屋内で遊ぶことが多い。一方で、子どもたちは、植物や昆虫等に大変興味を持っている。そこで、校内の樹木林・雑草園などを整備し、児童が動植物とふれあう機会を増やしたい。また、校内の花壇で植物を育てる活動を通して、科学への興味を高めるとともに、身の回りの環境を大切にする心を育てる。
48 環境教育を通した潤いのある学習環境づくり 相模原市立相模台中学校 相模原市 10
 本校は、授業改善の校内研究を学校経営の柱に位置づけ、そのねらいの一つに、「安心・安全・潤いのある学習環境」を据えている。校舎内外の環境整備を通して、「落ち着いた学習環境整備」・「生徒の心の耕し」につなげ、授業改善を目指す校内研究の基盤づくりにつなげたい。<br />【具体的活動内容】<br /> (1) 節水・節電・紙の再利用・ペットボトルのキャップ集め<br /> (2) 緑のカーテンづくり、種から花・野菜を育てる緑化活動<br /> (3) 古くなった校舎内外の壁のペンキ塗り(保護者とともに)<br />
49 自然と自らかかわり、自然事象に基づいて考えを深め表現する子 横浜市立三ツ沢小学校 横浜市 12
理科における言語活動、表現活動のあり方について探る。自然事象に基づき考えたこと、感じたことを友達に伝えること、考えを深めるためのツールとしての言語をそうした力をつけていくことがより深く自然とかかわる手立てとなるものと考える。そのためには、より豊かで実感を伴った経験が必要である。より多様な接し方、環境を整えていく。<br /> 具体的には、学校環境における植物動物の多様性を確保できるよう、花壇などの整備をする。また、環境を捉えるための機器類を整備し、より正確に間単位計測できる環境を作る。また動植物を観察する際に必要な場をつくための準備もしていきたい。<br /> そうすることにより、子どもたちがより楽しくより深く自然とかかわり、理解し、興味を高めていくことを期待している。
50 知ることを喜び、探求し、活用する力を育てる環境教育 相模原市立藤野南小学校 相模原市 10
 毎日どこかで、環境教育やエネルギー問題について聞こえてくる。1年生児童の口からも、“エコ”という言葉が出ている。身の回りの環境に対する関心が高いことを感じさせている。<br /> 相模原市独自の教育として、「さがみ風っ子ISO」に取り組んでいる。本校も、子ども達も、児童会を中心として、さがみ風っ子ISOに取り組んでいる。身近なできることからの出発である。<br /> 【研究内容の概略】<br />  -環境とは何か、環境教育とは何かを学び、できるエコ学習を知り、<br />   探求し、活用していく力を育てるー<br />  ・学年・学年団別環境教育授業<br />  ・講演 環境教育とは<br />  ・講演 環境教育の実際ー小学生にできるエコ教育ー<br />  ・地域教育力とのコラボレーション <br />
51 ぐるっとまるごと『校庭エコ・ミュージアム』計画 横浜市立大岡小学校 横浜市 12
学校教育目標の具現化に向け、自然や人とのかかわりを深めていくことのできる子どもを育成していくために、学びの充実を目指し、教育環境作りをしていく。一昨年度から、校庭まるごとを『エコ・ミュージアム』と捉えた計画をスタートさせた。今年度も引き続き以下のような活動を実施していく。≪自然環境≫では、花壇、学年園における栽培活動の充実・大岡川の生き物飼育活動の充実・中庭の池の整備・なかよしグループ栽培活動の充実・メダカ池の整備・大岡の森の整備・田んぼの整備≪生活環境≫では、教室ゴミ、古紙回収の充実・段ボール回収、段ボール置き場の整備・地域清掃・落ち葉清掃≪学習環境≫では、掲示板の整備・大岡気象台の充実・学習情報センターの整備
52 環境を守ろうとする実践力を身につけた生徒の育成 佐野高等学校附属中学校 栃木県 20
本校は、平成20年4月に開校し、中高一貫教育校として2年目を迎えた。本校の教育目標は、自他の生命と人権を尊重し、正義と平和を愛する心を持った、『国際人として活躍できる真のリーダー』を育成することである。そのための具体策として、学校林の整備と活用、足尾での植樹体験活動、サツマイモ栽培、緑のカーテン作りやリサイクル活動などの豊かな体験活動等をとおして心の教育を推進し、自然科学の本質に触れる理数教育の充実を図るとともに、環境について考え、守ろうとする実践力を身につけた生徒を育成していきたい。
53 生物教材の有効利用について 横須賀市立北下浦中学校 横須賀市 35
 中学校で生物分野の学習に於いて、ともすると説明だけで終わってしまうこともある。生徒の関心意欲を高める上でも、また、近年の生徒の自然体験や実物に触れる機会のない事実から、多くの生物教材を有効利用して学習効果を高めたい。また、同時に生命に対する畏敬の念や神秘さにふれ、道徳的価値にもふれることができる。
54 苅田の海とわたしたちのくらし 苅田町立苅田小学校 福岡県 30
 本実践は、総合的な学習の時間と理科第6学年「生き物のくらしと自然かんきょう」の学習に環境教育の視点を取り入れて行うものとする。<br /> このことを通して、資源豊かな環境が苅田町にあることを実感し、生態系の特徴や多様性、また、それらを脅かす要因と保護対策を学び、日常生活でできることを考え、実践することができるのである。<br /> また、地域の海の環境を調べることを通して、苅田町全体の環境に目を向け、陸・海・空などの地理的環境の恩恵を受けて成長していることを理解し、苅田町に愛着をもち、土壌・水・大気などの環境保全に関わる取組に主体的に参加しようとする態度を育てることができるのである。<br /> さらに、自分たちにもできる「人にやさしい・自然にやさしい」ライフスタイルの見直しを考えたり、具体的実践をインターネットにアップロードして地域のみんなに啓発したりすることができるのである。<br />
55 豊かな自然、地域の人材を生かした理科学習、環境教育について 横浜市立朝比奈小学校 横浜市 12
 本校では、豊かな自然の中で地域の方とともにゲンジボタルを守る活動を定期的に行っている。都会の中で、ホタルが見られる学校は少ないと思うが、ホタルを通して「命の大切さ」、「自然環境を守る」を核とした環境教育を行っている。今後も「自然を大切にする心」、「小さな命を大切にする心」を育てるとともに、子どもたちが自ら「ホタルを守るにはどうしたらよいか、ホタルがすみやすい環境をつくりたい」という問題意識や意欲をもち、解決していけるような活動プログラムや授業づくりを行っていきたい。
56 生き物と親しみ、よりよい環境を作っていこうとする子どもの育成 横浜市立岡津小学校 横浜市 12
本校の所在する横浜市泉区は、横浜の中では自然が豊かな地域である。しかし近年の開発によって少しづつ生き物と触れ合う機会が減ってきている。そこでこどもたちの身近な学校の敷地内に多くの動植物に触れ合う場を設定しやがては自分たちの住む街に目を向けよりよい環境を作っていこうとする思いが育成されると考えた。昨年の助成を受け、田んぼやビオトープの整備を進めてきたが、本年度は太陽光パネルの設置も決まり、環境に加えエネルギーにも目を向けるような科学教材などを導入し子どもの関心を高めたい。
57 地域の自然や学校の自然との関わり合いを通した環境教育 横浜市立洋光台第四小学校 横浜市 12
地域の自然や校内の自然環境とさらに豊かに関わるために、ひとりひとりの児童に自然とふれあう機会を増やしたいきたい。地域にある円海山やとんぼ池と今まで以上に積極的にかかわっていけるようにする。また、出前授業や講師を呼んで学習を深められるような支援をしていく。そして、校内の自然環境をより充実させていきたいと考えている。
58 紫外線についての学習の指導法と紫外線の影響の環境教育への位置づけ 横浜市立東鴨居中学校 横浜市 12
社会では地球温暖化が大きく取り上げられ、二酸化炭素の排出量については環境保全と合わせてよく扱われている。教科としてもそれは同じである。<br />一方でオゾン層の破壊や紫外線の放射量の問題は軽視できない状況にある。そこで中学校理科教育の中に「紫外線」の問題を取り上げ、環境保全教育の一環とする位置づけを今回研究していく。<br /> 研究では紫外線の特性を知る実験、紫外線対策の実験、そして紫外線を利用する実験の3点取り上げ、まずは授業の構成を検討していく。<br />さらに生徒が得られたデータから自ら紫外線の問題、環境保全の問題へと考察し今後の社会の課題を気づいていくカリキュラムの作成をしていくことを考えている。<br />
59 自然の大切さを知り、よりよい環境をつくりだす子の育成 横浜市立高田小学校 横浜市 12
 地球温暖化など、環境を取り巻く問題が顕在化しているといわれる現状の改善のため、児童に環境の大切さ、自然のかけがえのなさを実感させることで環境を保全しようとする子の育成を図りたいと考え、学校内に環境や自然を感じさせる場所や施設を設置した。<br /> 観察池をはじめ、昨年度から取り組んでいる大規模なグリーンカーテン、ドリームガーデン(校内敷地に作った庭園)などの環境整備、腐葉土作りに挑戦し活用するなど、自然を身近に感じることができるような場所を設置した。地域の花ボランティアの方々とも協力しながら、授業のカリキュラムの他に、課外活動などでも利用出来るような工夫を施す。<br /> また、環境を保全しようとする気持ちを養うため、ごみの分別・リサイクルに取り組んだり、緑のカーテンによる遮熱効果を計測したり、風力や光電池による発電を調べるなど、自分たちにできるエコアクションの実践に取り組み始めている。今後は、自分たちの実践によるエコノミー効果の実測まで出来るかどうか、研究していくことを考えている。
60 充実した自然体験ができる理科学習を目指して 横浜市立篠原小学校 横浜市 12
住宅街に囲まれた地域にある本校を、子どもたちが自分のふるさとと思えるような場にしていこうとエコアップに取り組んでいる。ビオトープやトンボ池、田んぼ、学校園、植物園などの充実を図り、体験的な理科学習ができるように取り組んでいく。
61 地域とつながり、校内に自然を増やす働きかけを通した環境教育 横浜市立東品濃小学校 横浜市 12
 学区域に自然環境が少ない実態の中で、児童の自然体験への興味・意欲を喚起し、具体的に自然環境の創造を行っていく活動を展開する。駅前面開発のために、学区には自然環境が少ないが、周辺域には未だもとの自然が残されている場所が点在する。そうした場所や管理している人と連携することにより、校内の自然環境創造をよりよいものにしていく。<br /> 各学年の栽培活動をより充実したものとし、3学年を中心として校内の中庭の環境向上・ビオトープ化を行っていく。校内に豊かな自然環境を実現することと、学区周辺の残された自然環境と結びつくことで、児童の興味関心をより高め、学習の連続性の実現もねらっていきたい。<br />
62 校内・地域の環境を生かした総合的な学習、理科学習の展開 横浜市立馬場小学校 横浜市 12
 本校は、住宅地にありながら、校内にビオトープや田んぼ、畑など、子どもたちが自然体験活動を行う環境が整備されている。また、地域には、市民の森、せせらぎ緑道など、自然とふれ合うことができる拠点がいくつかあり、本校の教育活動において活用されている。 <br /> 子どもたちが自然とともに日々を生き生きと過ごし、命の素晴らしさに感動するとともに、持続可能な社会をつくりあげていくために行動できるようになってほしいという願いのもと、校内、地域の環境を生かしながら、総合的な学習や理科学習をさらに充実させていきたいと考えている。
63 地域の自然・地域の人とかかわり「ふるさと太尾」を大切にする子どもの育成 橫浜市立太尾小学校 横浜市 12
本校は鶴見川や太尾緑道に隣接し、市街地の中にありながら自然環境に恵まれた地域である。そうした地域の自然環境を積極的に紹介していくことで、自然の素晴らしさに気づき「ふるさと太尾」の環境を大切にする子どもの育成を目指すものである。これまでの取組の充実発展と地域で自然を愛護する活動を行っている人に気づかない子どもたちに広く気づかせていく機会を工夫する取組としたい。
64 すすんで身近な自然に親しみ、科学好きの子どもを育む環境教育 横浜市立平戸小学校 横浜市 12
豊かな感性で何事にも夢中に取り組むこの時期に、「不思議?」「なぜ?」と自然への疑問を抱かせる環境を提示することが大切であると考える。子どもにとって一番身近な学校の環境を整備して、「楽しい」「わくわく」する科学好きの子どもを育てたい自然環境に恵まれている平戸小学校の環境教育活動を通して、さらに多くの子どもたちが自然への関心をもって、身近な自然に関わることで、豊かな感性を育んでいきたい。例えば、地域の人材を生かした栽培活動の充実や、平戸に生息する生き物でビオトープを作り、生き物の生態を日常的に観察したりすることなどを考えている。
65 子どもの日常に根ざす環境教育 平塚市立豊田小学校 平塚市 16
 児童が無理なく日常的に取り組める環境教育を、①全児童が楽しみながら実践できる環境教育のメニューの工夫②EM活性液を利用しながら、ゴミ減量や化学物質について考えさせるメニューの工夫、という二つの視点から推進する。「省エネ」「省資源」を自然に日常生活で実践していく態度を育てるとともに、給食残飯をEM菌で堆肥化し、それを全校児童が栽培活動に生かしていくプロセスを通じてゴミ減量化への参画意識も高めていきたい。<br />
66 命が生まれる蓑島の海を守ろう 行橋市立蓑島小学校 福岡県 30
 本校は、恵まれた自然環境の中にあり、地域の方々も「校区を教室に」と豊かな環境を教育活動に取り込み、地域に対する思いを深めることを願っている。その環境の中心は地域の周りに広がる遠浅の海である。この遠浅の海はコウイカをはじめエビやカニな産卵の場所でもあり、貝類をはじめ多くの生き物が生息している場所でもある。この海の生態系のもとになるのがプランクトンである。このプランクトンを海から採取し、顕微鏡で調べ、海の豊かさを貝ほりなどの体験からだけでなく、科学的にも認識を深めさせたい。さらに、河口と沖合の塩分濃度についても調べ、川と海が密接に関係していることを理解し、カキ養殖をしている方の「川は海の友達」の言葉を実感させたい。このような知識を土台とし、蓑島の海に対する思いを深め、環境を守ることについて考え、学校や地域に発信しながら、自分たちでできる取り組みをすすめたい。<br />
67 地域の動物園を活用した中学校理科学習 横浜市立西金沢中学校 横浜市 12
本校の隣にある動物園を活用した動物に関する授業(学習会)を行うことにより、生徒の動物に対する興味関心を高めると共に、様々な動物を身近で見ることにより、動物の特徴について考える力を養う。また、社会教育施設である動物園を訪問することにより、生徒の意識を地域に向けさせる一助ともしたい。なお、この学習会は、他校との交流事業の一環として、横浜山手中華学校と共同で行われるものであり、相互のコミュニケーション能力を高める場ともなることも期待している。<br />
68 小学校における、自然との豊かなかかわり合いをめざす環境教育 横浜市立星川小学校 横浜市 12
本校は、保土ヶ谷区の中心部に位置し、区役所や図書館等の公共機関に近い環境にある。近くに県立保土ヶ谷公園があり緑にふれることも可能ではあるが、マンションや団地に居住している子どもも多く、自宅で十分に自然に親しんでいるとは言えない。しかし、子どもたちは鉢やプランター、花壇で植物を一生懸命に育てたり、通学路で見つけた動植物をいとおしんでる姿があり、自然に対する感性をもっているように感じられる。<br /> この環境教育活動を通して、さらに多くの子どもたちに自然に対する「豊かな感性」を育みたいと思う。本校のように、市街地にある学校においての環境教育は、今後ますます重要性を増してくると思われる。地域の団体とも協力して、活動を推進していきたいと考えている。<br />
69 地域の方々と共に自然と関わり、互いに助け合う気持ちを育てる環境教育 横浜市立市場小学校 横浜市 12
地域の方々と共に自然と関わり、互いに助け合う気持ちを育てるために活動していく。低学年は、朝顔を育て次に進級してくる学年の子どもたちに、種のプレゼントをする。高学年は田んぼでの稲作りを地域のお米ボランティアの方々と一緒に行う。また、地域の農家の方と一緒に学校の畑で野菜をつくり、収穫したもので低学年と「野菜パーティー」を開く。緑のカーテンを作り、設置してある教室とそうでない教室とお比較し検証する。その結果を地域の方々に発信し、地域の方々と一緒に緑のカーテンをつくる。<br />
70 自然とふれあいながら、児童が生きる力をはぐくむことができる学校づくり 横浜市立新吉田第二小学校 横浜市 12
本校は、身近な自然や学校ビオトープに関する自然体験を各学年に位置づけ、実践を重ねている。これらの活動や自然に恵まれた地域のおかげで、自然の好きな児童が多い。本年度も、さらに身近な自然観察をし発見や感動を重ねながら、生き生きと学校生活ができるように環境教育への整備を進めている。
71 緑と花と小鳥の学校づくり 上三川町立坂上小学校 栃木県 20
坂上小学校は、緑豊かで自然環境に恵まれた学校である。児童は、教室では学ぶことができない多くのことを日々体験している。この豊かな自然環境をさらに充実したものにしていこうと計画を進めている。主な活動としては、①学校林を利用した活動、②学校農園を利用した活動、③学校花壇を利用した活動、④その他の活動にわけられる。特に、①の学校林を利用した活動を充実させていきたい。縦割り班を活動の中心とし、樹木調べ、椎茸栽培、自然観察などを行う予定である。
72 緑のカーテンを利用した省エネ効果の検証(緑のカーテン小竹プロジェクト) 小竹町立小竹中学校 福岡県 20
本校は,福岡県北部を流れる遠賀川の川辺に位置し,周囲は田園地帯である。旧産炭地の人口減少に伴い,生徒数が減少し,各学年2学級の小規模校である。近年の急速な土地の開発により,緑地の減少が見られるが,依然として緑豊かな地でもある。しかしながら,生徒達の自然や環境への関心は薄く,普段の生活の中で身近な自然に触れることはほとんどない状態である。まさに「自然の豊かさゆえの自然への無関心」と言えよう。<br />2年前より,校内に理科研究クラブを立ち上げ,身近な素材を利用した科学研究に着手し,科学コンクール等へ参加をはたしてきた。当初2名ではじめた取り組みも,現在では6名の生徒が活動に参加している。本年度は,緑のカーテンを作成し,植物の蒸散量と温度低下の関係を調査し,植物を利用した省エネの在り方について,中学生なりの提案をしたいと考えている。今後,この取り組みを在校生の各家庭へと広げ,緑のカーテンのはたらき通して,温暖化や資源エネルギー問題などへの関心をより高めたいと考えている。さらに,取り組みの成果を公民館などで開催される地域のイベントで発表し,各家庭や地域ぐるみで,身近な自然や環境問題を考えるきっかけにしたいと願っている。<br />
73 地域の特性を活かした環境教育の推進 秦野市立本町小学校 奏野市 10
 本校は、自然や野鳥観察の学習の場としている「くずはの家」や児童会活動によるエコ活動を通して、自然環境に対する感性を養うとともに、よりよい環境の創造や保全のために主体的に行動しようとする態度や実践力を身につけさせたい。そのために、次の内容に取り組んでいく計画である。<br />1.生活科、理科、総合的な学習の時間を活用した環境教育の推進<br />2.児童会(エコ委員会)を中心とした環境教育の推進<br />3.PTA活動との連携 
74 恵まれた自然を生かした環境教育の推進 秦野市立北小学校 奏野市 10
 本校は、秦野市の北地区にあり、東丹沢の山々が間近に見える自然豊かな環境に恵まれている。学区には山林や田畑が多く長年農業に従事する住民が多いが、近年、他地区からの住民の流入により住宅が増加し、児童数の減少には歯止めがかかっている。<br /> 本校の児童は、自然に恵まれた環境に住んでいながらも、日常の生活ではテレビゲームやテレビ視聴、さまざまな習い事等に追われ、自然に親しむ機会が多いとはいえない。学校教育の中で、本地区の豊かな自然を生かした環境教育を進め、多くの児童に「豊かな感性」と「自然との共生の意識」を育てたい。環境教育の重要性はますます高まっているが、保護者や地域の方々の協力を得て、様々な体験学習を取り入れた環境教育をめざしている。<br /> 特に、5、6年生が総合的な学習で取り組んでいる森林体験学習は20年以上も続いていて、本校の伝統となっている。また、表丹沢の棚田で地域の農家の協力により稲作体験を行っているが、農園での作物の栽培とともに「作って食べる」という食育の原点を体験させることができる。<br />
75 子どもたちの科学概念を構築させる指導の工夫 宇都宮市立横川中学校 栃木県 20
 科学の進歩によって、新しい技術が発達し、不可能だと言われてきた様々なことを可能にしてきた。それは今なお続いている。現代社会は、科学技術の恩恵なくしては成り立たない。特に中学校で学ぶ理科は,自然界の原理・原則の基礎を学ぶ内容としている。この時期に,子どもたちに基礎をしっかりと習得させ,科学に関する知識を得る楽しさも味わわせることこそ,さらに深く科学を学びたいと思い、将来へとつながる足がかりになっていく子どもたちも出てくるのではないだろうか。<br /> 今現在、「環境問題やエネルギー問題」は、世界的な社会問題となり、その解決に世界各国が凌ぎを削っている。このような社会情勢の中で将来を担う子どもたちに対する教育の役割は何かと考えたとき、「環境やエネルギー問題」に興味・関心を持たせながら、それが自分たち自身の問題なのだと捉えさせることは重要なことだと考える。また、教育方法や教材の提示の仕方についてさらにどのような工夫をしていけば、子どもたちの科学概念がうまく構築できるのかについて研究をすることは意味深いと考える。<br /> そこで、本研究では、科学に対して興味・関心を持たせる方法や子どもたちに科学的な知識・理解を深めさせるための教育方法や教材の提示の仕方について研究を行う。<br /><br />
76 ICT技術を活用した理科教育 厚木市立三田小学校 厚木市 16
理科離れがマスコミ等で取り上げられる中にあって、本校でも児童にもっと身近なことから理科に興味・関心を持ってもらうことが必要であると考えている。その一環として、本校では神奈川工科大学の実験講座に積極的に参加をしてきた。その経緯から、昨年度より三田小学校ロボットクラブを立ち上げ、神奈川工科大学吉野研究室と連携して活動を行っている。主な活動は、レゴブロックを活用したロボットの組み立てとパソコンを使ってのプログラミングである。子どもたちは自主的・自治的に活動を楽しみ、グループのメンバーと協力をしながら、ロボットの製作を行っている。また、プログラミングを行う際には、直面する課題を解決するために、子どもたちが試行錯誤をする場面も多々見られる。これらの製作活動を通して、科学的な思考力の高まりにも期待をしている。そして、このようにロボット製作を行うことは、理科好きな子どもたちの育成へつながると考えている。
77 子供が理科の学びのよさを感じられる教材の開発と発信 宇都宮大学教育学部附属小学校 栃木県 20
 理科の学習を通して,見通しを持って観察や実験などを行っていけるようにすること,科学的に調べる能力や態度を育てること,科学的な認識の定着を図り,科学的な見方や考え方を養うことは必要なことである。そこで,科学的な見方・考え方を使い,自分の自然事象に対する見方や考え方を持てるようにしたり,日常生活と関連付けて,子供たちの自然を観る目を育てたりしていけるようにしていきたい。そして ,将来的に様々な科学に興味を持ち,それを学んだり追究したりすることを楽しめる子供たちを育てていくことが目的である。また,新学習指導要領の内容にそって具体的に以下の3つのことを実践していくことを考えている。1つ目は,教材の開発や工夫を行い,単元や授業の展開の中で扱っていくことである。2つ目は,科学コーナーを設置し,科学に関する情報を子供に向けて発信することである。3つ目としては,実践したことを県内外の学校に紹介し,同じような取り組みを行っていける学校を増やしていくことである。
78 学校や地域の自然とのかかわりを通して育む体験的環境教育 厚木市立愛甲小学校 厚木市 16
本校では、ふれあいの森の再生に向けて、様々な取り組みを始めている。<br />身近な自然を直接的に守り育てる活動や親しみふれあう活動など、多くの体験を通じて、子どもたちの感性を磨き、自然を慈しむ心情を養っていきたいと考える。
79 自然事象の不思議さを体感し、学ぶ楽しさを実感できる理科授業 宇都宮市立晃陽中学校 栃木県 20
生徒ひとりひとりが、授業の中で自然事象の不思議さや学ぶ楽しさを体感できる理科授業を実践して行くために、以下のような授業を展開し、また学校全体の学習環境を整える。<br />1 課題解決型の学習を通して、主体的に探究させ自然の持つ不思議さや巧みさ、発見する喜びを体感させる。<br />2 教材の工夫により、学習意欲を高め目的意識を持った観察・実験を行わせる。<br />3 理科室はもとより、他のスペースを利用し理科に関する展示物を設置し、生徒の理科に関する知的好奇心を喚起する。
80 一人ひとりが主体的に考え、互いに関わり合う学びの創造 相模原市立弥栄小学校 相模原市 20
自ら学び,自ら考える力などの「生きる力」の育成が求められている。生きる力の育成のためには,自ら課題を発見し,探究的な活動を通して解決し,それを評価する一連の学習活動を設定し,問題解決能力を育成していく必要がある。またその問題解決の過程で、人や自然・社会などに進んで関わりを求め,自分の考えを持ち,生き生きと表現しようとすること,自分の考えを表現しながら他の考えも認めること,より良いものを求めるために互いに関わり合うこと,自分や友だちの変 容を認めることなどができるよう授業実践を中心としながら研究を進めていきたい。
81 鶴巻地区の自然を生かした環境教育 秦野市立鶴巻小学校 奏野市 10
 本校の学区には丘陵、田、畑、川、池、温泉街などがあるが、他地域より移転してきた家庭の割合が高く、郷土の自然や文化への愛着は決して高くない。そこで、これまで愛鳥活動を中心に本校では地域の自然に親しむ活動を展開してきたが、今後はそれを発展させ、地域の環境全体に目を向け、親しむ活動を展開したい。<br /> 具体的にはまず、地域の田畑を利用した栽培活動や、その周辺の生き物に親しむ活動を展開する。また、これらの活動を近隣の幼、保育園との連携を図り実施し、地域の自然の良さを伝え、「広める活動」へと発展させていきたい。さらに、里地里山を活用した環境教育では、近隣の東海大学との連携を図り、各学年の発達段階に応じた活動の実践を深め、子ども達の環境問題への意識を高めていきたいと考えている。
82 環境教育プログラムの効果的活用 宇都宮大学教育学部附属中学校 栃木県 20
環境について,調査によってデータを得て検証する学習を行った上で,さらにWET等の「自然と人間」や「身の回りの物質」をはじめとする複数の単元で使用可能なアクティビティを用いることで,体験を通したシミュレーションによる環境教育に対する動機付けをし,深い理解や自主的な取り組みにつなげる。
83 主体的に自然事象を追求する子どもを育てる理科学習指導 柳川市立藤吉小学校 福岡県 20
 本校は、西鉄柳川駅周辺部の柳川市中心街に位置し、学校の周辺には、商業ビル等が建ち並び、決して自然豊かとは言い難い。しかし、やや外れると田畑や神社等もあるため、自然事象にふれる機会もある。<br /> 学力実態調査の結果から、理科学習が好きだと答える子どもは、学年を追うごとにやや低くなる傾向を示し、理科の正答率の平均はやや低い傾向にある。これは、教師の教材研究や準備が不十分であることに起因し、子どもが身のまわりの自然事象に関心を持ち意欲的にかかわることができていないからだと分析する。<br /> そこで、本校では、校内研究を通して「主体的に自然事象を追求する子ども」を育てていきたい。そのことを通して、自ら自然事象の決まりを見い出し、科学的な見方・考え方を創り出すことで、分かる喜びを実感させたいと考える。
