日産科学振興財団

理事長挨拶

 日産科学振興財団は昭和49年、日本の学術、文化の向上を目的として設立され、主として自然科学分野の有意義な研究に対して幅広く助成をおこなってきました。平成16年度以降は、更なる活動の強化を図るため『教育・環境問題・技術の発展』という三つの主要テーマに重点化し、活動を展開してまいります。

次に財団の三つの主要テーマについてご説明いたします。

1.将来を担う子供たちの教育は最も重要な課題と考え、科学、環境問題、モノ作り、クルマ等に興味と関心をもってもらうことを目的とした教育を促進する活動を行います。私達が子供たちにかける時間、労力、そして資源は、賢明な社会への投資となり、将来的に大きなリターンを生み出すことに繋がるのです。

2.環境問題に関わる研究として、二酸化炭素の削減、有効なエネルギー源、環境に優しい交通手段、地球温暖化防止対策への助成をおこないます。環境問題への理解を深め環境に優しい解決策を見出すことで、社会に真の長期的なメリットをもたらすことができます。

3. 技術の発展とは、自動車業界とクルマを使う方々に役立つ安全と環境に関わる研究活動の促進です。技術の開発は、クルマ社会に暮らしている私たちにとって現実的な取組みであり、世界中のクルマ利用者に影響を及ぼします。

以上のように、日産自動車と日産科学振興財団は、共に長期的な意義ある価値という目標を共有し、人々の生活を豊にすることを目指し、社会に貢献していきたいと考えております。
これからも当財団は、科学と社会の力は深く関わりあっているという信念のもと、有意義な活動を行ってまいります。

日産科学振興財団
理事長 志賀 俊之