84 教材教具の充実による小学校理科教育の推進 下野市立国分寺小学校 栃木県 20
 小学校課程において、教科担任制がとりにくく、学級や学年を越えた一貫した「理科」としての教科経営がとりにくい。<br /> 本研究では、3年から6年の理科教育カリキュラムを考慮し、光学機器を整備をとおして小学校理科教育の推進を図ることを目的にしている。児童をミクロの世界へ導いたり、生命の神秘さを実感させたりする学習活動を通して、自然事象に対する興味関心を高め、本質ににせまるcontext-based leaningを推し進めるものである。<br /> 
85 花や野菜を育てる活動を通して生命を慈しみ、科学する心を育てる 厚木市立南毛利小学校 厚木市 16
本校の学区内には、田畑など自然が多く、比較的最寄り駅に近いため交通の利便性に恵まれており、マンション等の集合住宅が多く児童数が増加する傾向にある。自宅で植物を栽培する事を多く経験している児童もいれば、マンション等に住み経験できない児童も多い。そこで、学校では子どもたちに、植物を栽培したり観察したりする共通の学習体験が必要と考え、全学年で花や野菜を育てたり観察したりする学習のカリキュラムを位置づけている。<br />実際に畑で野菜を育てたり観察したりする学習の中で、子どもたちの多くが感動し驚く姿を目にすると自然に向ける感受性を十分持っているように感じる。 この環境教育活動を通してさらに多くの子どもたちが、「自然との共生の意識」をもち、自分たちの身近な自然に関わり、生命を慈しみ、科学する心を育てる活動にしたいと思っている。<br />
86 自然とふれ合う体験を大切にした理科学習 佐野市立田沼小学校 栃木県 20
 本校は、生物や環境学習等、科学的な見方や考え方の育成につながる様々な実践と、地域に根ざした文化や自然とのかかわりを求めることで、郷土やそれを含めた地球を大切にする児童の育成を目指している。<br /> そこで、植物の栽培をはじめ、農園における活動をこれまでより充実させたり、生物、特にメダカやホタルの飼育を通して子どもたちにとってより身近なものになるよう生物の住みやすい環境の整備を進めながら、理科・生活科等の学習を全校体制で上げていきたいと考えている。<br /> 自然とのかかわりが深まることにより、動植物に関する理解や観察活動が深まるとともに、自分の生活する地域の自然や文化に対する理解の深化が期待できる。ひいては、自分たちの住んでいる地球へと問題意識を高めることができると考える。
87 地域教材の活用と家庭・地域との連携を図った環境教育の推進 上三川町立明治南小学校 栃木県 20
 今日の重要課題である環境問題に関わる実践力を育成するための環境教育を身近な地域に目を向けて推進している。保護者や地域の方の協力を得ながら、授業展開に効果的であろうと思われる教材や指導者等として協力してもらえる人材を地域の中から発掘し、活用することで、環境問題を自分自身に関わる身近な問題ととらえることができるものと考える。昨年度、家庭や地域との連携を図りながら、校内にホタルの棲むビオトープ造りを進めてきた。児童・保護者だけでなく地域の方もホタルの観察に来校するなど地域の共有財産となりつつある。この実践が、家庭や地域の教育力の向上や子どもの健全育成のネットワークづくりにつながるものと考える。
88 ハイスピード・カメラを活用した指導方法の開発 宇都宮市立星が丘中学校 栃木県 20
 微小な世界を顕微鏡で観察したり、電気信号の波形をオシロスコープで表示したりと、本来、肉眼では見ることができない世界も、機器を使うことでそれが可能となる。生徒たちはこういった、日常では見ることのできない世界、いわば未知の世界を見ること、観察することに強い興味を示す。<br /> そこで今回は、ハイスピード・カメラを活用して、その速さゆえに捉えることができなかった「瞬間の世界」を生徒に提示していく。「瞬間の世界」という新たな視点を与えることで、生徒の自然現象への興味関心を高めていきたい。また、肉眼では捉えきれなかった現象を可視化することにより、理解の深化を図っていきたい。
89 地域の自然とのふれあいを通して豊かな心を育成する環境教育 秦野市立南小学校 奏野市 10
 渋沢丘陵が目前に広がり、学区内には多くの湧水が見られる。そうした恵まれた自然環境を、自然体験や環境学習のフィールドとして活用する。秦野市の環境保全課が主催する「はだのエコスクール」にも参加し、野鳥・水生生物・植物・景観という4つの分野に分かれて学習する。<br /> また、学校のすぐそばにある畑や水田を学校農園として借り、さつまいもや落花生、そして米などの栽培活動を通して、地域の自然や人々とふれあい、豊かな心を育成する環境教育を実践する。
90 自然や生命を大切にする理科・環境教育の実践 塩谷郡高根沢町立西小学校 栃木県 20
本校は、「自然の美しさや生命の大切さを感じ、科学的な見方考え方を育てる教育の実践」をテーマに研究に取り組んでいる。この研究の一環として、子どもたちが学校の中で自然の生き物に接することができるような環境の整備に力を入れて、昨年度は約200㎡のビオトープを完成させたところである。現在、メダカ、ドジョウ、フナ、ウグイ、オイカワ、カエル、ミジンコ、その他たくさんの水棲昆虫などが見られ、子どもたちの生活科や理科、総合的な学習の時間での授業や自由研究の場になっている。理科の授業で一番大切にしなければならないことは、観察や実験の直接体験と科学的な見方考え方を育てる授業の実践であると思う。そして、小学校段階での環境教育は、まず、身近な自然の美しさや生命の大切さを感じること。そして、この大切なものを守っていこうとする心を育てることが重要であると思う。このような方針のもとに今後も理科・環境教育を推進したいと考えている。
91 環境教育の充実をめざして 平塚市立金目小学校 平塚市 16
近年の地球環境の悪化は、地球上のすべての生あるものにとって深刻な問題となっている。ゴミ処理についても、環境負荷の少ない方法が求められている。今や、ゴミの発生抑制に努め、焼却処理量の削減に取り組むことは、地球環境への付加の少ない試験循環型社会を目指すための不可欠菜課題となっている。児童会活動や学校行事、PTA行事等を通してゴミの削減化に向けて取り組み、児童一人一人にゴミ減量化の重要性に気づかせるとともに、ゴミを出さない姿勢を培っていく。

2008年度

No.研究テーマ学校・所属機関推薦教育委員会成果
報告書
助成額
(万円)
1 地域の自然・環境・産業について知り、自然観察やものづくりを体験する授業の実践 北九州市立若松中学校 北九州市 25
 本校は、町の中にあり校区内には田んぼや畑、地表に現れた川もなく、通学路は舗装され、建物に囲まれている。しかし、学校の裏には高塔山や石峰山が広がり、響灘や洞海湾などの海に面しており、注意してみると、身近な場所で多くの種類の鳥や植物を観察することもできる。また、昔は公害で知られた北九州であったが今では環境の町として知られ、地域にたくさんある工場などでも環境に対する取り組みが盛んである。そこで、昨年から、学校周辺の自然観察や環境調査、地域の産業調べに取り組み始めた。また、さらにより多くの生徒に地域の特性である“ものづくり”を体験することにより、地域の自然・環境・産業技術の特性を知り、興味・関心を持たせるとともに、地域や自然を大切にする気持ちを育てたい。
2 自然や生命を大切にする理科・環境教育の実践 高根沢町立西小学校 栃木県 25
 地球環境の問題は、子どもたちが担う将来の社会においてひじょうに重要であり避けられない問題である。本校では、学校全体で取り組む研究課題を「自然の美しさや生命の大切さを感じ、科学的な見方考え方を育てる教育の実践」とし、「理科・環境教育」に焦点を当て以下のような内容を柱として取り組んでいる。<br /> ①自然の美しさや生命の大切さを感じる学習 ②科学的な見方考え方を身につける学習<br /> ③環境を大切にする活動の実践 ④自然と親しむ環境の整備<br /> 小学校段階における環境教育は「自然の美しさや生命の大切さを感じる心」と「大切なものを守ろうとする心」を育てることが重要であると思う。<br /> 身近な環境の中でこのような心を育てる体験や学習を大切にしながら、科学的な見方考え方とよりよく問題を解決する力を育成し、子どもたちに「夢と未来を切り拓く力」をはぐくんでいきたい。<br />
3 情報機器を活用した理科・生活科学習の充実 厚木市立飯山小学校 厚木市 20
低学年の生活科、中・高学年の理科や総合的な学習等において、地域の自然環境を生かした体験活動を展開してきた。情報機器を活用し、観察や栽培の経過を記録し、整理し表現する学習活動の充実を図ることにより、自然に親しみ、目的意識をもって科学的に考察する能力や態度の育成を目指していきたい。
4 教材教具の充実による小学校理科教育の推進 下野市立国分寺小学校 栃木県 25
 小学校課程において、教科担任制がとりにくく、理科を専門とする教員が不足しているために学級や学年を越えた一貫した「理科」としての教科経営がとりにくい。本研究では、3年から6年の理科教育カリキュラムを考慮し、教材教具を整備、充実させ、小学校での理科授業でよく目にするキット教材にたよった授業を打破しようとするものである。そして、整備、充実した教材教具を活用する過程を通して、小学校理科教育の推進を図るものである。
5 緑と花と小鳥の学校づくり 上三川町立坂上小学校 栃木県 25
坂上小学校は、緑豊かで自然環境に恵まれた学校である。学校の東側には広いクヌギ林があり、学校農園、花壇も十分な広さがある。児童は、教室では学ぶことができない数多くのことを日々体験している。学校では、この環境をさらに充実したものにしようと活動を進めている。活動のねらいは次の通りである。① 様々な体験活動や縦割り班などの学年間交流活動を通して,豊かな人間性を育て望ましい人間関係の醸成に努める。② 児童が環境緑化に興味・関心をもち,自主的・自発的に取り組めるよう指導の工夫に努める。③ 坂上小の地域に根ざし,地域とともに学ぶことができるよう,保護者との連携を密にし,児童と保護者,教師が一体となって緑化活動に取り組むことができるように努める。
6 自分を拓き共に育つ ~伝え合い学び合う力を高めるために~ 相模原市立宮上小学校 相模原市 25
 子どもが価値を感じ、自分の持てる力を十分に発揮しながら追究できる生活科や総合学習を学びの対象とする。子どもにとって価値ある学びの対象は、日常の生活と切り離して考えることはできない。子どもが自分の生活との関わりで問題を捉え知的好奇心や切実感を持ちながら追究して行くには、子どもの生活や地域を基盤とした学習が大切である。総合学習では人と環境、人と文化、人と人、という3つの視点から、感じる力、考える力、表現する力、共に生きる力の4点を育てたい力として研究することとした。<br /> 特に環境との関わりでは、自然とふれあう中で、川を中心とした地域学習や他校との交流、ボランティアから学ぶなど学校環境の特徴を生かした学習を進めていきたい。また、川の学習では本校が長年にわたって取り組んでいる川の清掃活動や県の交流事業も活用する。
7 科学的に思考し、表現する子どもを育てる生活科・理科学習指導法 福岡市立大池小学校 福岡市 20
 学力実態調査の結果、理科において、観察・実験の技能、科学的に思考し表現する力、自然事象についての知識・理解に課題があることが分かった。また、中学生では、将来に向けての理科の有用感が低いことが分かった。そこで、理科・生活科に興味を持ち、科学することを楽しむ子どもを育てていきたい。そのために、子どもの既習経験の調査を行い、実態を元に、子どもの思考や活動がスムーズにできる学習内容を工夫する。また、学習内容に応じて、「理論依存型授業」「理論追求型授業」の単元構成を工夫することで、子どもがより問題解決をスムーズに進めることができると考える。ノート指導においては、毎時間、「学習問題、予想、実験・観察、分かったこと、まとめ」という同じパターンでノートを書かせることで、問題解決の流れが定着すると考える。このような学習を行うことで、理科・生活科が好きな子どもが増えると考える。
8 生き物と親しみ、よりよい環境を作っていこうとする子どもの育成 横浜市立岡津小学校 横浜市 17
 本校の所在する横浜市泉区は、横浜の中では自然の豊かな地域である。しかし近年の開発によって、少しづつ生き物と触れ合う機会が減ってきている。そこで、子どものころに、学校や地域など身近かなところで多くの動植物に触れ合う機会を設ければ、自分たちの住んでいると地域の自然に目を向け、やがては自分たちの住む町の自然環境をよりよいものにしていこうとする思いが育成されると考えた。
9 「私たちのまち瀬ヶ崎の海・川・森 環境マップ」 ~アスレチックの森・侍従川・野島の自然をつなごう!~ 横浜市立瀬ヶ崎小学校 横浜市 17
 金沢区は、「山・川・海・まち」をつなぐ総合的な環境学習を完結することができる地理的条件に恵まれた横浜市内で唯一の地域である。本校も例外ではなく、学区が野島・平潟湾に面し、学区を侍従川が流れるという恵まれた環境にある。この環境を生かし、これまでに侍従川や野島・平潟湾をフィールドとした環境学習を進めてきた。また、アマモ場再生の取組や海の環境学習会などの校外の行事にも積極的に参加し学習を深めてきているところである。今年度は、敷地内にあるアスレチックの森も活用し、森(アスレチックの森)・川(侍従川)・海(野島)をつないだ総合的な環境学習をさらに深め、「環境マップ」という形で発信していきたい。
10 学校林活動を通して自然への理解を深める環境教育 真岡市立真岡西中学校 栃木県 25
1. 環境をテーマとして課題解決学習を行う。<br />  (1年時:総合的な学習の時間)<br />   主なテーマとして次のような項目が挙げられる。<br />   ・学校林に生息する生き物について調べる<br />   ・学校林の小川を整備する<br />   ・巣箱を設置して学校林に生息する鳥について調べる<br />   ・学校林の小川の水質について調べる<br /><br />2. 学校林を活用して観察活動を行う(1年~3年時:理科)<br />   ・学校林の植物を観察する(1年時:理科)<br />   ・種子を作らない植物について調べる(1年時:理科)<br />   ・光合成のはたらき(1・3年時:理科)<br />   ・学校林の植物調査をする(2年時:選択理科) <br />   ・土の中の小動物のはたらきを知る(3年時:理科)<br /><br />3. 学校林を整備する(全校緑化の時間)<br />   ・下草刈りをする<br />   ・椎茸、ひらたけの栽培、収穫を行う<br />   ・樹木などの案内板の設置<br />   ※年間を通し、毎月1回の「全校緑化の日」を実施し、自然愛護への   実践力を育てる。  <br />
11 身近な自然環境の観察を基礎にした科学的な言語活動の充実 横浜国立大学附属横浜小学校 横浜市 25
理科学習の人気は根強い。実験や観察が楽しいと感じる児童が多いからである。その一方で、考えることや説明することなど、科学的な思考をともなった学習に対しては苦手意識を持つ児童が多いことも指摘されている。小学校教育における科学的な思考を支えているものは、実験や観察などをふくめた自然体験や科学的な体験である。なぜならば、それらの体験にともなった知識が結びついて科学的な概念が築かれ、その結びつきを言葉で表現する中で科学的な思考が用いられるからだ。つまり、児童は直感的に科学をとらえることを好むが、それを言葉に置き換えて概念を結びつけていくことが苦手なのだ。そこで、「身近な自然環境の観察を基礎にした科学的な言語活動の充実」をテーマに、考える理科の授業を探っていきたいと考えている。<br />
12 自然と共に生き、より良い環境を作り出す子の育成 横浜市立都田西小学校 横浜市 17
 本校では、自然と共生していくことの大切さを子どもたちが感じ取るよう身近な題材に目を向けさせ、学習を進めている。このため、環境学習に必要な施設を整備し、日常的に触れさせ、教材化することで自然とのかかわりを考えさせている。本年度もこれらの学習・活動を継続することにより、意識をより高め自然との共生について考えさせたい。さらに、地域の環境保護団体などとかかわり、まちの美化や川の浄化、蛍の飼育など地域の活動に参加することやごみの更なる分別に取り組むことにより、環境を守ることの意識を高め、行動力を養って生きたいと考えている。
13 科学好きの子どもを育てるための学校環境の整備 横浜市立汲沢小学校 横浜市 17
 「科学嫌い」という言葉が聞かれるようになって久しいが、学校としてできうることに取り組み、その結果科学好きの子どもが育つことを期待する。<br /> 本校は昭和の町並みを多く残した地域にあり、純朴な子どもが多い。プールのヤゴを採って育てようと懸命になる子もいれば、梨畑で捕まえたカナブンをじっと観察する子もいる。このような子どもたちには、さらによい環境を設定することが肝要で、例えば地域の方々と一緒に植物を育てたり身近な生き物を観察したりすることを学習に導入することが望ましいと考える。すなわち、感性豊かで何事にも夢中で取り組むこの時期に、「なぜ?」「どうして?」といった自然の事物・現象への疑問を彷彿とさせる環境を提供することが肝要であり、子どもにとって身近な存在である学校の環境をそのように整備することで、科学好きの子どもを育てたいと考える。
14 自然の不思議さを体感し、学ぶ楽しさを実感できる理科を目指して 宇都宮市立晃陽中学校 栃木県 25
生徒ひとりひとりが、授業の中で自然事象の不思議さ、学ぶ楽しさを体感できる理科学習を展開することがねらいである。そのためには、体験や探究活動を中心とした理科授業の実践、さらに知的好奇心を喚起していくための体験型展示物の充実、生き物を飼育することで命の尊さや優しい心の育成を柱とする実践を重ねたい。そのことにより、生徒は「科学する」楽しさや喜びを知り、理科への興味・関心が高まり、昨今叫ばれている理科離れを防ぐ一助になればと考える。
15 こども昆虫館,こども水族館の創設 福岡市立那珂小学校 福岡市 20
 児童が自然に関する理解や観察活動を深めるとともに,児童が自然への愛着を深めることができるよう,こども昆虫館・こども水族館を創設し,ビオトープの整備を行う。<br /> こども昆虫館には昆虫標本コーナーと昆虫飼育コーナーを,こども水族館には魚類展示コーナーと魚類飼育コーナーを設置し,昆虫や魚類の調査・飼育・観察活動が理科の授業カリキュラムのほかに,生活科や総合的な学習の時間,委員会活動などでも利用できるような工夫を施す。また,まだ設置していないソーラーパネルをビオトープに設置し,水を循環させることで,身近でクリーンなエネルギーの原理や活用方法を知り,エネルギーを大切にしようとする態度も育成したいと考えている。
16 身の回りの事象を科学の目と手で追究できる子どもの育成 福岡市立笹丘小学校 福岡市 25
理科離れが指摘されている現状の改善のために児童に科学の不思議さ,おもしろさを体験させ,理科好きの児童を育成したいと考え,校内研究を中心に「科学の目と手」を用いて問題解決活動を展開できるよう活動を進める。さらに福岡市教育委員会指定研究発表会や本年度4回目となるサイエンスフェスタを実施し小学校で経験することが難しい実験や体験活動を行い科学教育の一層の振興を図っていく。
17 循環型社会を目指す環境教育の取り組み 座間市立ひばりが丘小学校 座間市 25
環境学習は4年生を中心に総合的な学習で年間を通して取り組んでいる。環境保全活動においては、花の苗植えや腐葉土作りを行っていく。省エネ・省資源・リサイクル活動では、節電・節水・ごみの分別を中心に取り組んでいる。家庭との連携を深めるためにペットボトルのふたの回収の取り組みを考えている。
18 主体的に環境への責任ある行動がとれる態度を育てる環境教育 橫浜市立南中学校 横浜市 17
 南中学校は、横浜市の「150万本植樹行動」に団体登録し、校内の緑化を学校全体で取り組んでいる。正門付近に紫陽花の花壇をつくった。<br /> 今年度は、さし木した「未来」(150万本植樹行動既登録苗)を環境委員会およびアジサイクラブのメンバーで大切に育て、つぼみをつけたものを南中の前の歩道上の花壇9ヶ所に植え、また、花を植えたプランターや「未来」以外のアジサイの鉢も置き、ちょっとした「アジサイロード」を作っている。さらに、「横浜市150万本植樹行動」の一環として、アジサイの苗を南中の地域の方に配布し、「緑化の輪」を地域に広げる取り組みも行う。用意するアジサイの苗は、「未来」、「ラブ・ユー・キッス」、「隅田の花火」、「くれない」など300本の予定である。配布した苗が近隣公園などにも植栽され、地域にも広がっていく。
19 緑のカーテンの設置 平塚市立松原小学校 平塚市 20
緑のカーテンを設置することで西日の当たる教室の温度を下げ、二酸化炭素を排出しないで快適な教室環境づくりに挑戦する。児童が普段体験している暑さを緩和できれば地球に優しい環境改善を実感できる。これによって自分たちの手でヒートアイランド現象や地球温暖化を防止していくんだという意識を高めていく。
20 ぐるっとまるごと『校庭エコ・ミュージアム』計画 横浜市立大岡小学校 横浜市 17
学校教育目標「ともに学びをきりひらいていく子どもの育成」の具体化へ向け、校内環境の充実を図り、自然や人との関わりを深めていくことを目指している。そのために、本年度も引き続き教育環境づくりを推進していきたいとかんがえている。市街地の中の校庭環境を『エコ・ミュージアム』ととらえて整備を始めた昨年は、身近な自然に積極的に関わる子どもの姿を見ることができた。本年度は、校舎内外の環境とのかかわりを深めながら、ともに学び合う子どもを育てていきたい。
21 自然を探究する能力が育つ生活科・理科学習指導法の研究 福岡市小学校理科研究会(福岡市立若久小学校内) 福岡市 25
 福岡市小学校理科研究会では,福岡市小学校理科教育研究大会を企画し,自然を探究する能力を育てるための「公開授業と実験講習会」を開催している。この大会は,福岡市の先生方が公開授業を参観することにより,学習指導の展開を構想できるようにするとともに,実験講習会を開催して明日からの授業に直ちに役立つ教材・教具を配布し,参加者全員の授業力を具体的な形で向上させようというねらいをもった研究大会である。また,指導者である教師自身がものづくりをすることにより,理科の楽しさを体験できる点が他の研究会と異なっている。<br /> このような活動を行うことによって,会員及び参加者が,理科教育で問題視されている「学力低下」や「理科離れ」の現状を改善し,理科好きの子どもを育成したいという強い意志をさらに高めることができると考える。<br />
22 「チャレンジ!春住省エネ隊!エコ大作戦!」 福岡市立春住小学校 福岡市 25
 「地球温暖化」が叫ばれているなか、子ども達が自分たちの身近な生活と「環境問題」がつながっていることを「電気ト生活とのつながり」ヲモトニ考えていくことで、自分たちにできる「地球温暖化防止対策」や「太陽光発電」に関心を持ち「省エネ活動」に取り組むことができるようにしていくことで、「環境問題」を自分たちのものとして考えることができるようにしていく活動である。<br /> また、調べたことを学校や地域に発信していくことで、学校全体、地域全体で「環境問題」に取り組んでいく体制を作ることが期待できるものである。
23 体感すること通して、環境に目を向け自然を愛する心情を育む 横浜市立小田小学校 横浜市 17
 地球温暖化等の環境問題が毎日のように社会をにぎわせているが、小学生にとっては、なかなか実感することが少ない。そこで、本校では、環境問題を取り上げるときに、実際に自分が活動することを通して、身近なこととして環境を体感しながらとらえさせていきたいと考えている。教科や行事等と関連させて行っている栽培、観察活動では、自分が植物と直接関わることで自然を愛する心情を育みたい。さらに、調査・探究活動では、つる植物を屋外におくことで緑のカーテンを作り、実際に教室の温度が下がっていること等の調査も、温度計だけでなく体感温度としてつかませたい。さらに、実践活動では、実際に省エネ等をしながらも快適にくらすための生活の工夫を行えるような地球環境にやさしくできる子どもに育ってほしいと願っている。
24 学校周辺の自然環境を活用した環境教育への全校的な取り組み 横浜市立矢部小学校 横浜市 17
①学校全体で年間を通じて植物や野菜を栽培する活動に取り組むことによって植物や野菜を育てる喜びを知り、自分の周りの環境に自ら働きかけていこうとする子どもたちを育てる。<br />②谷矢部池公園のメダカ池に棲む固有種のクロメダカの繁殖に取り組むとともに、全校をあげての清掃活動を通して自分たちの手で環境を守ろうとする意識を育てる。<br />③「谷矢部池公園愛護会」や「わかぎの会」のみなさんと竹林を守る活動やホタルの里づくりなどを連携して行うことで、地域の一員として身近な自然を守る活動を継続していくことの大切さを学ぶ。<br />
25 地球を救え! ~今私たちにできること~ 福岡市立柏原小学校 福岡市 20
 本校は、福岡市の郊外に位置し、油山の麓で、まだまだ自然に恵まれた環境にある。身近な自然の四季折々の調査・観察を継続的に行うことで気付き、感動、驚きなど植物、昆虫、樹木への興味・関心が深まり、自然に対する見方・考え方が変わり、自然環境を大切にする心が育成されると考える。<br /> 一方世界に目を向けさせ地球環境問題について調べ考えさせることで、地球の環境やエネルギー問題についての認識を深め、自分たちの身近な環境問題から自分たちでできる環境保全について考え進んで行動しようとする子を養うことをねらっている。また、全校や家庭・地域に広がっていくことを期待している。
26 個に応じた指導の充実のため、IT技術を活用した指導方法の開発 横浜市立樽町中学校 横浜市 17
学習の習熟度が異なる生徒に対して、これまで少人数指導や習熟度別指導を、取り入れた教育課程の実践を行ってきた。そこで、個に応じた指導の充実をにはIT技術を活用した指導が有効であることが分かった。校内LANの設置を機に、各教室でのパソコンを活用した指導方法の開発・実践を行い、よりよい指導計画を作成し、理科好きな生徒を多くしていきたい。<br />1年で行った実践を踏まえた少人数指導や習熟度別指導を組み合わせた学習や、上質紙B4一枚によるレポートの作成を通して、生徒一人ひとりの表現力を引き出す工夫と個に応じた教材の開発を行う。<br />生徒が体験的に学びとれる教材で、身近な自然の姿を、より深く考え、そこから得たことを共有する活動を通じて、豊かな心を育み、調和のとれた発達や主体的に生きていく上で必要な資質、能力の基礎を培うことにより、生徒一人ひとりの学力の向上や読解力の向上を図ることをねらいとしている。
27 科学的に考え、表現する喜びを味わう生活科・理科学習指導法の研究 福岡市立若久小学校 福岡市 20
身の回りの「ひと・もの・こと」や自然事象について確かな事実を読み取り、考えを交流する学習活動の工夫を通して、科学的なものの見方を育て、科学的に考え、表現する喜びを味わう子どもを育成する。具体的には実験観察や飼育栽培活動、生物調査活動などの充実を図り、積極的に自然に関わろうとする子どもの育成を目指す。
28 環境問題を身近に感じ、積極的にかかわろうとする子どもの育成 横浜市立太尾小学校 横浜市 17
 本校は鶴見川や太尾緑みちに隣接し、市街地の中にありながら自然環境に恵まれた地域である。そうした地域の自然環境に説教区的にかかわることで、自然のすばらしさに気づき、環境を大切にしながら生きる自分をつくろうとする子どもの育成を目指す。<br /> また、環境の変化を数値として捉え、ヒートアイランド現象などの環境問題を現実的な問題として受け止め、その解決に向けて自分なりに行動しようとする子どもの育成を目指す。
29 小学校内にある自然環境保全、自然との関わり合いを通した感性を育む総合的な学習の時間 横浜市立別所小学校 横浜市 17
学校のまわりに、うっそうと茂る森を「別所の森」と名付け、児童の学習に生かせるための環境整備を中心に行う。<br /> ・児童が安全に植物、昆虫、鳥などとふれあえるような場にする<br /> ・「別所の森」での生き物探し<br /> ・「別所の森」にいる植物・昆虫・鳥などの季節ごとのマップ作り<br /> ・別所に昔からある植物(校歌に出てくるグミの木など)の植樹<br />
30 身近な自然との関わりを通して、豊かな感性を育てる環境教育 横浜市立白幡小学校 横浜市 17
学区は住宅地に立地し、自然環境は多くはない。子どもたちの身近に自然を作り出し、また今ある自然に気づき、豊かに自然と関われる学習活動を進めていきたい。そこで、保護者・地域・協力者の支援を得て、校庭で多種の植物を栽培すること、校庭の多種類の樹木に樹木札をつけること等を活動の中心とすることにした。クラスごとに1.2本樹木を選定し、保護者、地域協力者とともに樹木の特徴を調べながら樹木札を作成し、期間を区切って紹介や展示を行い、その後取り付ける計画である。また小鳥の巣箱を保護者・協力者とともに製作し、樹木に設置し、観察する。このように自然との関わりがより身近になるために、栽培・観察・調査・発表などを校庭をフィールドとし十分に活用していきたい。
31 自然や生命を大切にする心や思いを育てる環境教育 横浜市立釜利谷東小学校 横浜市 17
本校が創立する以前は、地域一体は、一面蓮畑だった。今年度創立30周年を迎え、当時の様子を少しでも再現しようと、5年生が中心となり活動を始めた。蓮田の作り方や水やりについては、当時のことを知っている地元の農家の方に指導をお願いしている。秋には、地域の方々を招いての収穫祭を計画している。
32 「自然の大切さを知り、よりよい環境をつくりだす子を育成する」 横浜市立高田小学校 横浜市 17
 地球温暖化など、環境を取り巻く問題が顕在化していると言われる現状の改善のため、児童に環境の大切さ、自然のかけがえのなさを実感させることで環境を保全しようとする子どもの育成を図りたいと考え、学校内に環境や自然を感じさせる場所や施設を設置した。<br /> 観察池をはじめ、今年度は大規模な緑のカーテン、ドリームガーデン(構内敷地に作った庭園)などの環境整備、腐葉土作りに挑戦するなど、自然を身近に感じることができるような場所を設置した。地域の花ボランティアの方々とも協力しながら、授業カリキュラムの他に、課外活動などでも利用出来るような工夫を施す。<br /> また、環境を保全しようとする気持ちを養うため、ごみの分別・リサイクルに取り組んだり、緑のカーテンによる遮熱効果を計測したり、風力や光電池による発電を調べるなど、自分たちにできるエコアクションの実践に取り組み始めている。今後は、自分たちの実践によるエコノミー効果の実測までできるかどうか、研究していくことを考えている。
33 地域の方々と共に自然と関わり、互いに助け合う気持ちを育てる環境教育 横浜市立市場小学校 横浜市 17
本校はJRや京浜急行が地域内を通り、川崎市と隣接している。小さな工場や昔ながらの商店街も多く、地域の方々との関わり合いも大変深い。学校周辺には、工場とマンションが立ち並び、現在も大きな工場跡地にマンションが建築されるため、工事関係の車やトラックが多く行き来し始めている。また、校内も決して緑豊かではない。自宅に庭のない家庭も多く、子どもたちの日常生活の中で、自然に親しむ機会がほとんどない。しかし、子どもたちはプランターや小さな鉢で朝顔やヘチマの世話を一生懸命にし、大切に育てている。また、校庭の桜やけやきの木々が季節によって変わる様子を喜んで見ていたり、アゲハチョウが飛んでいたことを教えてくれたりと、自然に対する感性をもっているように感じる。地域の方々も協力的で、五年生の米作り、学校周囲と敷地内の花壇の整備等のボランティア活動をしていただいている。しかし、「子ども個人が植物を育てる」個人的な活動が現状で、植物の世話を子どもたち同士が一緒に行う中で、お互いに教え合ったり、認め合ったりする様子はあまり見られない。そこで、この環境教育活動を通して、地域の方々に様々なことを教えていただいたり、高学年が低学年に植物の世話の仕方を教え合ったりする中で、互いに助け合う心を育み、共に自然を守っていこうとする態度を養いたい。また、地域など身近な場所で起きている、地球温暖化やヒートアイランド現象等についても感心を高めていきたい。環境教育は自然そして人を育てるものであり、重要性が大きくなると考える。地域の方々と共に働き活動を深めていきたい。
34 緑と暮らそう倉田小学校 横浜市立倉田小学校 横浜市 17
 本校では、毎年一年を通して全学年で環境教育に取り組んでいる。低学年では近所の畑での栽培活動、中学年では田での稲作、高学年では過ごしやすい学校・地域にするための環境改善に取り組んでいる。<br /> しかし、本校の周辺も開発が進み、道路や建物の建設が続き、緑が激減してきた。そういう状況の中でも、今まで続けてきた栽培活動や緑とつきあいながら過ごす活動を継続していきたいと考えている。子どもたちは、自然と関わる体験活動を通して、自然の恵みを感得し、栽培の大変さ、収穫の喜び、人との関わりを通して輝き、そこから得られる多くの感動を宝物にしてすくすくと育っている。<br /> 地域から、緑が減り、田や畑での栽培活動ガできなくなる中、学校を中心とした新たな環境教育の方向性を見出し、保護者や地域、行政や企業の方々などとの協働を強化し、活動を広げていきたい考えている。<br />
35 早渕川流域の身近な自然体験活動を通した環境学習 その2 横浜市立中川小学校 横浜市 17
本校は鶴見川支流の早渕川中流域にある。早渕川は都市河川の典型で、両岸がフェンスで囲まれ、子どもたちが自由に学習する場となっていないため、教材化が遅れていた。昨年度、親水広場が学区内整備され、環境を学ぶ最適の場所となった。そこで多くの教員がその価値に気づき、あらゆる学習活動の場面で早渕川を使うよう、さらに研究を進めていきたい。 <br />また、近年、宅地開発、都市化が進み、地域の環境を知らない新たな住民の増加も著しい。そこで、地域、保護者との連携で、環境学習の場づくりと、基礎的な自然環境のデータ蓄積を図るようにする。昨年度に受けた助成で,PTAや地域のNPOとの協業による観察会を2回実施し、児童と保護者が400名の参加を得た。まさに、地域ぐるみで川に親しむ土壌が整ってきたといえよう。<br />
36 私たちの山田川 嘉麻市立下山田小学校 福岡県 30
 社会の近代化・工業化が著しく進む近年、社会の変化により非都市部の環境も大きく変わってきている。特に、小動物の成育に関する環境の変化は大きく、昔は多かった小動物も近年では減少あるいは絶滅の危機に瀕している状況である。そのような中、本校では4年生の「総合的な学習の時間」の中で、河川環境を中心に、学習を進める取り組みを推進していく。<br /> ゲンジボタルの幼虫の飼育、放流をはじめ、河川の環境調査や清掃活動、地域住民との連携を通し、子供たちの力で山田川に豊かな自然を取り戻しながら、環境保全の体験を重ね学んでいく活動である。<br />このことにより、児童が身近な環境に関心をもち、川を汚さない・ゴミを捨てない等の道徳的価値観を育むことで、将来の環境保全を担う社会の一員としての自覚をもたせたい。<br />
37 自然とふれあいながら、児童が生きる力をはぐくむことができる学校づくり 横浜市立新吉田第二小学校 横浜市 17
 本校は平成11年度より校内のエコアップに取り組みながら、身近な自然や学校ビオトープに関する自然体験活動を各学年に位置づけ、実践を重ねている。これらの活動や自然に恵まれた地域のおかげで自然の好きな子が多い。本年度も、さらに身近な自然観察をし、発見や感動を重ねながら、生き生きと学校生活ができるように環境教育への整備を進めている。
38 校内自然環境の整備と、学区の自然を生かした学習材開発 横浜市立原小学校 横浜市 17
原小学校は児童数千人を超える横浜市有数の大規模校である。まず、校内では低学年の学習を豊かにするために、野草園をつくりたいと考えている。オナモミやジュズダマなどを実際に手に取れるように日当たりのよい場所に造園したい。また数年前、地域の協力を得て、校門近くに自然と親しむことを目的にした「ふれあい広場」をつくった。しかし、そこのビオトープは簡易的なもので、劣化が進んでいる。子どもたちが水草やメダカ、水生昆虫と親しむことができるように、ビオトープの改修工事を行いたい。次に校外では、和泉川を学習材として総合的な学習の時間をすすめている学級の取り組みを支援したい。昔のように和泉川にホタルが自生できる条件を探ったり、実際に地域や公的機関との連携を図ったりして、自生できる環境づくり模索し始めている。地域の川に愛着を抱き、その活動から自分たちの生活の在り方を考えるような学習材の開発を意欲的に進めていきたい。
39 豊かな自然観を創る子どもの育成 横浜市小学校理科研究会 横浜市 17
横浜市小学校理科研究会では、全市の小学校で理科教育に進んで取り組もうとする教師たちが、3・4・5・6年の各学年の子どもの学び合わせて進める学年部会と、物・化・生・地の内容の系統性や教材性から進める専門部会の全8部会を置き、組織的、協働的に実践研究を進めている。そこでは、子どもの自然に対する素朴な見方や考え方、連続性や計画性のある問題解決を大切にして、子どもの学びを見つめながら実践研究を進めている。ここでは、新指導要領における6年「電気の利用」を中心としたエネルギー(電気)の系統性やものづくりの工夫や、5年「天気の変化」における生活と密着した気象学習の展開などにおいて、教材解釈や新教材への対応を含めて「エネルギー・粒子・生命・地球」の概念の柱を整理したり、それに合った教材やものづくり、情報活用の開発したりし、それらを各学校で一般化が図られるような情報として提供ができるように努めていく。
40 エネルギー変換に関する発展的な学習内容の実践 行橋市立今元中学校 福岡県 25
理科の学習において,学習した内容がどのように社会で利用されているか,また将来どのような分野でどんなことに役立つのか知ることは,学習の意味付けにもつながり,学習意欲の喚起にも有効であると考えられる。そこで,授業などの場面において発展的な学習内容を積極的に取り入れ,例えば生徒全員が金属板やコイル等を用いて実際に発電を体験することや,身近な自然現象を利用した発電方法の実体験,またエネルギーの利用に関して最先端の機器を実際に使用することができれば,エネルギーに関する学習に対して生徒の興味関心を喚起することが期待される。また,二酸化炭素排出削減やエネルギー問題などの地球環境について考えることにもつながり,現代社会からの要請にも合致している。そこで,各種エネルギーの発生実験やエネルギー変換に関する発展的な学習内容を中心に,実践を進めることを計画した。
41 豊かな自然環境を生かし、心豊かな人間性を育むための取組 矢板市立西小学校 栃木県 25
 本校は自然環境が大変豊かな地域にある小学校である。学校の施設にも湿地園やせせらぎ園、西の森パークなどの施設が整っており、植物やクワガタなどの生き物も敷地内で捕れるほどの自然豊かな環境である。<br /> しかし、児童はあまりに恵まれた環境の中に育っているためか、自然のすばらしさや豊かさにあまり気づいていないのが実情である。授業に環境教育を位置付け意識化を図ったり、いのちを大切にする条件整備、また学校の自然環境の整備を行ったりして心豊かな児童の育成を図りたい。
42 「生き物と環境」 苅田町立与原小学校 福岡県 30
 環境教育の「①環境の中で②環境について③環境のために」の  ③に視点をあてながら理科の単元の関連化を図り、単元構成を      工夫し実践に取り組んでいく。具体的には、(A)「水溶液と環境」    (B)「ものを燃やすことと環境」の2単元を中心単元「生き物と環境」   の中で関連化を図り、体験活動を重視した実験・観察を充実させ     ることで、理科離れが言われる現状の改善と環境問題を自分の      問題としてとらえ、主体的に環境に関わる児童の育成に努める。
43 自然・街・世界との関わりから苅田町のよさに気づく環境プロジェクト3 苅田町立南原小学校 福岡県 30
自然・街・人(国際交流)の視点から、苅田町の身近な環境を見つめ、課題を見いだし、その解決方法を考え、自分たちのできることを実行していくことを通して、身近な環境問題から、世界規模の環境問題へと意識を広げさせたい。<br />そのなかで特に本事業の活用を通して、環境保全・共生(生命尊重)の視点からメダカの飼育、放流活動を行い、「めだかも感激!きれいな川・自然・苅田町」を合い言葉に取組を進めていきたい。<br />
44 中学校理科・生物分野における、生物教材の開発・利用 横須賀市立武山中学校 横須賀市 25
 理科・生物分野における学習において、生物の実物を用いて直接観察することで興味や意欲を高め、学習の定着を図りたい。また、そこから生命尊重や地域の環境保護につなげたい。
45 身近な自然を生活の中に生かす活動を通して環境問題を考える。 横須賀市立野比小学校 横須賀市 25
 地球規模で「環境問題」が考えられている今日この頃、本校の子供たちの学びにおいても様々な環境問題が取り上げられている。その中で、今年度から本校の教育目標を「命を大切にし、知・徳・体・食の内容を、最後までやり遂げようとする子の育成」とし、食教育についても取り入れ、生活に視点を置いた教育を展開することを明確にした。<br /> 昨年度までの2年間にわたり全校あげて「花いっぱい運動」に取り組み、身近な学校環境作りを進めてきた。「野比花プロジェクト」では、育てた花を地元商店会の店先に置かせていただき、地域と連携をしての環境作りを推進している。<br /> 子どもたちは花を育てながら、ビオトープを観察しながら、身近な自然を実感し、その大切さを理解してきているところである。しかし、子どもたち自身の生活を振り返ると、自然環境を十分活用しているとは言い難いような状況である。<br /> 自然の力を、生活の中でどのように生かすことができるのかを、NPOやボランティアの方々と連携を図りながら学習を深めることで、環境を守り、上手に生活に取り入れようとする態度を育成していきたいと考える。<br />
46 身近な環境を考えよう ~恩曽川探検隊~ 厚木市立毛利台小学校 厚木市 20
子どもたちの両親や祖父母の時代にはふるさとの川としてみんなに親しまれていた恩曽川もいつのまにか汚れ、忘れ去られようとしている。その恩曽川の川辺に完成した親水公園を拠点として子どもたちの手で恩曽川の現状を調べ、地域へ発信していくことによって子どもたちをはじめとしてみんなが恩曽川を見直すきっかけになればと考えこの「恩曽川探検隊」を実施する。<br />環境問題は、次世代を担う子どもたちにとって最も重要な課題の一つである。ここでの経験を生かして今後も環境問題に関心を持ち、まず自分たちの手でできることから始められるようになってくれることを期待している。
47 子どもの思いや気付きを大切にし,科学的な思考力を養う学習 宗像市立東郷小学校 福岡県 25
地球温暖化等の環境問題が叫ばれる中,自然環境の大切さを感じたり自然と共生するための科学的認識や思考力の育成は急務といえる。本校では,身近な自然環境と直接かかわり,その中で生まれる気づきや思いを大切にしながら,科学的な思考力を養い,自然環境を保全する実践的態度の育成をめざしている。そこで,校内研究の研究領域も本年度より生活科・理科にシフトし,「科学」「環境問題」に対する関心や思考・判断,理解を深める指導法や教育課程の開発をすすめている。具体的な取り組みとしては,コンポスト容器による堆肥づくりとそれを用いた栽培活動(循環型リサイクル),動物の飼育・植物の栽培と観察・実験,動植物の生命と環境との関わりに関する学習,地域ボランティアとの共同作業による東郷クリーン作戦などである。これらの活動をできる限り児童主体の活動として展開できるよう,児童会が中心となって取り組みを進めていくように留意している。
48 新たな知を創り上げる喜びを味わわせ、自然に感動できる子どもを育てる理科学習 横須賀市小学校理科研究会 横須賀市 25
地球温暖化や砂漠化、異常気象など、今ほど地球規模で環境問題について真剣に考えられていることはない。<br /> その諸問題の解決には、人類の英知を持って対応することが必要であるが、現代の子どもたちは「理科嫌い」「学力低下」「学ぶ意欲の低下」という調査結果が出ている。しかし本当に子どもたちは理科嫌いなのだろうか。そうではなく、身近にある自然と出会う場が少なくなってきているために、自然の持つ美しさ・厳しさ・巧みさ・素晴らしさを実感できないでいるのではないかと考える。そこで、身近にある自然にどのように関わらせ、直接体験をもとに自然の仕組みや法則を確かな学力として身につけていくことができるのか、教材教具の工夫とともに指導法の工夫改善について実践的かつ系統的に調査研究をしていきたいと考える。<br />
49 大気環境を知る(大気調査) 下野市立南河内第二中学校 栃木県 12
 中学生に,身近な植物の葉の気孔を観察させ,汚れ具合を調査させることにより,大気の状態への関心や身近な自然環境への関心を高める。長期にわたり,定めた場所の植物の葉を定期的に採取し,気孔のようすを観察することにより,季節的変動や雨天後の変化など,身近な環境の変化や大気の汚れ具合を調べる。季節や天気の変化,調査場所の特徴により,植物の気孔のようすに相違点や共通点はないか考察し,環境と大気の状態を考察する。身近な植物の葉の気孔を調査することにより,環境問題を身近なものとしてとらえさせ,自然環境保全への実践的態度を育成する。<br /><br />
50 自然に親しみ、自分の考えを持ち、進んで学習する子~理科・生活科の学習をとおして~ 座間市立立野台小学校 座間市 25
「自然に親しみ、自分の考えを持ち、進んで学習する子~理科・生活科の学習をとおして~」というテーマで、新学習指導要領の目標である、自然に親しませ、自分の考えを持ち、主体的に活動させることにより、児童に見通しをもって観察実験を行うことや、問題解決の能力と自然を愛する心情を育て、自然の事物・現象についての実感を伴った理解を図り、科学的な見方や考え方を養いたい。
51 自然や人とのふれあいをとおして、感性を磨き、夢ある子どもを育てる環境教育 厚木市立清水小学校 厚木市 20
 校地内は緑のスペースが少なく自然豊かとはいえない。また、在籍数900を超す児童の活動に見合う学級園、栽培園も少なく自然とのふれあいも思うようにいかないのが現状である。しかし、子どもたちは好奇心が旺盛で、通学路や校内でみつけた虫を教室で飼ったり、鉢で育てたアサガオやミニトマトを大切に育てたりしている。<br /> このような自然との体験をとおしたふれあいは、子どもたちの感性に働きかけ豊かな心を育むことにつながる。植物の栽培や学校環境に目を向け自分たちの力で改善し、PTAの方々や地域の方々とも協働して取り組む環境教育を推進し、地球環境保護の実践活動を行うことによって、将来に向けた子供たちの夢の実現につなげていきたい。<br />
52 環境や科学技術との関わりを意識したエネルギー教育の実践 前原市立前原東中学校 福岡県 30
 エネルギーに関する諸問題が取り上げられている中、様々なエネルギーの恩恵の中で育ってきた生徒たちにとって、エネルギーのありがたさや今後のエネルギーのあり方について考えようとする意識は低い。そこで本校では、これらのことを各教科や総合的な学習の時間に学ばせているところだが、エネルギーについて考える際、環境や科学技術と切り離して考えることはできない。エネルギーのことを考えるあまり、環境を破壊することもあれば、環境を気にしすぎて間違ったエネルギー利用に進むことも考えられる。また、科学技術の発展にエネルギーは欠かせない。そこで、地域の自然環境と地域人材を活用したエネルギー環境教育の実践と、ロボットコンテストに向けたロボット製作をとした科学技術ならびにエネルギー変換についての学習を進めている。
53 地域の自然とのかかわりを通して育む観察,実験活動による環境教育 筑前町立東小田小学校 福岡県 25
本校は,美しい山々や川などに囲まれた自然に恵まれた環境に位置している。そこで低学年から地域へ自然散策に出かけたり,地域探検をしたりしていく中で地域の自然を守ることの大切さを学んできている。グローバル化を耳にする今日,地域はもちろん,校内で飼育や栽培活動,観察,実験などの活動を通して地域の自然の大切さや快適な環境を足元からつくっていくような活動を重視していきたい。特に,校内の樹木園を活用しながらビオトープを設置し,子どもたちが気軽に自然体験ができる場を提供し,自然や様々な環境を大切にする主体的な子どもになっていくことを期待している。
54 人工池のビオトープ化による子供たちの自然と触れ合う機会と興味関心の拡充 宇都宮市立峰小学校 栃木県 25
学校敷地内にある人工池は地面から1mの高さにあるため、他の生物が入り込めず、様々な生物が行き来する自然環境には程遠い状況にある。この人工池の側面の壁に土の勾配を付けることで、動植物の行き来するビオトープへと改造する試みが本計画の内容となる。具体的には以下のような計画になる。<br /> ①池の側面(地上1メートルのコンクリートの壁)に土の勾配をつける。<br />  ・蛙などの両生類、昆虫、植物の種などの行き来を可能にする。<br /> ②池の中に網の仕切りを設置する。<br />  ・様々な生物が共生できるようにする。<br /> ③池の中に水槽を設置する。<br />  ・共生の難しい生物も共に飼うことができるようになる。<br />  ・水槽を引き上げることで、子供たちが観察しやすいようにする。<br /> ④池の底に土を約10cm入れる。<br />  ・昆虫(ゲンゴロウ等)の産卵ができるようにする。<br />以上のような計画で、動植物が生き生きと活動する環境を整え、自然に触れる子供たちの感動を拡充していくことをねらいとしている。
55 身近な自然に働きかけ、創造性を培う子どもを育てる環境教育 大牟田市立平原小学校 福岡県 30
 子供たちは、水辺の生き物や植物への興味関心は高い。本校の子供たちも近くに水辺がないため、学校の池や花壇に来る虫たちを探しては名前や特徴を楽しそうに調べている。そこで、現在あるビオトープを拡充し水辺の植物の種類や数を増やしたり、より自然に近い状態を作り出していくことで、これまで以上に植物や生き物の生態系、そして自然を身近に感じることができるようになると考える。このような学習の場を活かして理科教育を充実させていくことで、本校の自然大好き、地球大好きの子供たちの声が全国へ発進されていけばと考えている。
56 ソーラーカーを製作することを通して環境問題に目を向ける 横須賀市立馬堀小学校 横須賀市 25
 4年生の理科で「電気のはたらき」を学習した。その際、光電池を用いミニソーラーカーを走らせた。太陽の光で車が動くことに子ども達は好奇心を抱いた。どの児童も自分のソーラーカーを大切にし、「走らせたい!」という思いを持って活動していた。この成功体験を基に、「自分達が乗ることができるソーラーカーを作ろう!」という活動をスタートする。ソーラーカー製作は車体が大きくなることで、解決すべきことがたくさんあり、簡単には成功しないであろう。しかし、製作する中で協力し、他者を認めることができる場を設定することができると考えた。また、自分達だけでは解決できない壁にぶつかったとき、そこで諦めるのではなく様々な人の助けを借りながらも乗り越えて行ってほしい。その際、企業の方や環境問題解決に従事している人々と関わることで、人々の努力・工夫に触れることができる。そのことは、環境問題へも視点を向けさせることができると考える。この活動は、協力や他者理解を身に付けさせ、また環境問題の解決のために自分にもできることを考えることができる。
57 未来を拓く感性を磨き合う授業の創造 横須賀市中学校理科研究会 横須賀市 25
 理科教育の目的とするものは、自ら進んで自然現象に対して興味・関心を持ち、観察や実験等を行いながら、科学的に探求する能力を育てることであると考える。そのためには、基礎基本を身につけ自然への理解を深め科学的な見方や考え方を養っていく必要がある。<br /> この研究では、4つの分野(化学・地学・物理・生物)に分かれそれぞれの研究主題を決め、どのようにしたら生徒達が意欲的に学習に取り組むようになるか研究を進めていく予定である。この研究により、横須賀の、ひいては神奈川県の中学校理科教育を推進させることができると考えている。<br /> 生徒達に科学を学ぶことの意義や有用性を実感させることができ、科学への関心をさらに高め、楽しく学習を進めることができる一助になれば幸いである。
58 環境教育の充実をめざして 平塚市立金目小学校 平塚市 15
 近年の地球環境の悪化は、地球上のすべての生あるものにとって深刻な問題となっている。ごみ処理についても、環境負荷の少ない方法が求められている。今や、ごみの発生抑制に努め、焼却処理量の削減に取り組むことは、地球環境への負荷の少ない資源循環型社会をめざすための不可欠な課題となっている。<br /> 今年度もまた、秋の一日を使い、児童会行事「わんぱく祭り」及び学校行事&PTA行事「フェスティバル金目小」が開催される。そして、児童・保護者・職員は、その取り組みの中で出されるごみの減量化(ごみダイエット作戦)に一丸となって取り組んでいく。
59 理科への関心を高め、科学的な思考を促す教材と指導の工夫 北九州市中学校理科教育研究協議会 北九州市 25
 北九州市の中学校理科教員による理科教育研究協議会として組織的、計画的に教材開発、観察・実験の指導法の研究、自然観察・採集巡検、学習指導案作成などの研究・研修活動を進め、授業実践及びその成果と課題について検討を行う。この活動を通して、本市中学生の理科への関心を一層高め、日々の理科授業において自ら目的意識をもって観察・実験を行い、科学的に思考し、表現する力を高めることを目指す。<br /> また、開発した教材及び授業実践例を蓄積していくことで、本市中学校理科教育の共有財産とするとともに、理科教員の授業力向上に資する。<br />
60 環境問題に主体的に取り組む児童の育成 伊勢原市立成瀬小学校 伊勢原市 13
環境問題は、喫緊の課題である。児童が身近な教材として、生き物の飼育、地域の地層や岩石、日なたと日陰、稲作などの体験を通して学習するとき、実際の将来の行動に結びつくと考える。地球規模で考え、足下から行動するように、具体的な学習を高める。
61 児童の水、空気、生き物への興味・関心を高める学習環境づくり 平塚市立松が丘小学校 平塚市 20
 松が丘小学校は、校名の由来でもある松が多数植えられた丘が、校内に残る自然豊かな環境にある。その自然を生かし、自然や環境を学習するための施設「松が丘水路学習園」を設置し、自然との直接的なふれあいを通して、自然に親しみ、理解を深め、自然を大切にする子どもの育成に努めてきた。しかし、水源としている地下水の鉄分含有量が多く水の汚濁が激しい。そこで、「松が丘水路学習園」の水質汚濁の改善を図ると共にそれに伴う生き物の生態を観察し、環境汚染と生き物との関係について学習を進めている。また、近隣の渋田川についても、河川の環境浄化や水質保全に向けた活動を行っている。このような学習を通して自然の中での汚染と浄化、それぞれの環境に適応した生き物の生態等についての理解を進め、環境保全に向けて積極的に行動する意志を持った子供の育成を図りたい。
62 地域の里地里山を活用した渋沢小学校の環境教育 秦野市立渋沢小学校 奏野市 25
 渋沢小学校のある秦野市では、40年前まではたばこ栽培が盛んで、里山の落ち葉を使ってたばこの苗床を作っていた。しかし、たばこ栽培の衰退と高齢化による管理放棄などにより、里地里山が利用されなくなってきた。そこで、渋沢小学校の近隣の里地里山を生かした活動や体験を通して身近な自然環境に関心をもたせると共に豊かな自然と触れ合う中で、里地里山の良さや大切さに気づかせ、守っていこうとする態度を養いたいと思いテーマを設定した。<br /> 渋沢小には、近くに住む方から土地の提供があり、PTA男子部が中心となって作った「渋沢小ふれあいの里」がある。また、放置され荒れていた山林を地域の方が整備して、昔の二次林に戻した場所を「学習林」として提供してくださったので、それを中心に生活科や総合学習などで活用していくこととした。<br /><br /> <br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />   
63 ロボットコンテストへの参加を通して学ぶ科学技術とものづくり 横須賀市立長井中学校 横須賀市 25
 科学技術離れやものづくりの減少を改善するため、科学部を中心として、有志のメンバーを募集してロボットコンテストに参加をしている。また、横須賀市でロボットコンテストを普及するために、「参考ロボット」を製作したり、ロボット製作の講習会を開催している。<br /> 横須賀市のロボット製作のレベルを向上させるために研究していきたい。<br />
64 新学校林を活用した環境教育 相模原市立青根小学校 相模原市 25
 地球温暖化をはじめとする環境問題に対する関心が高まる中、様々な保全活動に取り組んでいる個人、団体が増えてきている。しかし、一方では、全く関心がないか、多少あるにしても実際の行動を伴わない人たちも多い。このような中、本校では、子ども達の環境学習に役立てる一つの試みとして地元の土地所有者や県の支援のもとに新学校林を創設するに至った。今年度からの取り組みで、まだ始まったばかりの取り組みであるが、すでに他校との交流会で活用している。 <br /> 学校林では、本校の子ども達の環境に対する学習はもちろんのこと、他校との交流の場としておおいに活用することが望ましいと考え、すでに構想としてある内容も含め、環境学習プログラムの作成など、利用方法について今後模索していきたいと考えている。また、子ども達の交流が保護者や地域の交流に発展し、それらのことが結果として地域の活性化につながっていくことも期待している。
65 「地球と宇宙」の学習を通して学ぶ環境教育 小山市立絹中学校 栃木県 20
 星空観測により、宇宙の広がりや惑星の形などの天体の学習内容の知識は、実際に観察したことの喜びや感動が相乗効果となって、より確かなものとして定着していくものと考える。また、全国星空継続観察に参加することにより、光害、空気中の塵の状態、等の大気に関する環境の状態を知り、自然環境を保全しなければならないという意識の高揚をはかることができるものと考える。<br /> 学校の自然環境整備活動の一つとして、グリーンカーテン活動を行うことにより、地球温暖化を防ぐために二酸化炭素濃度の削減やエネルギー使用削減に取り組むことの大切さや工夫することで環境に気遣うことが可能であることを体験できる。また、植物を育てることにより、生命尊重の心が養われたり、豊かな心が養われるものと考える。
66 日常生活における科学的リテラシーを育成するための理科学習指導 宇都宮大学教育学部附属中学校 栃木県 12
PISA調査やTIMSS調査の結果から,日本の児童・生徒は学校で学んだことを,日常生活に結びつけて理解したり,活用したりする力が弱いことが指摘されている。本研究では,日常生活において理科で学習したことを生かしたり,日常生活で見られる自然の事物や事象を理科で学習したことを用いて解釈したり,理解したりすることができるようにすることができる生徒を育成するために,理科の学習指導を改善していく。そのために,理科学習において育成できる科学的リテラシーの内容を検討,科学的リテラシーを育成できる単元の洗い出し,科学的リテラシーを育成できる学習指導の方法などを見いだし,授業実践を行い,改善していく。その可能性の1つとして,3学年で学習する第一分野「科学技術と人間」,第二分野「自然と人間」で学習する内容,方法,手だてなどを再検討し,授業実践を行う。そのために,昨年度の研究で開発した新素材を十分に活用していく。
67 広く関心をもち、自ら考え、よりよく関わり合う子の育成をめざして 平塚市立土屋小学校 平塚市 15
 本校の子ども達は自然に恵まれたすばらしい環境で過ごすことができているが、山・川・田・畑・虫・動物などと十分にふれあっている子ばかりではない。<br /> そこで、生活科・総合的な学習の時間を有効に使って、地域の自然・歴史・文化・人などと進んで関わり調べる活動を通して、さらにこの地域を好きになってもらいたいと考える。職員は授業研究に努め、指導力の向上をめざしている。
68 体験学習を通しての環境教育に学ぶ豊かな人間づくり 伊勢原市立中沢中学校 伊勢原市 25
菊の栽培活動を通して、生物に対する生命の尊重、豊かな人間性の育成、自然環境についての関心、地域との連携等、生徒自らが進んで考え、学ぶ場とする。<br />環境や環境問題に関心を持ち、人間の活動と環境とのかかわりについての総合的な理解と認識の上にたって、環境の保全に配慮した望ましい働きかけのできる技能や思考力、判断力を身につけ、より良い環境の創造活動に主体的に参加し、環境への責任ある行動がとれる態度を育成する。<br />
69 川と大気と森林を守る環境学習 水巻町立朳小学校 福岡県 25
第5学年では、総合学習として校区内を流れている遠賀川の環境について調べる。その中で、検査薬品セットを使って、上流・中流・下流の水質を調査している。また、調査活動では、現地の様子を調べたり、河口館などの施設を見学するときに、デジタルカメラを利用してデータを集め、新聞やレポートにまとめる。第6学年では、総合学習「二酸化炭素からオゾンを守れ~ケナフを育てて卒業証書をつくろう~」というテーマで、二酸化炭素を吸収し、酸素を出す環境に優しい資源であるケナフを育てる。それを使って、卒業証書やはがき作りをし、リサイクルの意識を持つようにしていく。他に、理科・総合学習「サケを遠賀川に戻そう」として、サケの飼育を行う。サケの卵を孵化させ、3月には遠賀川に放流する。4年後、遠賀川に戻ってくれるよう期待を込めて・・・
70 今の生活 未来の地球 福岡市立舞松原小学校 福岡市 20
 地球温暖化がささやかれ,異気象を肌で感じはじめた昨今である。子どもたちは今、目の前にある自然に感謝したり、自然環境の大切さに眼を向けたりできているだろうか。<br /> そこで、自動車工場や牧場を見学・体験・調査・研究することで、自然との共生や専門家の知恵などを学び深めることができる。また、その中に今取り組むべきエコ活動を知り、自分の生活を振り返り、生活の中で取り組むべきことを計画・実行する。そうすることで、自分たちの「今」を確かめ何をしなければいけないのかを学ぶことができ、「今」の生活や未来の地球について考える力が育つと考える。この環境教育を通して、多くの子どもたちが「自然との共生の意識」と「エコ意識」をもち、自分たちの身近な環境に関わり、活動していけるようにする。<br /> 
71 市街地の小学校における自然との関わり合いを通した感性を深める環境教育 伊勢原市立伊勢原小学校 伊勢原市 12
子どもたちは、敷地内にあるわずかばかりの畑で野菜を育てたり、花壇で草花を栽培したり、プランターで花を育てたり、校庭の周囲の木々が季節によって変わる様子に興味関心を持ったりと、自然に向ける感性を持っているようである。この環境教育活動を通して、さらに多くの子どもたちが、「豊かな感性」と「自然と共生する大切さ」をもち、自分たちの身近な自然に関わり、活動していけるようにしていきたい。
72 科学や環境への関心を高め学習意欲や探求心を高める教育活動 厚木市立小鮎中学校 厚木市 20
ICTを活用した指導方法の開発と授業実践では、校内ランを活用した授業研究を深め、教員の指導力の向上を図ると供に、生徒の学習意欲の向上や個に応じた指導の充実に活かす。<br /> 科学的事象への興味関心を高め、探究心や科学的な考察力を高めるために実験、観察におけるデジカメの活用について実践研究を深める。<br /> 地域との協働を推進、発展させ、地域における体験活動の充実を図るために、記録と発表を工夫し、活動の成果や課題を保護者、地域と共有する。
73 ビオトープづくり・ホタル飼育を通して身近な自然について考える 平塚市立富士見小学校 平塚市 15
昨年度、町中の学校に、「規模は小さくてもよい、自然とふれあえるビオトープをつくろう」と3年生以上が土運びをし、中庭にせせらぎを完成させた。そのせせらぎに今年3月、教室で飼育していたホタルの幼虫を放流したところ、5月末ホタルの飛翔を見た。このビオトープを、みんなの手でもっと自然に近い真のビオトープにしていこうと今年2年目のチャレンジが始まる。もっとたくさんの生きものが集まり、ホタルが自生できるビオトープを目指す。つくってもらうのではなく、自分たちの手でつくり上げていくことにより、自然環境保全への関心が、大いに高まるものと考える。
74 もったいないから始める環境教育及び環境整備 平塚市立大野小学校 平塚市 15
校舎の南側の花壇にアサガオ、ゴーヤ等のつる性植物を栽培し、日光を遮る「緑のカーテン」を設置することや、樹木の剪定くずや枝をチップス化し、植物の肥料とする。また、樹名板等の制作も行う。
75 地域環境保全に着目した理科授業の創造 宇都宮市立簗瀬小学校 栃木県 12
学校敷地内にビオトープを設置し,体験的な活動を積極的に取り入れて,理科・生活科・総合的な学習の授業が行えるようにする。今年度,ビオトープの設置作業が進んでいるが,さらに児童が身近で継続的に観察できる環境を整えて行きたい。ビオトープ作りには全児童が参加し,自然環境に対する関心を高めるようにする。また,腐葉土作り・水生生物の調査を行い,環境保全への理解を深めさせたい。ビオトープの設置・活動状況を学校便りなどによって発信し,保護者や地域の方々にも広めて行きたい。
76 すすめどろんこ調査隊 秦野市立上小学校 奏野市 25
 子どもたちは、上地区が自然に恵まれたすばらしい地域であることは知ってている。地域探検を通して、どこにどんな植物があるか、季節によってどんな変化があるのかを観察し、他の地域には見られない自然の豊かさや空気のおいしさ・風の心地よさなどを体感してほしいと感じている。自然に対する感受性を養い、今まで以上に上地区のよさを知り、環境に対する感心を高めさせたいと考えている。<br /> 社会科をベースにして、上地区の探検を充実させ、歴史・文化・産業について学び、人々の功績や思いを感じとらせたい。また、地図記号・方位・土地利用など社会科の基礎を身につけさせるとともに、地域の愛着を深め、感謝の気持ちや誇りを持つためにふさわしい教材である。<br /> 地域探検や上地区のよさを伝える活動は、協力して自分の責任を果たすことや相手の気持ちになって考えることが必要になってくる。仲間と力を合わせて一つのものを作り上げる活動を通して、よりよい学校生活を送るためには、思いやりや協調性が大切であることを感じとらせたい。<br /> 
77 ビオトープの充実と授業への活用 横須賀市立夏島小学校 横須賀市 25
 「ほたるの里」を目指し、ビオトープの着工から約8年が経つ。池、田んぼ、せせらぎ、湿地が一体化した里山のような自然な景観を作り出している。バッタやとんぼなどの昆虫もたくさん見られるようになった。<br /> そこで学習会を開催したり、ビオトープの生態系を知り、マップ作成や学びを授業へ生かしたりしていきたい。また近隣の夜間灯のため断念していた蛍の生息の可能性を今一度探り、地域へ「憩いの場」として開放できればと願う。
78 環境を守ろうとする実践力を身につけた生徒の育成 栃木県立佐野高等学校附属中学校 栃木県 25
 本校は、平成20年4月に開校した、中高一貫教育校である。<br /> 本校の教育目標である自他の生命と人権を尊重し、正義と平和を愛する心を持った、『国際人として活躍できる真のリーダー』の育成を図るための具体策の一つとして、学校林の活用や足尾での植樹体験、サツマイモ栽培や緑のカーテンづくりといった豊かな体験活動等をとおして、心の教育を推進し、自然科学の本質に触れる理数教育の充実を図り、環境について考え、守ろうとする実践力を身につけた生徒を育成していきたい。<br />
79 問題解決の能力と自然を愛する心情を育てる理科・生活科教育 厚木市立上荻野小学校 厚木市 20
 本校は、市の西北部に位置している自然豊かな場所にある。昨年度、通学区域が再編成され、児童数が1.5倍になり、通学路の安全確保など環境面の 整備とともに、新しい学区の子どもたちが安心して過ごせる仲間づくりが求められた。これらの課題に対応していくために、校地に隣接する山林をPTA・地域の人々の協力により整備していく活動が行われ、「ぼうけんのもり」と名付けられた。ここでの活動を充実させていくことが、子どもたち同士のみならず、保護者・地域の方々とのコミュニケーションが活発になり、新しい上荻野小学校を創っていくと考えられた。一方、緑豊かな地に生活してはいるものの、里山に入って自然に親しむ体験などは、以前から学区としている子どもたちにも不足している実態である。<br /> そこで、本校の持つ環境を生かして、自然にふれる体験を通して、理科・生活科で求められる問題解決の能力や自然を愛する心情を育てていきたい。また、今日的な課題である言語力の育成に向けて、理科・生活科ではどのようなアプローチが必要なのかを考え、子どもたちに望ましい言語力を付けていきたい。<br />
80 地域の自然に目を向け、体験を通して、豊かな心を育てる環境教育 上三川町立本郷中学校 栃木県 12
 初年度の実践をもとに、直接的体験が不足しがちな中学校において、地域の自然に目を向け、計画的、体系的に体験的な活動を取り入れた環境教育を進めることにより知・徳・体の調和のとれた、人間性豊かな生徒を育成していきたい。さらに、今年度は、地域の環境保護ボランティア団体の人たちと連携し、ホタルの飼育・観察等、地域に根ざした活動も進めていきたい。<br />                 記<br />(1) 校内の花壇や学校林の整備。  (2) 学区内環境マップづくり。 (3) 校内の樹木の名札整備・環境コーナーの整備。   (4) 学校敷地内のフラワーベルト、グリーンベルトづくり等の環境緑化推進<br />(5)地域の磯川緑地に目を向けた体験活動。 <br /> 特に地域の環境保護団体と連携した「ほたる」飼育、観察、放流については初年度の実践をもとに積極的に取り組んでいきたい。<br />
81 地域教材の活用と家庭・地域との連携を図った環境教育の推進 上三川町立明治南小学校 栃木県 25
 明治南小学校では、今日の重要課題である環境問題に関わる実践力を育成するための環境教育を身近な地域に目を向けて推進している。授業展開に効果的であろうと思われる教材や指導者等として協力してもらえる人材を地域の中から発掘し活用することで、環境問題を自分自身に関わる身近な問題ととらえることができるものと考える。また、家庭や地域との連携を図りながら授業実践することにより家庭や地域の教育力の向上につながり、子どもの健全育成を図るネットワークづくりにもつながるものと考える。
82 鶴巻地区の自然を生かした環境教育 秦野市立鶴巻小学校 奏野市 25
 学区には田園、丘陵と続く里地里山をはじめ、温泉街を含む住宅地がある。それらの環境を生かした活動の中で、「親しむ」「知る」「広める」「護る」愛鳥活動を行う。また、里地里山の生き物を調べることで自然環境を知ることができる。それらの活動を通して、環境問題への意識を高め、郷土を大切にする態度の育成を図っていく。
83 子供が理科の学びのよさを感じられる教材の開発と発信 宇都宮大学教育学部附属小学校 栃木県 12
 子供たちが理科を学んで行く中で大切にしていかなくてはいけないことは,理科を難しいものとしてとらえるのではなく,理科自体を楽しんだり,理科で学んだことを使って自分の生活の中に見られる自然事象を科学的に考えられるような科学的リテラシーを身に付けたりしていくことが挙げられる。そこで,子供たちの生活や学習の中でかかわりのある自然事象のおもしろさを見つけていく目を育てたりおもしろさを感じる感性を育てたりしていく。そして ,将来的に様々な科学に興味を持ち,それを学んだり追究したりすることを楽しめる子供たちを育てていくこと考えた。そこで,今回公示された学習指導要領の内容にそって具体的に以下の3つのことを実践していくことを考えている。1つ目は,教材の開発や工夫を行い,単元や授業の展開の中で扱っていくことである。2つ目は,科学コーナーを設置し,科学に関する情報を子供に向けて発信することである。3つ目としては,実践したことを県内外の学校に紹介し,同じような取り組みを行っていける学校を増やしていく。
84 水源の町「相模湖内郷」を愛する心を育む環境教育 相模原市立内郷小学校 相模原市 25
 本校は、神奈川県の北西部、相模原市相模湖町の南東部に位置する全校児童223名の小規模の小学校である。近くに相模湖及び相模川が流れ、その水は県民の貴重な飲料水となっている。地球温暖化に関する環境問題についても、広い視野から関心を持たせようと、昨年度は、現6年・4年・支援級の児童がエコプロダクツにも参加した。その結果、今年度、取り組みの意欲化が深まり、緑のカーテン活動など身近な課題への取り組みも出てきているので、本助成を受けることで更に深い学習ができ、子ども達が本来持っている柔軟で飛躍的で豊かな発想を育み、いずれは、地球を救う大きな力になることを願っている。
85 レゴロボットづくりを通した問題解決能力の育成 宇都宮市立宮の原小学校 栃木県 25
 本校の特色ある学校づくりの具体的取組として掲げている、「学び合いを活性化する学習技能の指導-自分の考えと友だちの考えを比べ、自分の考えに付加、修正する-」に関連して、「総合的な学習の時間」の中でレゴロボットづくりを通して、友だちと一緒に試行錯誤していくことは、ものづくりのおもしろさを味わいながら問題解決能力を養える機会であると考えた。<br /> レゴ・マインドストームを取り入れた学習は、児童が自分たちの手を使って楽しみながら知識を身に付け、さらに新たなアイディアを生み出していくことを促す効果が期待できる。<br /> また、児童に、自分たちの知識を生かすためにはどうすればよいのかを体験させ、自分の手で試したことの結果をすぐに確認するといった試行錯誤を伴う活動を通して、児童のやる気が喚起され、問題解決の能力が育成されることが期待できる。
86 園庭での作物作りを通じ園児たちに“食育”を学ばせる。 伊勢原山王幼稚園 伊勢原市 25
 幼稚園教育5領域のひとつである「環境」を教える上での“ねらい”に、<br />①身近な環境に親しみ、自然と触れ合う中で様々な事象に興味関心を持つ。<br />②身近な環境に自ら関わり色々な発見を楽しみ、考え、生活に取り入れる。<br />がある。園児たちは飽食の時代といわれる今に生まれ育っているので、作物などの食料が自然と積極的に関わることで初めて手に入るのだということに気付きにくい。本園では園児たちに、園庭に造った田畑での作物の種まき・苗植えから収穫までを積極的に参加させることにより園児が自らの体験を通し、自然との関わり方や食物の大切さ、延いては命の大切さを学ぶ機会にしていきたいと考えている。

2007年度

No.研究テーマ学校・所属機関推薦教育委員会成果
報告書
助成額
(万円)
1 豊かな自然観を創っていく子どもの育成 横浜市小学校理科研究会 横浜市 15
横浜市小学校理科研究会では、全市の小学校で理科教育に進んで取り組もうとする教師たちが、3・4・5・6年の各学年の子どもの学び合わせて進める学年部会と、物化生地の内容の系統性や教材性から進める専門部会の、全8部会を置き組織的、協働的に実践研究を進めている。そこでは、子どもの自然に対する素朴な見方や考え方、連続性や計画性のある問題解決を大切にして、子どもの学びを見つめながら実践し、成果を挙げてきている。ここでは、4年「電気の働き」を中心としたエネルギー(電気)の系統性やものづくりの工夫や、5年「天気の変化」における生活と密着した気象学習の展開などにおいて、教材解釈や新教材への対応を含めて「エネルギー・粒子・生命・地球」の概念の柱を整理したり、それに合った教材やものづくり、情報活用の開発したりし、それらを各学校で一般化が図られるような情報として提供ができるように努めていく。
2 豊かな表現・思考と授業の構造化を試みる理科・生活科の研究 相模原市立大野小学校 相模原市 25
 理科・生活科を中心に児童の表現活動と思考の深まり、その背景にある授業構造を明らかにしていく。特に弁証法的な発展過程を授業の中に見通して計画実践を進め研究を深めていく。<br /> 児童の表現や思考の深まりと共に授業も深まっていき、その中で児童の人間性が豊かになり、生きる力が育っていくことを期待している。そして、結果としての知的生産から、自然を大切にし、環境を守っていく心をもった児童を育成していきたい。
3 科学する心と力をもった子どもを育成する熊西プロジェクト 北九州市立熊西小学校 北九州市 20
近年、教育界では学力低下やいわゆる理科離れが進み、問題視されている。このような中、自然に親しみながら確かな学力を培い、科学する心と力をもった子どもを育成していくことをねらっている。<br /> 対象に繰り返しかかわりながら知的な気付きを深めていく生活科授業や知的好奇心を引き出し、見通しをもった問題解決学習を行う理科授業を創造していきたいと考えている。また、ビオトープを中心に据えて、環境についても調査していくつもりである。
4 「心をつなぐ教育」を推進する理科・環境教育の研究 平塚市立岡崎小学校 平塚市 10
 本校は歴史と自然がたくさん残されている地域である。学区の中には大きな団地を抱えながらも田畑が広がり、昆虫を育む林があり、豚や牛を飼う農家もある。校内での飼育栽培だけでなく、こうした岡崎の自然、地域教材を活用した校外学習も各学年で工夫されている。地域に学び、地域で学び、地域を学ぶ活動を推進する中で、人と自然にふれ合いながら学校教育目標の「心をつなぐ教育」に迫っていきたい。               《活動例》教科等での体験学習、委員会での奉仕活動、環境ISO活動 他
5 子供が自然事象のおもしろさを見つけたり感じたりできる教材の開発と発信 宇都宮大学教育学部附属小学校 栃木県 25
 今の子供たちに求められていることに,理科を難しいものとしてとらえるのではなく,理科自体を楽しみ,学んだことを使ったり自分の生活の中に見られる自然事象を科学的に考えられるような科学的リテラシーを身に付けたりしていくことが挙げられる。そこで,まずは子供たちの生活や学習の中でかかわりのある自然事象のおもしろさを見つける目を育てたりおもしろさを感じる感性を育てたりすることが大切であると考え,実践することを考えた。具体的な実践としては3つ考えている。1つ目は,授業の中で使う教材を工夫し,単元や授業の展開の中で扱っていくことである。2つ目としては,理科室内や廊下に科学コーナーを設置し,授業に関することだけでなく様々な科学に関する情報を知ったり体験ができたりできるようにする。最後の3つ目としては,実践したことを県内外の学校に紹介し,同じような取り組みを行っていける学校を増やしていく。
6 地域の自然に目を向け、体験を通して、豊かな心を育てる環境教育 上三川町立本郷中学校 栃木県 25
 直接的体験が不足しがちな中学校において、地域の自然に目を向け、下記のような体験活動を取り入れた環境教育を進めることにより知・徳・体の調和のとれた、人間性豊かな生徒を育成したい。<br />             記<br />(1) 校内の花壇や学校林の整備。  <br />   校内の花壇や敷地内のスペースに季節の草花を植えたり、学校林を整備し、授業等で有効に活用する。<br />(2) 学区内環境マップづくり。 <br />  学区内の自然環境に目を向け、調査・研究をする。<br />(3) 校内の樹木の名札整備・環境コーナーの整備<br />  校内にある樹木に名札をつけ、学校内の小鳥、昆虫、樹木等の自然環境の調査結果をまとめる。<br />(4) 学校敷地内のフラワーベルト、グリーンベルトづくり。 <br />   学校敷地及び周辺にマリーゴールド、サルビア、芝桜、芝生等を植え、環境緑化を進める。<br />(5) 地域の磯川緑地に目を向けた体験活動<br />  学区内にある湿地帯の磯川緑地を有効な教育資源ととらえ、動植物の生  態の自然観察や調査、クリーン活動等、教科・「総合的な学習の時間・特別活動等で積極的に教材化する。特にホタルの羽化等に取り組んでみたい。<br />(6) 燃料電池による環境教育 <br />   理科の授業において、燃料電池自動車について学習し、大気汚染防止やエネルギーの節約など地球規模での環境保護を考える。<br />
7 地域環境保全に着目した理科の授業の創造 宇都宮市立簗瀬小学校 栃木県 25
 体験的な活動を積極的に取り入れた理科・総合的な学習の時間・生活科等の授業が行えるよう、校舎の中庭にビオトープづくりを行う。中庭には2つの池もあり、溜めた雨水を流し込んで、水生生物や水中植物の飼育・栽培・観察をしたり、継続的に水質検査を行ったりする。さらに、学区を流れる田川の自然環境調査・水質環境調査等への発展的な学習につながることを期待している。そうした活動を学校のホームページや広報紙に掲載し、地域の人たちにも呼びかけ、自然保護や環境保護活動への協力・推進を考えている。
8 科学的思考力を高める理科授業の展開 下都賀地区中学校教育研究会 理科部会 栃木県 30
 理科授業において「科学的思考力」を高めるための授業展開、教材、評価方法を研究し、それぞれの分野に於いて検討する。子どもたちが毎時間受ける授業の中で科学的思考力が高まるために、教員がどう授業を展開し、どんな教材を使い、どんな評価をするかで、思考力がより高まるための資料を作成し、各学校に配布する。<br /> また作成資料を各学校に配布することで各学校に於いて教員1人1人に行き渡るようにし、県内の中学校の生徒の思考力が高まるようにする。
9 地域の自然や産業について知り、ものづくりを体験する授業の実践 北九州市立若松中学校 北九州市 25
 北九州市は、ものづくりを始めとする産業が盛んな地域であり、また、環境問題にも力を入れている町である。また、若松中学校は町の中に位置するが、学校のすぐ裏には高塔山があり、自然環境にも恵まれている。しかし、最近では身の回りの自然や地域のことに関心を持たない生徒が増えている。そこで、学校周辺の自然や環境調査を行ったり、地域の産業について調べるたり、簡単なロボット制作などのものづくり体験等の授業を通して、自分たちの地域の特性を知るとともに地域のことに関心を持たせたい。関心を持ち知ることにより、さらに、地域や自然環境を大切にしようとする気持ちを養うこともできると考える。なお、生徒が調べたり、制作した作品などは文化祭やあるいは地域の発表会などの場で発表させる。人前で発表することにより、自分たちの活動に自信を持たせると共に、多くの人に広めていこうとする気持ちを持たせたい。<br /><br /><br />
10 曽根干潟に棲むカブトガニの飼育・観察・調査 北九州市立曽根東小学校 北九州市 20
 曽根東小学校校区にある曽根干潟には、カブトガニが生息したり、渡り鳥のズグロカモメが飛来するなど干潟特有の立地条件や緑に恵まれた自然環境の中で学習を計画的に実施できるなどの大きな利点がある。環境学習をより積極的に進めていくうえで、カブトガニを飼育・観察・調査することを目的として生物の持つ不思議さに触れさせる。これらの経験から環境美化・保全を身近なものとして考えさせ、干潟の自然を守るための「干潟クリーン作戦」を実施して環境問題を身近にとらえる児童を育成する。
11 育てよう、感じよう、自然が大好きな児童の育成 厚木市立厚木第二小学校 厚木市 25
本校の周辺は、駅の近くということもあり、自然が少なく、児童が自然とふれ合う機会を持ちづらい。また、マンションに住む児童も多く、放課後も屋内で遊ぶことが多い。一方で、子どもたちは、植物や虫に強い興味を持っている。そこで、校内の樹木園・雑草園などを整備し、児童が動植物とふれあう機会を増やしたい。また、校内の花壇で植物を育てる活動を通して、科学への興味を高めるとともに、身の回りの環境を大切にする心を育む。
12 子供が主体的によりよい環境を創造する「モノつくり」環境教育 北九州市立西門司小学校 北九州市 20
子供が主体的に環境問題に関わっていくために,不要物や廃材等の身辺材を再利用した「モノつくり」を中心とした環境教育を推進することを目的としている。<br />「材料銀行」を設置し,身辺材を集め,地域の人材を学校に招いて「モノつくり」体験広場や「ふれ合いエコアート工房」を設置し,活用する。<br />活動の様子や出来上がった作品は,エコ作品展やエコ活動通信等で保護者や地域に公開し,「エコ作品展」や「エコ活動通信」等で保護者や地域に公開し,エコ活動を啓発する。
13 見つける 生かす 考える 自然への新たな思いがふくらむ理科学習 芳賀町立芳賀東小学校 栃木県 25
 本校の児童たちは、明るく素直に生活し学習態度も真面目であるが、自然体験が不足し、自ら問題を見つけ体験を通して自然概念を学ぶ体制が十分でない。教師は十分な時間が確保できず児童が追求したくなるような学習過程を準備できない傾向がある。そこで、今年度は、自然の中のきまりを「見つける」こと、自然についての経験や学びを学習に「生かす」こと、自然についての問題を自分で「考える」ことなど、学ぶ意欲を高め 学ぶ楽しさを味わえるような学習指導法の工夫・改善に向けて取り組んでいきたい。
14 早渕川流域の身近な自然体験活動を通した環境学習 横浜市立中川小学校 横浜市 15
 本校は鶴見川支流の早渕川中流域にある。早渕川は都市河川の典型で、両岸がフェンスで囲まれ、子どもたちが自由に学習する場となっていないため、教材化が遅れている。河川は環境を学ぶ最適の場所であり、多くの教員がその価値に気づき、あらゆる学習活動の場面で早渕川を使うように研究を進めたい。また、近年、宅地開発、都市化が進み、地域の環境を知らない新たな住民の増加も著しい。そこで、地域、保護者との連携で、環境学習の場づくりと、基礎的な自然環境のデータ蓄積を図るようにする。<br />
15 自ら課題をもち、生き生きと活動する子どもを育てる環境教育 北九州市立松ヶ江南小学校 北九州市 25
 松ヶ江南小の子ども達にとって、川はとても身近である。地域には、4つの川が流れているが、特に「櫛毛川」「相割川」は、家族で小さい頃から遊んだり、ホタルを見たりと、子ども達の生活と共に流れをはぐくんできた。さらに、4つの川は、子ども達の住んでいる家の近くを流れ、田んぼに水を与えながら、学校の横を流れている。地域には山もあり、その木々が水を蓄え貯水池となり、それが川として流れ、稲を育て、吉志の海へと注いでいく。そして、海にたどり着くと、生きものを育てる豊かな水となる。この豊かな自然の営みが、まさに校区の中でくり広げられ、子ども達の住んでいる環境として目の前にある。 そこで、環境教育の一環として、総合的な学習の時間に 「発見・冒険・川探検」(3年)「めざせエコ生活」(4年)を設定し、理科や社会の学習とも関連づけながら、学習活動を進めていく。<br />   このように、この豊かな地域に住んでいる子ども達にとって、川の仕組みを知り、川の環境を守り、大切にしていこうとする思いや活動を学んでいくことは、大変意義のあることであると考える。<br />
16 自然の姿に感動し 生活に学ぶ環境教育 相模原市立田名北小学校 相模原市 25
 環境教育の一環として「北っ子ISO宣言」の認定を受け、環境にやさしい学校づくりを実践するという明確な目標を定めている。この実践を児童が主体的・意欲的に活動するためには、環境に対する学習面及び情操面を高めることが必要である。これまでの研究実践を基盤にして今年度は、単元の中にP(計画)D(実践)C(振り返り)A(実践/改善)サイクルの視点を取り入れることで、児童の学びがスパイラルアップしていき、実践力が高まっていくと考えている。中でも、Cの場面に着目し「自ら問題意識をもち、課題解決に向けて自分の考えをもてる子」の育成を図っていきたい。<br />1 子ども達による空き缶の回収、学年ごとのクリーン作戦等、身近な活動から環境問題について考える態度を養う。<br />2 学年を通して栽培活動を体験することで、植物の育ちや命に目を向け、自然の姿に感動する心を養う。
17 中学校理科の化学領域における発展的学習の基礎的研究 宮若市立若宮中学校 福岡県 30
理科離れが深刻化する中、基礎基本の定着と併せ、発展的学習の必要性が高まっている。従前の伝統的科学観に依拠するスキルアップ式の学習では子ども達が考えることを楽しむ状況を生み出せなかった。そこで、新しい科学観や認知科学の知見を生かし、主に化学領域の学習で粒子論を使いこなす授業の展開をする。科学的世界観を形成する基本的前提を使って自然事象を解釈し、理論の共有によって客観視できる能力の育成を目指すのである。換言すれば科学リテラシーの育成により、発展的学習の場面を展開するのである。
18 理科への興味・関心を高めるための指導方法や指導体制の工夫・改善 北九州市立千代中学校 北九州市 20
 生徒の生活体験、自然体験が減少し、理科離れが進む中、生徒の興味・関心を高める体験的な学習を実施し、理科好きな生徒を育成することが、これからの科学技術の発展のために必要である。<br />そこで、本校では、理科の授業では1人または2・3人の小グループでの観察・実験の実施や生徒の興味・関心を高めるための観察・実験の工夫・改善を行う。また、1・2年生では、学年単位で北九州市立自然史・歴史博物館、北九州市立環境ミュージアム等の公共施設と連携して、授業を行う。3年生では、九州工業大学のスタッフによる出前講義を実施する。更に、1年生の総合的な学習の時間に行う環境学習を理科の授業でサポートして、観察・実験を行い、環境保全に対する意識を高めていきたい。<br /> 
19 ビオトープを育てよう 横浜市立山下みどり台小学校 横浜市 15
生き物関係の単元は結果がすぐに出るものではない、身近に観察できるビオトープがあり好きな時にじっくり観察できることはすばらしい。しかし手を加えないと観察どころではなくなる。そこで草取りをし、コンポストつくりなどを楽しみながら、自然環境を豊かにするとともに理科学習に役立つ環境つくりに取り組んでいく。
20 理科への関心を高め、科学的な思考を促す教材と指導の工夫 北九州市中学校理科教育研究協議会 北九州市 20
 北九州市の中学校理科教員による理科教育研究協議会として組織的、計画的に教材開発、観察・実験の指導法の研究、自然観察・採集巡検、学習指導案作成などの研究・研修活動を進め、授業実践及びその成果と課題について検討を行うことで、本市中学生の理科への関心を一層高め、日々の理科授業において自ら目的意識をもって観察・実験を行い、科学的に思考し、表現する力を高めることを目指す。<br /> また、開発した教材及び授業実践例を蓄積していくことで、本市中学校理科教育の共有財産とするとともに、理科教員の授業力向上に資する。
21 自然との豊かな関わりを通し環境について考え実践する子どもの育成 伊勢原市立緑台小学校 伊勢原市 13
テーマ 自然との豊かな関わりを通し環境について考え実践する子どもの育成<br /><br />■本校は、今年度で創立30年の節目の年を迎えた。開校当初より継承されている米作りを始めとする栽培活動を保護者・地域の皆様の御支援をいただき教育活動に位置づけ実施している。<br /> また、校舎裏の丘には、「森の教室」があり、豊かな自然環境を生かし生活科、理科、総合的な学習の時間を活用して様々な体験学習をおこなっている。昨年、EM液を分けていただき、トイレの消臭液として活用したりプール浄化を試みたりその効果を実感した。<br />現在、栽培活動の土づくりのために森の教室や校地内の落ち葉を利用して腐葉土づくりをしているが、EM液培養機を購入し、EM液を活用して質のよい腐葉土を作ったり、土壌改良に役立てたり自然に優しい循環型の活動に取り組みたいと考えている。<br />身近な学校生活の中で子どもが自らの力でできる事柄に挑戦し、地球環境をよりよくして行こうと意欲的に取り組む子どもの育成を目指し次のような活動を実践したいと考えている。<br />■マイアジェンダ学校登録<br />■米づくりへの取り組み<br />■動物の飼育や野菜や花の栽培活動<br />■腐葉土づくり<br />ありのままの自然の中で、本物と出会わせ自然体験をすることによって人間も自然の一員であることを自ら感じとることができると考える。そのことによって、「人の心のいたみを感じたり」「友だちを思いやったり」共に協力して生きていくことの大切さを学んでくれるものと期待している。<br />
22 大岡川の生きものとふれあい、自然を大切にしようとする心を育てる。 横浜市立南小学校 横浜市 15
 本校の子どもたちにとって、身近にありながら、あまり知られていなかった「大岡川」の生き物であるが、昨年度、整備した「大岡川水族館」や、今年度発足した「生き物観察クラブ」の活動などにより、興味・関心をもつ子どもが増えてきた。その結果、「大岡川ファンクラブ」主催の清掃活動やリバーウォッチングなどに参加する子どもも多くなった。<br /> 今年度は、理科室前の「大岡川水族館」を拡張したり、大岡川の生き物を放す観察池を整備したりすることを考えている。そのことにより、大岡川の深い場所には入れない子どもたちも大岡川の生き物を観察しやすくなり、生活科の授業にも役立つと考える。さらに水槽ではなく自然に近いかたちの生き物を実際に見ることができるので子どもの発見も多くなると予想される。また、「大岡川水族館」をさらに充実させていきたいと考えている。<br />
23 生徒一人ひとりの関心・意欲を高めるための教材の工夫~ウニの発生 横須賀市立武山中学校 横須賀市 30
3年生生物分野の有性生殖の授業において「ウニの発生受精・発生」を行う。3年間の生物の学習に於ける微視的な見方の集大成といえる内容となるが、生命の発生段階を追いかけつつ、私たち人間を含む生物の生命の神秘や生命の尊重を視野に入れて授業を進行させていきたい。
24 指導と評価の一体化 横須賀市立常葉中学校 横須賀市 35
 生徒の学習活動にデジタルカメラを用いる(観察・実験の結果や記録を撮影させる)ことによって生徒の学習の成果をリアルタイムにとらえることが可能になり、撮影結果の教材化や、つまずきの早期発見と、それに対した指導や助言を与えることが可能になる。また、デジタルカメラで撮影した結果はディスプレイやプロジェクターなどを用いることによって即座に集団全体に公表することができるため、互いの異なる(優れた)成果を発表し合い刺激し合うことを可能とすることが、生徒の学習意欲を高め、自然の事物現象への多角的多面的視野や感性を磨き、科学的に調べる能力や態度ならびに、科学的な見方や考え方の育成に効果的であると考える。<br /> また、生徒が残した撮影結果は、評価資料としても活用することができる。<br />
25 見直そう私たちと環境 厚木市立緑ヶ丘小学校 厚木市 25
豊かな地球で生活してきた人間が、自分たちの便利さ、豊かさを追い、結果として様々な環境問題を引き起こしてきた。このまま続けば、地球の存在すら危ぶまれるのが現在である。そこど、近未来を担う子どもたちに、この環境問題を知らせ、地球を守るために、身近な一つ一つの現象や出来事を理解し、環境のために自ら考え、行動できる人間となれるようにしたいと考えている。
26 人や自然と豊かにかかわり、主体的に学び合う子の育成 横浜市立下永谷小学校 横浜市 15
 下永谷小学校は、人や自然と共にたくましく生きていく力を身につけた子を育てることを学校教育目標としている。そして、子どもたちが身近な自然と豊かにかかわりあう場「校庭しぜん体験博物館」づくりを進めてきた。<br /> また、環境教育を基盤として教育活動を具体的展開させたり充実させたりしている。その際、関心、行動、協働がキーワードにして実践している。さらに、卒業生も取り組むことにより、環境教育活動の継続性と発展性を図っている。<br /> ○人や自然にやさしい子の育成。<br /> ○「校庭しぜん体験博物館」を核としてのよりよい学習環境・地域環境づ  くりの実践。<br /> ○地域・保護者・卒業生を巻き込んでの地域ネットワークづくり、学校ふ  るさとづくり。<br />
27 エネルギー変換装置としての動力機関の理解と製作 平塚市立太洋中学校 平塚市 15
現代社会において「地球環境問題」は大変重要なものであり,義務教育段階で取り上げるべき学習内容だと考える。しかし,一般的に「環境学習」は「家庭での省エネ」とか「深刻な現実を見て考える」といった,社会的,道徳的な面から学習することが多く(それが効果が大きく,重要なことであると理解はしているが)決してバランスのとれた学習になっていない。<br />今回のプロジェクトでは,人間の生活や社会的活動の重要な要素である,人々の移動に関わるエネルギー使用を,エンジンの学習から考えさせ,科学的なものの見方を養っていきたい。また,コンテストを目標とした動力装置を製作する過程で,ものづくりへの興味関心を高め,課題を解決し,成就感を味わうことができたらと考えている。<br />
28 ビオトープづくり・ホタル飼育を通して身近な自然について考える 平塚市立富士見小学校 平塚市 15
 学校内にビオトープをつくることで、本校においても、トンボが産卵したり、カエル・アメンボがすみつくなど、これまで以上の昆虫や小鳥等を集めることが可能となる。<br /> 現在あるコンクリート製の池に対しても、低学年から中学年を中心とする児童の多くが興味をもちかかわりを持とうとしている。ここにビオトープを造り上げ、動物を積極的に呼び寄せたり、自然の状態で植物が育つようにしたりすることで、子どもが積極的にはたらきかける場とすることができる。<br />また、ホタルの飛翔が可能となれば、学校内のみならず地域全体の自然環境保全に対する意識の高まりも大いに期待できる。町中のオアシス・富士見ビオトープを地域に対する環境保全アピールの発信基地とすることも可能と考える。<br /><br />
29 いたち川における環境教育 横浜市立本郷中学校 横浜市 15
 生徒にとってたいへん身近である「いたち川」について、より関心を深め、興味を持ってもらうために、正面玄関に「いたち川水族館」を開設した。「いたち川」上流に生息する魚類(オイカワ、アブラハヤ、クロメダカなど)を水槽で飼育しており、生徒が観察している姿をよく見かける。今春は、クロメダカが産卵し、繁殖に成功した。今後、他の魚についても繁殖を目指し、地域に分けていきたいと考えている。<br /> また、「いたち川」の水質調査や全域調査を行い、「いたち川」の実情を把握するとともに、主に人間の生活が原因となって濃度が上昇するリン酸イオン値を下げるにはどうしたらよいかを考え、植物を利用したグリーンフィルターの研究を行っている。この研究結果についても、全校生徒や地域に還元していきたい。
30 いかに読解力を育てるか 横浜市立井土ヶ谷小学校 横浜市 15
近年、国際的な学力調査から日本の児童・生徒について、PISAのいう読解力(自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加するために、書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力)が低下していることが分かった。これは、本校の子どもの実態においても課題として考えられてきたことである。理科において自然の事物・現象は、PISAのいうテキストである。すなわち、日本の子どもは、自然の事物・現象を理解し、利用し、熟考する能力が低下してきているのである。今回、本校が、近年明らかにしてきた「表現と学び合い」の有効性を基に教育課程を開発し実践することで、子どもたちにPISAのいう読解力を身に付けさせたいと考えている。
31 積極的に自然に関わり、生き生きと学ぶ生活科・理科学習をめざして 福岡市立大池小学校 福岡市 20
 子どもは、自然事象に出会い、その事象に興味・関心をもち、触れることにより自分の見方や考え方をもつ。そこで、鴻巣山等の地域の自然、学校ビオトープなどを生かした自然に親しむ学習活動を展開し、積極的に自然に関わる子どもを育成する。また、問題解決的な学習過程を仕組み、子どもの既有の考えを把握し、その考えを学習に生かせる教材・教具を工夫すれば、子どもは主体的に問題解決活動を行い、生き生きと学ぶ姿が見られると考える。また、子どもが科学に興味・関心をもち、科学に親しむ環境作りを行う。
32 循環型社会創造に向けての環境教育の実践 平塚市立松原小学校 平塚市 15
地球温暖化に歯止めをかけ、地球環境を保全することは、今までも環境教育の中で行われてきたことである。そこで、学校全体でCO2の削減を目指し、植物残渣を燃やすことを止める取り組みをする。毎年校地内の木の葉や畑で育てた芋がらなどのを堆肥にして次の世代の植物を育てる。ことによって循環型社会を目指した環境教育をさらに深め、児童の地球環境保全に対する意識を高める。<br /><br /><br />
33 大豆の力を未来のちからに 伊勢原市立山王中学校 伊勢原市 25
 総合的な学習の時間を使い、食育を進め、大豆を中心に大豆の持っている多様な力や大豆に関わる話、大豆から作られる食品の話を聞く。また、大豆の栽培を行い、その観察をとおして、農業の大切さや自然の営みを学習していく。
34 大気環境を知る 南河内第二中学校 栃木県 26
・中学生に気象観測や大気検査をさせることにより,気象現象への関心や地球自然環境への関心を高める。天気の変化と気温・湿度・気圧との関連性を測定により確かめ知ることは,気象現象の理解を深めることにつながり,光化学スモッグ警報や注意報の発令時に,オキシダント濃度(窒素酸化物濃度)の測定を現地(学校)ですることは,測定の技能を高めたり,地球規模の大気汚染に関心を持たせたりすることにつながると思われる。<br />
35 上地区大好き ぼくら上の探検隊 秦野市立上小学校 奏野市 25
 子どもたちは、上地区が自然に恵まれたすばらしい地域であることをよく知っている。地域探検を通して、どこにどんな植物があるのか、季節によってどんな変化があるのか観察し、他の地域には見られない自然の豊かさや空気のおいしさ・風のここちよさなどを体感してほしいと感じている。自然に対する感受性を養い、今まで以上に上地区のよさを知り、環境に対する関心を高めさせたいと考えている。また、「かわじ荘」(デーサービス施設)での交流を通して、地域の人々の生活にふれ、人々の思いや願いを知り、地域の人々の工夫や努力を理解させたい。地域探検や上地区のよさを伝える活動は、協力し自分の責任を果たすことや相手の気持ちになって考えることが必要になってくる。仲間と力を合わせて一つのものを作り上げる活動を通して、よりよい学校生活を送るためには思いやりや協調性が大切であることを感じ取らせたいと考えている。<br />
36 身の回りの事象を科学の目と手で追究できる子どもの育成 福岡市立笹丘小学校 福岡市 30
理科離れが言われる現状の改善のため,児童に科学の不思議さ,おもしろさを体験させ,理科好きの児童を育成したいと考え,校内授業研究を中心に「科学の目と手」を用いて問題解決活動を展開できるよう研究を進める。<br />更に福岡市理科教育研究大会の実施や今年度3回目となるサイエンス・フェスタを実施し,小学校理科で経験しづらい珍しい実験や体験活動を行い科学教育の一層の振興を図っていく。
37 地域の自然活動を通した環境教育の取り組みⅡ 福岡市立若久小学校 福岡市 30
 自然に触れることの少ない子供達に対して,身近な昆虫や植物など自然に積極的に働きかける体験的な活動を通して,自然観察能力を高め,自然を大切にする子どもを育てる。<br /> ・ 都市部の本校区の自然を利用した学習の構築<br /> ・ 自然の豊かな地域の環境,生物調査による学習の深化<br /> ・ 都市部と自然の豊かな地域との比較による環境調査
38 自然を探究する能力が育つ生活科・理科学習指導法の研究 福岡市小学校理科研究会 福岡市 30
福岡市小学校理科研究会では,「公開授業と実験講習会」を企画し,福岡市小学校理科研究大会を開催している。この大会は,福岡市の先生方が公開授業を参観することにより,学習指導の展開を構想できるようにするとともに,実験講習会を開催して明日からの授業に直ちに役立つ教材・教具を配布し,参加者全員の授業力を具体的な形で向上させようというねらいをもった研究大会である。また,指導者である教師自身がものづくりをすることにより,理科の楽しさを体験できる点がこれまでの研究会と異なっている。<br />このような活動を行うことによって,会員及び参加者が,理科教育で問題視されている「学力低下」や「理科離れ」の現状を改善し,理科好きの子どもを育成したいという強い意志をさらに高めることができると考える。<br />
39 自然と共に生き、よりよい環境を作り出す子の育成 横浜市立都田西小学校 横浜市 15
 都田西小学校では、自然と共生していくことの大切さを子どもたちに理解させるため、なるべく身近な題材に目を向けさせ、学習を展開させていきたい。このため校内の環境学習に必要な施設(ビオトープ等)を整備し、これに日常的に、より多くふれさせ、教材化することで、身近な自然との関わりについて考えさせたい。また、地域の環境保護団体などと関わり、町の美化や川の浄化、蛍の飼育など地域の活動に参加することで、環境を守るための意識を高め、行動力を養っていきたいと思う。<br />《おもな活動内容》<br />・校内のビオトープ、ミニビオトープを利用した水辺の生き物の飼育・観察<br />・地域との連携による蛍の幼虫の飼育と放虫<br />・校内に設置した風力・ソーラー発電を利用した魚の飼育<br />・子どもたちによる「クリーン大作戦」「子どもエコ活動」等の推進<br />
40 豊かな感受性を育成する環境教育 横浜市立二つ橋小学校 横浜市 15
 
41 地域に生きるカブトガニを大切にしよう 福岡市立今津小学校 福岡市 25
○ 天然記念物「カブトガニ」が、祖父母の代から地域の今津湾にたくさん生息していたが、海の汚染と共に、10数年前の地域周辺地区の水害で流れ込む瑞梅寺川の濁流で湾が堆積し、ヘドロ化したことで、著しくカブトガニが少なくなってしまった。私たちの大切な干潟にカブトガニがたくさん生息するように、自然環境を学び、生態を研究されている校区の県立海洋センターや高校の先生に教えてもらいながら、カブトガニが生き続けられるよう放流の協力や生態の勉強をしている。
42 ビオトープ作りや地域の施設を利用して自然に対する科学的思考力を高める 福岡市立板付中学校 福岡市 30
近年自然環境の悪化が進み,自然環境の保全が叫ばれている。教育の現場では授業の中で取り上げ生徒は学習しているが,自然体験の乏しい生徒が多く,生徒の自然に対する考えは個人差が大きい。そこで本校では,ビオトープ製作を計画し,まず生徒の自然体験をさせたいと考えている。小さな世界で起こる食物連鎖やメダカの卵の発生のようすを観察することで自然のしくみに触れ,生命の大切さ,自然の偉大さを考えさせることを目的としている。<br /> また,本校の近隣には,福岡県中央家畜保健衛生所や埋蔵文化財センターなどの諸施設があり,例年諸施設から協力をいただき専門的な授業をさせていただいている。本年度もさらに指導法の工夫改善を行うことで,生徒の科学的思考力を高めることが期待できる。
43 地域とのつながりを大切にした環境教育 鹿沼市立清洲第二小学校 栃木県 25
 地域とのつながりを大切にする活動として、1地域の祖父母やPTAの方々に教えてもらい、田植えから稲刈りまでの一連の活動体験と収穫した米や野菜で「清二小祭り」の実施。2児童会が中心となり、地域のゴミ拾いや空き缶リサイクル、PTAによる廃品回収の活動の実施。3地域に伝わるおはやしをクラブの時間に教えていただき、地域の行事や音楽祭で発表。<br /> このように身の回りの環境や地域の教育力を最大限に生かし、体験させることで、児童に「生きて働く力」の基礎を養っている。<br /><br /><br />
44 須恵川の河川公園を生かした環境教育の教材開発と実践 福岡市立箱崎清松中学校 福岡市 30
現在、私たちの住む地球では,環境の悪化が世界的に問題となっており,人類は環境問題の背景や仕組みを知り,環境に配慮した生活様式への変換を求められている。この世界的な動きを背景に,中学校理科においても,環境教育の視点に立った学習活動が重要視されている。<br /> 本実践では,本校の河川に隣接した立地条件を生かし,河川公園観察デッキを中心とした地域の身近な生物の環境調査を通して,環境保全について考え実行することで,環境保全に参加する態度及び環境問題解決のための能力を身につけることをねらいとしている。身近な自然の事物・現象の中に問題を見いだし科学的に調べることを通して身近な環境についての見方や考え方を深めるとともに,日常生活においても様々な自然破壊や環境汚染に対する人類の責任と役割について考えを深めることが期待できる。 <br /><br />
45 校内、地域の環境を生かした総合的な学習、理科学習の展開 横浜市立馬場小学校 横浜市 15
本校は住宅地にありながら、校内には田んぼや畑など栽培活動の場が充実している。また、地域には自然とふれ合うことが出来る拠点がいくつかあり、実際に学習でも活用されている。<br />子どもたちが自然や命にふれながら、日々を生き生きと過ごす学校でありたいとの願いのもと、この素晴らしい環境を生かしながら、総合的な学習や理科学習を充実させていきたい。
46 市街化の小学校における自然との関わりを通した感性を育む環境教育 横浜市立本町小学校 横浜市 15
本校は、伊勢佐木町地区・みなとみらい地区などを含む横浜市の中心地にあり、学校の周辺にはビルが建ち並び、校内も決して緑豊かではなく、子どもたちの日常生活の中には、自然に親しむ機会がほとんどない。そこで地域の方々・NPO等関係諸機関の方々などとの協働を視野に入れて、多面的な環境教育活動を広げ、さらに多くの子どもたちが、「豊かな感性」と「自然との共生の意識」をもち、自分たちの身近な自然に関わり、活動していけるようにしていく。
47 身近な校庭を自然体験の場とし、環境学習を進めていくための学校エコアップを行う 横浜市立篠原小学校 横浜市 15
 住宅街に囲まれた地域にある本校を、子どもたちが自分の「ふるさと」と思えるような場所にしていこうとエコアップに取り組んでいる。地域の自然環境を見直してみると、子どもたちにとって学校が自然体験の場であることの重要性を強く感じる。校内の限られた範囲の中で、トンボ池、メダカ池、田んぼ、チョウ花だん、水生植物園、学校園、鶴見川流域水族館などの環境を十分に整備していくことで、体験的な学習活動を行うことができると考えている。<br /> 充実した自然体験の場があることで、充実した学習活動を行うことができる。特に理科では観察できる場が身近にあることで活動の時間に多くの時間を使うことができ、その中で実物を見ることの大切さも伝えていければと思う。<br />
48 地域の自然から学ぶ環境教育 小郡市立味坂小学校 福岡県 25
 地域素材を生かした自然体験やものづくりなどの体験的な活動、実験・観察、見学や調査、問題解決的な学習を積極的に取り入れた理科学習と「総合的な学習の時間」の指導計画の作成と授業実践を行ったり、地域の自然・人材等を活用した自然観察会や環境調査を行ったりする。その活動を通して地域の自然に親しみ、自然環境を大切にする心やよりよい環境をつくろうとする子どもを育てる。
49 環境教育と野鳥たち 秦野市立鶴巻小学校 奏野市 25
田園地区、住宅街、丘陵地を学区とする鶴巻小学校の自然環境の特性を活かし、それぞれの環境の様子について、「調べる」「知る」「広める」「護る」活動を通して、子どもたちに郷土を大切にする態度の育成を図るものである。特に子どもたちに親しみやすい野鳥を、環境を測るものさしとして全校の取り組みとして位置づけ、野鳥の存在を通し、環境問題への意識化へとつなぐようにしたい。
50 私たちの山田川 嘉麻市立下山田小学校 福岡県 30
社会の近代化・工業化が著しく進む近年、社会の変化により非都市部の環境も大きく変わってきている。特に小動物の成育に関する環境の変化は大きく、昔は多かった小動物も近年では減少あるいは絶滅の危機に瀕している状況である。そのような中、本校では4年生の「総合的な学習の時間」の中で、河川環境を中心に学習を進める取り組みを進めていく。<br />ゲンジホタル幼虫の飼育・放流をはじめ、河川の環境調査や清掃活動、地域住民との連携を通し、子供たちの力で山田川に豊かな自然を取り戻しながら、環境保全の体験を重ね学んでいく活動である。<br />このことにより、児童が身近な環境に関心をもち、川を汚さない・ゴミを捨てない等の道徳的価値観を育むことで、将来の環境保全を担う社会の一員としての自覚をもたせたい。<br />
51 個に応じた指導の充実のため、IT技術を活用した指導方法の開発 横浜市樽町中学校 横浜市 15
 生徒一人ひとりの実態に即したきめ細かな指導の一層の充実のために、これまで少人数指導や習熟度別指導を、単元や場面に応じて取り入れた教育課程の実践を行ってきた。その中で、個に応じた指導の充実を図るためにもIT技術を活用した指導が有効であることが分かってきた。<br /> そこで、各学年でパソコンを活用した指導方法の開発・実践を考えている。
52 環境とコミュニケーションを図り、環境を大切にしようとする子どもの育成 横浜市立太尾小学校 横浜市 15
本校は鶴見川や太尾緑道に隣接し、市街地の中にありながら自然環境に恵まれた地域である。そうした地域の自然環境に積極的にかかわりコミュニケーションを図ることで、自然のすばらしさに気づき、環境を大切にしながら生きる自分をつくろうとする子どもの育成を目指す。また、身近な環境とのコミュニケーションを通して、身近なところでおこっている環境問題に気づき、その解決に必要な資質や能力を身につけ、解決に向けて自分なりに行動しようとする子どもの育成を目指す。<br /><br /><br /><br /><br />
53 自然とふれあいながら、児童が生きる力を育むことができる学校作り 横浜市立新吉田第二小学校 横浜市 15
本校は平成11年度より校内のエコアップに取り組みながら、身近な自然や学校ビオトープに関する自然体験活動を各学年に位置付け、実践を重ねている。これらの活動や自然に恵まれた地域のおかげで自然の好きな児童が多い。本年度も、さらに身近な自然観察をし発見や感動を重ねながら、生き生きと学校生活ができるように環境教育への整備を進めている。
54 主体的に、環境への責任ある行動がとれる態度を育てる環境教育 横浜市立南中学校 横浜市 15
南中学校では、ISO14001環境マネジメントシステム標準化に全校をあげて取り組んでいる。また、総合学習の柱の一つに環境教育を位置づけ、ここ数年は温暖化防止やリサイクルについての学習を進めている。昨年度の日産科学振興財団の教育助成により、3年生の理科の授業で、燃料電池によるミニカーを動かす実験を実施しました。クリーンエネルギーの理解が深まり、環境の保全に配慮し、環境への責任ある行動がとれる態度を考えるよい機会とすることができた。今年度は、校内の緑化を更に進めていく。緑化の取り組みは、理科を中心とした教科教育、総合的な学習の時間の他、特別活動の生徒会活動でも取り組んでいく。南中学校は今年創立60周年を迎える。生徒会の環境委員会では、60周年を記念して、正門付近に紫陽花の花壇をつくり、横浜市の「150万本植樹行動宣言」に協力・参加し、校内の緑化を学校全体で取り組んでいく。<br />
55 科学的なものの見方を育てる教材の開発(発展学習) 行橋市立今川小学校 福岡県 25
 理科離れが進む現状の改善のため、豊かな体験学習(観察・実験)を通して、児童に科学の不思議さや面白さを味わわせ、科学的なものの見方を育てたいと考えた。本校では、発展学習を充実させるために、「理科発展学習プロジェクトチーム」を組み、エコログを使った天気の観察や電子てんびんで正確に質量を量る緻密な実験等様々な教材開発を進めている。そして、開発した発展学習教材を「科学的なものの見方を育てる発展学習教材集」として小冊子にまとめ、他校にも紹介し、実践できるよう弐したいと考えている。
56 里地里山を活用した渋沢小学校の環境教育 秦野市立渋沢小学校 奏野市 25
1、目的<br />(1)渋沢小の近隣の里地里山を生かした活動や体験を通じて自然環境に関   心をもたせる。<br />(2)豊かな自然とふれあう中で、里地里山のよさや大切さに気づかせ、守   っていこうとする態度を養う。<br />2、具体的な内容<br />(1)「生活科や総合的な学習」との関連を図る活動作り<br />    地域の「ふれあいの里」や学習林である『西畑里山林」を生かした    児童の活動<br /> ア 自然とふれあい親しむ活動<br /> イ 里地里山を生かした自然体験やものづくりなどの活動<br /> ウ 植物や生き物などの自然観察、調査・野鳥観察(学区調査)<br />(2)里地里山を守る活動<br /> ア 里地里山を守るための整備や清掃活動(ふれあいの里整備計画、地域   ボランティア団体との連携:「まほろば里山林を育む会」、「共有地   管理組合」との協働<br /> イ ホタルを守る活動:ふれあいの里清流整備<br /> ウ ドングリの幼木の育成、植樹、それらを通じた啓発発動<br />
57 地域素材を活用した総合的な学習の時間と理科・社会科(環境教育)の関連学習の創造 春日市立白水小学校 福岡県 30
 自然が減少している春日市に住んでいる子ども達にとって,自然は身近な存在とは言えない。住宅地の中で成長していく子ども達に自然が人間にもたらす恩恵について考えることをねらいとしている。<br />まだ残っているわずかな自然である白水大池公園周辺で見られる動植物の観察・採集活動を通して,普段意識していない自然に気づき,交通量の多い校区や白水大池での大気汚染・水質調査を行うことで,環境保全・改善への課題意識を高めていきたい。<br />また,調査したことをもとにした環境保全を呼びかける広報活動や実践発表を通して,自分のふるさとである地域に目を向けた地域の一員としての生き方を高め,地域への愛着を高めていきたい。
58 自然環境に主体的に働きかける子どもを育てる環境教育 宇美町立宇美小学校 福岡県 30
 本校では、「自然環境に主体的に働きかける子どもを育てる環境教育」というテーマをもとに、ビオトープを中心とした環境教育の推進を図ってきた。全学年の全教科・領域での積極的活用を行っているが、その中でも、3年生・5年生の「総合的な学習の時間」+「理科」においての、本校独自のカリキュラムに基づく、ビオトープと密接につながりを持つ活動を仕組んでいる。
59 ぐるっとまるごと『校庭エコ・ミュージアム』計画 横浜市立大岡小学校 横浜市 15
学校教育目標「ともに学びをきりひらいていく子どもの育成」の具現化へ向け、校内環境の充実を図り、自然や人とのかかわりを深めていくことを目指している。そのために、本年度も引き続き教育環境づくりを推進していきたいと考えている。市街地の中の校庭環境を『エコ・ミュージアム』ととらえて整備を始めた昨年は、身近な自然に積極的にかかわる子どもの姿を見ることができた。本年度は、校舎内外の環境とのかかわりを深めながら、ともに学び合う子どもを育てていきたい。
60 体験学習を通して、環境を考える子どもを育てる。 伊勢原市立比々多小学校 伊勢原市 12
 環境に意識を持ち、環境を考えた行動がとれることは今日的課題である。そのために小学校として、環境に関わる取り組みを自然から学び、学校生活の中で体験していくことは非常に重要と考えられる。<br /> 我が校では、地域の畑を利用してサツマイモなどを栽培する活動、朝顔やヘチマ、ヒョウタンなどのツル植物を校舎の側面に伸ばして行う緑のカーテン計画、屋上を利用して植物を育てる屋上緑化計画、EM液を使った環境に優しいプール掃除やトイレの消臭、有機肥料作りなどの取り組みを行っている。<br /> 環境に対する関心を持ち、環境を考えた行動がとれる人材の育成を目指していく。<br />
61 子どもたちの水や空気や生き物への興味・関心を高める学習環境づくり 平塚市立松が丘小学校 平塚市 15
松が丘小学校は、校名の由来でもある松が植えられた丘が校内に残る自然豊かな環境にある。その自然を生かして、自然や環境を学習するための施設「まつがおか水路学習園」を設置し、自然との直接的なふれあいを通して、自然に親しみ、理解を深め、自然を大切にする子どもを育てるよう努めてきた。しかし、水源としている地下水に鉄分の含有量が多いため水の汚濁がひどく、一見すると河川汚濁の様を呈し、水生生物等の学習が難しい状況がある。そこで、この状況を逆に利用し、環境汚染や浄化の問題を考えさせる教材としたい。具体的には、フナやメダカ、ザリガニなどの小動物を水路学習園に放し、子どもたちの興味・関心を高めながら水路の環境浄化に取り組み、自然の中での汚染と浄化とそれぞれの環境に適応した生き物と環境の関係等についての学習を進める。さらに、渋田川の環境保全へと学習を進める。この学習を通して、環境保全へ積極的に行動する意志を持った子どもの育成を図りたい。<br />
62 おいしい白川米の秘密を探ろう 苅田町立白川小学校 福岡県 25
本校の取り組みは、第5学年の「総合的な学習の時間」を利用し、環境教育の視点に立った米づくりにかかわる実践である。校区に広がる田園の恵みを生かし、「おいしい白川米の秘密を探ろう」というテーマのもと、次のようなねらいで取り組む予定である。①田んぼのまわりの生きもの調査を通して、生態系を守り育てようとする態度を育てる。②おいしい米づくりをするために有機肥料、減農薬で米づくりに励む地域の方々の苦労や工夫について知り、それが環境保全につながっていることに気づく。③自分たちのできる環境づくりについて考え、それをお世話になった地域の方々を招いて発信する。以上のような取り組みを通して、ふるさとの自然を愛し、感謝する心もあわせて育てたいと考えている。
63 自然環境を活用した教材の開発と環境教育への全校的な取り組み 横浜市立矢部小学校 横浜市 15
 学校に隣接した谷矢部公園の自然環境を活かした各学年の教材開発に取り組むとともに、「谷矢部公園教材マップ」作りを行うことで、公園周辺に棲息する動植物に関心をもって接することができるようにし、あわせて環境保全に対する意識を育てる。<br /> また、地域の愛護会と連携し、地域の一員として身近な自然を守る活動を継続していくことの大切さを学ばせたい。
64 『金目中まるごとエコ・ミュージアム』計画 平塚市立金目中学校 平塚市 10
 今の中学生は、自然豊かな地域に住んでいても、自然を観る目が育っていない。小学校では盛んに行われている環境調査は、是非中学校でも扱っていきたい内容である。そこで、中学校科学部の活動の一環として中学校及び学校周辺の環境を調べた。調査項目は、学校周辺の植生と地域にある金目川流域に生息する野鳥の調査を行う。また、その調査結果は、地域の公民館に掲示したり冊子を作成したりして成果を発表するような工夫を施す。<br /> 地域公民館や地元の大学などを活用することで、地域の中の中学校のあるべき姿の一端を具現化できると考える。
65 地域の環境に学び、地域の環境を大切にする子の育成 横浜市立文庫小学校 横浜市 15
本校周辺には称名寺、金沢文庫などの文化財や海の公園、柴漁港などがあり、社会環境や自然環境に恵まれている。そこで本校では、学校教育取り組み目標「地域の人・自然・文化を取り入れた学習を進めます。主体的に学習に取り組めるよう学習環境の充実を図ります。」を設定した。そしてスローガン「友だちがすき、学校が好き、この『まち』がすき」のもと、各教科や総合的な学習の時間で「地域の人・もの・ことを有効に活用した単元」の開発を進めている。
66 PTAとともに進める環境運動 平塚市立大野小学校 平塚市 10
・PTAフラワーボランティアと連携した校内緑化の推進(雨水タンクを利用した草花等の栽培)・樹名板の設置による自然への関心の向上(樹名板を設置し、自然に親しんだり、樹木に愛着を持ったりするきっかけとする。樹名板に掲載する情報としては、木の名前、特徴、使い道、どこに生えているか(分布)、どんな環境が好きか、人間生活とのつながり、その木を利用している動物などが考えられる。これらを児童が図鑑や百科事典で調べることにより、自然や生き物に興味を持つきっかけとなることが期待される。)・アサガオなど、つる性の植物を校舎南側で栽培し、日光をさえぎる「緑のカーテン」(クールビル)とする。・給食の残飯を堆肥化する。・プールのヤゴとり・電気のスイッチ・手洗い場の近くにメッセージを貼り、節電・節水を呼びかける。<br />
67 生活科、理科の学習と食育の関連を図る授業づくり 横浜市立神大寺小学校 横浜市 15
1.本物に近づけた野菜作り<br /> 毎日900食作られる給食の生ごみを土作りに利用している。大型の生ごみ処理機が絶えず稼動し、その土をさらに腐葉土や肥料と混ぜたり、篩にかけたりして土作りにこだわった野菜作りをしている。作りたい野菜も自分で決めて、苗や種からバケツで育てている。<br /> どうしたらおいしい野菜になるのだろう、のびて茎が倒れそうだね、カラスがねらっているよ、などの課題が生まれてみんなでどの都度立ち止まる。こうして収穫したトマト、キュウリ、オクラ、ニガウリ、ゴーヤ、ナスなどは子どもたちの宝物である。<br />2.一人一バケツの栽培活動<br /> 学校の敷地は狭いので、本校の栽培活動はバケツが中心である。しかしながら、本物に少しでも近づけたいと願い、稲の栽培は地域の方の支援をいただいている。<br /> <br /> 栽培と食を結びつけて、豊かな食生活につなげていっている。<br /><br /> 
68 共に学びを創り、問い続ける子どもの育成 相模原市立大野台中央小学校 相模原市 25
自然・人・ものとのふれあいという体験や活動の中で、「何を」「どのように」という明確な問題意識や解決の見通しをもち、実際的な問題解決の高学年の総合的な学習の時間の実践例。地域(大野台)の環境を見直し、よりよい地域(大野台)の環境を創ることをテーマとして位置づけ、取り組む。特に問題解決能力とコミュニケーション能力の育成を焦点化する。そのため、①計画書(仮プラン)作成 ②ウェビングマップ作成 ③評価規準と相互評価資料作りに取り組む。人事ではなく自分の問題として環境について考え、地域のボランティア活動などに進んで参加する意識や共に活動することが期待できる。ohnodaichuo-e@sgw.sagamihara-kng.ed.jp
69 「祓川」の自然をいかした総合的な学習・理科の授業づくり みやこ町立祓郷小学校 福岡県 30
 地域の自然環境への興味・関心を高め、環境保全の意識を啓発することを目的に、地域のシンボル的存在である「祓川」の教材化に取り組んでいる。<br /> 総合的な学習では、第4学年、第5学年に「祓川」とふれ合う体験活動を位置づけ、継続的に環境問題を追求することができるように工夫している。また、理科では、第5学年単元「メダカの誕生」、「流れる水のはたらき」の中に体験活動を位置づけ、総合的な学習との関連を図る工夫を行っている。<br /> 今後、活動内容の質の深まり、活動範囲の広がりを可能にするため、地域の関係団体との連携を図りながら、総合的な学習、理科のカリキュラムの充実・改善を行っていくことを考えている。
70 土作りや植物の栽培活動を通して、身近な環境問題を考える。 横須賀市立野比小学校 横須賀市 35
全校をあげて「花いっぱい運動」に取り組み、身近な学校環境作りを進める。そして、自然の大切さを理解し、自然との共生のためによりよい環境を作っていこうとする思いや態度を育てる。<br /> 具体的な活動<br />○花壇の整備等を行い、よりよい環境作りに努める。<br />○児童会の飼育栽培委員会を中心に、花や野菜の栽培活動を進めていく。<br /> 育てた花で身近な環境を整えるとともに、地域の施設への花や野菜のプレゼント、PTA主催のふれあい祭りでの苗の販売。   <br />○堆肥作り<br /> 落ち葉を集め腐葉土を作り、栽培活動に役立てる。<br />○「クラス1プランター運動」を進め、身近な環境に目を向ける。
71 ビオトープ川の生物観察と自然環境の大切さを知る 伊勢原白百合幼稚園 伊勢原市 25
当学園は幼保一元化のもと、学校法人による幼保連携型、幼稚園、保育園を同一敷地内で運営しています。<br />当園では、貴重な生物空間としての水辺(ビオトープ川)を幼稚園敷地内に創り、その中で動植物に触れ、人間と自然とのかかわりを幼児期に体感することで、自然環境に対する感性を養い、生き物と人間が共生することの大切さを学び、「自然環境を維持発展させることは、未来のこども達への贈り物である。」という意識が持てるように進めていきたい。<br />
72 生産活動やクール・ビル活動などで環境に優しい学校作り 平塚市立港小学校 平塚市 10
1.季節にあった花や野菜を育てる自然体験を積極的に取り入れ、それらの体験活動を通して、自然を大切にする気持ちや感謝する態度を育てたり、環境に優しい残パンの入った肥料を利用したりして積極的に理科授業に取り組む。<br /><br /><br />2.環境に優しい取り組みを積極的に行う。夏には、南側窓にアサガオのカーテンを作りクール・ビル活動を行う。秋から冬にかけては、落ち葉を集めて手作りの腐葉土を作りに取り組む。<br />
73 主体的に問題を解決する子どもを育てる理科学習指導 柳川市立垂見小学校 福岡県 25
主体的に問題を解決する子どもを育てる理科学習指導<br /> 全国諸実態調査の結果から「理科が好き」という子どもたちの比率は、理科学習が始まる3年生ではかなり高いが、4、5、6年と学年が進むにつれてだんだんと下がり、理科から気持ちが離れていく傾向にあるといわれているが、本校においても、同様な傾向が見られる。また、学力検査の結果も、主要教科といわれる国語、算数に比べると、定着率が低い傾向にあるが、本校においても、やや低いものとなっている。本校では、この要因の一つとして、教科担任制の中学校と違い複数の教科を指導する教師自身が、理科に対して苦手意識をもっていることがあげられる。つまり、教師自身の教材研究が不足し、指導と子どもの思考に隔たりがあったり、教師中心の学習が進められたりして、子ども主体の学習になっていないという課題が明らかとなった。そこで、本校では、校内研究テーマを「主体的に問題を解決する子どもを育てる理科学習指導」とし、ねらいを「理科学習において、主体的に問題解決を行い、自分の目的意識をもち、意欲的に、自分の自然の事物・現象についての見方を、科学的な見方や考え方につくり換えていく子どもを育てるために、見通しを持った科学的追究活動の在り方を明らかにする。」とし、共同実践を進めることとした。このことは、教師自身の理科学習に対する授業力を高め、ひいては子どもたちの科学的な見方や考え方を養い問題解決の能力を育成し、「理科好きな子ども」が増えることにつながると考える。<br /> そこで、主体的に問題解決しわかる喜びを味わわせるため、理科、生活科、総合的な学習の時間を中心に、学習過程を<つかむ><調べる><まとめる>の3段階とし、教材の工夫・充実を図っていきたい。
74 ビオトープの充実と授業への活用 横須賀市立夏島小学校 横須賀市 35
 「ほたるの里」を目指し、ビオトープの着工から約7年が経つ。池、田んぼ、せせらぎ、湿地が一体化した里山のような自然な景観を作り出している。バッタやとんぼなどの昆虫もたくさん見られるようになった。<br /> そこで学習会を開催したり、ビオトープの生態系を知り、マップ作成や学びを授業へ生かしたりしていきたい。また近隣の夜間灯のため断念していた蛍の生息の可能性を今一度探り、地域へ「憩いの場」として開放できればと願う。
75 地域の特徴を生かした米作りと環境教育 座間市入谷小学校 座間市 25
 田園地帯である地域の特性を生かし、全校児童による米作りや草花を栽培する自然体験をすることにより豊かな心の育成と食育の推進を図る。<br /> また、環境教育の一環として、学校のゴミを分別収集することで、資源の大切さを学ばせ、地域清掃をすることで、地域の美化に関心を持たせ、地域の一員であることの自覚を促し、心の育成を図る。これは、地域との連携に役立てることが出来る。
76 「科学する喜び」を体験できる理科学習をめざして 宇都宮市立姿川第二小学校 栃木県 25
 理科離れが言われる現状の中で,児童に身の回りの不思議さや楽しさを体験することを通して,科学性の育成を図りたいと考え,『「科学する喜び」を体験できる理科学習』をめざし,研究を進めていくこととする。<br /> 理科の授業では,五感を通しての気づきを大切にすること,追究していく中での法則性を次の学習へと生かせるようにすること,問題解決していく過程で自分の考えを深めていけるようにすること,に重点を置き,展開していく。<br /> また,校内の「理科大好き不思議コーナー」の充実を図り,授業と共に,知的好奇心を喚起していきたいと考えている。
77 「環境学習支援ボランティア」との連携を図った総合的な学習の時間の展開 上三川町立本郷小学校 栃木県 25
 本郷小学校では、平成18年度に本財団より助成を受け、『命の学習』を実施した。平成19年度は、更に発展させていくため環境学習に協力していただける地域の方を多く募集し、「環境学習支援ボランティア」としてより深い関わりを求めていきたい。地域の多くの方と連携し、環境学習を通して子ども達と話をしたり共に活動したりすることは、地域ネットワークを広げることにつながり、大人と子どもが新たな街づくりへと動き出す第一歩となると考える。
78 身近な環境について調べよう!(ホタルの住むビオトープ) 那須塩原市立南小学校 栃木県 25
 那須塩原市立南小学校があるこの地区は那須野が原の西部に位置し、学校周辺は田園が広がっている。学校から北北東に1.7キロメートルほど行くとホタルの里という実際にホタルが生息している水路がある。<br /> 南小学校のビオトープはホタルの里と同じ那須疎水第4分水から水を引いているがホタルの姿は見られない。そこで児童と地域の様々な人々が共同して「学校ビオトープをホタルを住める環境にしよう」という目的でこの活動が始まった。<br /> この活動をとおして子供たちが学校周辺の自然環境に目を向けその重要性に気づき、それを保全しようとする意識を育てることを目的としている。<br />
79 厚木メダカ(在来種の黒メダカ)を飼育して、環境問題を知ろう。 厚木市立小鮎小学校 厚木市 25
厚木市相川地区で発見された在来種の黒メダカ「厚木メダカ」を飼育し、教材化して、産卵、卵、孵化を観察する。<br />その観察や研究を通して、絶滅危惧種を知り、環境問題についての意識を深める。<br />また、「厚木メダカ」の飼育や絶滅危惧動物についての研究を学校内に展示し、環境保全の大切を全校児童に普及・啓発をする。
80 新たな知を作り上げる喜びを味わわせ、自然に感動できる子どもを育てる理科学習 横須賀市小学校理科研究会 横須賀市 35
子どもたちの理科離れと、学力低下が言われている。<br />しかし、本当に子どもたちは理科が嫌いなのだろうか。そうではなく、身近にある自然(現象)と出会う場が少なくなってきているために、自然の持つ美しさ、厳しさ、巧みさ、すばらしさなどを実感できないでいると考える。そこで、身近にある自然にどのように関わらせ、その直接体験をもとに自然の仕組みや法則を、確かな学力として身につけていくことができるのか、教材教具の工夫とともに、指導法の改善を主に、実践的に且つ系統的に調査研究をしていきたいと考えた。<br /> さらに、日頃多忙感に満ちあふれている教師の指導計画立案や素材研究の一助にしていただくための指導書・実験観察解説書(DVD版)を作成することで、市内各校で均質の理科教育・環境教育が展開されると考える。<br />
81 人間性あふれる心豊かな学習環境づくり 厚木市立荻野中学校 厚木市 25
 環境が人を作るといわれるが、子供たちにとっての学習環境は学校だけではない。生活する地域そのものが育つ環境であることを考えると、その地域を理解しより良い環境へと変革していこうという意識の向上が次世代にもつながるものと考える。そこで、学校の学習環境を整えることにとどまらず、地域で行われる様々な行事に参加することで理解も深まるものと考える。<br /> 具体的には、①校内美化活動 ②荻野神社の清掃 ③福祉施設のプール清掃 ④鳶尾山に桜を植える会への参加 ⑤学校花壇の整備 ⑥校舎内に花を飾る ⑦教室環境の美化・整備 ⑧夏休みの研究課題 ⑨荻野川の野鳥観察<br />を計画している。
82 みんなでつくろう自然がいっぱい仲良く笑顔で楽しい座間小2007~2008 座間市立座間小学校 座間市 25
座間小学校児童会の年間テーマであう「みんなでつくろう 自然がいっぱい 仲良く笑顔で楽しい座間小 2007~2008」に基づき、花いっぱい運動の展開をしていく。また、レッツトライひまわり環境ISO認定のもと、環境学習、美化・緑化、省資源・リサイクルに取り組んでいく。
83 生徒の科学技術への関心を高め、夢を育てる理科授業の工夫 宇都宮大学教育学部附属中学校 栃木県 30
本研究では中学校理科第一分野の最終章である「科学技術の進歩と私たちの生活」の単元に着目した。こ単元は、中学校理科のまとめとしての単元であると共に、高校における理科学習への橋渡しをするだけではなく、科学技術への夢を育成できる重要な単元である。しかし、高校入試などの影響があり、ともすれば軽く扱われがちである。そこで本研究ではこの単元を積極的に取り上げて、生徒の科学技術への関心を高めたり夢を育たりしていきたいと考えている。そのために、モジュール「体験しよう新素材、ふくらまそう科学技術への夢」のカリキュラムと教材を開発する予定である。そのモジュールでは、できるだけ生徒が実際に実験したり体験したりすることが可能な新素材や科学技術の成果を収集し、それらのものを効果的に用いることができるカリキュラムを開発し、実践しながら改善を行っていきたい。

2006年度

No.研究テーマ学校・所属機関推薦教育委員会成果
報告書
助成額
(万円)
1 理科好きな子を育てる理科体験教室 厚木市立戸室小学校 厚木市 25
全校集会での熱気球の紹介と理科クラブでの熱気球作りの実践、地域の人々と協働しながら、地域の理科・科学好きの先生方を講師に楽しい科学工作教室の開催など様々な体験を通して子どもたちの科学への興味・関心を引き出し、理科好きな子どもを育てる。
2 市街地の小学校の自然との関わり合いを通した環境教育について 横浜市立本町小学校 横浜市 20
 市街地の小学校における自然との関わり合いを通した環境教育<br />○本校は、伊勢佐木町を学区とする、横浜の中心地に位置する学校である。学校の周辺には、ビルが建ち並び、校内も緑が少なく、子どもたちが緑にふれ合う機会も少ない。そこで、校地の改造や、住環境の工夫を通して、自然との関わり合いを深めていこうと考えている。 <br />研究のテーマ<br />①学校の自然環境の整備と創造<br /> ・高学年の縦割り班による課題別探究・追求・創造学習。<br />②住環境の工夫と改善<br /> ・NPOとの協働による住環境の改善と工夫。<br />③科学の力で地球環境の保全<br /> ・探究・実験・実践活動・・・・・日産自動車との協働<br /> ・バイオエネルギー 環境報告書作成
3 総合的な学習の時間と相互の関連と発展を図る理科(環境教育)の授業の創造 横浜市立南中学校 横浜市 20
横浜市の環境マネジメントシステムISO14001取得に学校が取り組む中で、主体的に活動し今以上に環境や環境問題に関心・知識を持つ生徒の育成が急務になってきている。人間活動と環境との関わりについての総合的な理解と認識の上に立って、これからの地球環境の保全に配慮した働きかけのできる思考力や判断力、技能を身につけさせ、よりよい環境の創造活動に主体的に参加し、環境への責任ある行動がとれる態度を育成したい。具体的には、身近な学校内外の環境からクリーンエネルギーに関する事象を中心に据え、自然に対する科学的思考や態度を身に付けさせることをねらった。
4 ぐるっとまるごと『校庭エコ・ミュージアム』計画 横浜市立大岡小学校 横浜市 20
学校教育目標「ともに学びをきりひらいていく子どもの育成」の具現化へ向け、校内の教育環境の充実を図り、自然や人とのかかわりを深めていくことのできる子どもを育成したい。そのために、学びの充実を目指し、教育環境づくりをしていきたいと考えている。校庭まるごとを『エコ・ミュージアム』ととらえ、身近な自然に積極的にかかわり、直接触れることで、自ら環境を守ろうと意欲をもって実践し、ともに学び合う子どもが育てていきたい。<br />
5 大岡川の生きものとふれあい、自然を大切にしようとする心を育てる 横浜市立南小学校 横浜市 20
【大岡川の生きものとふれあい、自然を大切にしようとする心を育てる】<br />学校近くを流れる身近な川「大岡川」の生きものを理科室前のショーケースに展示し、「大岡川水族館」をつくる。そして、子どもたちが直接ふれあうことで自然への興味・関心をひきだし、自然を大切にしていこうとする心を育てる。<br /> そのために、ショーケースや備品の整備をし、子どもたちが観察しやすい環境作りに取り組むことである。<br />
6 自然と共に生き、よりよい環境を作り出す子の育成 横浜市立都田西小学校 横浜市 20
 都田西小学校では、自然と共生していくことの大切さを子どもたちに理解させるため、なるべく身近な題材に目を向けさせ、学習を展開させていきたい。このため校内の環境学習に必要な施設(ビオトープ等)を整備し、これに日常的に、より多くふれさせ、教材化することで、身近な自然との関わりについて考えさせたい。また、地域の環境保護団体などと関わり、地域の活動に参加することで、自分たちの住んでいる町の美化・川の浄化などに対する意識を高め、環境を守るための意識を高め、行動力を養っていきたいと思う。<br />《おもな活動内容》<br />・校内のビオトープ、ミニビオトープを利用した水辺の生き物の飼育・観察<br />・江川せせらぎ水辺愛護会・都筑水再生センター等との連携による蛍の幼虫の飼育と放虫<br />・校内に設置した風力・ソーラー発電を利用した魚の飼育<br />・子どもたちによる「クリーン大作戦」「子どもエコ活動」<br />
7 自然を読み解く力を育てる表現と学び合い 横浜市立井土ヶ谷小学校 横浜市 20
本校では、表現を子どもの思考の外化として捉え、その表現を生かす学びのあり方を研究してきている。本年度は、外化されるまでの過程を意識した学びを指導計画に位置付けることで、理科のカリキュラム改善を図ろうと考えた。その過程とは、「読み取る→考える→表わす」というプロセスである。平成16年度より継続的に「表現と学び合い」の研究を行っているが、さらに、「読み取る→考える→表わす」という表現活動の過程を意識的に学びに取り入れた授業について研究を深めていく。表現を通した学び合いを読解力=「自然を読み解く力」を高める指導方法の工夫として考え、PISAのいう読解力を子どもに身に付けさせる授業の典型を示していきたい。
8 自然とふれあいながら、児童が自ら生きる力を育む学校づくり 横浜市立新吉田第二小学校 横浜市 20
本校は、平成11年度より構内のエコアップに取り組みながら、学校の特色作りとして、身近な自然や学校ビオトープに関する自然体験活動を各学年に位置づけ、実践を重ねている。本年度も、さらに自然にふれあいながら、生き生きと学校生活を送ることができるように環境教育への整備をすすめているところである。
9 里山で遊び、里山から学び、里山を守る 横浜市立菅田小学校 横浜市 20
里山の自然のなかで集団で遊び、自然の材料を活用し、協力して物作りをする体験を通して、自然の楽しさをからだで感じ取り、協同して積極的に自然にアプローチしていくことのできる能力を育てる。そのために、里山の孟宗竹やススキを切って基地(バンブーハウス)を作ったり、孟宗竹を使って竹炭を焼く等の活動を進める。<br /> さらに、里山の植生を調べるなかから孟宗竹の侵食による生態系のバランスの崩れに気づき、里山と人々の関わりの歴史を知り、里山を守る活動の可能性を探る。その活動の中で子どもたちが一市民として自らの地域環境を積極的に改善していこうとする市民意識を育てる。<br /> この取り組みを通じて自然の中で生き生きと活動する子ども、自然に対する科学的な探求心を持った子ども、地域社会の一員としてよりよい環境をつくっていこうとする子どもを育てる。
10 緑と花と小鳥の学校 上三川町立坂上小学校 栃木県 25
 坂上小学校は,たいへん緑豊かな学校である。学校の東側には広いクヌギ林をもち,校舎南側にも自前で校庭に畑を有しているほどの環境に恵まれている。児童は,毎日こうした自分たちを取り巻く環境から,教室の中だけでは学ぶことのできない数多くのことを学んでいる。また,自然探しが好きで季節に応じて昆虫採集をしたり,植物観察・収集など多方面にわたり自分たちの環境をたいへん好んで活用している。<br />次のようなことをねらいとして,さらにこの環境を充実させようと考えている。<br />①様々な体験活動や縦割り班などの学年間交流活動を通して,豊かな人間性を育て望ましい人間関係の醸成に努める。<br />②児童が環境緑化に興味・関心をもち,自主的・自発的に取り組めるよう指導の工夫に努める。活動の内容については、次の通りである。<br />(1)全校活動→花壇栽培活動、自然環境を利用したゲーム、椎茸の駒菌植   え<br />(2)学年・学級活動→農園栽培活動<br />(3)縦割り班活動→学校林「なかよしの森」の整備、活用<br />    ※ 「なかよしの森」整備・活用計画<br />     ① 椎茸栽培 ② 昆虫飼育 ③ 自然植物・野鳥の観察<br />     ④ 縦割り班整備活動<br />     ⑤ あじさい群生ゾーンの整備 ⑥ 実のなる植物ゾーンの整備     ⑦ 自然観察ゾーンの整備<br />(4)環境委員会による活動<br />   ・あじさいの挿し芽 ・ビニールハウスを利用した花づくり ・椎茸    栽培 ・樹木の剪定・樹木カードの設置 ・野鳥観察のための巣箱    設置<br />
11 「建花寺川にホタルを呼ぼう」 二瀬中学校 福岡県 25
地域の教育資源の有効活用をとおして、「未来のふるさとづくり」に関する夢のある教育活動を行い、子どもたち並びに関係者・地域住民の心に蛍火を灯していく。①地域のボランティア団体等との協力のもと、10年先・20年先の「ふるさとの川つくり」に関する活動を行うことにより、地域の思いや願いを青少年に継承していく機会とする。②学校に隣接する河川の環境教育活動をとおしてホタルの飛び交う環境づくりを目指した活動を実施する。
12 里地里山を活用した渋沢小学校の環境教育 秦野市立渋沢小学校 奏野市 25
渋沢小学校の近隣にある里地里山を生かした活動や体験を通して身近な環境に関心を持たせるとともに、里地里山のよさや大切さを実感させさがら、未来に向けて守っていこうとする態度を養うことを意図した教育活動である。自然観察地である「ふれあいの里」や学習林である「西端里山林」を拠点に、自然観察、、体験活動、環境調査、保全活動を生活科、総合的な学習の時間、特別活動のカリキュラムの中で展開していきたい。
13 「奥日光の湿地 ラムサール条約登録」記念学習 日光市立中宮祠小学校 栃木県 25
 昨年11月、奥日光の湿地がラムサール条約に登録され様々なイベントが催された。しかし、児童にとってこの登録がすばらしいことは理解できても具体的なことは何もわからないのが現状である。<br /> 学区内に世界的にも認められたすばらしい湿地に対する認識を深め、未来に受け継いでいくことは将来を担う本校児童にとって必要なことであるし、児童もそれを望んでいる。<br /> 幸いにも、学区内に日光自然博物館があるので、協力を得ながら総合的な学習のテーマとして取り上げたり、学校行事を工夫したりしながら研究を進めたいと考えた。<br /> なお、本活動の成果は、校内の学習発表会のみならず、校外へ出て一般の方を対象とした発表の場を設けるなど広げていきたい。
14 積極的に自然に関わり,生き生きと学ぶ生活科・理科学習をめざして 福岡市立大池小学校 福岡市 25
小学校では理科好きな児童は多いが,学年が進行するに従い理科嫌いが増える傾向にある。そこで,学習の初めに児童に予備知識や技能を習得させる教材・教具の開発を行い,同じスタートラインに立たせて追究できるようにさせると共に,自ら探究できるような教材・教具を工夫することによって科学的な見方や考え方を高るものである。さらに,科学夢空間大池を創造することによって,児童が科学することの楽しさを味わうことができる理科環境を創出するものである。
15 「身近な自然環境に触れ,探究する楽しさを味わう理科学習指導の研究」 福岡市小学校理科研究会 福岡市 30
本会の理論的な研究の成果、及び研究大会の授業実践や実験講習会などの積み重ねを,福岡市の教職員に還元し、福岡市の理科教育のレベル向上に努める。また、市民観察会という形で全市の子どもたちや一般の方々に、理科学習の楽しさや、自然のすばらしさ楽しさや巧みさを実感してもらい、自然に興味関心をもつ子どもの育成に努める。さらに、会員の指導技術の向上の実践場と位置づけ、若手教職員の授業実践力の向上を図る。
16 ビオトープ作りや、農園作りを通して、身近な環境問題を考える。 横須賀市立野比小学校 横須賀市 30
 身近な自然と積極的に関わり、自然の大切さを理解し、自然と共生していくために環境を守り、よりよい環境をつくっていく資質や能力を育てる。具体的には、5年生から6年生までの2年間の、総合的な学習の時間を利用して「ビオトープ作り」(単元名:ナチュラルドリーム「自然への夢」)に取り組んでいる。また、重機を使わない、手作りのビオトープ作り(野比の地域にあった生き物・植物にする)に取り組むことにより、それに対する愛着をもち、その気持ちがその他の環境問題へも波及するよう願っている。<br /> もう一つの活動として、特殊学級の子どもたちを中心に、「農園作り」に取り組んでいる。学校の畑や樹木園、地域にある森を生かし、自然にふれる機会をたくさん設けていく中で、子ども自ら畑で作物を栽培し、それを食べる体験的活動をし、たくさんの人と触れあい、自然から多くのことを学ばせていきたい。<br />
17 学区内の緑地「鶴田沼」を活用した環境教育 宇都宮市立姿川第二小学校 栃木県 25
 本校の学区内には,森や湿地に囲まれた自然豊かな鶴田沼がある。本校では,その豊かな『鶴田沼の自然』を学習教材として取り入れ,生活科・総合的な学習の時間・理科・学校行事等の授業時間に各学年で活用している。<br /> 主な活用単元は,1年「こうえん・つるたぬまへいこう」,2年「つる田ぬまの生き物をさがしに行こう,『どんぐり』からの森づくり」,3年「鶴田沼の自然にふれよう(春・秋)」,4年「地域の環境-鶴田沼の生き物や植物を観察しよう-」,5年および6年「地域の自然環境を考えよう-鶴田沼を守ろう-」などである。<br /> 昨年度までは,各学年単位でまとめや発表をおこなっていたが,今年度からは,これらの活動をさらに充実させ,環境に対する意識を深めるために全校児童が参加する情報交換のための総合発表会を実施したいと考えている。
18 校内LAN を活用した理科(環境教育)の授業づくり 厚木市立依知南小学校 厚木市 20
 児童を取り巻く環境の変化等から、科学の不思議さやおもしろさを体験しにくい状況になってきている。今年度、本校では校内LANが設置されPC教室以外の教室でも、インターネットやサーバーを介しての授業が可能になった。これからは校内LANを活用した授業を通して少しでも多くの児童に理科を好きになって欲しいと考える。<br /> そこで情報メディア(校内LAN)を活用して、通常では体験できないことを中心にしてデジタルコンテンツ等を視聴させ、新たな驚きや感動を児童に体感させると同時に、科学に対しての興味・関心を高めていきたい。<br /> また、さらに配信デジタルコンテンツやNHKデジタルコンテンツ等を利用した授業を通して、そのよりよい利用方法や活用の仕方も探っていきたい。<br />
19 科学の楽しさを味わいながら,科学する心を育てる教材の開発 久留米市立篠山小学校 福岡県 25
 理科離れが言われている児童の現状を改善するために,科学の不思議さやおもしろさを実感できる教材を開発し,それらを通して科学する心を育てたいと考えた。そのため,児童が科学と触れ合う学習の場を学校行事や理科・生活科・総合的な学習の時間の中に位置付けた。<br /> 具体的には,「篠山科学の日」におけるミニ科学館や科学遊び,ものづくりで十分に科学を体験させたり,「理科」「生活科」「総合的な学習の時間」等で深く科学を感じ・考えさせたりする。<br /> 地域の「もの・ひと・こと」の活用からあらゆる可能性を見いだしていくことによって,これからも,心から「理科大好き」と言える児童の育成をめざしていく。
20 生活科・理科・総合的な学習の時間を活用した環境教育の推進 秦野市立本町小学校 奏野市 25
 本校は、昨年度に引き続き2年目の研究推進となる。校内や地域の自然を活用し「知る活動」「親しむ活動」「護る活動」を通して「環境にやさしい生活」ができる児童を育んでいきたい。また、保護者とともに活動すること通して「家庭で話題となる環境教育」を推進したい。
21 地域の自然活動を通した環境教育の取り組み 福岡市立若久小学校 福岡市 35
 自然にふれることの少ない子供達に対して、身近な昆虫や植物など自然に積極的に働きかける体験的な活動を通して、自然調査能力を高め、自然を大切にする子どもを育てる。<br />・学校のビオトープに生息する植物、昆虫、水生生物等の観察・調査<br />・都市部の本校区の自然を利用した学習の構築<br />・自然の豊かな地域の環境・生物調査による学習の深化<br />・都市部と自然の豊かな地域との比較による環境調査<br />・自然観察による観察用具の使用や記録の習熟<br />   
22 自然環境を利用した、理科選択授業の工夫 厚木市立森の里中学校 厚木市 25
身近な自然や環境の中で、実際に体験学習することで、生徒が楽しみながら自然に興味を持ち、科学に対する学習意欲を引き立てることができる。選択授業の理科の時間で、自然や動植物とのふれあいを通じ、生命や自然について考える意識を持たせたい。
23 理科への興味・関心を高めるための指導方法や指導体制の工夫・改善 北九州市立千代中学校 北九州市 45
 1,2年生では、学年単位で北九州市立自然史・歴史博物館(いのちのたび博物館)、北九州市立環境ミュージアム、到津の森公園等の公共施設と連携して、1日を使って授業を行う。学芸員の講話を聞いたり、学芸員やミュージアムティーチャーとティームティーチングの授業を実施したりして、施設内で地域の人材を活用していく。生徒も展示物を見たり、調べ学習を行ったりするだけでなく、専門家から話を聞くことができ、興味・関心を高めながら学習できる。3年生は、九州工業大学のスタッフによる出前講義を実施する。大学の研究者から最新の科学についてわかりやすく実験をまじえながら話を聞いて、各クラスの内容について理解し、更に興味・関心を高めることができる。
24 ウエザーバケットを利用した気象観測の研究 横浜市立東山田中学校 横浜市 20
東山田中学校の理科教育では、生徒が身近な環境に対して興味関心を持てるようにカリキュラムを組み取り組んでいる。昨年度はソーラーパネルを用いて太陽光発電の仕組みや企業の取り組みなどを生と自らが調べ、プレゼンテーションまでを行った。<br /> 今年度は、ウエザーバケット(電子百葉箱)を用い、東山田中の微気象について観測することを通じ、生徒が身の回りの環境について興味を持ち、昨年と同様にプレゼンテーションまでを行えるようにするのがねらいである。<br />
25 光合成実験のための海藻の教材化 横須賀市立長井中学校 横須賀市 28
 長井中学校では今年、緑色植物(被子植物の双子葉類)の光合成の働きの発展的な学習として、藻類の光合成の働きについて教材化を行った。<br /> 授業で主に扱った緑藻類は、光合成によって双子葉類と同じデンプンをつくる。デンプンはヨウ素液を用いて確認が可能なため、発展的な内容として扱いやすい教材であった。しかし、褐藻類や紅藻類は葉緑素は存在するが、光合成によってデンプンではなく、マンニトールやラミナランといった炭水化物を合成するため、ヨウ素液を用いた確認を取ることができず、生徒に栄養分を自ら作っているという実感を与えることができなかった。そのため今回は授業の中で上手く活用できなかった褐藻類や紅藻類の研究を進めていきたい。<br /> また、埋め立てによる自然海岸の消失、減少または海岸線の単調化、富栄養化による透明度の減少などの、海域での生育可能な海藻類の数を減少させてしまう環境問題についても扱っていきたい。
26 身近な素材を生かした環境教育の教材開発と実践 福岡市立箱崎清松中学校 福岡市 30
現在、私たちの住む地球では,環境の悪化が世界的に問題となっており,人類は環境問題の背景や仕組みを知り,環境に配慮した生活様式への変換を求められている。この世界的な動きを背景に,中学校理科においても,環境教育の視点に立った学習活動が重要視されている。<br /> 本実践では,本校の河川に隣接した立地条件を生かし,河川公園観察デッキを中心とした地域の身近な生物の環境調査を通して,環境保全について考え実行することで,環境保全に参加する態度及び環境問題解決のための能力を身につけることをねらいとしている。身近な自然の事物・現象の中に問題を見いだし科学的に調べることを通して身近な環境についての見方や考え方を深めるとともに,日常生活においても様々な自然破壊や環境汚染に対する人類の責任と役割について考えを深めることが期待できる。
27 環境問題、エネルギー問題に関する教育方法の研究 横須賀市立北下浦中学校 横須賀市 28
 環境問題やエネルギー問題は、日本だけでなく世界的な社会問題となっている。そのような社会における教育の役割として、将来を担う子どもたちに環境問題やエネルギー問題に対して興味・関心を持つように教育することが大切であると考えている。そこで、生徒達の興味・関心を高める教材・教育方法を研究するために応募することにした。
28 地域の諸施設を活用し科学的思考力を高める理科学習指導法 福岡市立板付中学校 福岡市 30
 本校の近隣には,福岡県家畜衛生保健所や福岡市立埋蔵文化財センターをはじめ,食品工場などの諸施設があり,これまでも,選択教科や総合的な学習の時間において,これらの施設との連携を図った学習活動を多く取り入れてきた。しかし,教育課程上の整理や指導内容についての諸施設との打ち合わせなどが不十分であり,本校の特色ある教育課程の一つとしての位置づけはなされているものの,課題も山積している。<br /> そこで,本研究においては,これらの諸施設での体験的な活動を教育課程との関係と十分に吟味し,合わせて,諸施設との連携を図りながら,施設の職員と本校教員のティーム・ティーチングをはじめとする指導方法の工夫改善を行い,生徒の科学的思考力を高めることにした。<br />
29 子どもの学びを創る  ~学び合い高め合う授業の創造~ 相模原市立富士見小学校 相模原市 31
 学び合い高め合う授業の具体化として、問題の解決に自分なりの見通しをもち解決の方法を考えられる子、自分の解決したことを自分で整理し様々な方法で表現できる子の育成をめざす。そして、そのための授業づくりを具体的に理科及び生活科の授業を通して研究する。<br /> また、講師を招聘し、授業づくりのあり方について授業実践を通して指導していただきながら、授業づくりについて、共通理解をし、理科・生活科の楽しさを授業づくりに反映させていく。さらに授業づくりのあり方を授業を通して深めていきたい。そして、学びの楽しさを感じさせることのできる授業を創造し、理科好き、生活科好きの子どもを育てていきたい。<br /> 以上を具体化するため、先進校の研究に学ぶとともに、授業改善のための教材開発を進めたいと考えている。<br />
30 地域の自然を大切にする子を育てる理科学習 横浜市立寺尾小学校 横浜市 20
横浜市立寺尾小学校には市内の市街地にありながら、トリムコースという斜面緑地とビオトープと地下水がしみ出ている場所がある。数年前に子どもたちが総合的な学習の時間に取り組んだビオトープを専門家に見ていただいたところ素晴らしい環境であり、ヘイケボタルも生息できる環境であるというお墨付きをいただいた。その話を聞いた子どもはもちろんのこと地域の方々にも「ふるさと寺尾」にふさわしいと喜ばれ、地域と協力した取組となるよう企画が進められている。
31 自然事象を主体的に考えることができるためのデジタルコンテンツの作成 相模原市立緑が丘中学校 相模原市 44
気圧の変化に伴う自然現象について、富士山の1合目から5合目まで移動したときのスナック菓子の袋が、ふくらんでいく様子。そのときの気圧の変化の様子ををあわせた映像資料の作成。また、5合目でのふっとうする温度の測定の映像資料の作成。金魚のふ化から成長までの過程を追った映像資料の作成を行い、これらが自由にみられる学習環境を作る。
32 学校ビオトープで自然と楽しくふれあう環境教育 鹿沼市立永野小学校 栃木県 25
 小学校の環境教育は、命や自然とのふれあいが欠かせない。そこで、自然の生態系を身近で観察できるビオトープを作り、各教科・領域で利用する取り組みをしている。ビオトープでは、モリアオガエルやマツモムシ、カワトンボのヤゴなどが観察できる。<br /> ビオトープは、児童が地域の生きもののために、自ら積極的に考え、調べ、行動するよい機会を提供している。今後も学校ビオトープの教材が最大限引き出すことができる学校を増やしていくことを考えている。
33 楽しさ、おもしろさを体験しながら科学的な見方・考え方を深める理科学習指導 みやこ町立犀川小学校 福岡県 25
児童の理科離れは、教育のみならず社会の課題として挙げられている。このことを改善するには、学校における理科学習指導の充実、工夫が大きな鍵を握る。そこで、児童が理科の学習を楽しい、おもしろいと感じる学習指導の提示を行う。そのためには、まず、教材や教具の工夫、整備を行い、児童が学びやすい環境作りを行う。個々の児童が自分で工夫し、考える実験が行える実験環境の整備や継続観察が行える観察環境の整備などである。このように科学の目を育てる基礎となる実験、観察環境の整備により、理科好きな児童を育成するのである。
34 感じ・考え・実感する子の育成 横浜市立本牧南小学校 横浜市 20
 横浜市立本牧南小学校では、理科・生活科を通して、‘感じ・考え・実感する子’を育成することにより、本校の教育目標の一つである「問題解決の力」を高めたいと考えている。<br /> 子どもが感じ・考え・実感するための学習展開の工夫をするためには、個に応じた指導と評価のあり方を追究することが必要不可欠である。そこで本校では、子どもの気付きや疑問、子どものもった問題や考え等を‘拾い’、個や全体の学習場面に‘生かす’など計画的に授業を組み立て、話合い活動等の子ども同士の学び合いをより充実させるための支援のあり方を、‘拾う⇒生かす’をキーワードにして追究していく。
35 地球にやさしい環境について考えよう 横浜市立二つ橋小学校 横浜市 20
「地球にやさしい環境について考えよう」をテーマに今年度の環境教育に取り組んでいく。<br /> 研究内容としては次の内容を中心に取り組む。<br />①環境教育全体計画の見直し 委員会活動、学年、全校別に表す。<br />②各学年の環境教育年間計画の作成 教科学習との関連をはかる。<br />③グリーン購入の推進 学年に応じて学習を進める。<br />④G30の推進<br />⑤外部講師による効果的な学習の推進
36 環境教育と野鳥たち 秦野市立鶴巻小学校 奏野市 25
田園地区、住宅街、丘陵地を学区とする鶴巻小学校の自然環境の特性を活かし、それぞれの環境の様子について、「調べる」「知る」「広める」「護る」活動を通して、子どもたちに、郷土を大切にする態度の育成を図る教育プログラムである。特に、子どもたちに親しみやすい「野鳥観察・調査」を環境を測るものさしとして全校の取り組みとして位置づけ、調査を通して地域の姿を捉え、併せて環境問題への意識啓発に結びつけるようにしていきたい。
37 生産活動を通して循環型社会をめざす環境教育 平塚市立豊田小学校 平塚市 25
学校や地域にある花壇、田んぼ、畑で作物の生産に取り組み、土作り、育てる、食べる、制作する等、多様な体験を通して喜びを共有する。自然を大切にし、環境に対する理解と意義を高める。
38 校内、地域の環境を生かした総合的な学習、理科学習の展開 横浜市立馬場小学校 横浜市 20
 本校を取り巻く環境は、住宅が多い中、緑や水環境が点在し、自然とのふれ合いをもつことができる良好なものである。また、校内での栽培活動がさかんに行われてきた歴史がある。自然、命にふれながら、子どもたちが日々を生き生きと過ごす学校でありたいとの願いのもと、この素晴らしい環境を生かして、総合的な学習や理科学習をさらに充実させていきたいと考えている。 <br />
39 自然とのふれあいを通して資源を大切にする気持ちを育てる。 平塚市立さくら幼稚園 平塚市 15
 研究テーマ<br /> 「自然とのふれあいを通して、資源を大切にする気持ちを育てる。」<br /> 幼稚園においても自然や身近な環境に十分に触れ合う体験ができることは、 とても重要な意味を持つ。幼児が身近な環境に親しみ、十分にかかわること によって得た感動を教師や友だちに伝え合い、共感し合うことが、豊かな心 情や思考力の芽生えを養うばかりでなく、自分の身近な自然を大事にしよう とする心を育てる上で重要となる。具体的には、身近な自然や桜の木にふれ あい、環境教育ビデオを作成し資源を大切にする気持ちを育てる。
40 地球環境にやさしい学校づくりをめざして 平塚市立大住中学校 平塚市 25
 地球環境にやさしい学校づくりをめざし、限りある資源の有効活用、環境負荷の軽減、環境保全などに取り組むことによって、環境問題は大人の一部の人達で解決する課題ではなく、自分たちの問題という視点で生徒及び家庭、地域にも浸透させたい。具体的には、生徒会の環境委員会が中心になり、大住クリーン作戦や日常の学校生活におけるリサイクル活動、環境負荷の軽減に向けた具体的な取り組み等を行いたい。<br /> また、負荷の少ない循環型社会をめざし、資源ゴミのリサイクル等、自分たちができることから取りかかろうとする実践的な姿勢を生徒に身につけさせるとともに、学校で展開している環境教育の成果を家庭や地域にも広げつつ、相互に協力体制がとれる方法等を模索していきたい。<br /><br />
41 学校をまるごと科学館に 横浜市立川上北小学校 横浜市 20
○自ら科学の不思議に心ときめかせ、興味関心をもって、自分なりの方法で不思議を解き明かそうとする子どもを育成する校内環境の整備<br />○身近な自然の事物・現象に直接触れる体験を通して、感じ・考え・実感する子どもを育成する理科教育プログラムの実践<br />・学校がまるごと科学館!<br />・朝会でわくわくドキドキ科学劇場!<br />・みんな誰でもミニ博士!
42 人や自然と豊かにかかわり主体的に学び合う子の育成 横浜市立下永谷小学校 横浜市 20
 人や自然と共にたくましく生きていく力を身につけた子を育てることを学校教育目標とし、子どもたちが身近な自然と豊かにかかわりあう場「校庭自然博物館」作りを進めてきた。<br /> 今年度は「校庭自然博物館」の充実と昨年度発足した地域の学校支援組織である「木の実クラブ」や今年度発足した「SSC:下永谷小学校 卒業生 クラブ」との連携を図り、学習環境の一層の充実を図りたい。またこれらの学習環境を活用した学習活動を展開しカリの中に位置づけていきたい。<br /> 環境教育を基盤とした教育活動を充実させることで、自ら考え行動できる子どもを育てることができると考える。
43 子どもの感動体験を大切にする教材開発と学習環境作りの工夫 片島小学校 福岡県 26
 「事象的感動」体験、「理論的感動」体験、「達成的感動」体験という三つの感動体験を、学習活動における「であう・つかむ」「しらべる」「まとめる・いかす」の三つの段階に意図的・効果的に位置づける。<br /> 例えば、各段階で児童が「すごい」「やってみたい」「なぜ」「なるほど」「やったできた」と思うような教材を使って学習を進めていく事などがあげられる。<br /> さらに、三つの感動体験を意識した学級・校内の環境作り、さらには、自然事象の不思議さ・面白さに興味がわくような体験教室を実施する。<br /> そうすれば、自然とかかわり、自らの力で自分の考えを深めることのできる子どもを育てることができると考える。<br />
44 地域の自然とのふれあいを通して、心豊かな子どもの育成 平塚市立大原小学校 平塚市 25
物事に対して、自ら進んで調べたり、探求していく態度をそだてていきたい。そのためには、地域の自然に接することで、自然の不思議さに興味を持ち、体験学習や課題学習に取り組む中で、自然への畏敬の念や自然に対する科学的見方を育てていく。このような学習を継続していくことにより、自然だけでなく、人に対する思いやりや優しさを育てていきたいと考えている。<br /> 1)四季の総合公園を学習の場とし、自然にふれたり観察することを通して、自然に親しむ喜びを実感させる。<br />2)博物館や植物に詳しい地域の方々の人材を活用することにより、教師の自然に対する知識を高めると共に、指導力の向上を図る。<br />3)総合公園の動植物を教材化することにより、子どもの主体的な学びを促す教科等のカリキュラムを作成する。<br />
45 大楠地域の環境調査 横須賀市立大楠中学校 横須賀市 28
 環境について語られることの多い時代ではあるが、それを身近な問題として捉える機会は、生徒にとって十分にあるとは言いがたい。また本校の付近は横須賀市の中でも緑が豊かな地域とされてきたが、近年宅地開発や道路の伸延が進められている。<br /> そのような背景を踏まえ、生徒本人に自分たちが育ってきた環境の現状と、今後の展望を考えさせるため、ホタルの飼育を中心とした環境学習を実施する。<br /> 実施する際には単学年でのみの活動ではなく、全校の学年がかかわるようなプログラムとする。この取り組みの中でNPO団体などの協力をいただきながら、ホタルにとって望ましい環境を学ぶことからはじめ、自分たちで理想的な環境を維持する一端を担う。そして最終的に、大楠地域のあるべき姿を考えさせ、身近な事柄へのつながりを実現させる。
46 参加型オンラインデータベースシステムを使った環境学習の実践 日光市立大沢小学校 栃木県 25
 インターネットを使った学習では,ウェブを使って自分たちの学習成果を発表したり,グループウェアや電子掲示板で意見交換をしたり,あるいはポートフォリオとして学習経過を記録したりする手法が開発されている。<br />  本プロジェクトでは,ウェブ画面と連動したデータベースシステムを用いて,子どもらが自然体験学習の経過を他の仲間と共有しながら学びを深める「参加型オンラインデータベースシステム」を使った実践を行い,理科学習の理解をより向上させる学習展開を図る。
47 地球にやさしい未来の動力  厚木市立南毛利小学校 厚木市 25
 地域の環境に目を向けて体験活動をすることにより、今まで進めてきた環境問題についての学習を深める。また、地球環境を守るため、身近な自動車にはいろいろな工夫がなされていることを専門家から学ぶ。<br /> 地域の環境や最先端技術に触れることにより、科学への興味・関心を高め、理科好きな児童を育てる。
48 「命の学習」を柱とした総合的な学習の時間と理科学習における授業づくり 上三川町立本郷小学校 栃木県 25
 本郷小学校では、総合的な学習の時間において、「命の学習」を柱とした学習を展開している。この学習は理科学習とのつながりが多い。そこでこの二つの領域の関連を図りながら、体験活動を多く取り入れたり、外部施設や人材を活用したりすることにより、より命を実感できる学習を展開することをねらった。また、本校では、児童が運営する校内Webページ「本小キッズ広場」を活用しており、学習した内容を校内で発信しあうことにより、コミュニケーションを図りながら学習を深めることも進めて行きたい。<br /> なお、学習のまとめとしては、校内Web上での掲示板公開、作成した年間指導計画の外部への配布、校内展示館の開館等を予定している。<br />
49 中学校理科における野外観察調査を通した環境教育の工夫 芳賀郡芳賀町立芳賀中学校 栃木県 25
身近な地域の中から、環境教育の素材となる事物、現象を見出すことができるため、野外観察は、自分たちの生活と身近な自然との関わりを考えるよい機会になる。身近な問題に目を向け地域の実態に対応した課題に取り組むことは、環境に対する豊かな感受性を育て、自分達の生活と環境の問題とを関連付けて行動する生徒を育成することにつながると考えられる。以上のことから、野外観察調査を通した環境調査を通した環境教育を実施するために、生徒の活動を支援する方法や教材の開発を行うことを考えている。
50 理科学習指導における発展的な学習の時間の在り方および教材・教具の開発 太宰府市立太宰府東中学校 福岡県 25
 相対評価から絶対評価に移行して、評価規準の設定の吟味と規準に到達していない生徒への支援の重要性が取りざたされている昨今である。また、基礎・基本が十分備わっている生徒へは、生徒の実態に応じ発展的な学習を設定し、さらに教科の伸ばすべき力が伸びるような取り組みが重要である。本校は、開校以来生徒が減少傾向にあり、現在空き教室等を利用しての少人数指導などしくみやすい状況にある。個に応じた指導の一層の充実へ向け、研究実践していきたいと考える。
51 園内外の環境を通した自然を体感する教育 伊勢原ひかり幼稚園 伊勢原市 25
 幼稚園内のビオトープや園内にある様々な木々、田圃、畑の四季の移り変わりを通して自然に関わり、社会性、創造性、思いやり、生命を大切にする心を養う中で、表現力も高める。<br /> ビオトープには、四季を通じて多くの生命が生息している。元来生息する生物、外からやってくる生物が季節に応じて誕生したり、冬眠からさめたりする姿に接する。園内の様々な木々も四季によっていろいろな姿が見られる。そこから生まれる落ち葉、木の実にも子どもたちは興味関心を持っている。また米、サツマイモ、ジャガイモ、落花生の種植えから収穫に至る過程で生命の成長や、収穫物を食べることによって食物の大切さを体感する。<br /> それらの活動の中で、子どもたちが感じた感動を表現活動につなげることによって、創造する力、生きる力の成長を促していく。
52 地域の人材と連携した理科授業の充実 下野市立南河内中学校 栃木県 25
 前回の研究では、助成を生かして生物教材の充実を図りながら、出張講義を通して宇都宮大学教育学部理科教育教室と連携を図り、指導が困難な内容の充実を果たすことができた。今回の研究では、助成を生かして1年理科の物理教材の充実を図りながら、教育課程に出張講義等の地域の人材の活用を位置づけて、一層の理科教育の充実をねらう。また、3年選択理科においても、宇都宮大学教育学部の先生方による出張講義を活用し、一層の指導の充実を図る。
53 自然や身近な人々、地域との豊かなふれ合いを通した環境教育 横浜市立森の台小学校 横浜市 20
Ⅰ 地域の里山である「県立四季の森公園」での体験活動を積極的に授業に取り入れている。<br />  1・2年生―生活科での自然と直接かかわる活動や体験<br />  3年生-理科「こん虫をしらべよう」での観察活動<br />  4年生-理科「生き物たんけん」での年間を通した観察、体験活動<br />  5年生-理科、総合的な学習での「稲作体験」、「私たちのまちの里山『四季の森公園』」での体験活動、自然観察活動<br />  6年生-理科「生き物のくらしと自然かんきょう」での自然観察活動<br />Ⅱ 自然や身近な人々、地域との豊かなふれ合いを通した理科、生活科の授業研究を実践している。<br />  生活科 ―具体的な活動や体験を通して、自分と身近な人々、社会及び自然とのかかわりに関心をもって進んで学習する子をめざして<br />  理科 ―観察、実験、栽培、飼育など、自然の事物・現象への意図的・計画的な働きかけをもとに問題を解決していく子をめざして<br />Ⅲ 全校でのリサイクル活動に取り組んでいる。<br /> ①各クラスでの資源の分別活動  ② 給食の残りによる肥料作りと活用<br />
54 身近な自然に働きかけるビオトープ作り 竹園小学校 伊勢原市 25
地球環境の悪化、身の回りの自然が失われていく状況の中で、身近な自然に目を向け、環境について学ぶことは重要なことである。理科や総合的な学習の時間などを使ってさまざまな環境について調べ、学校の中に一つの自然モデルを作り、植生等の変化について調べる活動を行う。<br /> また、PTA、創立30周年記念委員会とともに協力し合ってビオトープ作りを進め、地域ぐるみで環境問題に取り組んでいく端緒としたい。
55 資源の有効活用とわかば環境ISOの推進 平塚市立中原小学校 平塚市 10
地球規模の温暖化現象や資源の枯渇傾向が進む現状の中で、今、切実に私たち一人一人の生き方が問われている。本校では、学校教育の中に「わかば環境ISO」を位置づけ全校で取り組むことで一人一人の環境への意識の向上と実践的な態度の育成をねらっている。また、学校での取り組みを「環境だより」で家庭に知らせ、家庭と一緒に活動することで 環境ISOの活動の輪を地域に広めている。<br />*具体的なメニュー<br />「節水」「節電」「ゴミの減量・リサイクル」「家庭・地域への啓発」<br />*今年度の重点<br />  今年度は、「ゴミの減量・リサイクル」に力を入れている。<br />①各クラスのプラクル箱の購入と設置<br />②落ち葉の腐葉土作り<br />③給食の残飯や飼育小屋から出る動物の糞をコンポスターでリサイクルする。<br />④リサイクルについて家庭へ啓発していく<br /> 
56 豊かな自然、地域の人材を生かした理科学習、環境教育について 横浜市立朝比奈小学校 横浜市 20
朝比奈小学校では、豊かな自然の中で地域の方とともにゲンジボタルを守る活動を定期的に行っている。都会の中で、ホタルが見られる学校は少ないと思うが、本校ではホタルを通して、「自然を大切にする心」、「命の大切さ」を核とした環境教育を行っている。今後もホタルを通じて、「自然を大切にする心」、「小さな命を大切にする心」を育てるとともに、子どもたちが自ら「ホタルを守るにはどうしたらよいか、ホタルがすみやすい環境をつくりたい」という問題意識や意欲をもち、解決していけるような活動プログラムや授業づくりを行っていきたい。
57 RECプロジェクト 北九州市立西門司小学校 北九州市 35
平成18年度より緑丘中学校区で環境教育に関する共同活動事業を実施することによって、小・中の連携を深めるためのプロジェクト事業である。緑丘中学校校区では環境教育を「人間を取り巻く自然及び人為的環境と人間との関係を取り上げ、その中で人口、汚染、資源の配分と枯渇、自然保護、運輸、技術、都市と田舎の開発計画が、人間環境に対してどのような関わりをもつかを理解させる教育プログラムである」と考えている。そこで、「自己を取り巻く環境を自己のできる範囲内で管理し、規制する行動を、一歩ずつ確実にすることのできる人間を育成する」ことを目指す環境教育を、三校が共同して行うことによって、小学校と中学校の連携を図り、小学校と中学校がともに理解し協力し合って児童・生徒の教育を推進することを目的としているものである。
58 日常生活との関連を重視した教材開発 河内町立古里中学校 栃木県 25
日常生活との関連を重視した理科学習を研究することとし、学習内容と日常生活との関連という観点で教材を開発し、生徒が理科の楽しさを実感して、意欲的に学習に取り組むことができるような授業の創造をねらいとする。<br />なお、「日常生活との関連」を考える視点については、次の3点とする。<br />①日常生活の事象から課題を見つけ出すこと<br />②学んだ知識を日常生活と関連付けること<br />③先端的な科学技術と日常生活とのかかわりを考えること<br />
59 地域の自然や人材の活用を生かした豊かな体験活動 北九州市立河内小学校 北九州市 35
 四季を大切にした体験活動を通して、郷土やそこに住む人々のすばらしさに気付き、収穫の喜び・ものを作り出すことで感動する心を育てる学習を目指したい。 ①稲作体験(苗づくり~田植え~草取り~稲刈り等)や野菜づくりを体験させる。<br />②地域の四季を通した食材探しや河内の保存食・郷土料理のよさ・調理の仕方等を 地域の方々から学ぶ。<br />③河内の食材を生かした「河内弁当づくり」に挑戦し、河内フエステバル(地域の方々や保護者の方等を招待)を開催し、成果を発表する。<br />④残った籾殻・わら・ぬかの活用を学ぶ。(例:わら細工・注連縄作り・漬物づくり等)<br /> これらを通して、学校教育目標の「豊かな人間性と主体性、創造性を持つ 心身ともにたくましい児童の育成をめざし、《歓声のあがる学校》にする」<br />
60 科学する心と力をもった子どもを育成する熊西プロジェクト 北九州市立熊西小学校 北九州市 35
 本校は、昭和63年から生活科・理科学習を中心として研究を進めてきた。近年では、「科学に対して、知的好奇心を抱き、主体的な問題解決を通して、科学的な見方や考え方を身につけていく子ども」を育成することをねらい、総合的な学習の時間との関連を考えながら展開してきている。自然の少ない環境の中で、いかに子どもに自然との出会いや科学との出会いをさせていくかを大切にしている。また、教師が学び方を身につけさせたり、保護者・地域・関係機関との交流をもったりする。
61 生徒が主体的に活動し、科学を実感として身に付ける理科学習 那須郡那珂川町立小川中学校 栃木県 25
生徒の興味・関心を高め、主体的な学習活動を促し目的意識をもった探求活動を進めるため、教材・教具を工夫することが重要である。また、生きた知識を実感として身に付けていくために、それらを活用して主体的な探求活動を行うための単元や授業を構想し実施することが本研究のねらいである。
62 水生生物による伊勢原の環境の教材開発 伊勢原市立伊勢原中学校 伊勢原市 25
学区を流れる河川とその周辺の環境をそこで生息する生物に注目してまとめる。複数の定めた観察地点で、時期を変えて、生物種とその生息数を複数回調査する。また、パックテストによる水質調査も同時に行なう。調査結果から各観察地点およびその周辺の環境指数を求める。必修教科・理科および総合的な学習の時間で活用できるように資料を整理し、教材化を図る。
63 生徒一人ひとりの関心・意欲を高めるための教材の工夫~ウニの受精・発生~ 横須賀市立武山中学校 横須賀市 28
生徒ひとり一人の学習し続ける力の養成のために、授業の質の向上を目指して教材に工夫を図っている。今回は3年生において学習する「生物の生殖と遺伝」の単元において、ムラサキウニの受精・発生の観察を行った。また、授業の目標として、昨今の社会の状況から「生命の尊厳」の第1歩を加えた。生徒は知識・理解の定着だけでなく、生命の神秘に感動し、多くの意味で価値のある実践といえよう。今後、授業の流れや学習方法のあり方を吟味し、より価値あるものとしていきたい。
64 子ども自ら科学する喜びを味わう理科学習指導 大刀洗小学校 福岡県 25
1 教育課題の児童の興味・関心の向上を目指した研究テーマ「学ぶ喜びを 喜びを実感する学習指導の創造」のもと、特に、理科、生活科、総合を対 象に実践的研究の推進を図るものである。<br />2 具体的内容は、理科では実験・観察などの多様な導入や自然体験活動、 ものづくりなどを重視した学習過程の工夫及び生活科や総合学習との関連 化を図るものである。<br />3 特に、環境問題については地域社会との連携を図った事業を展開すると ともに、地域社会への啓発を推進するものである。<br />
65 生徒の探求心を大切にする理科学習 座間市立座間中学校 座間市 33
座間中学校理科部会では、「生徒の探求心を大切にする理科学習」をテーマに『生徒の「なぜ」を引き出し、その疑問を解決していく過程を通して指導・育成していく』ことを目指し、取り組む事とした。また、地域の教材などを有効的に利用することや、授業実践を行いながら、仮説・実践・検証・総括を繰り返しながら、生徒の探求心向上に努めていくこととした。
66 身近な素材を通して、子どもたちに科学を学ぶ楽しさを伝える 宇都宮市立横川中学校 栃木県 25
・2年生の理科の授業で、フィルムケースを利用した唾液の個別実験を通して、消化酵素について理解を深めさせる。<br />・2年生の理科の授業での「混合物の沸点の学習」で、マイコンを使って、リアルタイムでの液体の温度の変化を観測させる。<br />・2年生の理科の授業で、「原子・分子」を学ぶ際、発泡スチロール球を用いて分子の形をイメージさせ、化合分解の理解を深めさせる。<br />・3年生の理科の授業で、「星や太陽の日周運動と年周運動」を学ぶ教材を作成し、生徒の理解を深めさせる。<br />・3年生の理科の授業で、顕微鏡で見た「タマネギの細胞、ヒトのほおの細胞や花粉管」を顕微鏡写真で撮らせ、それを記念に持ち返らせ、理科の楽しさを知らせる。<br />・3年生の理科の授業で、燃料電池のしくみを見せて、環境問題と自動車の動力源について理解させる。<br />・3年生の理科の選択授業で、各自にザリガニロボットを製作させ、電気回路のしくみを学ばせる。<br /><br />
67 総合的な学習の時間を中心としたエネルギー・環境教育の創造 二丈町立二丈中学校 福岡県 25
 エネルギー環境問題は,持続可能な社会を創造するのに,もっとも重要な課題である。本校では,この問題に関心をよせ,解決にむけて考え,行動しようとする生徒の育成をねらって「総合的な学習の時間」における授業のあり方について研究実践を進めることとした。あわせて,総合学習と技術科の授業との関連を図る授業の研究を行うこととした。
68 児童が積極的に自然にふれることができる環境整備 横須賀市立浦郷小学校 横須賀市 30
 児童にとっても、地域の方々にとっても、初めて目にした「水撃ポンプ」を囲み、地球規模での「エコ」を考えることの大切さ、「水」「電気」「自然」の大切さが学校を中心として芽生えて来たように思われる。<br /> 今年度は、水撃ポンプのさらなる安定した動きのための調整及び水の浄化、川の水際の工夫について内容を充実していきたい。<br />
69 “人と地球にやさしい車”をつくる人々の工夫にせまる 横須賀市立田戸小学校 横須賀市 28
 5年生の社会科では,自動車産業について学習を進めていく。その中で,“安全”“人にやさしい”“地球にやさしい”などがキーワードとなってくる。社会の学習を入口として,自動車に携わる方々の工夫や思いに迫っていきたいと考える。活動の中では,実際に古い車と新しい車の排気ガスを調べる活動,自分たちで自動車を作る活動などを通して,自動車に携わる方々の安全や環境への取り組みを生み出していく技術にふれさせていきたいと考える。
70 理科大好き子どもの育成 宇都宮市立雀宮中央小学校 栃木県 25
 「科学的に追究する喜びを味わうことができる子どもの育成」をテーマに全職員で昨年度から理科授業の改善に取り組んでいる。その一環として,理科好きな子どもを育てるため,不思議な紙コップ,メロディパイプ,トルネードなどの理科体験コーナーを設置した。アンケート調査では,理科が大好きと答えた児童が60%と昨年より増加した。本年度は,理科体験コーナーの充実や身近にある施設(子ども科学館)や地域との関わりを生かした体験活動を実施し,理科が大好きな児童をさらに育成したい。<br />
71 環境保全とリサイクルへの関わり 水巻町立えぶり小学校 福岡県 29
 第5学年では,「総合的な学習の時間」に社会科における環境学習の発展として,環境とリサイクルの視点で課題を設定し課題を解決していく問題解決学習を行う。はじめの段階で,身近な環境を調べる活動を行い,調べる計画を立てたり,調べたことをまとめたりして学習方法を学ぶとともに,環境やリサイクルの新たな課題を設定していく。また,全児童を対象に,ソーラーカーコンテストを行い,環境保全に対する関心を高める。ソーラーカーに用いる素材は,できるだけ身の回りの物品を再利用して使用するように努め,資源を大切にする態度を養う。
72 子どもが事象や他者とかかわり主体的に問題解決する理科学習指導 上庄小学校 福岡県 25
実施内容(大要)<br /> 理科学習指導において、子どもが事象や他者とかかわり主体的に問題解決していくことができるように以下のことを中心に取り組んでいく。<br />○理科学習指導の基本的なあり方の究明<br />   ・目標と教材研究   ・問題解決過程と単元構成   ・授業づくり<br />○事象や他者とかかわりを深め主体的な問題解決にする工夫<br />   ・かく活動と交流活動の設定と工夫<br />○地域や身のまわりに見られる身近な自然の教材化<br />   ・子どもの身のまわりの自然の把握と活用<br />   ・地域の特徴的な自然の把握と活用<br /> これらの点を考慮し工夫しながら、授業実践を通して子どもたちを育てていこうとするものである。<br />
73 柔軟なエネルギー:電気を起こそう 行橋市立中京中学校 福岡県 25
 発展的な学習の時間において,生徒全員が金属板やコイル等を手に持ち,実際に発電を体験できることを願い,この教育助成事業に申請した。<br /> 発展学習が教育上極めて高い効果をおさめることが報告されていながらも,実験・測定用等の備品や特殊素材等の調達が認められず,今まで実現できなかった学習・教材アイデアのいくつかを今回,出すことかできるのではないかと考えている。<br /> 保護者たちは“将来を担う若者たち”にこそ,最新・最先端の知識と体験を学校に望んでいる。しかし,学校で可能な観察や実験は器具・方法に旧式なものが多く,“理科の時間”特に“観察”や“実験”が胸躍らせる場面とはなってはいない。また,“ビデオ視聴”や“先生の話”等で済ませられがちな発展学習にこそ,“各自で体験”しながら考え,将来への夢を抱くきっかけづくりの貴重な場面が潜んでいると考えてもいる。“各自で体験”は貪欲な話であるが、年に数回は経験・体験させていきたいと願っている。<br /> 今回,教材・教具・備品等がほぼ共用でき,興味・関心を導出させやすい学習場面として中学校第2学年“電気”単元,第3学年の“エネルギー”単元を選んだ。具体的な内容は以下のとおりである。<br />① 中学理科 第2学年 第1分野「単元名:電流とその利用」において“未来への希望…半永久の動力源:S2機関は本当に可能か”<br />② 中学理科 第3学年 第1分野「単元名:物質と化学反応の利用」において“熱で発電…ゼーベック効果を試してみよう”<br />③ 中学理科 第3学年 第1分野「単元名:科学技術と人間の生活」において“手づくり光電池…銅板と光で本当に発電できるの?”<br />
74 地域の環境に学び、地域の環境を大切にする子の育成 横浜市立文庫小学校 横浜市 20
本校周辺には、称名寺、金沢文庫などの文化財や海の公園、柴漁港などがあり、自然環境や社会環境に恵まれている。そこで本校では、学校教育取り組み目標「地域の人・自然・文化を取り入れた学習を進めます。主体的に学習に取り組めるよう、学習環境の充実を図ります」を設定した。そして、スローガン「友だちがすき、学校がすき、この『まち』がすき」のもと、各教科や総合的な学習の時間で「地域の人・もの・ことを有効に活用した単元」の開発を図っている。

2005年度

No.研究テーマ学校・所属機関推薦教育委員会成果
報告書
助成額
(万円)
1 校庭を自然体験博物館として活用する教育実践の普及・啓発 横浜市立下永谷小学校 25
2 ホタル飼育を中心とした地域・学校の協働 横浜市立矢向小学校 25
3 「地球にやさしい環境を」身近な活動と地域への啓発 横浜市立二つ橋小学校 25
4 地域の環境に学び、環境を大切にする子の育成 横浜市立文庫小学校 25
5 子ども一人ひとりの実態に即したきめ細かな指導の一層の充実 横浜市立樽町中学校 25
6 G30の推進を通して生徒活動の向上を図る 横浜市立旭北中学校 25
7 自然とふれあいながら,生きる力を育む学校づくり 横浜市立新吉田第二小学校 25
8 感じ・考え・実感できる子を育てる理科・生活科指導のあり方 横浜市立本牧南小学校 25
9 ソーラーパネルを利用した環境教育の研究 横浜市立東山田中学校 25
10 いたち川の水質調査から学ぶ環境科学 横浜市立本郷中学校 25
11 学校エコアップ 横浜市立篠原小学校 25
12 自然や人とのかかわりを広げ、思いや願いを実現する子の育成 横浜市立都田西小学校 25
13 太陽電池、ラジオコントロ-ルシステム等を使った教材開発 横浜市立新田中学校 25
14 自らの問題を解決する中で、豊かに表現し、学び合う学習を目指して 横浜市立井土ヶ谷小学校 25
15 コンピュータを活用した学習指導の工夫 横須賀市立小原台小学校 25
16 ビオトープを通した、地域などとの連携した環境教育の試み 横須賀市立不入斗中学校 30
17 馬堀中学校におけるセイヨウタンポポの広がりと環境の変化を調べる選択授業。 横須賀市立馬堀中学校 27
18 「地球と宇宙」の単元における中型天体望遠鏡の活用 横須賀市立上の台中学校 28
19 ひとりひとりの思いを大切にし 生き生きと活動する生活科・理科 横須賀市立荻野小学校 25
20 学校のビオトープのカスタマイズ 横須賀市立夏島小学校 35
21 児童が積極的に自然にふれることができる環境整備 横須賀市立浦郷小学校 30
22 校内LAN活用研究及びサイエンスフェスティバル 厚木市立妻田小学校 25
23 校内LANの有効的な活用~授業でITを使ってみよう~ 厚木市立三田小学校 25
24 身近な自然を生かし、ふれ合うことのできる子の育成 厚木市立愛甲小学校 25
25 校内LANを活用した環境教育の実践 厚木市立依知中学校 25
26 小中連携による栽培活動の進め方について 伊勢原市立成瀬中学校 25
27 伊勢原市の自然に関する調査研究 伊勢原市教育センター 25
28 積極的にかかわりを持ち、じっくり追究できる姿を求めて~生活科や総合的な学習の時間を通して~ 伊勢原市立大山小学校 25
29 東海大学付属本田記念幼稚園TIP(知的財産教育)創造性の教育 東海大学付属本田記念幼稚園 25
30 地域の自然・人との関わりを重視した生活科・総合学習 平塚市立土屋小学校 25
31 循環型社会創造に向けての環境教育の実践 平塚市立豊田小学校 25
32 「河内川“光”プロジェクト」~地域の川にホタルを呼びもどそう~」 平塚市立旭小学校 27
33 飽和水蒸気量をわかりやすく理解するために 平塚市立土沢中学校 25
34 上地区のいいとこ物語を作ろう 秦野市立上小学校 25
35 「もったいない」と思う心を育てる環境教育の推進 秦野市立本町小学校 25
36 太陽光でクルマを走らせよう 秦野市立堀川小学校 28
37 地域の自然環境調査よる環境教育の推進 直方市立植木中学校 25
38 主体的に自然を追究し、総合的な見方を培う理科学習指導 八女郡黒木町立黒木中学校 25
39 ふやそう殿川メダカ 苅田町立馬場小学校 25
40 「地域のよさと生活経験から課題を見いだし、自ら学び自ら考える力を育てる授業の創造」  甘木市立金川小学校 25
41 主体的に活動し、学びを実感する子どもを育てる理科学習 大野城市立大城小学校 25
42 自然と関わり、自らの考えを深める子どもを育てる生活科・理科学習指導 嘉穂町立宮野小学校 25
43 科学的に調べる力と科学的な見方や考え方を育てる理科学習活動 大野城市立大野東中学校 25
44 主体的に環境問題に取り組む子どもの育成 ~ふるさとの川体験を通して~      甘木市立蜷城小学校 25
45 防風林の維持活動を通して環境を考える。 苅田町立新津中学校 25
46 掘割に学ぶ環境教育の進め方 柳川市立昭代第一小学校 25
47 ものづくり教材を導入した理科授業実践の研究 ―つくる楽しさ・分かる教材の工夫を通して― 宗像市立河東中学校 25
48 教育用コンテンツを中心とした教育機器の効果的な活用 大野城市立大野東小学校 25
49 中学校理科における環境教育カリキュラムの基礎的研究(2年次) 福岡市立友泉中学校 25
50 自然にやさしいエネルギー教育の実践的研究 福岡市立香椎第3中学校 25
51 身近な素材を生かした環境教育の教材開発と実践 福岡市立箱崎清松中学校 25
52 積極的に自然に関わり、生き生きと学ぶ生活科・理科学習をめざして 福岡市立大池小学校 25
53 地域の自然調査活動を通した環境教育の取り組み 福岡市立若久小学校 30
54 「身近な自然環境に触れ,探究する楽しさを味わう理科教育を求めて 」 福岡市小学校理科研究会 25
55 科学技術に学ぶロボット作りの実践 北九州市立鴨生田小学校 30
56 手の知恵とこころを育てるものづくり 北九州市立大蔵小学校 25
57 昔と未来のものづくり 北九州市立企救丘小学校 25
58 博物館等の施設および大学と連携した理科教育の推進 北九州市立高見中学校 25
59 科学する心と力をもった子どもを育てる熊西プロジェクト 北九州市立熊西小学校 25
60 理科への興味・関心を高めるための指導方法や指導体制の工夫・改善 北九州市立千代中学校 25
61 地域の人材と連携した理科授業の充実 南河内町立南河内中学校 25
62 参加型オンラインデータベースシステムを使った環境学習の実践 日光市立大沢小学校 25
63 学校テーマ「花と緑と小鳥の学校」を生かした環境教育 宇都宮市立国本中央小学校 25
64 奥日光における鹿による森林減退現象調査及び森林保全活動 日光市立中宮祠小学校 25
65 自然体験活動を通した心の教育の推進 上三川町立明治中学校 25
66 緑と花と小鳥の学校 上三川町立坂上小学校 25
67 理科好きになる教材の開発と発信 宇都宮大学教育学部附属小学校 25
68 地域の教育資源を効果的に活用した理科教育に関する研究 河内町立古里中学校 25
69 理科大すきな子どもの育成 宇都宮市立雀宮中央小学校 25
70 自ら課題を見つけ創造的に問題解決ができる力を育てる授業の実践 矢板市立乙畑小学校 25

2004年度

No.研究テーマ学校・所属機関推薦教育委員会成果
報告書
助成額
(万円)
1 博物館等の施設および大学と連携した理科教育の推進 北九州市立高見中学校 25
2 屋上発 都市部の緑化による自然環境の再生と教材園造りの実践 横浜市立仲尾台中学校 27
3 自然の事物現象について、感じ・考え・実感する子どもを目指して 小郡市立のぞみが丘小学校 27
4 主体的に活動し、科学を実感する子どもを育てる理科学習 大野城市立 大城小学校 30
5 サイエンスものづくりフェスティバル 神奈川県教育委員会 30
6 シミュレーションソフトを利用した中和反応の学習 横浜市立境木中学校 27
7 四季の星座観察と天体の日周運動 横須賀市立坂本中学校 15
8 エネルギーの有効利用をテーマにした“ものづくり”活動 福岡教育大学附属小倉中学校 25
9 プールの環境調査 厚木市立 依知中学校 25
10 自ら学ぶ力を育てる理科学習指導法の研究 行橋市立今川小学校 27
11 川の魚を調べよう 厚木市立南毛利小学校 25
12 手作り望遠鏡で月を観察しよう 愛川町立中津小学校 25
13 大楠山の自然(植物・動物・水系・その他)の研究  横須賀市立池上中学校 25
14 豊かな自然観を創っていく子どもの育成 横浜市立伊勢山小学校 25
15 大型演示実験、サイエンスショーと興味関心を引き出す効果について 伊勢原市立山王中学校 30
16 豊かに表現し、学び合う中で基礎・基本の定着を図る理科学習 横浜市立井土ヶ谷小学校 25
17 新素材を利用したモーター模型の制作 横須賀市立追浜中学校 25
18 科学する心と力をもった子どもの育成 北九州市立熊西小学校 30
19 総合的な学習の時間と相互の関連と発展を図る理科(環境教育)の授業の創造 北九州市立池田小学校 30
20 地域の「人・もの・こと」を活用した環境教育の実際 直方市立新入小学校 25
21 子ども一人一人の発想と素材の特徴を生かしたものづくり 北九州市立 高見小学校 30
22 自然環境と自分との関わりを深める理科学習 福岡市立博多小学校 27
23 中学校理科における環境教育カリキュラムの基礎的研究 福岡市立友泉中学校 25
24 若久小ビオトープを活用した教材及び教育方法の開発と実施 福岡市立若久小学校 30
25 身近な事例を生かした環境・エネルギー教育方法の開発と実践 福岡教育大学附属福岡中学校 25
26 理科教育における環境教育の実践 福岡教育大学附属久留米中学校 25
27 科学館等と連携したジュニアサイエンスの育成に関する実践的研究 福岡市立松崎中学校 30
28 小学校における燃焼の授業を通じた環境教育プログラムの開発 宇美町立桜原小学校 27
29 福岡市内の水族館、植物園と連携した理科授業 福岡市立和白丘中学校 25
30 メタファーモデルを生かした相互評価活動を重視し,生活と自然事象のきまりをつなぐ理科の授業づくり 福岡教育大学附属久留米小学校 25
31 豊かな自然観を創っていく子どもの育成~5年生「流れる水のはたらき」の単元を通して~ 横浜市立釜利谷南小学校 25
32 ものづくりや諸機関との連携を通して、科学への興味を高める理科教育 北九州市立 陣山小学校 30
33 豊かな自然観を創っていく子どもの育成 ~知のネットワークを広げる理科学習~ 横浜市立小山台小学校 25
34 ミラクルフルーツに含まれる味を変える物質の体験とその栽培 横須賀市立浦賀中学校 25
35 天体観測による大気汚染状況の把握 横須賀市立坂本中学校 15
36 メダカを手がかりにした地域河川の教材化 伊勢原市立子ども科学館 27
37 自分の考えを創り出す理科学習~メタファーを生かして~ 横浜市立戸部小学校 25
38 生き物が好き 自然が好き そんな自分が だーい好き 横浜市立岡村小学校 25
39 豊かな自然観の育成 横浜市立菊名小学校 25
40 豊かな自然観を創っていく子どもの育成  横浜市立南小学校 25
41 折り紙ヒコーキを作ろう 厚木市立鳶尾小学校 25
42 豊かな自然観を創っていく子どもの育成 横浜市立青木小学校 25
43 既存の岩石園を生かす自然学習環境整備に伴う学習プランの構築 伊勢原市立成瀬小学校 27
44 城ヶ島の地質案内の作成とその教材化の研究 横浜市立谷本中学校 27